あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:越前そば

福井県嶺北地方でそばのハシゴ旅をしました。

時々するのですが、今回は坂井市の2軒。

まず今日は福井市にもほど近い閑静な住宅街にひっそりとある「そば工房 垣市(がいち)」。場所は「アル・プラザ アミ」のお隣です。
そば工房 垣市

住宅を改装されてお店にしていました。

ご主人は定年後に蕎麦の道に入った方で、永平寺の門前のそば店で8年間修業をされて今のお店をオープンされています。

行ったのは7月の3連休の日曜日。

ちょうど開店時間の11時に到着して一番乗りでした。
そば工房 垣市 (3)

中は6人掛けのテーブル席と、小上がりの座卓が2つのこじんまりとしています。
そば工房 垣市 (6)

営業時間は昼間の3時間のみ。お休みもしっかりとられていました。
そば工房 垣市 (4)

お品書きです。シンプルですね。冷たいそばのみのようです。

そばは、そば粉10に対して小麦粉を1加える「外一(といち)」で打っていますが、10割そばはダイレクトにそばの風味を強く感じることが出来ますが、のど越しの良さは少し小麦粉を加えることで良くなるのでそうしているそうです。

この日はそばのハシゴ旅なので、こちらでは私は「とろろそば(850円)」を頼むことにしました。

妻の方が「おろしそば(700円)」を頼んでいて、少しずつシェアして食べています。
そば工房 垣市 (7)

こちらが「とろろそば」です。福井のそばにしては細めにきれいに切りそろえられていました。そば湯も同時に出されています。
そば工房 垣市 (8)

見た目にもエレガントなそばで、確かにとろろも相まってのど越しよく胃の中に消えていきました。美味しいそばでした。

こちらは妻の「おろしそば」です。
そば工房 垣市 (12)

福井の「おろしそば」にはカツオの削り節が付きものですが、こちらのお店ではそばの風味を大切にしたいということでかけられていません。辛み大根もいい塩梅でした。

つゆはさっぱりとした感じで、薄口しょうゆで上品な色合い。みりんが効いていました。

最後にこちらの「そばだんご」がサービスで出されました。まぁ、サービスというより最初から込みなのだと思いますが。
そば工房 垣市 (10)

そばの実ときな粉たっぷりかけられていて、程よい甘さで美味しかったです。

ご主人のそばに対する想いが現れている美味しいそばでした。ご馳走様でした。

そば工房 垣市(がいち)
福井県坂井市春江町江留中29-5-17
TEL 0776-51-6503
11:00~14:00
火・水曜、第1・3土曜、第4日曜・月曜休

前にブログで紹介したことがある福井県坂井市の「越前坂井辛み蕎麦」。

こちらのHPに「越前坂井辛み蕎麦」の定義として、以下のことが書かれています。

一.「福井県産そば粉を使用している」こと。
二.「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆをぶっかけている」こと。
三.「辛さの度合いを3段階にわけて提供する(R指定なし、R-12指定、R-15指定)」こと。

登録店の相当数のところへはすでに食べに行っていますが、個人的に好きなそばです。

今日は久しぶりに「越前坂井辛み蕎麦」の登録店の紹介になります。
そば処みの吉

紹介する「そば処 みの吉」。場所は三国の九頭竜川の河口沿いにあって、少しわかりにくいところでした、

こちら、あわら市のファーマーズマーケットきららの丘内にもお店があるのですが、何度か立ち寄っても諸々で振られてまだ未訪問。こちらが本店(三国店)となります。

福井県産そば粉での十割そば、そして手打ち・手切りにこだわっていて、なかなか貴重なお店かもしれません。
そば処みの吉 (4)

訪れた12:25頃。先客の方がお一人いらっしゃいました。
そば処みの吉 (2)

メニューです。福井県のそば店としては種類が多いです。うどんやソースかつ丼までありました。

こちらは福井のエリア情報誌に掲載されたメニューですね。

しかし私はこちらに来る前に、同じ三国にある「谷川製めん所」でうどんを食べてきての2軒目だったので、最初から食べるメニューを決めていました。

ボリュームがそれほど多くない「おろしそば(700円)」です。

「越前坂井辛み蕎麦」ということで、辛さを選べるようになっていました。

私は当然「辛い(R-15指定)」でお願いします。
そば処みの吉 (5)

出されたのがこちら。そば湯となぜかチョコレートが添えられていました。
そば処みの吉 (6)

