あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:町屋

私が成人になった時期はビールと言えばキリンラガーほぼ一択状態でした。

ビールと言えばラガー!といった感じで、「ビールとはそんな味(ラガーの味)のもの」と思っていました。

その後生ビールが出てきたりしましたが、味的には大きく変化するわけでもなく時が過ぎてきました。

そして昨今、クラフトビールが流行りです。全国各地に雨後タケノコのようにクラフトビール製造所が誕生しています。このあたりは酒税法の改正が影響してきたかもしれませんね。

今日紹介するのは小松市本折町に11月8日正式オープンした「コマツブルーイング」。
コマツブルーイング (2)
個人的にはだいぶ前に地元新聞に紹介されて知り、その後、こちらのお店のインスタページをウオッチしていました。

場所は本光寺のほぼ前あたりで前は山田ろうそく店だった建物。戦後間もない時期に建てられたこまつ町屋が状態よく保存されていました。

そこを小松市出身で航空自衛隊のパイロットだったオーナーが心機一転退職して大改装。オリジナルのビールが醸造できるまでは他のお店のクラフトビールを仕入れ提供しながらビアバーとして営業。そして免許の取得を行い、10月下旬に初仕込みの「ゆずビター1号」が完成し10月31日に開栓。そして11月8日に他の2種類のビールが開栓されるタイミングでグランドオープンしたのです。

当初は8月末に正式オープンを目指していましたが免許取得などが想定より遅れが生じて11月8日になったようです。
コマツブルーイング (12)
店内に入ると右側に醸造エリア。タンクが何個か置かれていました。
コマツブルーイング (7)
奥に進むと吹き抜けがあって開放的な空間。
コマツブルーイング (5)
カウンターやテーブル席がいくつかあって、美味しいクラフトビールを楽しむことができるようになっていました。
コマツブルーイング (4)
こちらがタップりスト。お店のオリジナルビールは3種類です。
コマツブルーイング (9)
こちらには各ビールの説明が書かれていました。

我々はまずは初仕込みの「ゆずビター1号」を1杯ずつ頼みます。サイズはSで1杯目700円です。
コマツブルーイング (11)
ちなみに2杯目以降はビールは200円引きになりました。

こだわりは小松産の大麦や小麦など地元のものをできるだけ使って作ること。「ゆずビター1号」の柚子はオーナーの出身の五国寺町で採れたものでした。

一口飲むと、少し変わったと言ったら失礼かもしれませんが、いい意味でビールらしくない苦みで柚子の風味が爽やかに広がるものでした。

2杯目は東京恵比寿の醸造所「BEER&EBISU BREWERY」の「ケルシュ(2杯目なので600円)」。
コマツブルーイング (17)
どうしても「ゆずビター1号」を1杯目に飲みたかったのでそうしましたが、最初の1杯目はこちらのほうが飲みやすいかもしれない、さわやかで軽め、そしてすっきりとした飲み口でした。

3杯目は大阪の箕面ビールの「W-IPA(2杯目以降なので650円)」。
コマツブルーイング (14)
箕面ビールは色々なクラフトビール店でラインアップに入っていますね。

こちらは世界金賞受賞の逸品で、凄く「飲んだ」感があるリッチなエールビールでした。
コマツブルーイング (18)
最後は岩手県盛岡市の「さくらブリュワリー」の「BLACK MAGIC STOUT(2杯目以降なので600円)」。

一口飲んで感じたのは「超深煎りコーヒー」のような飲み口で、黒ビールらしいモルトの苦みでした。しっとりとした落ち着いた感じで締めることができました。

次回はほかのオリジナルビールを飲んでみます。

この後はビールのアテとして頼んだのものについての紹介です。

お店では基本食べ物メニューはおつまみ程度のものしか置かないようで、その代わり出前を取ることや持ち込みが可能。またお店の一部スペースに他店の飲食の人を招いて提供したりするようでした。

不定期ですが、この日は移動販売ピザ屋「PIZZA VERDE」の若いピザ職人でピザを焼いていました。
コマツブルーイング (6)
なるほど、ピザはこの程度のスペースがあればやれるのですね。
コマツブルーイング (10)
メニューです。

ピザと言えばナポリピッツァの代表格「マルゲリータ」。1枚1,000円で支払いはお店ではなく彼個人に支払うようになっていました。
コマツブルーイング (16)
サクッとしていながらもっちりとした食感の生地で縁の部分のコルニチョーネがいい感じでしたよ。

