あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:神泉


今日は昨年12月の未公開編です。

12月は師走。「師も走るほど忙しい」という比喩をされることがあります。それほどに色々とあわただしいですよね。

我が家もご多分に漏れず、年賀状、年末の大掃除や年始の準備など諸々あって時間があっという間に過ぎていく感がありました。

年末に石川県を訪れた東京からの友人夫妻との会食についてはすでに紹介していますが、その時のアテンド先の一つに小松市の造り酒屋の「東酒造」がありました。

最近少しご無沙汰していましたが、久しぶりに訪れると母屋がリニューアルされていました。ご主人に案内していただき少し見学させていただきました。
神泉

昔、私が世話人として、新酒ができるころ盛大に「あらばしりの会」を開いていて、懐かしい気持ちになりましたね。

私は運転手で飲めませんでしたが、ほかの3名は色々試飲をさせていただいていてうらやましかったです。

買い求めたのは客人は贈答用数本。私はこちらの2本を買っています。
神泉1

いつものシュワシュワ「神泉にごり酒(1,320円)」と「スプリングオブゴット(1,980円)」です。

「神泉にごり酒」はおなじみの和風シャンパンというような発泡性にごり酒。開栓するとき吹き出し注意です!

「スプリングオブゴット」は金沢酵母を原料にアルコール13%の飲みやすい、すっきりした口当たりの純米吟醸原酒でした。

東酒造
石川県小松市野田町丁35
TEL 0120-47-2302
9:00~18:00
日曜休

お次はパン屋さん2軒で、最初はおなじみの「Bikke(ビッケ)」。

小松でも1・2を争う人気店です。

今回妻が買ってきてくれたパンで、名前が定かではありません。
ビッケ

こちらはナスとレンコンを使ったパンでした。
ビッケ (2)

あと、サンドイッチを2種類買ってきていました。
ビッケ (3)

「Bikke(ビッケ)」のサンドイッチを食べるのは初めてだったかも?美味しかったです。

Bikke(ビッケ)
石川県小松市若杉町2-84
TEL 0761-21-0122
8:00~19:00
月曜・日曜休

最後は同じく小松市の「ベーカーズロリアン」。こちらも人気です。
ロリアン (5)

先ほどのBikke(ビッケ)もそうですが、いつも店内レジのところに行列が出来ています。
ロリアン (4)

今回買い求めたのは、まずは「ベーコンとまいたけのタルティーヌ(321円)」。
ロリアン (9)

角切りベーコン・玉ねぎ・舞茸・ブロッコリー・モッツァレラとエダムチーズとたっぷりの具材が乗せられていてアンチョビソースがトッピングされています。
ロリアン (10)

半分にカットするとこんな感じです。
ロリアン (7)

「ベーコンチーズ(297円)」は温めるとチーズがとろ~り溶けて美味しかったです。
ロリアン (8)

半分にカットするとこんな感じです。

この2個は私と妻でシェアして食べています。味的には少しかぶってしまいました。

「ベーコンエピ(259円)」はフランスパン生地にベーコン、そしてブラックペッパーのみのシンプルな味付けです。
ロリアン (6)

これは娘が食べています。

今年もこの2軒パン屋さんにはお世話になると思います。ご馳走様でした。

ベーカーズロリアン
石川県小松市向本折町ホ75-1
TEL 0761-24-4412
7:30~19:00
火曜休、他不定休あり

今シーズンの加能ガニ漁は好調だそうです。

この季節、シケの日が多く漁に出る漁師さんも大変ですが、収入が比較的多くなるカニ漁が好調だとうれしいですね。

さて、一昨日紹介した「鮨 志の助」でお昼を食べた後、東京からの友人を案内して金沢と小松を巡ってからのディナータイム。

この季節なのでカニを食べたいというリクエストからチョイスしたのが「日本料理 梶助」。こちらへは7年半ほど前に親戚の法事でお邪魔して以来です。

14時ごろまで志の助にて食べている予定だったので、お腹がまだ空いていないと予想。本来雄のズワイと雌の香箱が各1杯付くコース(税サ込43,250円)ではなく、ズワイのみ一人半杯のコース(税サ込20,000円)でご飯とデザートなしでお願いしてありました。これが正解でした。

予定が早めに終わり、17:30にお店に到着。こちらのカウンター4名定員の部屋に案内されます。
梶助

こちらのお店は昔からある割烹で、数年前までは昔ながらの宴会対応の部屋が何部屋かあったのですが、コロナ禍にリニューアルされて家族や少人数グループにも対応可能なお店にシフトしています。
梶助 (4)

