あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:観音下

小松市にあるお店の中で食べログで4点以上をつけているところは2軒しかありません。

一つは「SHOKUDO YArn(ショクドウ ヤーン)」で、もう一つが今日紹介のオーベルジュ「オーフ」。4月7日時点で4.16点です。
オーフカフェ (16)

すでにいかれた方はご存じでしょうが、小松にもこんなところがあるのだ!と思うほどのオーベルジュとレストラン。私はちょうど昨年の桜の季節にお邪魔していて、こちらでディナーを紹介しています

オーベルジュなので基本は宿泊してディナーと朝食を楽しむという形ですが、一応、宿泊なしで食事のみも可能です。しかし、それなりの出費を覚悟しないといけません。

そんな人気のオーベルジュで気軽に食事をするランチのメニューが設定されているのです。
オーフカフェ (6)

それが併設のカフェで食べることができるハンバーガーの「オーフバーガー」です。

今回、「布橋十二ヶ滝」まで桜を見に行ったついでにランチで食べてきたので紹介します。

いいお天気の月曜日で、まさに花見日和。

11時半ごろ到着すると、宿泊客の方が数名帰られようとしていました。その方たちは「オーフバーガー」をテイクアウト用で買っていました。
オーフカフェ

ハンバーガーメニュー。
オーフカフェ (7)

こちらはドリンクメニュー。

ハンバーガー(1,500円)とドリンクがセットだと200円引きになるので、我々はそうしました。

ハンバーガーは4種類。私は「BLAバーガー」。頭文字でベーコン・レタス・アボカドの3種類がバンズにパティともども挟まれていて、能登牛を使用した肉汁たっぷりの自家製パティに味と食感でアクセントを加えてていました。
オーフカフェ (8)

ボリュームたっぷりで焼き方もGood!これで1,500円はお値打ちな感じがしました。
オーフカフェ (15)

なお、バンズは小松市の人気ベーカリー「穀雨」の特注バンズが使われていました。
オーフカフェ (9)
妻は「ベーコンチェダーチーズバーガー」です。最初に設定された「オーフバーガー」がこちらのようで、濃厚なチェダーチーズがきいていました。
オーフカフェ (11)

ドリンクは、私は「自家製ハーブスカッシュ(770円)」、
オーフカフェ (12)

妻は「自家製クラフトコーラ(770円)」を頼んでいます。クラフトコーラがなかなか面白い味でした。
オーフカフェ (10)

人気のオーベルジュの味を機月に楽しむことができる「オーフバーガー」。おすすめです。

Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)
石川県小松市観音下町口48
TEL.0761-41-7080
11:00~15:00(L.O.)
火曜・水曜休(祝日の場合は営業)
※オーフバーガーは1階のカフェで提供

今日はGW中に利用したカフェについて。

GWは遠出しないとそれなりに時間が空きます。GW後半、子供たちが帰省していたので近場を色々まわったり、「ガルガンチュア音楽祭 2024」に行ったりしました。2軒はその合間に利用しています。

まずは「十二ケ滝のこいのぼり」に行ったときに足を延ばして向かったのは「Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)」。
オーフ (7)

Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)」については、「施設・朝食編」はこちら。「ディナー編」はこちらで紹介しています。
オーフ (2)

昼間の時間帯は1階のエントランス&フロントエリアでカフェ営業していて、私もオープン後に一度カフェ利用したことがあります。

この日は長男を連れて行っています。
オーフ

メニューです。
オーフ (4)

私は、温かい日だったので「自家製ハーブスカッシュ(770円)」を頼みました。ミントのスッキリとした飲み口で甘味もあって美味しかったです。
オーフ (3)

長男は「コールドブリュー(600円)」。
オーフ (6)

妻はドリップコーヒー(660円)」と「オーフ・プリン(390円)」を頼んでいました。

コーヒー豆は金沢市の「townsfolk coffee」のシングルオリジンを使用しているようです。

「オーフ・プリン」は私も一口食べましたが、絹のような滑らかの舌ざわりでした。

オーベルジュのほうは、なかなか気軽には利用できませんが、カフェは緑とアートを眺めながらゆったり過ごせるのでおススメですよ。ご馳走様でした。

Auberge "eaufeu"(オーベルジュ オーフ)
小松市観音下町口48
カフェ
11:00~17:00
火・水曜定休日(祝日の場合は営業)

お次は「ガルガンチュア音楽祭 2024」に行ったときに、時間調整と休憩のために入った「カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店」。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (5)

金沢駅の百番街あんと西1階にあります。

ぶどうの森は、レストランからカフェ、洋菓子販売まで色々手広く展開されていますね。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店

メニューです。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (2)

ランチメニュー。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (3)

デザート。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (4)

ドリンク。

我々はドリンクのみ頼みました。

私は歩いてのどが渇いたのでこちらの「柚子ジンジャーエール(605円)」。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (7)

自社製のジンジャーシロップが使われていて、上品な甘さでした。

妻は「自家製ぶどうジュース(880円)」。
カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店 (6)

やはり店名に「ぶどう」と付いているので、1杯は飲まないといけないでしょう…?

