今回、軽井沢に行って訪れたかったお店の一つが、今日紹介する「離山房」です。
少しミーハーですが、ここは、今は亡き元ビートルズのジョン・レノンが、軽井沢滞在中によく訪れていたところなのです。

私が中学生になって洋楽を聴きだしたころビートルズは既に解散していましたが、熱狂的なファンではありませんでしたが、やはり偉大なグループであり、特にジョン・レノンの神秘的な雰囲気やメロディラインが好きでした。
さて、ジョン・レノンがよく訪れたという「離山房」。軽井沢での主要な観光地からは少し離れたところにあります。
ちなみに今のお店のオーナーは創業時の方ではないそうで、「離山房」というお店の名前の名付け親は作家の水上勉氏です。
名前の通り、市街地から離れた本当に森の中にあって、軽井沢でもまだ静寂な環境が残る場所。ジョン・レノンもそんな静かな環境が好きだったのかもしれません。
お盆休みの期間中だったので、最初さぞかし混んでいるのだろうと思っていましたが、レンタサイクルでお店の前を通ったら駐車場にも車が一台止まっていて、お店の中も空いていたのがわかったので入ってみることにしました。
店内にはジョン・レノンと家族の写真が飾られています。そして中は、木のぬくもりを感じる空間でした。
我々はお店の中ではなくテラス席に座ります。この席はちょうど暑くもなく寒くもない気温でした。レノン一家はこのテラス席をいつも利用していました。目の前は緑一色。空気も澄んでいて凛としています。
その緑の中に一軒の東屋(あづまや)があり、こちらでジョン・レノンはよくお昼寝をしていたそうですよ。

メニューはこんな感じです。
我々はレノン一家がよく飲んでいたという、開店以来の定番であるブルーベリージュースを飲むことを決めていたのでそれを一つ。

ブルーベリージュースは、ナチュラルな優しい味でした、

もう一つはアイスコーヒーです。こちらはなかなかの深煎りの味でした。
ビートルズやジョン・レノンのファンの間では聖地と言われるお店のようで、短い時間でしたが、ジョン・レノンになったような気分にさせてくれたひと時でした。ファンならずとも訪れる価値があるところだと思います。ご馳走様でした。
離山房(りざんぼう)
長野県北佐久郡軽井沢町長倉820-96
TEL 0267-46-0184
10:00~17:00
(8月は9:00~17:00)
冬季休業(12月から3月)
水曜休