あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に全国のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いていますので現在の状況(たとえばメニュー内容や料金など)とは異なることがあります。なお、誤字脱字や記載事項に明らかな間違いがある場合はコメント欄にてお知らせください。修正いたします。 また。コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:江戸前

今回の北海道旅行では、ご当地グルメの有名どころを一通り食べることにしてお店をピックアップしています。

この日は札幌市内泊だったので、海鮮、つまり鮨を食べることで探しました。

鮨店と言っても、お手頃回転寿司系から超高級鮨店までピンキリです。

この日は廻らない鮨店でも中位クラスのお店を探して見つけたのがANAクラウンプラザホテル札幌の地下にある「鮨処 凜」という鮨店。
鮨処 凜
個人的には江戸前寿司の技法を使った握りが好きなので、お値段的にも手が届く範囲で、ちょうど希望通りだったからです。

ホテルにチェックインして少し市内をぶらり。18時からの一斉スタートだったので10分前に到着。一番乗りでした。

誰もいないうちに了解をいただき写真を写します。
鮨処 凜 (2)
小上がりのテーブル席もありましたが、我々はいつもの通り鮨店ではカウンター席に座ります。

頼んだコースは「厳選おつまみ握りコース」で、「江戸前握りと季節の逸品料理が堪能できるリッチなプラン」と書かれていて15,000円。
鮨処 凜 (6)
まずはサッポロクラッシックで乾杯!

先付としておつまみ3品が出されます。

ちょうど我々の目の前で板さんが調理していたので、色々おしゃべりをさせていただき、調理の様子を見ながら食べました。

最初に「甘エビ塩辛」。
鮨処 凜 (8)
濃厚で塩味も少し強め。甘エビがねっとりと下に絡みつきました。
 
こちらは「琥珀卵」。
鮨処 凜 (13)
琥珀のような煮こごりで3層仕上げ。上にはカニのむき身が乗せられていました。甘くなくプルンとした食感でおいしかったです。

こちらは「蝦夷鮑」。
鮨処 凜 (17)
柔らかく、そしてあわびの旨味と出汁のハーモニー。こちらもよかったです。

次に握り3貫出されます。

最初に「松川カレイ」が出されたのですが写真撮り忘れ。汗
鮨処 凜 (20)
「ホタテ」も柔らかくて海のうま味が凝縮されている感じ。
鮨処 凜 (21)
「カツオ」はちょうど北海道沖へ北上してくる時期で、まずまず脂が乗っていました。

そしてここからは季節の逸品料理3種
鮨処 凜 (22)
天ぷらは「真フグと万願寺とうがらし」。

「水だこ」と栗山町のアスパラ。
鮨処 凜 (24)
たこは煮てありましたが柔らかくて上品な味付けでした。

こちらは「石投(イシナギ)の梅だれ」。
鮨処 凜 (25)
石投(イシナギ)とはスズキと同じ種類の魚で比較的身は淡白。添えられていた梅だれで食べます。

そしてまた握りに移ります。

最初は「真イカ」。
鮨処 凜 (30)
飾り切りをして炙ってあります。甘みが出て美味しかったです。

ちなみにお店で使用するお米は北海道鵡川町産の「ゆきさやか」。酢は何種類かの赤酢をブレンドしているそうです。
鮨処 凜 (31)
「マグロ」は豊洲の有名なマグロ仲卸「やま幸」より仕入れていて、
鮨処 凜 (7)
この日は北海道の噴火湾で定置網で獲れた196.2kgの超大物が使われていました。逆輸入ですね。
鮨処 凜 (32)
そして「中トロ」。上品な脂です。
鮨処 凜 (33)
長崎で獲れた「シマアジ」。
鮨処 凜 (34)
稚内の「ウニ」。味が濃厚です。でも石川でウニを食べられる機会が少なくなりました…。
鮨処 凜 (35)
最後は「かんぴょう巻」。
鮨処 凜 (38)
お味噌汁も付いています。
鮨処 凜 (37)
甘味として自家製北海道ミルクジェラートが出されました。

