あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:鳥越

蕎麦屋さんというと、何となくご年配の男性が蕎麦を打っているイメージがあります。

今日紹介するのは、珍しいかもしれない、女性蕎麦職人のお店です。

このことはお店に行って初めてわかりました。

お店の名前は「八ッヤエ門」、発音がわかりませんが、この家の屋号かな?
八ッヤエ門 (2)

場所は白山市の旧鳥越の端っこ。河原山の集落にある古い民家を使って、元々焼肉・ホルモン食堂だったところをきれいにして利用していました。

新店情報を見つけて調べてみると、これまた珍しい、蕎麦粉で作るガレットがメニューにあるではないですか!?

ガレットはフランスブルターニュ地方で食べられる蕎麦粉で作るクレープのようなもの。南加賀ではほとんど食べさせてくれるお店はありません。

それと、意外に日本蕎麦のお店でガレットを食べられるところもほとんどないのです。

梅雨の中休みでいいお天気の休日。オープン時間の11時少し過ぎた時間に到着。先客はお一人いらっしゃいました。
八ッヤエ門 (20)

むかしの農家の家の造りで、囲炉裏がありますね。
八ッヤエ門 (6)

入って驚いたのが、女性の方お二人が切り盛りされていたこと。なのでガレットがあるのですね!?

お聞きすると、蕎麦も自家製手打ちです。

メニューです。
八ッヤエ門 (4)

蕎麦がメインですが、ちゃんとガレットメニューもありました。
八ッヤエ門 (12)

デザートガレット。
八ッヤエ門 (7)

海鮮丼まで。
八ッヤエ門 (17)
冷たいそば茶とそばかりんとう&クッキーが出されます。
八ッヤエ門 (13)

お店のエアコンが故障中で店内が少し蒸し蒸ししていたので、ガレットを食べるのもどうかな?と思ったのですが、そこは初志貫徹。

「はちみつとチーズのガレット(990円)」を頼みました。
八ッヤエ門 (15)

出されたのがこちら。

サラダとコンソメスープが付いていて、ハチミツは栃の花の蜜です。

少しおこげがあるガレットでしたが、しっとりとした食感。そばとはちみつ+チーズの風味がマッチしたガレットで、美味しかったです。

余談ですが、ガレットは出されるまでだいぶ時間がかかりました。頼んだ時、10分ほどかかります。と伝えられたのですが、たぶん、30分ほどかかったと思います。

私の方は全然問題なかったのですが、お店の方が恐縮され、こちらのデザートガレットの「フローズンミックスベリーのチョコがけバニラアイス」をサービスで出していただきました。
八ッヤエ門 (18)

こちらも美味しかったです。ありがとうございます。

妻は1日8食限定と書かれていた、手打ち田舎蕎麦の「ぶっかけ蕎麦(1,400円)」を頼んでいました。冷たい蕎麦です。
八ッヤエ門 (14)

具はなめこ・大根おろし・山菜・天かす。それにかつお節とネギも添えられていました。

私も一口食べましたが、いわゆる女性らしい(?)蕎麦ではなく、太くて噛み応えのある蕎麦。しっかり蕎麦の風味を楽しむことが出来ます。

さて、この辺りは蕎麦の産地もあり、そばのお店も多数の激戦地。女性が打つ蕎麦とガレット。新風に期待です。ご馳走様でした。

八ッヤエ門
石川県白山市河原山町ハ-60
11:00~15:00
月・火休日

お菓子のお店はあまり紹介していませんが、今日は焼き菓子のお店の紹介です。

白山市旧鳥越地区に今年1月に新しくオープンした「bake torigoe(ベイク トリゴエ)」。

フリーペーパー「Favo」で編集に携わっておられた女性の方が起業されたお店です。

オープン当初から知ってはいましたが、私は甘いものはそれほど得意ではないので、冒頭書いたようにお菓子のお店はあまり取り上げてこなかった関係で、これまで行くことがありませんでした。

今回、鶴来まで行ったついでに立ち寄りお菓子を買うことにしたわけです。
ベイク トリゴエ (7)

お店はかわいい造りで、大きな窓が印象的です。
ベイク トリゴエ

店内は明るく、多くの焼き菓子が並んでいました。
ベイク トリゴエ (6)

本当は2階にイートインスペースを設けて、焼き菓子とドリンクを自然の景色を眺めながら楽しめるようにする予定でしたが、諸々の事情でまだそうなっていません。しかし、そろそろ準備開始をすると話されていました。

我々は今回、テイクアウトで買い求め、私にとっては珍しく家で食べることに。

では、買い求めたものを紹介します。

こちらのお店、昔ながらの蜜蝋を使って焼き上げた、フランスの伝統菓子「カヌレ(324円)」がウリのようで、もう残り2個しか残っていなかったので、我々はそのうちの1個を買いました。
ベイク トリゴエ (12)

バニラにラム酒の香りがほのかに香る、もっちりとした食感のカヌレでした。

こちらは「ラムとパイナップルのヴィクトリアサンド(496円)」。
ベイク トリゴエ (14)

