北陸と四国は地理的にも時間的にも遠い地方です。
小松から香川県高松に行くには、乗り継ぎの待ち時間次第ですが、4時間50分弱ほどかかります。往復だけでほぼ一日仕事です。^^;
正直、電車の移動だけで疲れますね。
まぁ、でも、温かい四国。11月下旬に入ったところで朝晩は冷え込みましたが、太陽が出ている間は温かくで過ごしやすく、やっぱり瀬戸内海に面しているところ。冬はうらやましいです。
さて、到着した午後、仕事を済ませて、その日は高松市内のホテルに宿泊。チェックインしてから仲間と高松市内のお店で食事をすることに。
チョイスしたのは、「くいもんや おか村」というちょっと高級な居酒屋と言ったほうがいいでしょうか?上品な店構えのお店です。
ご主人は福井県越前市出身。奥さまとお二人で切り盛りされています。ちなみに奥さまは香川ではなく徳島出身でした。
カウンター席と小上がりの席があって、我々は3名で小上がりの席に案内されました。
そちらからカウンターのほうを見たらこんな感じです。
小上がりのところに掲げられていた黒板メニューがこちら。
お店のウリは、ご主人の出身地の福井からわざわざ取り寄せている新鮮な魚介と、福井のご当地グルメを楽しめること。ちなみにご主人はホテルの和食料理店で長年腕を磨いていたようです。
そのご主人の友人に福井の魚屋さんと漁師さんがいるようで、新鮮な食材を遠くに居ながら取り寄せることが出来るということです。
特に冬の季節はズワイの越前ガニや香箱ガニも食べることが出来るのです。雄は一杯4,000円。雌の香箱が2,000円。まぁ、いいお値段です。でも昨今高騰続きなのでお店で食べる値段としては良心的だと思います。
あとは、こんなメニューがありました。
さっそく生ビールで乾杯です。
まずは野菜からということで「野菜サラダ(700円)」を頼みます。海苔がいい仕事していました。
刺身の盛り合わせは4種類で、カツオ・〆鯖・天然鯛・タコでした。どれも新鮮で美味しいお刺身でしたね。
酒の肴として福井名物「鯖へしこ切身(700円)」を頼みます。新鮮な鯖を糠漬けしたものを焼いて食べます。
香川でへしこが食べられるとは思いませんでした。添えられている大根スライスと一緒に食べると、辛さが少し和らぎます。
もちろん日本酒を頼みます。頼んだのは福井の吉田酒造「白龍」純米吟醸。これだけで何杯でも飲めそうです。
「あげ焼きネギ味噌(600円)」も、厚揚げにネギ味噌をまとわせて食べると、これまた酒のつまみには最適でした。味噌が濃厚で、揚げを食べた後でもちびりちびり残った味噌を食べます。
こちらは「ハムカツ(900円)」。厚く切られたハムがジューシーで美味しかったです。
これは私は食べませんでしたが「すじ肉豆腐(700円)」。美味しかったそうです。
最後は、いまや希少価値?となっている白州のハイボールを2回ほどお代わりしたと思います。
以上3名で飲み食いして、一人5千円弱。料理のクオリティといい、酒も美味しいし、満足できる一軒ではないでしょうか!?ご馳走様でした。
くいもんや おか村
香川県高松市瓦町1-11-11
渡辺ビル1F
TEL 050-5589-6714
17:30~23:00(L.O.22:30)