あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:湯河原

昨日、施設・朝食編を紹介した湯河原温泉の温泉旅館「湯河原 三輪」。

今日は夕食編です。

こちらはスタイリッシュな温泉旅館で設計・デザインは東京の「内田デザイン研究所」。
湯河原 三輪 (47)

館内随所にこだわりを感じる作りで、食事をするレストランも、同じく素敵な空間でした。

昨日紹介した朝食は和食でしたが、ディナーは和とイタリアの創作コース。

メニューは季節によって変わるようで、つまり年4回変更になるということですね。

我々がお邪魔したのは10月末。たぶん今日紹介する内容は11月一杯までの秋のコースだと思います。

私と妻は今回、料理に合わせてワインをペアリングでお願いしています。スパークリング・白・赤の3杯で4,800円でした。
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まず最初はイタリアの「スペリオール ブリュット」。辛口のブロセッコ。リンゴと洋梨の香りを感じるスパークリングでした。
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料理も最初としてのアペタイザーは「足柄牛生ハムといちじく」。一人3個でした。我が家でも秋はいちじくをよく食べます。
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こちらは「カニと秋キャベツのカッペリーニ」。緑色のソ-スが何だったか忘れました。
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スープは「月見スープ」で、最初、お皿の上にゆり根ダンゴだけ乗せられていて、その後スープが注がれました。素材はかぼちゃとカツオ出汁を使っている甘めのポタージュ系スープでした。

2杯目のワインは白ワインですが、オレンジワインでした。カリフォルニアワインで「フィールド レコーデイングス スキンズ」というオレンジワインです。
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食中に飲むのに適した飲みやすいバランスのいい味でした。
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そして「旬の刺身3種」。
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こちらは魚料理で「金目鯛と松茸 秋盛」と名付けられた一品。
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松笠焼きで、酢橘を絞ってゆず塩で食べさせてくれます。秋らしく銀杏があしらわれていました。
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箸休めのグラニテで「ぶどうと甘酒」。
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赤ワインはカリフォルニアのメルロー「テーブル No.7」。ほどほどのボディで肉料理に合いました。
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肉料理は「和牛フィレ」。
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口直しに「ピーナッツムース」が出されます。

〆のご飯は「トリュフご飯」。
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料理長が目の前でトリュフを削って仕上げてくれました。
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ご飯は高麗人参などの薬膳出汁で炊き上げ、ナチュラルチーズを混ぜ込んでありました。手が込んでいますね。

トリュフがたっぷりとかけられていて、いい香りが漂います。トリュフ食べるの超久しぶりでした。
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お味噌汁と香の物。
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デザートは秋らしく「三輪モンブラン」と名付けられたもの。
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食後のドリンクは私は紅茶にしています。
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抹茶も選べました。

最初、もっとイタリアンに寄った料理かな?と想像していましたが、食べ終わってみると和のテイストのほうが出ていたと思います。高齢の義母も美味しいとほぼ平らげていたので気に入ったのでしょう。

夕食も朝食と同じく、ボリュームが多いわけではなくいいものを少量ずつ。お腹の膨れ具合もちょうどいい感じでした。

夕食後、バーで1杯カクテルが無料だと聞いて行ってみました。
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「光と水のバーカウンター」があるバーは、夜見ると、さらにおしゃれなバーに見えます。
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天井3か所から水滴がプールに落ちていて波紋が広がります。これで「三輪」を表現しているようです。

そして照明計画がいいので落ち着きます。さすがに「内田デザイン研究所」が手掛けただけあります。
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白州と山崎でハイボールを頼んでいます。
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私の方は、この1杯で打ち止めしましたが、妻はもう一杯頼んでいます。
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こちらの「梨のスパークリングカクテル」です。
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あと、お夜食として立派な気の箱に入れられたサンドイッチが出され、部屋でスパークリングの肴として食べました。これで満腹です。

さて、2日間にわたって紹介してきました湯河原温泉の隠れ家旅館「湯河原 三輪」。なかなか高級旅館に宿泊することは少ないですが、たまにはゆったりと極上のひとときを過ごすのもいいものです。ご馳走様でした。

湯河原 三輪
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上206
TEL 0465-46-6111
朝食8:00〜10:00(L.O.09:30)
夕食18:00~22:00(L.O.21:30)
バータイム20:00〜23:00(L.O.22:30)



