あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:金沢市

今日は久しぶりに金沢市にあるパン屋さんの紹介です。

わざわざ金沢までパンを買いに行くことはないのですが、土曜日に金沢方面まで用事などで出かけることがあると、よさげなパンのお店を探して行くことがあります。

今回伺ったのは金沢市内から金沢港へ向かう金石街道沿い(実際は少しわき道に入りますが)にある「パン工房 バビロン」です。
パン工房 バビロン (7)

創業が1978年なので、今年がパン屋さんを始めてからちょうど40年の節目の年。今のご主人は2代目です。
パン工房 バビロン1

お店の方の了解を頂き店内を写します。小さなお店ですがパンの種類は豊富です。
パン工房 バビロン (5)

こちらは豆パンの元祖のお店のようです。またクロワッサンも人気があるようです。
パン工房 バビロン (6)

家に帰ってから原稿を書くために調べていてこのことはわかったのですが、私は両方とも買い求めていました。見た目も美味しそうだったのでしょう?我ながら天晴れ!

では買い求めたものを紹介します。

私はこちらの「カルツォーネ(税別220円)」。形が大きな餃子のようなパイ包み形状のパン。
パン工房 バビロン (11)

「カルツォーネ」は両面焼きペイストリーの一種ターンオーバーで、イタリアではピザと同じ生地を使って中に具を挟んで折り畳み焼き上げるものです。

中にはフィレッシュトマトとツナが入っています。ほどよい酸味で美味しいパンでした。

「豆パン(税別140円)」はお手頃なお値段。
パン工房 バビロン (8)

パンの値札に書かれていたのは「前後バビロンの店長のおじいちゃんが小麦粉に金時豆をくるんだことから金沢中に広がりました」ということ。ここが発祥のお店だったのですね!?おじいちゃんの代は和菓子屋さんだったようです。必然的に出来たパンですね。
パン工房 バビロン (9)

「ハムクロワッサン(税別180円)」は、一般的なクロワッサンとは形や食感が少し違っていて、巻き貝のような形で、生地もサクッというクロワッサンの食感を味わいながらも、しっとりとした食感もするという、独特なクロワッサンです。中にハムが入っているのも納得でした。
パン工房 バビロン (10)

「チーズカナディアン(税別190円)」は全粒粉(グラハム)生地でコロコロチーズが入っています。上にはお砂糖もかけられていて弾力のある食感のパンでした。

これらのパンも美味しかったようです。

南加賀のほうのパン屋さんは相当紹介してきましたが、金沢のほうはまだまだ行ったことがないお店が色々あります。

今後はこちらのお店にも負けない色々なパン屋さんについても紹介していきたいと思います。ご馳走様でした。

パン工房 バビロン
076-268-6779
石川県金沢市藤江南3-168-17
7:00~19:00
日曜休


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金沢は江戸時代、加賀百万石の城下町で、武家と町民の文化が花開いた土地です。

そんな江戸時代の繁栄があったからこそ、いまの文化観光都市「金沢」が成り立っているとも言えます。

街中には江戸時代からあった施設が今でも色々残っていますが、多くは建て替えられたり取り壊されたりしています。

そんな歴史的な価値のある建物を残そうと、金沢市では「湯涌江戸村」という江戸時代の建物を集めて、展示を兼ねて保存している場所があります。

今日は、その「湯涌江戸村」の紹介です。
湯涌江戸村

「湯涌江戸村」へは、過去いつごろ行ったのか記憶も定かではありません。

大学を卒業してからすぐ県外に出ていたので、たぶん、大学時代か、その前でしょう?