「ラム酒を効かせたバタークリームとトロピカルな甘さのパイナップルのジャム」が使用されているようです。それほど甘くなく美味しかったです。

「チョコレートブラウニー(453円)」はずっしりと重量感があり、しっとりとなめらかな食感。濃厚な味です。
ベイク トリゴエ (10)

カカオ56%以上のチョコレートを使用しているビターさがちょうどいい感じの「ブラウニー」でした。
ベイク トリゴエ (11)

「厚切りバターパウンドケーキ(324円)」は、アーモンドパウダーが入った、しっとり食感のケーキだそうで、厚切りでボリュームもありましたが、こちらは母が一人で食べています。

甘いものを家ではほとんど食べることが無い私ですが、たまに食べると、おいしくて印象に残る焼き菓子でした。ご馳走様でした。

bake torigoe(ベイク トリゴエ)
石川県白山市下野町ロ182-3
水・木・土・日
11:00~16:00(売り切れ次第終了)
月・火・金曜休
(ただし祝日は営業)



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白山市の旧鳥越といえば蕎麦が有名です。

夏の時期はその鳥越の蕎麦の収穫時期ではありませんが、夏の暑い時期は冷たい蕎麦が恋しくなります。

今日は白山市に3年ほど前にできたJA白山ファーマーズマーケット「よらんかいねぇ広場」に行ったついでに店内併設のお店で蕎麦を食べてきたので紹介したいと思います。

昨今、各地のJAの直売所が至る所にできているようですが、その土地土地の農産物や加工品を一堂に集めて思い思い買い求めることができるということで人気です。
一向衆蕎麦 (10)

建屋内に、「いっぷく処 一向衆蕎麦」というお店があって、鳥越産の二八蕎麦を食べることができます。

店名に「一向衆」という文字が付けられていますが、旧鳥越は戦国時代、一向一揆により治められていたことがあったことから付けられているのです。

お盆前の日曜日に行きましたが、お昼少し前の時間帯で「よらんかいねぇ広場」店内は混み合っていました。

「いっぷく処 一向衆蕎麦」の店内はそれほど広くはありませんでしたが、それほど混雑していませんでした。セルフサービスのお店で女性の方一人で切り盛りされています。
一向衆蕎麦 (2)

食券機で食券を買ってオーダーします。「地元鳥越手打ちそば」と書かれていますね。
一向衆蕎麦

お店のメニューはこんな感じです。食券機にはほかのものもありました。

蕎麦中心ですが、うどんもありました。
一向衆蕎麦 (7)

私はこの中から「山菜おろしそば(税込620円)」を頼むことに。暑い日だったので冷たいぶっかけです。蕎麦は冷たいのができますがうどんはできないようです。
一向衆蕎麦 (8)

「地元鳥越手打ちそば」と書かれていますが、この店内で手打ちされているわけではなく、どこかの製麺所から持ってきているのでしょう?

つゆはそれほど特徴があるわけではないと思いましたが、蕎麦はもちっとした弾力があっておいしかったです。
一向衆蕎麦 (5)

妻は「山菜とろろそば(税込680円)」でした。蕎麦はざるで頼んでいますが、ぶっかけとざる両方チョイスできるのはいいですね!?

営業はランチタイムだけですが、買い物でふらっと立ち寄って蕎麦でも食べるといった使い方ができるので重宝するかもしれません。ご馳走様でした。

いっぷく処 一向衆蕎麦
TEL 076-273-3002
石川県白山市井口町に58-1
 よらんかいねぇ広場内
11:00~14:00
無休


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北陸新幹線が金沢まで開通してから、東京など都会から石川県に「Jターン」「Iターン」「Uターン」などされる方が増えたようです。

今日紹介します白山市のバードハミング鳥越の近くにある「カミノカフェ」のオーナーご夫妻もそんなおニ人です。

「カミノカフェ」は、のどかな山あいの田園地帯にあるカフェで、まさかこんなところにおしゃれなカフェが!と驚きます。

2018年11月にオープンしていますが、わたしはこれまでオープンしていることを知りませんでした。

奥さまが金沢のご出身。ご実家のほうはまだ金沢にあるそうです。東京でご夫妻共々グラフィックデザイナーをされていましたが、ご両親の介護などもあって、こちらに、いわゆる「Jターン」されてきたのです。

金沢でないところがこだわりです。旦那さまは福島のご出身で石川ではありません。

元々は大きな牛舎だったところで、いまは使わなくなったので3分の一ぐらいでしょうか?オーナーさんからお借りしているようです。

2年ほどかかけてコツコツとお二人でリノベーションしたそうです。細部まで色々こだわっていることがわかります。凄いですね!

