久しぶり?に小田急線沿いの成城学園前駅で下車しました。
先日、札幌のお店「七番蔵」を紹介したときに書きましたが、栗山町出身の板垣さんとご一緒したお店です。
成城学園前駅の改札口出口で待ち合わせ。
さすが高級住宅街として知られる成城。清閑な住宅街です。豪邸が並びます。
駅からまっすぐ、徒歩で数分のところ、まさに閑静な住宅街の一角に「四季膳 ほしや」はあります。
紅色に染め上げた屋号入りの暖簾が目印です。
板垣さんがこちらに私を連れて行ってくれた理由は、ご主人の星谷さんがお店で使う野菜類を近江町市場にある北形青果から仕入れているからです。
特に加賀野菜を積極的に使ってくれているなど、石川県民にとってうれしいお店なのです。
店内は、成城の場所にふさわしい清楚な感じにまとめられています。
こちらのカウンター席に、個室で掘りごたつの小上がり席1つと半個室のテーブル席が2つありました。
お店で出される料理は正統派の日本料理。夜のメニューはこんな感じになっています。
すべてにおいて手間暇を惜しまずに作られる料理の一品一品。加賀野菜は始め素材も吟味されていて、料理が出されるたびに「へぇ~」という驚きがありました。
まずは生ビールと突出しの一品。
そして最初に出されたのが、北海道のシャコとじゅんさいを生でジュレ状の出汁で食べさせてくれています。
使われている野菜のヤングコーンは北形青果から仕入れたもの。あとしし唐ですね。
八寸的に出されたのはタコの柔らか煮、カボチャの煮物、にこごり、焼枝豆、赤イカ炙り。紫陽花の花がきれいです。
お造りは、つぶ貝・鯛・北海道産の本まぐろ・鱒・千葉産の金目鯛。
まぐろは上品な脂が乗っていて美味しかったです。もちろん、他も美味しいですよ。
蒸し物は茶碗蒸しですが、ハモ、ホタテ、ウニ、花穂が具材として使われていました。
揚物は天ぷらで、しいたけ、新じゃが真薯(しんじょ)、五郎島金時、梅干し。ここでも加賀野菜が使われています。
あと焼物らしいこちらは記憶が定かではありません。^^;
締めの食事は稲庭うどん。ツルッと美味しいです。
デザートにフルーツも出ました。
さてお酒の方ですが、私はこの日はワイン系で攻めてみました。
スパークリングです。フランスの「デュック・ド・パリ・ブリュット」。
キレがあってスッキリとした酸味が心地よいスパークリングでした。スパークリングもグラスで提供してくれます。
この後は、白ワイン。こちらもフランスで「ミュスカデ・ド・セーブル・エ・メーヌ」。
ミネラル感があってスッキリな中に深みのある味のワインでした。
あと白州のハイボールも飲んでいます。
板垣さんのほうは日本酒です。
こちらは三重県の木屋正酒造「而今(じこん)」。純米吟醸です。
こちらは栃木県の小林酒造の「鳳凰美田(ほうおうびでん)」。こちらも純米吟醸ですね。
他にも飲んでいましたね!?
以上、二人で飲み食いして締めて2万円以下。この場所で料理のクオリティ、使用する器のセンスの良さ、サービスのホスピタリティなどを考えると、本当におすすめの一軒だと思いました。
そうそう!このお店で板垣さんに新たな出会いがありました!アルバイトでお店を手伝っていた子が板垣さんと同じ高校出身だったのです。それで話が弾んでましたよ!
板垣さん、いいお店を紹介いただきありがとうございました。そしてご主人!ご馳走様でした。
四季膳 ほしや
東京都世田谷区成城6-22-5
TEL 03-6411-2525
11:30~14:30
17:30~22:30