越前そばは「おろしそば」が有名ですが、「越前坂井辛み蕎麦」は冒頭も書きましたが「大根おろしの絞り汁にダシを合わせたつゆをぶっかけている」こと。

大根おろしそのものは見えず、絞り汁なので少し泡立っています。辛さは個人的にはちょうどいい感じでした。
そば処みの吉 (7)

そばは手打ち・手切りで太さが少し不揃いでしたが、噛み応えがあるそばで美味しかったです。写真のピントが合っていないのでですみません。

ボリュームはそれほどでもないので、2軒目の私にとっては助かりました。

次回はあわら市の支店の方にも行ってみます。ご馳走様でした。

そば処 みの吉
福井県坂井市三国町新保42-3-1-7
TEL 0776-82-1668
11:00~14:00
木曜休



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個人的に好きな越前おろしそば。

先日も越前市の4代続く老舗蕎麦屋「森六」を紹介したばかりですが、今回、GWに帰省してきた長男のリクエストで永平寺町の人気店「けんぞう蕎麦」に行くことに。
けんぞう蕎麦

「けんぞう蕎麦」には、ちょうど9年前の同じくGWに食べに行っていて、こちらで紹介しています
けんぞう蕎麦 (5)

2021年のミシュランプレートにも選ばれている人気店です。

さて、GW中は予約は受けていないということで、朝お店に電話して開店時間を確認しました。

ちなみに9年まえも同じく確認してから向かっていますが、その時は25分ほどの待ち時間でした。

今回、通常11時開店ですが、10:45ごろ開店ということをお聞きしたので、少し早めの9時半前に家を出て10:10ごろ到着。その時点で7組のお客さんがすでに待っていました。

開店時間の10:45になり、その時点で1時間以上の待ち時間とのアナウンス。お店の方のお話では、最近ではGWの超混雑時は3時間待ちのこともあるようで、すごいですね。

我々は1巡目では入店できず、そのあと20分ほど待ってやっと案内されました。結局55分ほど待ったことになります。

オーダーは待っている間にしていて、席について5分ほどでそばが出されました。
けんぞう蕎麦 (7)

こちらがお品書きです。

そばのメニューはシンプル。「おろしそば」と「けんぞうそば」。

「おろしそば」は、越前おろしそばでぶっかけ。「けんぞうそば」は、辛味大根の絞り汁に自慢の特製だしつゆを加えてつけて食べるそばです。

前回は2人だったので、この2種類を頼んで食べていますが、この日は4人だったので「〇合そば」という名前で何人前からのそばを「おろしそば」と「けんぞうそば」の両方の食べ方で楽しめるメニューを頼むことにしました。
けんぞう蕎麦 (11)

頼んだのは「六合そば(4,740円)」。ご覧のように6つに巻かれたそばがざるに盛られて出されます。
けんぞう蕎麦 (8)
けんぞう蕎麦 (9)

ネギと削り節、大根おろし入りの特製だしは各別盛りで出されます。

「福井県産と北海道産のそば粉をブレンドした打ち立ての十割蕎麦」で、強いコシがあって風味を強く感じます。人気なのがわかりますね。
けんぞう蕎麦 (10)

辛味大根のしぼり汁を使用した汁にダシを少し加えた「けんぞうそば」は、珍しいので子供たちも初体験。辛いと言いながら美味しいと食べていました。
けんぞう蕎麦 (12)

こちらは「おろしそば」としての食べ方です。
けんぞう蕎麦 (14)

六合だと足りなかったので二合を追加。一合790円で追加が可能でした。
けんぞう蕎麦 (13)

そば湯ももちろん出されます。

ちなみに、このGWから、こらまで現金のみだったのが、キャッシュレス決済対応可になっていました。

帰るときに駐車場の車は県外ナンバーがほとんど。2時間以上待っても食べたい蕎麦ってすごいですねご馳走様でした。

けんぞう蕎麦
福井県吉田郡永平寺町松岡春日3-26
TEL 0776-61-1481
火~金11:00~14:00
土日祝11:00~15:00
※麺が無くなり次第終了。
月曜休(祝日の場合営業,翌日休)



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福井と言えば「越前そば」。そして「越前そば」といえば「おろしそば」です。

個人的には蕎麦は「おろしそば」が好きです。なので当然「越前そば」が大好きです。

特に辛み大根をたっぷり乗せてぶっかけで食べるところがいいですね。

今日紹介する越前市の「森六」。

ネットでは越前そばの名店ということで、妻と越前市に行った折に食べてきました。

この日は平日だったのですが、念のため、オープン時間に到着するよう向かいました。

10分ほど前に到着すると待っているお客さんはいなくて、最初のお客さんとして入店することが出来ました。
森六

歴史を感じる佇まいです。明治4年創業というのが建物の風情からもわかります。
森六 (3)