まずは生ビールと最初に出された「たらの白子」。ランチでも食べています。
梶助 (5)

「お造り」は甘えび・ブリ・ヒラメ。鮮度がいいです。
梶助 (7)

そして、これから捌かれる活カニがお披露目。

この日の2日前まで悪天候で漁に出られなかったのですが、前日がいいお天気でちょうどいいのが入ったということでした。ラッキーです。
梶助 (9)

まずは氷で締めて生(カニ刺し)で食べます。

なかなか生のカニを食べることはないので、客人は喜んでいました。
梶助 (10)

この後、カニの調理の待ち時間に出された「ぶりかま」を食べながら一杯。脂がのっていました。
梶助 (11)

爪は「焼きガニ」で。
梶助 (13)

甲羅の部分もです。ミソがたっぷりで濃厚!
梶助 (14)

最後に足2本と胴体が蒸しガニで出されました。
梶助 (15)

そして、この後、天ぷらが出されて料理は終わりです。お腹がちょうど満腹になりました。
梶助 (2)

最後に生ビールの後飲んだお酒について。ドリンクメニューはこちら。
梶助 (8)

「神泉 純米吟醸ブルーラベル(3,025円)」はうま味と酸味、後味がスッキリした辛口です。
梶助 (12)

「農口 純米吟醸無濾過生原酒(5,445円)」は石川県の五百万石の有機米を使用した純米酒で優しい口当たりで飲みやすいお酒でした。

私以外の3人は昼から飲んでいて、さらに、こちらに来る前に神泉の東酒造でも試飲を何杯かしているので、この2本は半分くらい私が飲みました。

普段家ではカニと言えば香箱以外食べることはほとんどありませんが、オスの加能ガニは身がたっぷりあるので色々な調理法を楽しむことができるのでいいですね。

以上を飲み食いして一人23,000円強。満足です。ご馳走様でした。
 
日本料理 梶助
石川県小松市大和町141番地
TEL 0761-22-8314
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~22:00(L.O.21:30)
水曜休
日曜日営業は要予約

今年のGWは今日で終わり。皆さんはどのように過ごされたでしょうか?

私は盆正月GWなどの混雑しているときは、宿泊しての遠出はしません。

毎年この時期は近場のイベントなどを楽しんだりして過ごします。

ということで、このGWで行ったところなど紹介します。

まずは、GWの時期に開催される「九谷茶碗まつり」。

過去3年間はコロナ禍のため正常な形で開催することが出来なかったので、今年は4年ぶりの本格開催となりました。
九谷茶碗まつり

こちらの写真は5月5日のものですが、だいぶ賑わっていました。

買い求めたのは、こちらの山本長左の藍九谷。
山本長左

実はこちらは、小さな突起や発色が悪かったり、客数が揃っていなかったりする、いわゆるたまさか品とかB級品と言われるものです。

ちょうど、この皿が一皿だけあって、山本長左の藍九谷の絵柄としては珍しかったのと、妻が気に入ったということで買い求めました。

家で普段使いする皿なので、十分です。

あと「上出長右衛門窯 窯まつり」にも行ってきました。
上出長右衛門窯 (9)

有名な窯元ですが九谷茶碗まつりには出ておらず、毎年同じ時期に窯まつりを行っています。
上出長右衛門窯 (7)

今年は入場料金300円が必要に。それでも多くの人出賑わっていました。

掘り出し物を見つけるのが楽しみですね。

工場見学もできました。

上出長右衛門窯は明治12年(1879年)創業で、現在6代目。「笛吹」の絵柄が有名ですが、海外デザイナーとのコラボ商品を出すなど、色々挑戦をされている窯元でファンが多いことでも知られています。
上出長右衛門窯 (12)

買い求めたのはこちらの長皿赤絵小紋を2皿と、
上出長右衛門窯 (13)

小皿5つです。

上出長右衛門窯としては、赤絵のこの絵柄は珍しいと思い買いました。
上出長右衛門窯 (11)

11,000円以上買い求めたら、手ぬぐいがもらえました。

家に帰り、さっそく長皿赤絵小紋にガリビエのシャルキュトリー「モンベリアール」を乗せて食べます。
モンベリアール

ガリビエのクミンがきいた「モンベリアール」は普通に食べても美味しいのですが、さらに美味しく感じましたね。

上出長右衛門窯
石川県能美市吉光町ホ65
TEL 0761-57-3344

お次は3日に行った小松市の酒蔵「東酒造」の酒蔵開放。
東酒造

「東酒造」は神泉のブランドで知られる酒蔵で、我が家でもよく買い求める酒です。
東酒造 (10)
東酒造 (2)