最後にビールの後で頼んだアルコールについて。
鮨処 凜 (3)
鮨処 凜 (4)
ドリンクメニューです。

この日は、目の前の板さんおすすめの日本酒を何種類か飲んでいます。

最初はすし専用とラベルに書かれた「つまみつつ」。
鮨処 凜 (9)
旭川の男山酒造の特別純米で、北海道のすし職人たちが監修したすし専用の酒だそうです。

やや辛口ですっきりとした飲み口、確かに鮨に合う気がしました。

続いては上川町の上川大雪酒造の純米酒「上川」。
鮨処 凜 (14)
こちらも飲みやすい日本酒でした。

お次は、こちらも上川大雪酒造の少し変化球の日本酒「Apple acid」。
鮨処 凜 (18)
リンゴ酸を多く生成する酵母で仕込んだ純米吟醸。

確かにリンゴのような果実感を感じることが出来て、ワインやシードルを飲んでいるかのような感覚で飲みやすかったです。

こちらは函館五稜乃蔵酒造の純米吟醸「五稜」。
鮨処 凜 (28)
スッキリとした飲み口でこちらも鮨に合う感じでした。

以上を飲んでいますが、北海道の日本酒は普段なかなか飲むことがないのですが、どれも北海道の大地や空気を感じる爽やかな味わいの酒が多かった気がします。

締めて2人で4万円ほど。金沢のこの手の鮨店で食べるよりリーズナブルでした。個人的に満足度が高いお店だったと思います。ご馳走様でした。

鮨処 凜
北海道札幌市中央区北3条西1-2-9
 ANAクラウンプラザホテル札幌 B1F
TEL 050-5592-7301
11:30~15:00(L.O.15:00)
18:00~22:00(L.O.22:00)
※ディナーは2部制(18:00〜,20:00〜)の一斉スタート
水曜休

週刊少年マガジンなどで連載していた寺沢大介さんの漫画「将太の寿司」はご存じでしょうか?

私は読んだことがありませんが、主人公の関口将太が寿司職人として成長していく様を描いた漫画らしいです。

その関口将太にあこがれて日本に寿司職人になるために韓国から来た若者が、今日紹介する東京麻布十番の「すし家 祥太」の初代大将でした。
すし家 祥太 (2)
わずか1年余りでミシュラン掲載店にまで育て上げ人気のお店になりましたが、昨年10月で「すし家 祥太」を離れて帰国しているようで、現在は2代目の大将にお店は引き継がれています。

話は変わりますが、昨年末に金沢「志の助」へ行った時に、大将から息子さんが、その「すし家 祥太」で修業中であるとお聞きして、所用で東京に行った折にディナーをしてきましたので書きたいと思います。

「すし家 祥太」は銀座にある超高級鮨店「鮨かねさか」を基幹店にするグループが経営しているお店です。

「鮨かねさか」はディナーで楽しむと6万ぐらいはかかるお店のようで、当然ながらそんなお高いお店は行くことができません。

しかし、「すし家 祥太」は東京麻布エリアの中では比較的リーズナブルに江戸前寿司を楽しめます。麻布十番駅から徒歩2分の便利な場所です。

毎年志の助に足しげく通う東京の友人夫妻を誘って、2か月ほど前に予約を入れて伺いました(予約は電話では不可。Tablecheckのみ)。
すし家 祥太 (19)
茶室をイメージしたカウンター席7席だけの非常に小さなお店です。
すし家 祥太 (4)
ディナータイムは17:30と20:00の2回一斉スタート。カウンター内では1分刈り?の大将と「志の助」の息子さん。他男性一人と女性お一人が働いていました。

鮨かねさかグループでは、きりっとした雰囲気の職人さん象徴として男性寿司職人は原則丸刈りがスタイルだと話されていました。

我々4人は20時からのスタート。他の3人は海外からのお客さん。もちろん料理・鮨の紹介は英語。

我々がお願いしたコースは「夜おまかせコース(税サ込17,600円)」。こちらはリーズナブルなコースで他に「特選おまかせコース(税サ込28,600円)」の設定があります。

