あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:金目鯛

大阪は相変わらずのホテル不足で、なかなか予約がままなりません。

インバウンドの需要が圧倒的で、間際に決まる出張者にとっては、厳しい状況が続いています。

今回は新しくできたホテルに何とか予約を入れることができましたが、料金も高値安定の感がしますね。

さて、今回、いつもより北側に位置するホテルだったため、夜の食事も南船場にしました。

このあたりはむかし大阪に住んでいたところに近いエリアで、知っているお店もあったのですが、この日は、こちらのお店が気になって仲間と4名で行ってみました。

日本酒が復権してから久しいですが、全国の酒蔵では多くの種類の日本酒が毎年売り出されるようになってきました。

特別酒や限定酒・季節酒などのうたい文句のも多々あって、百花繚乱、楽しいといえば楽しいのですが、選ぶのに苦労するかもしれません。

そんな時は、お店の人が料理に合わせて出してくれるお酒を決めてくれるというのは、ある意味安心感があると思います。

この日は最高気温が38度、最低気温も28度という猛暑の日でした。

これだけ暑い日だと、夜の街も歩く人が少なかった気がします。
多満喜 (20)

お店は日宝土地建物の管理する雑居ビルの1階の小さな飲食店街の一番奥にあります。
多満喜 (19)

狭いお店です。カウンター席5つと4人掛けのテーブル席が2つのみ。
多満喜 (3)

予約はコースのみで、そのコースも「酒肴セット(日本酒付)」の1種類でした。

しかし、このコースが素晴らしい内容で、3,980円(税抜)で5種類の料理と、5種類の日本酒が付いてくるのです。

一品一品の料理のボリュームはそれほど多くないのですが、内容と味はとてっも満足できる内容でおすすめです。
多満喜 (5)

まずは、めちゃ暑い日だったので生ビールで乾杯です。
多満喜 (8)

先付は、岩牡蠣でした。
多満喜 (9)

あわせるのは三重県四日市市の酒蔵「タカハシ酒造」の「天遊琳」。冷酒でフルーティな味わいの酒でした。白ワインのような風味も感じられて岩牡蠣にもぴったり!

岩牡蠣もジューシーで大阪で食べられるのはうれしいです。

お造リは、金目鯛、鯛、鱧。
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鱧は定番の梅肉ソースで。金目鯛も脂が乗っていました。

こちらに合わせてくれた日本酒の名前は忘れました。^^;
多満喜 (12)

焼物・揚物は、こんな感じで盛り合わせ。

揚物はワカサギのような感じですが、でも時期的に違いますよね?何だったのだろう?説明してくれたはずですが、こちらも忘れました。^^;

中には白身魚のウニたれ焼が隠れています、周囲のあしらいとして、もずく酢・あずき貝など。

今回は鱧がふんだんに使われていますね。酒は新潟の「白龍」でした。
多満喜 (14)

煮物は、鱧と茄子。酒は三重県名張市の「瀧自慢」。熱燗で出されます。さらっとした舌触りでした。

最後は、この暑さの中ですが「鱧鍋」!
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普通はクジラハリハリ鍋が出されますが、事前に鱧に変えてもらいました。
多満喜 (18)

ハリハリ鍋は関西ではおなじみの鍋料理で、鯨肉と水菜だけのシンプルな鍋ですが、鱧に替えてもらったからか、水菜以外にも色々な食材がたっぷり入っていました。

水菜の食感が大事な鍋で、シャキシャキしてよかったです。出汁も上品で鱧に合いました。

この鍋に合わせてのお酒は、埼玉県飯能市の五十嵐酒造の「天覧山」で、こちらも熱燗で。

鍋に熱燗は冬にはいいですが、さすがに猛暑の中では遠慮して、私は生ビールも追加でオーダーしました。

熱燗好きな方がいらっしゃったので、その方が美味しそうに飲んでいました。

いかがでしたでしょうか?この内容で3,980円(税別)は安いと思いませんか?味の面でも満足できるコースでおすすめだと思います。ご馳走様でした。

多満喜(たまき)
大阪府大阪市中央区南船場3-1-7
 日宝東心斎橋ビル1F
TEL 06-6121-2434
月~金
11:30~14:00
月~土
17:30~23:00(L.O.22:30)
日祝休


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出張に行くと、ひと仕事した後に会社の仲間と一緒に夕食を食べることが多いです。

その時に利用するのは、やはり居酒屋が圧倒的に多くなります。

色々なものを皆でつまんで飲み食いするほうが楽しくて、美味しく食べることができますから。

さて、この日は神保町の「魚百」というお店に伺いました。

今回は4名でお店にお邪魔することに。
魚百

2階もある大きなお店で、作りは昭和の、それも40年代を彷彿とさせてくれる作りとなっています。
魚百 (20)

内装も、そんな昭和のイメージに統一していて、いわゆる大衆居酒屋のイメージを演出しているようです。

サーブしてくれる女性が威勢のいい感じで、何となく「市場」に来ているみたいな気分にさせてくれます。酒も「もう一杯!」なんてついつい飲み過ぎてしまいそうな雰囲気でした。^^;

我々は予約を入れてあり、2階の席に案内されました。
魚百 (4)

まずは、生ビールとお通しのきんぴらごぼう。
魚百 (16)

そしてテーブルに置かれていた、「タコブツ100円!」の文字が目に飛び込んできたので、当然それを注文。これは2人前です。数量限定です。
魚百 (5)

また、お店としては相当刺身に自信があるみたいで、皆さんにすすめていました。生の魚は足がはやいので、早目に仕入れた分を売り切ってしまいたいということもあるのかもしれません。
魚百 (2)

この日の刺身の種類は、こんな内容でした。色々な地域で獲れた魚が並んでいます。産地が書かれているのは安心できます。
魚百 (9)

盛合せもありましたが4人だと量的に少ないと思い、我々は「かつおの塩たたき(800円)」「カイワリ(800円)」「炙り〆サバ(750円)」の3種類を頼んでシェアすることに。

「カイワリ」とは聞きなれない魚ですが、アジの一種で、西日本ではヒラアジやシマアジと呼ばれています。

東京で食べる刺身としてはいいと思いますが、かつおのたたきはまだしも、他のは鮮度的に地元石川で食べる魚に比べると落ちますね?

