長野市は善光寺の門前町として古くから発展してきていますが、現在人口は約366千人と、それほど大きな都市ではありません。
しかし、東京から新幹線で1時間20分ほどで来ることが出来るので、県外や国外から多くの観光客が来て賑わいます。
長野駅は、善光寺の阿弥陀如来の「十八番の願」にちなんで、善光寺から18丁(約2km)の位置に明治21年に作られています。
そんな長野駅から善光寺までの道には色々なお店があり、そして長野駅周辺にもホテルや飲食店が集積している感じです。
今回、宿泊したホテルも長野駅のすぐそば。仕事を終えてホテルにチェックインして、仲間と2人で食事をしに行ったのが「炭問屋 だいだらぼっち本店」です。
昨年夏にも同じメンツで、これまた長野駅近くにある支店「だいだらぼっち 二の坊」にお邪魔したことがあり、こちらで紹介しています。
ちなみに「だいだらぼっち」とは、全国に伝わる巨人伝説の呼び名のことです。
「炭問屋 だいだらぼっち本店」は、名前の通り炭火で焼かれた料理がウリの一つで、長野産の食材を使ったご当地グルメなどを楽しめる、とても人気があるお店なのです。
そのことを知っていたので、2週間以上前に予約を入れてありました。
当日、予約時間の前、18時頃に到着すると、案の定、すでに店内は混雑していました。
我々は2名だったのでカウンター席に案内されます。
カウンター内では3~4名の人が調理をしていましたが、皆さん、手際よくこなされていて、料理が出てくるのも素早かったです。
メニューです。こちらは、この日のおすすめかな。
ドリンク。他にも定番メニューがありました。たぶん、こちらのお店の料理はハズレはないと思います。
お通しは、「だいだらぼっち 二の坊」と同じく、七輪で干物を炙って食べます。
まずは生中ジョッキ(キリン一番搾り539円)で乾杯!
では頼んだものです。前回「だいだらぼっち 二の坊」でも頼んで美味しかったものを中心にリピートしています。メニュー内容も似ていました。
まずは、「長いもの竜田揚げ(740円)」。前回も頼んでいて、大ぶりに切られた長いもを揚げ立てで食べますが、サクッとした食感で美味しかったです。
「雲仙ハムカツ(580円)」も同じく前回頼んでいます。こちらも分厚くカットされたハムでジューシーな仕上がり。
こちらは「野沢菜の天ぷら(580円)」で、こちらもリピートです。
「生サバの炭火焼き(1,200円)」は少々お高いですが、脂がのったサバを、こちらのほうで炭火で焼いてくれます。
炭火で焼かれるとよりサバ自体のうま味が抽出される感じがしました。
「厚焼き玉子」はネギ入りで850円。
最後の締めとして「信州サーモンといくらの土鍋ご飯(1,848円)」を頼みました。
土鍋で長野コシヒカリが炊かれ、その上に信州サーモンといくらが乗せられた逸品。お店の人がかき混ぜてくれましたが、ご飯が輝いています。
ただ、土鍋にご飯がくっついていて最後まできれいに取ることが出来ませんでした。おこげもなかったです。
では、最後に生ビールのあと頼んだアルコールについて。
私はクラフトビールで、「松本ブルワリー」の「MATSUMOTO Session(松本セッション)IPA」を頼みました。
数種類のアメリカンホップを使用したIPAで、柑橘系のすっきりした飲み口でした。
そのあとは「ハイボール(495円)」です。
もう一人はサワー系を頼んでいました。
以上を飲み食いして2人で1万円強。大体予想通りで満足度は高いです。
11月の中旬で夜は寒かったですが、お店にはひっきりなしにお客さんが入ってきていて、予約のない人はすべて断られていました。さすがに人気ですね。ご馳走様でした。
炭問屋 だいだらぼっち本店
長野県長野市南石堂町1420 石堂ビル
TEL 050-5869-1017
17:30〜25:00(L.O.24:00)