こちらも3年ぶりに国登録有形文化財の蔵と庭園を開放しての開催。
東酒造 (3)
東酒造 (4)

また、酒蔵見学と有料試飲は規模を縮小しての開催でした。
東酒造 (7)

私は車の運転があったので飲めませんでしたが、妻は無料の試飲と有料の試飲をしっかり行っています、汗

新酒や新商品の販売などがあって、こちらも多くの人で賑わっていました。
東酒造 (15)

こちらの限定の酒を2種類を買っていますが、まだ飲んでいません。

東酒造
石川県小松市野田町丁35
TEL 0120-47-2302
9:00~18:00
不定休

最後の紹介は4月22日にオープンしたばかりの新しい道の駅「道の駅 蓮如の里あわら」です。
道の駅 蓮如の里あわら (7)

石川県と福井県の県境にあります。

この地にあった吉崎御坊は、浄土真宗の中興の祖である蓮如上人が、布教の拠点を築いて4年間過ごした地として知られています。
道の駅 蓮如の里あわら (5)
道の駅 蓮如の里あわら (6)

そのため、現在でも、浄土真宗の東と西両方の別院があって、信者の方々にも親しまれているのです。

こちらへは4日に行ったのですが、また、駐車場が狭かったため、前を走る片道一車線道路上で順番待ちの車が多数。大混雑でした。
道の駅 蓮如の里あわら (4)

道の駅には物販コーナーやカフェがあって、こちらも多くの人で賑わっていました。

カフェについては、もう少し落ち着いたら行ってみようと思います。

道の駅 蓮如の里あわら
福井県あわら市吉崎1丁目801
TEL 0776-65-2453
物販施設9:00~18:00
飲食スペース9:00~17:00(軽食類)11:00~15:00(定食類)
シャワールーム・レンタサイクル9:00~16:00
第1・3火曜、年末年始休(祝日の場合は翌日)



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2月に行ったお店の紹介はまだ一部残っていますが、今日は未公開編の2月分です。

まずは加賀市在住の陶芸家、山下一三さんが加賀棒茶 丸八製茶場 実生で開催の「春待り九谷」展について。
山下一三 (6)

この個展はすでに終了していますが、今日は山下一三さんの個性あふれる作品を少し紹介します。
山下一三 (2)

こちらの巨大な作品は「二つのホルン」と名付けられています。
山下一三 (4)

日用使いの食器なども、笑顔がこぼれるような遊び心ある造形と色使いで、食事が楽しくなる気がしますね。

山下一三さんの工房にもお邪魔したことがありますが、今後もご活躍されると思います。

お次は東京駅で買い求めたパンについて。

少し前に紹介しましたが、東京から小松に戻る前にJR東日本東京駅改札内グランスタ「BURDIGALA TOKYO(ブルディガラ トーキョー)」で翌朝のパンを買ったのですが、母用のパンがなかったので、急遽グランスタの中にある他のパン屋さんを探しました。

そこで見つけたのが「ブランジェ浅野屋 グランスタ店」です。
ブランジェ浅野屋 (3)

東京のパン屋さんかと思いネットで調べたら、確かに本社は東京なのですが、軽井沢に本店があるパン屋さんでした。

創業90年近く経つパン屋さんでした。

こちらのお店も店内にイートインコーナーがありました。
ブランジェ浅野屋

母の分だけに一個だけしかパンを買わなかったので、申し訳なかったですが、買ったのは「なめらかクリームパン(216円)」。

私は食べていないので味のほうは書けませんが、食べる様子をちらりと見た限りは、美味しそうに食べていました。ご馳走様でした。

ブランジェ浅野屋 グランスタ店
東京都千代田区丸の内1-9-1
 東京駅 グランスタ B1F
TEL 03-3211-5640
月~土7:00~22:00
日・祝7:00~21:00
無休

最後の紹介はおなじみの小松の酒蔵「東酒造」の新酒について。
東酒造

いつも新酒の季節になると、蔵併設の直売所まで何度かお邪魔して新酒を買い求めます。
東酒造 (3)

今年も年末に行き、季節限定品の「しぼりたてたれくち」と「しぼりたてにごり酒」を買っています。
東酒造 (2)

缶バッチなどが売られていました。

そして今回は「しぼりたて純米大吟醸」を買い求めました。
神泉

金沢酵母仕込みで醸された純米大吟醸の生酒です。

しぼりたてなので、瑞々しさを感じるお酒で、穏やかな香り。味わいと香りのバランスがよく飲みやすいです。食中酒に適していますよ。

東酒造株式会社
石川県小松市野田町丁35番地
TEL 0761-22-2301
土日祝日休(土曜日は蔵併設のお店は営業しています)



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毎年2月に「鮨 志の助」に行くことを目的に金沢に来る友人夫妻。
志の助

昨年はコロナ禍でやむなく中止に。今年もまん延防止措置が出ていましたが、何とか来ることが出来たので、2年ぶりに「鮨 志の助」に行ってきました。

「鮨 志の助」へは、小松にお店を出した1999年から、私は何十回もお邪魔しています。

ただ2007年に金沢の今の場所に移転してからは、小松からは遠くなったので通算7度目ぐらいになるでしょう?