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先日の観光編で少し紹介した神奈川県湯河原町。

温泉地として箱根や熱海にも近いのですが、山間いの比較的こじんまりとした風情がある温泉地です。

昔から文豪に愛された温泉地として知られていて、夏目漱石・島崎藤村・芥川龍之介・谷崎潤一郎などがこの地で小説を書いています。

今日はそんな湯河原で泊った温泉旅館「湯河原 三輪」の紹介。まずは施設・朝食編です。
湯河原 三輪 (4)

「湯河原 三輪」は、メインの温泉街からは少し離れたところにあります。

途中の道路も狭く曲がりくねっていて、大きな車は少し運転に気を付けたほうがよさそうな道でした。

部屋数17室のこじんまりとした温泉旅館ですが、外観を見てお分かりと思いますが、スタイリッシュな温泉旅館。

設計は東京の「内田デザイン研究所」。インテリアデザイナーとして有名な故内田繁氏が創設したスタジオで、そのため、こちらの温泉旅館はインテリアにこだわった作りになっていました。

毎年妻の母を連れて神奈川県の温泉旅館に宿泊しているのですが、今回の湯河原では「湯河原 三輪」に泊まりたいと前から決めていました。

しかし、普通の部屋は2名での利用となっていたので、今回、3名が宿泊することが出来る唯一の部屋「三輪のスイート」に宿泊することになりました。

生まれて初めてのスイートルームです。1泊2食で支払った一人当たりの料金は過去最高でした。汗
湯河原 三輪 (37)

玄関を入ると目に飛び込んでくるのはバーカウンター。
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チェックインは、こちらのロビーのソファーで行います。
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お茶とお菓子が出されました。

奥の壁がガラス貼りになっていて奥行き感を出しています。
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我々の部屋「三輪のスイート」は、森と山を望む最上階の角部屋。部屋は2つで80平方メートルの広さ。
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手前がリビングスペースで奥の方がベッドルームです。
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両方の部屋に大型テレビが設置されていました。
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ベッドルームから見た露天風呂と外の景色。竹林に囲まれています。
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露天風呂は、うつわ作家の郡司夫妻が焼き上げた釉薬タイルを使用していました。

ちなみにこちらの旅館には大浴場がなく、すべての部屋に露天風呂が設置されています。

温泉については下記のような泉質と効能です。

泉質:ナトリウム、カルシウム 塩化物、硫酸塩温泉
効果:筋肉や関節の痛み、腰痛症、神経痛、冷え性、胃腸機能の低下、軽症高血圧、糖尿病、軽い喘息、自律神経不安定症、睡眠障害、病後回復期、疲労回復、きりきず、皮膚乾燥症など
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スイートルームのアメニティはTHANN。他の部屋とは違うもののようです。
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ドライヤーはダイソン。
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素敵なのはいいのですが、給湯システムなど含めて海外製でデザイン優先。一緒に行った義母は使い方がわからずに水しか出なかったとぼやいていました。

私より若い妻も使いにくかったようで、そのあたりはデザイン重視も考え物ですね。
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冷蔵庫の中のドリンク類はスパークリング含めて飲み放題。
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こちらは部屋に置かれていたお茶菓子です。

食事は3階のダイニングで取ることになりますが、部屋の様子などは明日アップする予定の「夕食編」で紹介します。

食事時間は、一度に集中すると対応できないので、食べる時間が30分ずつずらして決められていました。

夕食は問題なかったのですが、朝食がHPでは8時から10時となっていたので、翌朝早めにしたかった我々は8時に食べる予定をしていましたが、チェックイン時に8時半からと言われ、15分だけ早めてもらいました。どうも朝食開始時間が何らかの理由で8時半からスタートとなったようです。

