連載11回目は【炒飯(焼飯)】を取り上げます。
若いころは本当に炒飯(焼飯)が好きでした。そのころはラーメン店や中華料理店に食べに行くと必ずと言っていいほど炒飯を別に頼んでいましたが、年を取っていくとさすがに頼むことが少なくなってきています。
ところで炒飯と焼飯は何が違うのか、ご存じですか?
調べてみると、卵とご飯を先に入れて炒めるのが炒飯で、後に入れて焼くのが焼飯。また、関西以西では焼飯と呼ぶことが多く、東では炒飯だとか、まぁ、とってつけたような区分でピンときませんが…。
さて、そんな炒飯(焼飯)の好みが分かれるポイントはパラパラかしっとりか?ということだと言われています。
あまりこの点を突っ込んで書くつもりはありませんが、個人的にはパラパラとしている炒飯が好きです。
そして、単に好みの問題だとは思うのですが、炒飯(焼飯)そのものの味を楽しみたいと思っているので、シンプルな炒飯(焼飯)を食べることが多いです。何となく料理人の腕が出てくるような気がするのです。
そんな炒飯(焼飯)。町中華の街「小松」でも炒飯をウリにしているお店が何軒かあります。
最初は小松駅「Komatsu九(ナイン)フードエリア」の焼めし専門店「焼めし つねを」。
オープンした時はほぼ焼めし専門店のようなメニュー構成でしたが、いまは色々な料理が加わっています。
専門店と名乗るだけあって焼めしはおいしく、写真は「玉子あんかけ焼めし小盛(760円)」。
こちらは「焼めし(870円)」に「つる玉のせ(170円)」です。
小松市白江町「中華料理 龍華」ではお店のスペシャリテ「天津チャーハン」を食べています。
町の中華屋さんの人気メニューです。
大きなお皿に味付け優しい炒飯が盛られて、その上に甘酢あんがたっぷりかけられていました。
お次は、小松市民病院の隣の「中華料理 ぱんだ」。
こちらでは白と黒の炒飯の食べ比べができます。
白は普通の炒飯で、黒が醤油で味付けされた唐辛子のピリ辛の炒飯でした。
同じ黒い焼飯と言えば、金沢市小立野老舗洋食店「洋食屋 New 狸」の「ヤキメシ」もおいしいです。
入っているチャーシューまで黒いです。
次にエスニックテイストの炒飯にも触れておきます。
小松市矢崎町にある「口福のASA 飯屋」では、「タイのエビチャーハン」がメニューにありました。
ぷりぷりのエビとパラっと炒められたご飯がいい塩梅になっていて美味しかったです。
最後は5⽉29日にオープンした小松市日の出町の「丸源ラーメン 小松店」。
こちらのウリのメニューの一つ「鉄板玉子チャーハン」は、熱々の鉄板の上に乗せられたチャーハンで、テーブルに運ばれてから溶き玉子が注ぎ入れられ、すぐにチャーハンと卵をかき混ぜて完成となるわけです。
見せ方も重要ですね。
皆さんの贔屓の炒飯(焼飯)はどこのお店のものでしょうか。ご馳走様でした。













