季節ごとの旬のネタをおまかせスタイルで食べさせてくれる「鮨 志の助」。ここ数年はいつも友人夫妻が来る2月に行くことが定番になっているため、ネタの種類が似ているのが少し残念ですが、また紹介したいと思います。

18時のオープン時間にお邪魔しました。

コロナ禍で通常はカウンター席10席のところ、8席に間引いての営業。満席でした。

お聞きすると、やはり緊急事態宣言が出されているときは遠方からのお客さんがめっきり減ったようですが、奥様とお二人で切り盛りされているので何とかやってこられたと話されていました。
志の助 (2)

まずは瓶ビールで乾杯です。
志の助 (3)

最初に出されたのが、こちらの「あん肝」。濃厚です。
志の助 (4)

上出長右エ門窯の九谷焼の皿に乗せられて出された「寒ブリ」は脂が乗っていて、もみじおろしで食べると後口もよく食べることが出来ます。

「鮨 志の助」では使用している器は、九谷焼中心ですが名品を使用していて、そちらも楽しむことが出来ます。
志の助 (5)

志の助の酒肴の定番「万寿貝バター焼き」。
志の助 (6)

「加能ガニ」はカニみそがたっぷり乗せられていて、そのまま食べてもいいのですが、3杯酢も出されたので途中からかけて食べました。
志の助 (7)

お造りは「ガスエビ」「鯛の昆布締め」。昆布締めが上品。
志の助 (10)

この後は握りに移ります。
志の助 (11)

最初から「のどぐろ」が出てきました。炙ってあるのでうま味がにじみ出ています。
志の助 (17)

「梅貝」は私の好きなネタ。上品な固さで噛むと奥深い貝の滋味が口中に広がります。
志の助 (13)

「甘えび」は、握る前に殻から身を外して握られます。プリプリの身の上には青い卵が乗せられています。
志の助 (14)

「たらの白子」は軍艦巻き。おろしとポン酢で。
志の助 (15)

「あぶとろ」。まぐろのトロの炙りです。脂のノリが半端ないです。
志の助 (12)

「ヤリイカ」は甘い!
志の助 (18)

山本長左氏の九谷焼の小さな器に入れられて出され「うに」は濃厚でした。
志の助 (19)

「アジ」は小ぶりなのを一枚一枚その場で皮をはぎ、刻んで握りに。こちらも美味しいです。
志の助 (21)

「ネギトロ」は中トロの部分とネギの白い部分を適度に刻んで、手巻きで食べさせてくれます。
志の助 (23)

「うなきゅう」。ウナギとキュウリ。こちらも手巻きです。うなぎの香ばしい風味にきゅうりの食感が合わさっていい感じ。
志の助 (24)

あと、追加で久しぶりに「なみだ巻き」をお願いしました。
志の助 (25)

昔、小松にお店があったころに食べたものとは少し違っていて、ワサビの茎を甘辛いタレに漬け込んだものが中に入れられています。

約17年ほど前、「鮨 志の助」が小松に店があった時代に、ブログで「なみだ巻き」について書いています。懐かしいです。
志の助 (22)

おまかせには「あら汁」も付いています。

では、最後に飲んだ日本酒について。

小松の東酒造の神泉大吟醸。
志の助 (8)

九谷焼と江戸硝子を融合させた、能美市の清峰堂の九谷和グラスで飲みます。

「神泉」は蔵元まで時々買いに行くほどですが、食中酒としてはとてもいい銘柄です。

あと、確か菊姫の大吟醸だったかな?を飲んでいます。

おつまみ5品と握り10貫、そしてあら汁が付いて一人22,000円ほどでした。

2年ぶりの「鮨 志の助」でしたが、変わらずの丁寧な仕事ぶり。安定の味でした。ご馳走様でした。

鮨 志の助
石川県金沢市入江3-73
TEL 076-216-5280
12:00~14:30
18:00~21:30
水曜、日曜祝日休



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