「夜おまかせコース」のこの日の内容は料理が4品、握り14貫、そして椀物と玉子が付くコースになっていました。

値段の割には貫数が多いと思われるかもしれませんが、握りはスモールサイズ、たぶん普通のにぎりに比べるとシャリは3分の1。おつまみ感覚で楽しめる感じかな。ちなみに江戸前で赤酢を使用していました

では飲み食いしたものを紹介していきます。
すし家 祥太 (5)
まずはマスターズドリームで乾杯!
すし家 祥太 (9)
最初に「紅ズワイガニのすり流し」が出されました。熱々の餡です。
すし家 祥太 (10)
そして「えび芋と青菜の煮物」。この2品でビールは空っぽに。
すし家 祥太 (11)
この後からは握りで、最初に一貫は「ヒラメ」。基本江戸前なので何らかの仕事がしてあるので、そのまま口の中に。小ぶりな握りなので、まさにおつまみ感覚です。
すし家 祥太 (12)
「シマアジ」。
すし家 祥太 (13)
「アオリイカ」。甘いです。
すし家 祥太 (14)
焼き物で「太刀魚」。脂が乗っています。
すし家 祥太 (17)
千葉勝浦沖で獲れたマグロの「ヅケ」。煮切り醤油にさっとくぐらせた軽めの「ヅケ」です。
すし家 祥太 (18)
こちらは紀州沖のマグロで「中トロ」。
すし家 祥太 (20)
トラフグの白子を焼いたもの。すだちを絞って食べますが、中は濃厚でクリーミーな仕上がり。日本酒がすすみます。
すし家 祥太 (21)
「コハダ」は〆の塩梅よく。
すし家 祥太 (22)
そして、志の助でも最後のほうに出される「ネギトロ手巻き」。
すし家 祥太 (23)
「鯵」には当たり葱が乗せられていました。
すし家 祥太 (24)
「かすご(春子・小鯛の幼魚)」。江戸前では酢で〆たネタにはおぼろ(エビのすり身)が乗せられていますね。
すし家 祥太 (26)
「車海老」。こちらも小ぶり。
すし家 祥太 (27)
「赤貝」。
すし家 祥太 (28)
「ホタテ貝柱」。
すし家 祥太 (29)
ここで「べったら漬け」が出されて、いったん口に中をリセット。
すし家 祥太 (30)
「持鑓(モチヤリ)※子持ちのヤリイカのこと」は、ヤリイカの雌で春先に卵を持った状態で出回ります。
すし家 祥太 (31)
軍艦巻きは「ウニ」。
すし家 祥太 (32)
「穴子」は口の中でとろけました。
すし家 祥太 (33)
ラスト前に椀物が出されました。「ねぎま汁」はその名の通り焼かれた葱とマグロの切り身が2つずつ入れられています。
すし家 祥太 (34)
最後は細巻きのトロとタクアンの「トロたく」と玉子。玉子はデザート代わりです。
すし家 祥太 (35)
一応、ここまでがコースで、大将にお願いして、最後の一貫を「志の助」の息子さんに握ってもらいました。お客さんの前で握るのは初めてのようでしたが「イシダイ」です。
すし家 祥太 (37)
ではビールの後飲んだ日本酒について。
すし家 祥太 (25)
新潟の〆張鶴の純米吟醸「純」。
すし家 祥太 (15)
福井の黒龍「いっちょらい」。こちらも純米吟醸です。

この2つは食中酒としてよかったです。

もう1種類何か頼んだはずですが、写真未撮影なのでわかりません。

以上、盛りだくさんの内容で一人22,000円強。コスパ的にも内容についても満足できました。

何はともあれ、志の助の息子さんが無事に修業の年季明けを迎えて、親子一緒に「志の助」の板場に立つ日が見られることを願っております。ご馳走様でした。

すし家 祥太
東京都港区麻布十番3-3-10
 LANIビルⅡ 1F
TEL 03-6722-6588
ランチ12:00~14:00
ディナー17:30~22:30
※ランチ12:00から、ディナーは17:30と20:00の一斉スタート
月曜、日曜休