夕食と違い朝食は純和食。
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まずこちらの旅館オリジナルの「キノコまんじゅう」。
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オリーブオイルで食べさせてくれました。
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「ハーブサラダ」は紫玉ねぎのドレッシングで。
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木箱に入れられて出されたのは、上の方には「出汁巻き玉子」「あさりチャンジャ」「十二庵のがんも」。下の方にはお品書きでは「赤こんにゃく」「アスパラロース巻き」「ちりめんんじゃこ」「帆立南蛮」「沁み湯葉」「自家製ハム」でしたが、私は肉が苦手と伝えてあったので「アスパラロース巻き」が変更になっています。
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「焼き魚」と「長芋西京漬」。
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魚沼産のコシヒカリのご飯と味噌汁。
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上品に漬けられた漬物。
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デザートは「甘酒 ヨーグルトムース」と季節の果実でした。
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食後のコーヒー。

以上が朝食の内容ですが、全体的にボリュームが多いわけではなく、いいものを少量ずつ出され、お腹の膨れ具合もちょうどいい感じでした。

旅のスタートに最適な朝食でした。次回は夕食編です。ご馳走様でした。

湯河原 三輪
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上206
TEL 0465-46-6111
朝食8:00〜10:00(L.O. 09:30)
夕食18:00~22:00(L.O. 21:30)



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昨日に引き続いての毎年恒例の墓参旅行観光編後半です。

横須賀からJRを乗り継いで小田原へ移動。ここでレンタカーを借りて、この日の宿泊地である湯河原温泉まで移動しました。

湯河原温泉は初めてです。宿泊した温泉旅館の紹介は後日ということで、夕食までの短い時間でしたが湯河原温泉を少し観光してきました。
湯河原

まず向かったのはJR湯河原駅前広場。こちらは、あの隈研吾氏がデザインをしています。
湯河原 (2)

我々は毎年どこかで隈研吾氏の手掛けた建築やデザインを見ていますが、こちらは彼が「杉材のルーバーを用いた、半屋外的で半開放的な駅舎をデザインした。」と言っている通り、開放的な駅舎前の優しい空間を演出している気がしました。

何となく富山県立山町の「Healthian-wood (ヘルジアン・ウッド)」にある「The Field」というイベントスペースの構造を思い浮かべました。
湯河原 (3)

屋根の下には足湯ならず手湯がありました。面白いですね。
湯河原 (25)


そして、日も暮れてきたので、急いで万葉公園の中にある「湯河原惣湯」に移動。
湯河原 (8)

こちらは日帰り温泉施設で、この建物は「玄関テラス」。中にはテイクアウト専門カフェがありました。
湯河原 (13)

玄関テラスの横を抜けて、素敵にライティングされた道を奥の方へと進んで行くと「惣湯テラス」へと到着。
湯河原 (21)


こちらは原則予約制の入浴と食事を楽しめる施設となっていて、静かな空間でゆったりとした時間を楽しめるようになっています。
湯河原 (19)


残念ながら今回は見学だけ。

その後、湯河原温泉の旅館に入り我々も湯河原の温泉を堪能しました。

翌日は墓参をしてから、小田原に戻り新幹線で東京へ。
高輪ゲートウェイ駅 (3)


東京では、翌日に隈研吾氏の手掛けた山手線の新しい駅、高輪ゲートウェイ駅を見て渋谷に行きました。
高輪ゲートウェイ駅
渋谷駅は毎年行っていますが、いつも変貌しています。
渋谷 (3)


銀座線の駅も初体験。
銀座線渋谷駅


そして「Bunkamuraザ・ミュージアム」で行われていた「イッタラ展 フィンランドガラスのきらめき」を見て来ました。

Bunkamura

Bunkamura (4)

フィンランドデザインを代表するブランドとして有名な「イッタラ」の大規模巡回展は日本初ということ。こちらはすでに会期は終了していますが、来年、島根・長崎・京都と巡回する予定です。
Bunkamura (5)


450点もの貴重な展示品は見ごたえがありましたね。
Bunkamura (7)


さて、観光編は早めに内容をまとめましたが、飲食の紹介は少し時間がかかりそうです。汗
夕焼け (4)


こちらの写真は、帰りの飛行機から見た夕焼けの中の富士山です。

来月になりますが、お楽しみに!

湯河原駅前広場
神奈川県足柄下郡湯河原町宮下


万葉公園
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上704
TEL 0465-63-2111
神奈川県足柄下郡湯河原町宮上566番地
(万葉公園 湯河原惣湯 玄関テラス内)
玄関テラス 0465-43-7830
惣湯テラス 0465-43-8105


Bunkamura
東京都渋谷区道玄坂2丁目24−1

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