昨年11月23日に公開された映画「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」をご覧になった方も多いでしょう。
私も観ました。まぁ、奇想天外というか、ある意味ばかばかしい映画でしたが笑えました。
さて、先週、所用があって滋賀県へ。朝早めに家を出発。琵琶湖を左まわりで向かいました。
映画でも重要な役割?をしていた滋賀県の「とび太くん」をたくさん見ることが出来ました。
この飛び出し坊や(飛び出さない坊や)は滋賀県八日市市(現・東近江市)内に設置されたのが始まりとされていますが、交通安全の啓発を目的に使われています。
では本題です。
まずは湖西の国道161号沿いの高島市にある近江最古の大社「白鬚神社」。
延命長寿・長生きの神様として知られています。琵琶湖の中に建っているのが大鳥居。
あいにくの曇り空だったので少し映えませんが、天気のいい日はいい写真が取れそうなポイントでした。
白鬚神社
滋賀県高島市鵜川215
お次は、近江八景「堅田の落雁」で名高い浮御堂。
寺名は海門山満月寺。臨済宗大徳寺派の寺院です。
歌川広重の版画に描かれていたり、松尾芭蕉も句を詠んでいます。
お堂では笛を吹いている方がいらっしゃいました。
こちらも天気がいい日はいい撮影ポイントですね。
浮御堂(満月寺)
滋賀県大津市本堅田1丁目16-18
こちらの写真は早咲きの菜の花が満開の景色。
琵琶湖マリオットホテルの近くにある第1なぎさ公園に咲いている菜の花畑です。
満開できれいでした。
琵琶湖と比良山地の山々をバックに映える写真を撮ることが出来ますが、見頃は例年1月下旬~2月上旬頃までなので現在はもう無理かな?
この日はあいにくの空でしたが多くの人が見に来ていました。
ちなみに夏はひまわり畑になるようです。
第1なぎさ公園 菜の花畑
滋賀県守山市今浜町2876
この後、守山の街中に移動して、ぜひ一度見てみたかった隈研吾氏が手掛けた公共施設である「守山市新庁舎」と「守山市立図書館本館」を駆け足で見学してきました。
まずは昨年8月に共用を開始した「守山市新庁舎」。
隈研吾建築の特徴が外観からド迫力で迫ってきます。なかなかのファサードですね。
庁舎内の撮影は個人情報が映り込まなければokということで、庁舎内も写真を写しました。
開放的で1階のスペースはゆったりとした空間。
天井部分には彼が「プランク(羽目板)」と呼ぶ、杉板を隙間を空けて並べる手法で構成されています。建築コスト削減にも一役買っています。
こちらは2階から1階を見た景色です。
守山市役所新庁舎
滋賀県守山市吉身2丁目5-22
最後の紹介は「守山市立図書館本館」です。
こちらは2018年11月にオープン。本館は「本の森」と呼ばれていて、こちらとは別に北館があって「本の湖」と呼ばれています。
本館は隈研吾建築都市設計事務所単独の設計ですね。
外観は木材パネルがストライプ柄で組まれ、こちらも隈研吾氏らしい感じですが、市役所に比べておとなしい?です。
内部は広くて吹き抜けとなっているため開放的。やはり木がふんだんに使われていて落ち着いた空間。平日にも関わらす多くの方が読書などをしていました。
ちなみに内部の撮影は基本NGでした。
ちなみに内部の撮影は基本NGでした。
今回は駆け足で琵琶湖周辺を巡ってきましたが、滋賀県にはまだまだ見どころがあるようなので、また改めて訪れてみたいです。
守山市立図書館本館(本の森)
滋賀県守山市守山五丁目3番17号
守山市立北部図書館(本の湖)