金沢で全国的に知名度が一番高い鮨店と言えば「小松弥助」だと思います。

レジェンドである森田さんは、もうほとんどお店では握らないようですが、名前の通り過去小松市にお店がありました。

その小松にお店があった時に弟子として修業していたのが「鮨 志の助」のご主人の前田さん。その当時、「弥助さん最後の弟子」と呼ばれていたりしました。
志の助
「鮨 志の助」へは最初独立して小松にお店があった時からお邪魔しているわけですが、もう25年ほど通っていることになります。

しかし、金沢に移転してからは年に一度、志の助で鮨を食べることがメインで東京からわざわざ出かけてくる友人夫妻と一緒にお邪魔しています。

昨年のクリスマスの日の夜にお邪魔しています。ここ最近は時期的にも同じような頃にお邪魔しているので、ネタ的には毎年似通ったものばかりを食べていますが紹介したいと思います。
志の助 (3)
まずはビールで乾杯。
志の助 (4)
そして出されたのは「たらの白子」。東北の日本海側や北陸では「だだみ」と呼ばれ、とろりとクリーミーな味わいです。最近、家ではあまり食べなくなったので何となく懐かしいです
志の助 (5)
すでに禁漁期間に入った加能ガニの雌「香箱ガニ」。年々高くなっている気がしますね。
志の助 (6)
志の助では小松にお店があるときからの定番「万寿貝バター焼き」。
志の助 (8)
「寒ブリ」は紅葉おろしで食べます。脂が乗っていました。
志の助 (9)
刺身は「ガスエビ」と「ハタ」。醤油2種類とあら塩、そして薬味も生姜とわさびの組み合わせで食べさせてくれます。

そして握りに移ります。
志の助 (12)
まず最初は「のどぐろ」。脂が乗っていました。
志の助 (13)
「甘えび」には青緑色の卵がたっぷり乗せられています。甘くておいしいです。
志の助 (14)
「マグロ」は赤身を漬けで。
志の助 (15)
近年高価になってきた「うに」。滑らかクリーミーでした。
志の助 (16)
「アオリイカ」。ねっとりと甘い!
志の助 (17)
「トロの炙り」。炙ることにより美味しさが倍増します。
志の助 (18)
「梅貝」は身が厚くて、食感がいい感じでとてもおいしかったです。
志の助 (19)
「鯵」は脂がのっていました、
志の助 (21)
この後、手巻きに移ります。「ネギトロ」はマグロのトロと白ネギをみじん切りにしたもの。こちらは「小松弥助」でも昔から馴染みの手巻きですね。
志の助 (23)
最後は「うなきゅう」。こちらも「小松弥助」でも昔から馴染みの手巻きです。これで握りは終わりです。
志の助 (22)
途中であら汁が出されました。

ビールの後で頼んだお酒について。
志の助 (7)
小松の東酒造の「神泉 純米大吟醸」。
志の助 (10)
あと、こちらの2種類も飲んでいます。福井の「黒龍」と山中温泉の「獅子の里」。

以上を飲み食いして1人27,800円ほど。

昔は一通り握ってもらったあと追加でお願いしていましたが、年とともに量が食べられなくなりました。

では、また来年!ご馳走様でした。

鮨 志の助
石川県金沢市入江3-73
TEL 076-216-5280
12:00~14:30(最終入店13:30まで)
18:00~21:00(最終入店19:00まで)
水曜、日曜、祝日休

20周年企画の一環として料理にフィーチャーしたシリーズを続けてきました。

今回は連載16回目として「廻らない鮨・寿司」を取り上げたいと思います。

実は鮨・寿司は私が一番好きな食べ物です。本当ならば一番最初に取り上げたいと思うほどなのですが、今回はトリを務めることにしました。

おっと、トリと書きましたが、あと1回、料理ではなく小松のグルメ全般についてを後日最終回としてアップする予定です。

鮨・寿司は外国の方が日本に来てもっとも食べたいと思う日本食だと思います。それほど人気の鮨・寿司ですが、インバウンドの需要が拡大すればするほど日本人の口に入りにくくなってきたのも事実。実際、私自身も10年ほど前に比べると圧倒的に回数が少なくなってきました。