店内は狭く、そしてコロナ禍対応となっているため8名分しか席がありませんでした。これだとお休みの日は順番待ち必須です。
森六 (5)

人気店らしく著名人のサインがたくさん掲げられていました。
森六 (4)

メニューはシンプル。基本蕎麦メニューしかありません。

「おろしそば」は二八と十割の2種類。妻と2人でその2種類を頼みシェアすることにしました。

この後、もう一軒別なお店でランチを食べようと思っていましたが、「おろしそば」は小盛のサイズなのがうれしいです。
森六 (7)

こちらが「十割おろしそば」。数量限定で福井県産そば粉十割で打たれています。
森六 (10)

こちらは二八の「越前おろしそば」。

両方とも鰹節がたっぷり乗せられていました。
森六 (9)

ビジュアル的にはそれほど違いがありませんが、十割のほうが少し色が黒いのと太い気がします。

大根にこだわりがあるようで、ねずみ大根、青首大根、信州地大根、練馬大根の4種類の大根を自家栽培。各種の特徴を生かして汁だけとか分別して使うほどなのです。

しぼり汁はすごく辛いです。十割そばの個性に負けないほど。このそばに適した汁ですね。

「十割おろしそば」はのど越しでつるりと食べるタイプではなく、しっかりとしたコシというか、よく噛んでそば自体のおいしさを味わうそばでした。

そばの風味を強く感じます。

「越前おろしそば」は二八なのと少し細めなので、こちらの方はのど越しよく食べることができました。
森六 (8)

こちらはそば湯です。

このあともう一軒行く予定だったので、この量しか食べませんでしたが、この後行かない予定だったらもう一杯食べたくなるほどおいしいそばでした。ご馳走様でした。

森六
福井県越前市粟田部町26-20
TEL 0778-42-0216
火~金
11:00~14:00
土・日・祝
11:00~15:00
月曜 第3火曜休(祝日の場合は営業 翌日振替休業)



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石臼で粗挽きした手打ち十割そばを食べさせてくれるお店「そば処 松晶」。
松晶

アルビスの幸町店の近く、JRの高架脇にあります。

基本お昼しか営業していません。そば屋さんが意外にお昼のみの営業のところが多いですね!?

「そば処 松晶」へは過去何度かお邪魔したことがあって、前回は約3年前にお邪魔しています
松晶 (3)

しばらく行かないうちに、ご覧のように色々メニューの種類が増えていました。

こちらはベーシックなお品書きです。
松晶 (4)

「そば処 松晶」では、いつも3種類の産地のそばを楽しめることができます。この日は「えちぜん(福井)」「ほっかい(北海道)」そして「とちぎ(栃木)」です。

前にお邪魔した時は「えちぜん(福井)」は大野で「とちぎ(栃木)」は日光産でした。
松晶 (11)

私は産地の違いが分かるほどそばに関してわかっているわけではないので、このあたりの違いについては知る由もありません。

私は「鮭とイクラのおろしそば(税込1,480円)」を頼むことに。おろしは普通と辛味大根が選べて、私は辛味でお願いしました。
松晶 (7)

そばでは珍しい組合せだと思います。そばは「とちぎ(栃木)」で最初からぶっかけでした。

鮭にも塩気がありました。
松晶 (9)

かき混ぜて食べると、いくらは箸に掛からずに最後まで残ってしまいました。小さなスプーンがあるとよかったかも知れません。もしくはいくらは別盛りでお好みで掛けてもそのままで食べてもといった選択できたらいいかも?

辛味大根はいい辛さでしたね。

妻のほうは「もりそばのかき揚げ2個付き(税込1,280円)」です。そばは「えちぜん(福井)」を選んでいました。
松晶 (8)

かき揚げを一個もらいましたが、揚げ立てサクサクで美味しかったです。
松晶 (10)

最後にはそば湯をお願いします。
松晶 (6)

こちらの写真は、ちょうど1巡目のお客さんが帰った後で写したものですが、我々が食べている間にもお客さんは次々入ってきていました。人気のお店です。そしてご馳走様でした。

そば処 松晶
石川県小松市八幡町111  
TEL 0761-27-1294
11:00~15:30(蕎麦が無くなり次第閉店)
木曜休

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