自家農園で栽培されたスチューベン種の完熟したものだけを使用してて絞りしているので、ぶどうの味をダイレクトに感じるジュースでした。

冷たいドリンクでリフレッシュできたので、夜の部に備えることが出来ました。ご馳走様でした。

カフェぶどうの森 ファーム金沢百番街店
石川県金沢市木ノ新保町1丁目1
 JR金沢駅百番街あんと西1階
TEL 076-222-1818
11:00~21:00
無休



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昨日まで紹介した「Auberge "eaufeu"(オーベルジュ オーフ)」。
農口尚彦研究所 杜庵 (43)

そこに宿泊したので、やっと農口尚彦研究所のテイスティングルーム「杜庵」に行ってテイスティングすることが出来ました。
農口尚彦研究所 杜庵 (5)

日本酒のテイスティングなので、夫婦とも酒好きの我々だと車での移動はできないからです。
農口尚彦研究所 杜庵 (39)

伺ったのはちょうど桜の季節でした。

さて、農口尚彦氏は「酒造りの神様」と称されるほど有名な杜氏です。

能登杜氏四天王とも言われていて、白山市の「菊姫」を全国に知らしめたことは有名。定年後は加賀市の鹿野酒造などで杜氏をつとめ、91歳の現在でも、「農口尚彦研究所」の現役杜氏として頑張っておられるという日本酒の神のような存在なのです。

「農口尚彦研究所」は日本酒の醸造所として、テイスティングルーム「杜庵」が併設されています。

テイスティングコースは2種類。「基本コース」と「Limited Edition」。両方ともギャラリー観覧と5種類の日本酒のテイスティングとなっています。

我々はこの際なので4,500円と少々お高い値段になっている「Limited Edition」にしました。

このコースでは、酒造り70周年記念イヤーである2018 Vintageで、製造した数々のお酒の中で農口杜氏自らが最高のロットとして選定し複数年に渡り徹底した熟成管理をした限定商品である「Limited Edition NOGUCHI NAOHIKO 01 2018 Vintage」を飲むことが出来ます。

プラス、定番のお酒3種類、そして好きなお酒1種類を選ぶことが出来ました。
農口尚彦研究所 杜庵 (15)

テイスティングコースでは、まずギャラリーを観覧します。
農口尚彦研究所 杜庵 (16)

壁には農口尚彦氏の略歴や偉業をたたえる資料など展示されていました。
農口尚彦研究所 杜庵 (14)

仕込みタンクが並んでします。

そして、テイスティングの部屋に案内されます。
農口尚彦研究所 杜庵 (18)

こちらは茶室をイメージして作られていて、カウンターテーブルは茶室のサイズである4畳半だそうです。そして壁には珪藻土に籾殻が混ぜ込んであるようです。
農口尚彦研究所 杜庵 (19)

テイスティングのラインナップはこれらのお酒。

カウンターにはこのようなセットが置かれていて、おつまみが添えられていました。
農口尚彦研究所 杜庵 (26)

酒粕や麹を使ったもの。発酵のクリームチーズ、ホタルイカの沖漬けなどです。

さて、農口尚彦氏といえば山廃仕込みが有名。定番の3種類とも山廃で、各々お米の種類が「百万石」「愛山」「美山錦」となっていました。

まず出されたボトルが「Limited Edition NOGUCHI NAOHIKO 01 2018 Vintage」。1本38,500。普段ではまず飲むことがない値段の日本酒です。笑
農口尚彦研究所 杜庵 (23)

農口尚彦氏名前を冠していて、酒造り70周年を記念して作られた日本酒。ボトルのデザインは大樋焼、十一代大樋長左衛門の大樋年雄氏。テイスティングルームが茶室を模しているということとも関係があるのかな?

ボトルは左右非対象の形状でした。

あと、選べた1種類は、私はこちらの「春限定酒 農口尚彦研究所 春のしぼりたて 無濾過生原酒 2024」です。
農口尚彦研究所 杜庵 (31)

能作の錫製の酒器で注がれ、うすにごりで濃醇な辛口ですが、味わいに深みとおりによる複雑味を感じる酒でした。
農口尚彦研究所 杜庵 (29)

妻は白いボトルの「有機米使用 純米吟醸 無濾過生原酒 2019 Vintage」にしています。イタリアのグラッパのような感じのボトル。

小松市の契約農家様の有機米(五百万石)を使用して熟成していますが、比較的クリアな味で19度とアルコール度数高め。しかし、華やかな香りで飲み口は熟成感がありました。
農口尚彦研究所 杜庵 (48)

こちらを気に入ったので、1本買い求めています。
農口尚彦研究所 杜庵 (34)