ただし、元々は、いまは無き白雲楼ホテルの近くにあったので、私が行ったことがあるのは、そちらの旧金沢江戸村のほう。いまの場所にある江戸村には行ったことがありません。

旧金沢江戸村は1997年に閉鎖。その後、2003年から移転作業が始まり、徐々に主要な施設を移転して2010年9月に今の場所にオープンしています。

村内の歴史的建造物は国の重要文化財、または石川県・金沢市の有形文化財に指定されています。

今回はとても暑い日に行きました。夏は園内をまわるのが大変ですね!?^^;
湯涌江戸村 (3)

入口を入るとすぐ見えるのは、国の重要文化財の指定を受けている旧松下家住宅。金沢市泉新町にあったものを移築しています。
湯涌江戸村 (14)

近郷の農民相手に種物商を営むと共に茶店も兼ねた町家で、内部は立派ですね。

こちらも国の重要文化財に指定されている「旧鯖波本陣石倉家住宅」。立派な建物です。元々は福井県南条郡南越前町にあったものを移築しています。
湯涌江戸村 (4)

内部も広く、昔の問屋さんで、大名などの身分の高い侍が宿泊する場所である本陣としても利用されていた当時の繁栄が忍ばれますね。
湯涌江戸村 (6)

内部には当時使われていたであろう籠もありました。
湯涌江戸村 (11)

元文部大臣の永井道雄氏や政治家の永井柳太郎氏の生家だった旧永井家住宅もありました。
湯涌江戸村 (13)

永井柳太郎氏が幼少のころ使っていた木製のそりなども展示されていました。

あと、農家のエリアもあったりしましたが、こちらの紹介は割愛させていただきます。是非皆さんも行ってみてください。

しかし、真夏の時期はさすがに屋外を歩くのはしんどいです。園内には売店もないので、のどの渇きを癒す場所がないからです。

このあたりは、少し検討の余地があるのでは?と思いました。
湯涌温泉

あと、湯涌温泉の共同浴場「白鷺の湯」の近くにある「金沢湯涌夢二館」。
湯涌温泉 (3)

こちらでは「金沢湯涌夢二館コレクション展」をやっていました。
湯涌温泉 (4)

テーマは「夢のふるさと ―夢二の郷愁と異国情緒―」です。期間は9月24日の祝日まで開催されています。

湯涌温泉界隈も見どころが色々。たまには金沢の奥座敷にも訪れてゆっくりしたいですね。

湯涌江戸村
石川県金沢市湯涌荒屋町35-1
TEL 076-235-1267
9:00~17:30(入園は17:00まで)
火曜休園(休日の場合はその翌平日)
12月29日~1月3日は曜日に関係なく開園
入園料は一般大人300円


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石川県の方でTVで紹介されたひとのなか、個人的に非常に印象に残っている方がいます。

そのお一人が、イグ・ノーベル賞という「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられる、いわゆるノーベル賞のパロディー版の賞を受賞した金大名誉教授の廣瀬幸雄さんです。

その賞は「ハトに嫌われた銅像の科学的考察」という研究に対して与えられたもの。当時、金沢大学の教授だったことで、へぇ、こんな人が石川県にいるんだ!と、とても印象に残っていました。

そして昨年1月11日放送の日本テレビ、所さんの「1億人の大質問!?笑ってコラえて!」の新春2時間SPで再度紹介されていたのを偶然観て、より記憶に残っていたのです。

そんな方に、何と!偶然にもお会いすることが出来ました。

湯涌温泉に行った時、夜のバーベキューパーティまでの空いた時間を過ごすために、近くにカフェがないかどうか探して見つけたお店「ビタルコーヒー」です。

湯涌温泉から医王山の麓のほうに車を進めること20分。どんどんと山の中に入っていきます。途中、本当にこんなところにカフェがあるのか心配になってきました。
ビタルコーヒー (15)

そうしたら突然視界が開けて、ご覧の山小屋ロッジ風の建物に到着。ここが「ビタルコーヒー」でした。

金沢のこんな山の奥にコーヒー専門店があったとは驚きでした。

家に帰ってから地図で調べたら、医王山スポーツセンターの近くで、金沢市内からはそちら側から来た方がいいみたいですね。^^;