かつおの塩たたきはさっぱりして美味しかったです。

高級魚「金目鯛の煮付け」も950円という破格の値付けだったので、興味本位で頼んでみました。
魚百 (10)

これは脂も乗っていて美味しかったです。
魚百 (7)

これは「玉ねぎとトマトの塩昆布サラダ(550円)」。塩昆布がいい塩梅でした。
魚百 (12)

「塩ベーコンの炙り焼き」は、身の厚いベーコンをいい感じで炙っていたので美味しかったです。
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こちらのほうは私が頼んだものではないので不明ですが、「地鶏塩レバー炙り」だったかな?
魚百 (6)

お酒は私は、生ビールの後はハイボールを2杯飲み、他の人は日本酒を色々頼んで飲んでいました。
魚百 (11)

この「イカわたホイル焼き」は日本酒のアテに最高だったようです。
魚百 (14)

日本酒メンバーは漬物も頼んでいました。

以上を4名で飲み食いして、一人5,500円強。お酒もだいぶ頼んだようなので、まぁ、思っていた通りの値段といえるかもしれません。

「魚百」というお店は神保町界隈では、リーズナブルに美味しい料理を楽しめるお店として有名なようです。その片鱗を垣間見た気がします。ご馳走様でした。

魚百
東京都千代田区神田神保町1-2
TEL 03-3291-1295
ランチ月~金
1階 11:30~14:00
ディナー月~金
1階 17:00~23:00(L.O.22:00)
2階 17:30~23:00(L.O.22:00)
[土・祝]
1階 15:30~23:00(L.O.22:00)
日曜・GW・お盆・年末年始休み



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久しぶりに静岡に出張があり、夜は仲間と飲みに出かけました。

十千花前
毎回静岡駅近辺に宿泊するのですが、今回選んだのは「十千花前」というお店です。じっせんかぜんと読みます。十千花前というネーミングは変わっていますが、どんな意味があるのでしょうか?
十千花前 (21)

清水市に本社がある「なすびグループ」というところが運営しているお店で、素材本来の味を「煮込む」「焼く」という基本を大事にして調理して、お客に提供してくれるようです。「焼く」については備長炭で焼いていますね。
十千花前 (5)

まずはお通しと静岡麦酒。静岡麦酒もコクがあって後口も爽やかなビールでした。
十千花前 (7)

静岡といえば「生しらす(650円)」。石川でもいまが旬です。ネトッとした舌触りですが生姜醤油でさっぱりと食べます。
十千花前 (14)

こちらも名物、鰹のたたき。本格的な藁焼きで780円。
十千花前 (8)

これは「十千花前風おでん盛り合わせ おまかせ六種(980円)」。

静岡だと、魚粉に味噌だれで食べる静岡おでんが有名ですが、なすびグループのお店の本拠地です。清水市にも清水おでんというのもあるらしいのです。黒はんぺんがネタとしては特徴的ですが、これは普通のおでん、いわゆる関東煮でした。

たまご、さつま揚げ、だいこん、ちくわぶ、たけのこでした。上品な出汁で、出される時にも炭火で炊かれたまま食すので、熱々のまま食べることが出来ます。
十千花前 (16)

こちらの「十千焼き5種盛り合わせ(1,100円)」は、厚揚げ、こんにゃく、玉子、牛すじ、牛ホルモンです。八丁味噌で煮込んであります。
十千花前 (20)

地魚のなめろう(650円)は、この日はスズキ。スズキのなめろうは珍しいかも?

静岡は金目鯛も有名ですが、同じく名物のお茶と組み合わせた「金目鯛の茶味噌焼き(880円)」というのも頼みました。
十千花前 (17)

茶味噌とは変わっていますが、お茶の葉のようなものが金目鯛に見えると思いますが、ほんのりとお茶の味がして美味しいです。
十千花前 (12)

お酒は静岡麦酒の後、「地酒三種飲み比べ(900円)」を3つ頼み各自で飲み。

その後「三ヶ日ミカンハイボール(430円)」「正雪辛口純米(730円)」と「英君の特別純米(900円)」などを頼みました。だいぶ飲みましたね。^^;
十千花前 (18)

お酒はご覧のように、盃の上に透明な升、そしてグラスのミニタワーになっています。
十千花前 (19)

すこし、おつまみが足りなかったので「骨せんべい(210円)」も頼みます。この日は太刀魚。これもこの値段で量も多く、酒のアテには最高でした。

以上飲み食いして3人で一人5千円弱。このコスパは良かったし、個室で邪魔されずに楽しめ、料理の味も美味しかったので、おすすめのお店です。ご馳走様でした。

十千花前(じっせんかぜん)
おでん、串焼き、創作料理
TEL 054-280-0888
静岡県静岡市駿河区南町3-2
静岡駅から261m
17:00~24:00
http://www.nasubi-ltd.co.jp/jissen/

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