グラフィックデザイナー、カフェ経営、そして農業もやられているという3兼業とお忙しいのではないかと心配してしまいます。
カミノカフェ

ご覧のように大きな建屋で、紫色にペイントされている部分がカフェになっています。
カミノカフェ (6)

こちらのかわいいドアを開けて中に入ります。
カミノカフェ (8)

牛舎だった関係で屋根が高く開放的な空間。1階はカウンター席とテーブル席。
カミノカフェ (28)

窓際にもカウンター席があって、奥には大きな暖炉が設置されていました。
カミノカフェ (26)

デザイナーのお二人なのでインテリアが素敵でした。
カミノカフェ (29)

またお店の一角に、地元農家さんの野菜が売られていました。
カミノカフェ (7)

2階にも席があって、今回我々は2階一番奥にある、下の写真の席に座ることに。
カミノカフェ (11)

見晴らしもよく、窓から緑一杯眺めながらくつろぐことが出来ます。
カミノカフェ (17)

こちらからは、元牛舎で、いまは倉庫として使われているところを見ることが出来ました。赤いのは米の直播栽培用の肥料だそうです。
カミノカフェ (16)

こちらがメニューです。
カミノカフェ (13)

カフェで夜は営業されていないので、食事メニューはそれほど多くはありません。カレー系が主ですね。

「グリーンカレー(税込800円)」がおすすめなようで、妻はそちらを頼みます。
カミノカフェ (20)

私も一口食べましたが、ココナッツミルクでマイルドなスパイシーカレー。美味しかったです。

私は鶏肉が苦手なので、こちらの「キーマカレー(税込800円)」を頼みました。
カミノカフェ (21)

これが美味しかったです。トマトの酸味と複雑なスパイスの香り高く、最初口当たりが甘いのですが徐々に辛さが口の中に広がる感じで、好きなタイプのカレーです。
カミノカフェ (19)

プラス税込200円で、こちらの野菜サラダを頼むことが出来るので、こちらも一緒がいいでしょう?
カミノカフェ (24)

あと妻のほうは、冬季限定の自家製にんじんジュース(税込550円)を頼んでいました。上野産のニンジンとリンゴをミックスしてあります。粗めで粒を舌に感じるほど、そして凄く甘くて美味しいジュースでした。

ここは遠くから来て食事やお茶をするに値するお店です。素敵なお店でした。おすすめです。ご馳走様でした。

※この内容は4月初めに行った時のものです。現在、営業時間や営業形態が変わっているかもしれませんので、ご確認の上、ご参考に願います。

カミノカフェ(KAMINO CAFE)
石川県白山市上野町フ-11-1
TEL 090-1844-3080
金・土・日のみ営業
10:00~18:00
月~木曜、祝日休


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今日は白山市にあるバードハミング鳥越というスパ施設の隣に、ある意味ひっそりとあるパン屋さんを紹介します。

お店は「ぱんの実々」という名前で、むかし前を通って、こんなところにパン屋さんがあるんだ!?と思っていたところです。

失礼ながら決してきれいな外観ではなかったので、その時はそのままスルーしていました。^^;

今回、鳥越に行く機会があり、パン屋さんを検索したら、こちらのお店が見つかりました。そこで少し調べてみると、カレーパンが美味しいということがわかり行ってみることに。
ぱんの実々

こちらがそうです。いわゆるプレハブのユニットハウスを利用したお店です。

店内は狭く、隣接してパンの製造工場が併設されています。
ぱんの実々 (2)

しかしパンの種類は思っていたより多く、主に惣菜や菓子パンが多い感じでした。

私はその中から、以下のパンを買い求めました。

こちらのお店は、特にカレーパンが有名で人気があるということで当然それを買い求めます。

最初、お店に並んでいませんでしたが、お聞きするとちょうど出来上がったところで熱々のを袋の入れてくれることに。ただ残念なのは明日の朝食で食べるので熱々のをその場で食べることは出来ません。
ぱんの実々 (9)

「スペシャルカレーパン(180円)」。形状が面白いです。少しハート形?のような三角形です!
ぱんの実々 (17)

切ってみるとこんな感じ。これがなかなかスパイシーでカレーの風味とコクもあって美味しかったですよ。

カレーパンの紹介として店内のPOPで書かれていたのは「カレー専門店のこだわりシェフ直伝の本格派」ということでした。こだわりのカレーパンですね。
ぱんの実々 (14)

そして同じカレーパンですが、トマトカレーパンも買いました。
ぱんの実々 (16)

切ってみると、中に玉子が入っています。カレーパンとは違ってトマトの酸味とカレー自体も少し甘口でした。
ぱんの実々 (11)

こちらはフランスパン仕様の「れんこんサラダ(170円)」。
ぱんの実々 (15)

半分に切ると、なかにはたっぷりのレンコンとしめじが入っていました。マヨネーズ味でした。れんこんのサクッとした食感も良かったです。
ぱんの実々 (12)

あと、こちらの「ツナマヨパン(170円)」と、
ぱんの実々 (13)

「黒豆パン(160円)」も買っています。

やはり人気のカレーパンだけあって、我々が店内にいる間に次々とお客さんが入ってきます。

多くの方はカレーパンが目当てのようでした。ちょうどタイミングよく出来上がりを買うことが出来ましたが、もしどうしても買い求めたいという方は事前に電話で予約をされたほうがいいと感じました。ご馳走様でした。

ぱんの実々
石川県白山市上野町ヤ30
TEL 076-254-2080
9:00~17:30
月曜休


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