さて、お店に入るまでは、ここが廣瀬幸雄さんのお店だとは全く知らずに、ちょうどお店が閉店間際だったときで廣瀬さんがお帰りになる所に遭遇。コーヒー好きの妻のほうが廣瀬さんのことに気が付いたのです。
ビタルコーヒー (2)

いまは引退されて、現在は金沢大学の名誉教授。77歳でした(この内容がアップされる頃は78歳になられています)。

帰り際でしたが、少しお話もすることが出来てラッキーでした。

廣瀬さんは日本コーヒー文化学会副会長なども歴任していて、コーヒーにも造詣が深いことで知られています。
ビタルコーヒー

他に疑似戸室石の開発、山中温泉と水素水の研究など、幅広い分野で研究をされていて、とても話好き。楽しかったです。
ビタルコーヒー (6)

店内には暖炉もあって、こんな山の中ですが、冬期間も営業しているということをお聞きしてびっくりしました。
ビタルコーヒー (12)

色々な分野でこだわりを持つ方なので、コーヒーもサイエンスされています。(笑い)

焙煎機の内釜に戸室石をプラズマコーティングし、よりコーヒー豆の内側からも熱が伝わり、ふっくらと豆の組織を壊すことなく仕上がる効果を持つ遠赤外線焙煎をしていたり、真空状態にした炉に水素を入れて焙煎する水素焙煎機の製造に世界で初めて成功し、酸素に触れることなく焙煎できるようにしたり、さすがイグ・ノーベル賞を受賞された方。研究熱心ですね。
ビタルコーヒー (4)

コーヒーのメニューはこちら。
ビタルコーヒー (7)

私が頼んだのは、「テアニン珈琲(500円)」。お茶の成分を含んでいるコーヒーのようです。比較的軽めの煎り具合で飲みやすかったです。
ビタルコーヒー (8)

妻のほうは「水素焙煎珈琲ブレンド(600円)」。水素焙煎珈琲と遠赤外線焙煎珈琲のブレンドです。

ちなみに100%水素焙煎珈琲は何と!1,500円でした。
ビタルコーヒー (9)

こちらはサービスで出してくれた、しば舟のようなお菓子です。

意外なところで出会いがあり、楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございます。そしてご馳走様でした。

ビタルコーヒー
石川県金沢市俵町サ甲8
TEL 076-229-0910
10:30~17:00
月曜休(祝日の場合は営業)


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「ハム&ゴー」は「おまめ舎」という会社が運営するカフェブランドです。


あと、「ファンタブル(FUNTABLE)」というカフェも経営していて、こちらについても私のブログで過去に紹介したことがあります。
ハムアンドゴー (7)

その「ハム&ゴー」の3号店が香林坊アトリオの地下1階にあります。

ここは、前はソニープラザだった場所で2017年1月にオープンしています。多くの人が集まる場所にあって、いつも賑わっているのを見ていましたが、今回私は、7月の真夏日の休日に金沢を歩いて、のどが渇いたのでいっぷくをしに初めて入ることにしました。

「ハム&ゴー」のコンセプトは「ちょっとすてきなひまつぶし」。
ハムアンドゴー (6)

カフェに併設された食品・雑貨・文具なども店内で売っていて、カフェそのものがライフスタイルを提案するようになっています。

お店のサービス面を含めたイメージ的にはスタバを連想させてくれるものでした。
ハムアンドゴー (5)

カフェはセルフ方式で、先にカウンターでオーダー。番号が入ったスタンドが渡されます。そして席で待っていると、お店の方が運んでくれます。水もセルフです。また、帰るときには返却口に戻すことも必要です。
ハムアンドゴー

さて、我々は暑い日だったので、コーヒーではなく冷たいドリンクを頼むことにしました。
ハムアンドゴー (8)

私は「その日のグリーンジュース(Small480円)」。本当はレギュラーサイズを頼んだのですが、ちょうどSサイズ分しかなったため、そうなりました。^^;

色々体に良さそうな素材が一杯入っていて美味しかったですよ。
ハムアンドゴー (9)