〆には最中アイスが出されました。甘酒のアイスでした。

ちなみにテイスティングは酒量合計は約150ml相当なので、普通にお酒をたしなむ方なら酔っぱらうようなことはありません。

日本酒好きにはたまらないテイスティングなのだと思います。ご馳走様でした。

農口尚彦研究所 杜庵
石川県小松市観音下町ワ1番地1
TEL 0761-41-1227
1日3回開催
① 11:00〜12:00
② 13:00〜14:00
③ 15:00〜16:00
年末年始は休業



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小松市の「石の文化」は日本遺産に認定されています。

その石の産地の内の一つが「日華石」と言われる石が採石される「観音下(かながそ)」。「日華石」は北陸新幹線の小松駅舎にも使われています。
観音下 (5)

採れるのは小松でもだいぶ山あいに入ったエリアで、残念ながら現在は採石は終わっています。
観音下 (2)

採石跡には見学ルートが出来ていて展望台まで上ることが出来るようになっていました。
観音下 (6)

展望台からは、英国人アーティストのジュリー・ブルークさんの「上昇」と名付けた作品を見ることが出来ます。
観音下 (7)

こちらの作品は石切り場に「日華石」を階段状に積み上げた作品で、人が旅に出るような高揚感を表しているようです。

話を戻しますが、昔は「日華石」により栄えた「観音下」も、ご多聞の漏れず過疎化が進み、地区にあった西尾小学校が廃校になったのが2018年のこと。
オーベルジュ オーフ (103)

その後、小松市が主体となり滞在交流施設としてリノベーション。2022年7月にオープンしたのが「Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)」なのです。

オーベルジュの計画が決定した当時、個人的には小松市にオーベルジュなんて!と思っていましたが、1年ほどで全国的に知られるほど有名になりました。

私はオープン前に一度、中を見学させていただいたり、オープン後に1階にあるカフェにお邪魔して、こちらで紹介しています。小学校の各教室が見事に客室やレストランに変貌を遂げていてびっくりしました。

さて、小松市に住む私は小松市の宿泊施設を利用することは基本ありませんが、北陸応援割の時期にオーフ独自割プラン一人20,000円オフというキャンペーンをやっていて非常にお得だったので、そちらを利用。今回初めてオーベルジュとしての「オーフ」に宿泊することができました。

今日は、その施設・朝食編として紹介したいと思います。

施設については前述のカフェに行ったときにも紹介していますが、改めて今回利用した部屋などを中心に書きます。
オーベルジュ オーフ (4)

中に入ると、ホテルのフロントとロビーになっていて、カウンターには「日華石」がふんだんに使われていました。
オーベルジュ オーフ (7)

チェックインもこちらで行います。ウエルカムドリンクは加賀棒茶でした。小菓子が美味しかったです。
オーベルジュ オーフ (8)

建物は小学校の時ほぼそのままをリノベーションしていて、当時の教室などを活かしたレイアウトになっていました。
オーベルジュ オーフ (30)

また、中には現代芸術家の小川 貴一郎氏の作品が数多く飾られています。飾られている作品は、この建物の中や観音下の町中で描かれた絵で、すべて買い求めることが出来ます。数店がすでに売却済みでした。

宿泊したのはデラックスツイン。元は音楽室だったところです。
オーベルジュ オーフ (13)

シンプルでナチュラルなインテリア。客室にテレビはありませんでした。
オーベルジュ オーフ (26)

ドレスルームとバスルーム。
オーベルジュ オーフ (17)

ベットの上にも小川 貴一郎氏の作品が。

館内にはアミューズメント的な設備もなく、館外にももちろんそのような施設がないので、文字通りオーベルジュとしてディナーを楽しむことに特化した宿泊施設です。

そんなディナーについては、明日紹介しますが、今日は朝食について書きます。
オーベルジュ オーフ (91)

ディナーは、いわゆるイノベーティブなフュージョン料理を楽しむことが出来ますが、朝食は純和食でした。これは意外でした。
オーベルジュ オーフ (95)

朝食は「麹朝食」と銘打たれていて、朝の柔らかな陽ざしを一杯感じながら食べることが出来ます。
オーベルジュ オーフ (92)

出されたのがこちら。左上の白いコップに入れられているのは「甘酒」。その下には「蕪煮」。ご飯は小松の蛍米でした。
オーベルジュ オーフ (94)

こちらは「だし巻き卵」「お浸し」「治部煮(筑前煮)」「ぬか漬け」。上品な味付けで、懐かしいおふくろの味とも言えます。味噌汁は白山市の木滑なめこ、通称「でけえなめこ」の味噌汁。麹の風味がきいた味噌汁でした。
オーベルジュ オーフ (93)

この「鰆の麹漬け焼き」は上品な塩気で麹のうま味が出ていました。
オーベルジュ オーフ (97)

食後はコーヒー。紅茶もチョイス可能です。

明日、ディナーについて紹介しますが、この朝食とは全く違う料理だったので、朝食の純和食が光り輝いてみえました。ご馳走様でした。

Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)
石川県小松市観音下町口48
12:00~15:00(L.O.12:30)
※ランチは土日祝のみ営業
17:30~22:00(L.O.18:30)
月~水曜休(祝日の場合は営業)



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