彼に聞くと、何れはキッチンカーを持ち、そしてお店を出したいと話していました。

あと、お店のおつまみの中から「和風ザワークラフト」を頼んでいます。
コマツブルーイング (13)
塩糀を使っているとのことでさっぱりとした酸味も相まって、どれだけでも食べられそうでした。

オーナーご夫妻もフレンドリーで色々お話をお聞きすることができました。小松に出来た待望のクラフトビール醸造所!大切にしていきたいですね。ご馳走様でした。

KOMATSU BREWING(コマツブルーイング)
石川県小松市本折町17番地
平日15:00~20:00
金・土・日15:00~21:00
火曜、水曜休

FUZON KAGA Cafe and Studio (4)

町屋をリノベーションしたカフェ&ギャラリーでしたが、いつの間にか「FUZON KAGA Gallery and Bar」とおしゃれな名前に変わっていました。

それに伴って、内部も拡張リニューアルされているようです。

今日紹介します「FUZON KAGA Cafe and Studio」は、その3号店で4月8日にオープンしています。

ちなみに、2号店は金沢市竪町にローフードやスーパーフードのセレクトショップ「Q'ne chocolate(キュー・エヌ・イー・チョコレート)」を営業されています。


お店の名前「FAISON(フゾン)」は「作りましょう」と言う意味なのだそうですが、どんどんお店を作っていかれる予定かもしれません。^^;

さて、「FUZON KAGA Cafe and Studio」。大聖寺の街中にあります。駐車場は50mほど離れています。
FUZON KAGA Cafe and Studio (23)

「FUZON KAGA Cafe and Studio(工芸空間フゾン)」は絹問屋だったところをリノベーションしていましたが、ここは魚市場を改装しています。魚市場の前は表具屋さんだったようですね。
FUZON KAGA Cafe and Studio (2)

リニューアル後は、魚市場だったとは感じられないほどです。確かに、入口の連戸を外すと一気に開放的な空間が出来上がります。そこらあたりが魚屋さんの雰囲気を残しているといえばそうです。

この空間や奥までの広いスペースを使って、キッチン、スタジオ、ラボ、イベントと様々な業種のコワーキングスペースとして活用するというのが狙いです。ちなみに「コワーキング」とは、「独立して働きつつも価値観を共有する参加者同士のグループ内で社交や懇親が図れる働き方であり」であり「共有しながら独立した仕事を行う共働ワーク」のことです。

加賀市では、町屋(町家ではなくこの字を用いています)を使っての商売を始めると、改修費用に補助が出ます。(小松にも同じような制度があります)
FUZON KAGA Cafe and Studio (11)

こちらのお店の奥には、山中漆器の木地師の方の作業場がありました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (5)

カフェの飲食スペースは基本的には奥のほうの、こちらの板張りの小上がりのようなところになります。
FUZON KAGA Cafe and Studio (10)

私は一人だったので、お店の前の明るいスペースの席に座りました。
FUZON KAGA Cafe and Studio (9)

ランチ&カフェメニューはこんな感じです。

セルフサービスになっていましたが、個人的には、このようなお店ではセルフサービスは??マークがつきます。

男性の方がお二人で切り盛りされていて、オーナーらしき方?が飲み物担当。もう一人の方はパティスリー担当です。

私は、蒸し暑い日だったので、アイスコーヒー(400円)を頼みます。

一杯一杯、オーダーを受けてからドリップして氷で冷やして作ります。
FUZON KAGA Cafe and Studio (19)

グラスはIWAKIのコニカルビーカーを使っていました。間口がドリッパーにピッタリなんでしょう?400mlぐらい入っていますね!1mlあたり1円の計算です。(笑い)

前述の「ケールキッチン」でも、軽量カップをグラス代わりに使っていましたが、流行りなのでしょうか……?
FUZON KAGA Cafe and Studio (8)

そして、ケーキ類も美味しそうだったので、何か食べようと思ってオーダーしたのが、こちらの「ティラミス風セミフレッド(450円)」です。
FUZON KAGA Cafe and Studio (21)

セミフレッドというのは「半分冷たい」という意味だと書かれていて、蒸し暑さを少しでも抑えたいと思ってのことで頼みましたが、これが私にとってはとても甘かったです。^^;

甘いショコラがたっぷりかけられていました。

お店の雰囲気やメニューについては、女性が好きそうな感じでした。男一人ではあまり…、といった雰囲気です。^^;

でも、大聖寺に残っている大切な町屋の面影を大事に残しながら、まちづくりにも貢献していますね!?ご馳走様でした。

FUZON KAGA Cafe and Studio
石川県加賀市大聖寺魚町21
TEL 080-4253-5034
9:00~21:00
不定休


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石川県は戦災や大きな震災にあっていないので昔ながらの町家(町屋)が多く残っていることで知られています。