妻のほうは「自家製ジンジャエール(Reguler480円)」。さわやかな酸味もほどよく、すっきり飲みやすい味でした。

お店自体はご飯メニューも色々あって、コーヒーもハンドドリップとフレンチプレスやエスプレッソも楽しめる、使い勝手がよさそうなお店です。

大和での買い物のついでに休むのもいいのではないかと思います。ご馳走様でした。

ハム&ゴー コーヒーアンドストック 香林坊アトリオ店
HUM&GO# Coffee and Stock
石川県金沢市香林坊1-1-1
 香林坊アトリオ B1F
TEL 076-225-8018
10:00~19:30(L.O.19:00)
不定休(香林坊アトリオの休みに準ずる)


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暑い夏にはバーベキュー?と思っていましたが、最近はあまり経験していないことに気が付きました。^^;

歳とともに、あんまり暑いときには敬遠するようになってきたからかもしれないです。^^;

今回、夏の鮎とジビエパーティがあるということで、久しぶりに出かけてきました。
つばき (4)

場所は金沢市「季節料理 つばき」。昨年の新年会のときに一度お邪魔したことがあります

その時は、野菜ソムリエでフードコーディネーターのつぐまたかこさんご夫妻、クックパッドの小竹貴子さん、「食」のライターHさん、チーズシュバリエ(いまはオフィシエに昇格)のMさん、地元放送局の方などとジビエ料理を楽しんできました。もっとも、私は肉が苦手で、当然ジビエもダメ!一人寂しく飲んでいました。^^;

今回は、夏の宴ということで、川魚が主体と思っていましたが、やはりジビエ系の肉が多かったです。^^; 私は食べ物も残念ですが、車ということでアルコールも飲めませんでした。
つばき (2)

お店の場所は、湯涌温泉へと向かう道の途中に、ご覧のような古民家を改装して使っています。

お店で提供される肉や川魚は、ハンターであるご主人が山から調達してきたものが主体。野菜は近所の農家さんからの調達された、いわゆる地産地消のおいしさを愉しむことが出来ます。
つばき (6)

この日はいいお天気で、外のバーベキューコーナーで楽しむことに。しかし、暑い日に炭火の熱さが加わり、日が沈んだ後でも暑かったです。^^;
つばき (18)

メンバーは前回から小竹さんが抜けて、つぐまさんの関係の方々が追加で参加、計13名が揃いました。
つばき (20)

猟は冬期間だけですが、ちょうど前日に駆除要請があって、イノシシの大型サイズの獲物が手に入ったということで、新鮮なイノシシと鹿の肉がありました。もちろん、ご主人が仕留めた獲物です。
つばき (38)

こちらは肩ロース。
つばき (28)

鮮度抜群のレバーも焼いて食べます。食べていないので味はわかりませんが、食べた人によると臭みもまったくなくとても美味しかったそうです。臭みがないのは血抜きがポイントだそうです。
つばき (7)

私が食べたものは、前日にこちらもご主人が釣ってきた若鮎。焼くのは串に刺して別の焼き場で焼かれて出されました。
つばき (15)

これは美味しかったです。もちろん頭からガブリです。
つばき (27)

天ぷらは鮎に、野草のカンゾウ・ミツマタ・昼顔など。普段食べたことがない野草ばかりです。
つばき (30)

野菜はきれいな色のトマト。
つばき (31)

きゅうり。
つばき (39)

最後の〆として出されたのは、鮎の炊き込みご飯。上品な味付けで鮎のうま味を活かした仕上がりで、これがまた最高でした。

ちなみに、お酒のほうも色々出されていましたが、飲んでいないので割愛します。^^;

なお、今年の秋のメニューのウリはすっぽん料理になるそうですよ。

ちなみにお店は、夜は予約の一組のみとなっていますので、予約の上お出かけください。ご馳走様でした。

季節料理 つばき
石川県金沢市上中町己1-2
TEL 076-229-0010
11:30~21:30
14:00~18:00(夜は要予約)
火曜休


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