特に金沢市では多く見ることができます。

そこで金沢市ではその景観保護と価値保存にむけて「金澤町家の保全及び活用の推進に関する条例」に基づき、金澤町家保全活用推進基本方針を出して、町家の保全に努めているのです。
はっち

町家(町屋)は住居として使用することはもちろんですが、リノベーションして飲食店に変わっているところも多くあります。今日紹介する金沢駅にも近い「金沢町屋 はっち」も、そんな町屋を粋なイタリアンレストランにしたお店です。
はっち (4)

内装は「和モダン」?お店のコンセプトにも合致している空間です。
はっち (6)

落ち着いた感じですが明るくカジュアルにまとめられていて、家具類もゆったりとくつろいで飲食が出来るようなものでした。
はっち (14)

ライトアップされた中庭には小さいながらも日本庭園。雪吊りも見られました。
はっち (32)

これは和紙の堀下さんという作家さんの「和紙あかり」です。

さて、オーナーシェフの日南さんは加賀市山代温泉の近くのお生まれ。イル・ガッピアーノ&コルサロの金山さんのところでも一時働いていらっしゃったようです。

最初は小松近辺でお店を出そうとして物件を探したそうですが、なかなか条件が合わずに断念。そしてこの金沢駅の近くで作りたいイメージに適した町屋を見つけて今に至っています。

金沢駅から歩いて5分程度で着けるので便利な場所だと思います。
はっち (31)

そういえば、小松での物件探しのときがご縁となって、いまお店で使われている食器類は小松の宮本泰山堂で揃えられたと話しておられました。

また、加賀市出身ということで食材も加賀のものを使うことも多く、魚介の仕入れは橋立港で水揚げされたものを直接仕入れているそうです。

お米は「加賀ティール」というコシヒカリの品種を無農薬栽培している加賀の農家。菌床しいたけは小松市滝ヶ原から仕入れていました。

これらは実際に日南さんがアルバイトしたりお会いしたりしたところと契約しているようです。生産者の顔が見えているから食材の良さや特徴をわかって調理できるのでしょうね?

そんな器類や食材を使ってのイタリア料理は、和食の技法も取り入れてのものになっています。
はっち (10)

まずはスパークリングで乾杯!「ガンチア・プロセッコ・スプマンテ」のミニボトルです。
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お通しは、車海老。お通しとしては珍しいです。

あわせて最初の料理として「はっち 前菜盛合せ(1,380円)」を頼みます。はっちのエッセンスが詰まっているようです。
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橋立港直送の真鯛とハチメ(だったかな?)のカルパッチョ仕立てや、イタリアのハム「モルタデッラ」、生ハムとモルタデッラのスライス、前述の加賀の農家のブロッコリー、パン屋たねさんのドライフルーツパンなどをちりばめた素敵な前菜でした。
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サラダは「旬のいろいろ野菜サラダ 自家製ドレッシング(880円)」。本当に色々な野菜が宝石箱のように散りばめられています。
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こちらはお店おすすめの「はっち春雨」。とても太い春雨です。初めてこのような太い春雨を食べましたが、もちもちで存在感ありまくりです。(笑い)
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とても美味しくビールに合いそうですが、我々は日本酒をここで1合頼みました。

この後、この日能登産の牡蠣が入ったということをお聞きし、少しご無理をお願いして、牡蠣を使って温製の料理を一品作っていただきました。
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パスタのメニューに「梅貝とフレッシュトマトのオイルソーススパゲッティ」というのがあって、そちらのスパゲッティ抜きのアレンジのようです。
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もちろん、お酒は白ワインです。
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最後は「能登豚のラグーソース パッパルデッレ(1,380円)」で締めます。
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このめちゃめちゃ幅広のパスタはパン屋たねさんの手打ちパスタを使っているということです。たねさんはパスタまで作るようになったんですね。

能登豚もミンチかと思ったら思いっきりぶつ切りでした。^^; これは「食べたな~!」ってな気のするパスタでしたね。(笑い)
はっち (27)

締めはもちろん赤ワインです。

以上、なかなか個性あふれこだわりの料理を、雰囲気のある空間で楽しめて、2人で締めて11,000円強。コスパ的にも良かったです。再訪したくなる一軒でした。ご馳走様でした。
 
金沢町屋 はっち
石川県金沢市本町2-18-26
TEL 076-254-5686
18:00~23:00(L.O.22:00)
月曜休


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