今日は、そんな鮨・寿司を「廻らない鮨・寿司」に絞って紹介していきます。

私にとって鮨・寿司好きになった、ある意味ではきっかけになったお店が金沢市入江にある「鮨 志の助」。26年前までは小松市栄町の今「酒場JINZA」という居酒屋がある場所にありました。

「鮨 志の助」へは約25年間本当によくお邪魔しました。

当時の私は鮨・寿司といえば醤油につけて食べるものという認識。しかし、醤油をつけずに食べてかつ美味しい!ということではまったのです。いまでも鮨・寿司といえば、何らかの仕事がされていて醤油をつけずに食べる鮨・寿司が一番好きなのです。

「鮨 志の助」が金沢に移転してからは年に1度、東京からわざわざ「鮨 志の助」に来るためだけに金沢に来る友人夫妻にご一緒して伺っています。実は来週もお邪魔します。

写真は「トロの炙り」、通称「アブトロ」。炙ることにより美味しさが倍増する贅沢な握り。
志の助
これは志の助のご主人が修業した「小松 弥助」のスペシャリテでもありました。

これから3軒ほど小松市内の鮨・寿司について続けますが、残念ながら一番好きな醤油をつけずに食べる鮨・寿司を食べさせてくれるところが少ないのです。

そんな数少ないところが、小松市松任町の「割烹 鮨 米八」。ご存じ「小松 弥助」の森田さんが働いていたお店としても知られています。

2022年に当時のご主人が亡くなり一旦閉店。その後若女将だった奥さまがゼロから東京のすし職人専門学校へ通った後、金沢ひがし茶屋街の「みつ川」で修業をされて、昨年めでたくお店を復活させました。

「みつ川」は江戸前風の何らか仕事が施されている握りを食べることができる人気店として知られていますが、「割烹 鮨 米八」ではそんな「みつ川」に似た握りを楽しむことができます。
米八
この写真の「アオリイカ」はまさにそんな感じ。三枚におろしてから細く切り絡めてあり、イカのねっとりとした食感を楽しめました。ただ、「みつ川」のように大葉を挟んでいませんでしたが。

続いて小松の2軒目は小松市東町「すし処 まる。」。

今では小松市内の鮨・寿司店としては1・2を争う人気店になりました。週末は2カ月前でも埋まっているほど。

リーズナブルに新鮮な魚介を使った料理や鮨・寿司を食べられることで人気です。

私は会社勤め時代、忘年会や送別会などでお世話になることが多く、行った人も必ずと言っていいほどファンになるお店でした。
すし処 まる
写真はコース料理の一品でマグロの中落を骨から貝殻でむしり取って食べさせてくれました。

お次は粟津エリア。小松市矢田野にある「味彩食房 日本海のさかな・寿司 大西」。

ここが人気なのはズワイの季節の「こうばこ軍艦」。
大西
「寿司 大西」といえば、こちらを目当てに行く人が多いと思います。

香箱ガニのシーズンはもうすぐ終了しますが、1月に入っても食べることができるので是非食べに行ってください。

小松の最後の紹介は、先日紹介したばかりの小松市清水町の人気店「寿司割烹 秀寿司」。

こちらは寿司だけではなく割烹として色々な料理を楽しむことができるので、遠来のお客さんをもてなすには便利なお店だと思います。

この前お邪魔した時もコースでお願いして色々食べた後で締めに出された握りがこちらです。
秀寿司 (18)
イカ、トロ炙り、カニ身といくら、ヒラメ縁側、梅貝の5貫上寿司でした。

小松のお店は以上で、場所は金沢市に移ります。

最初に紹介した「鮨 志の助」は入江にあります。

あと冒頭書いた通り、廻らない鮨・寿司店にいくことが少なくなってきたと書きましたが、一番回数が減ったのが金沢へ鮨・寿司を食べに出かけることです。

本当に金沢の鮨・寿司店はバブル状態ですね。一昔前は銀座で3万でも金沢ではその半分程度で食べることができたと思うのですが、今では有名店では3万円前後は覚悟しないといけなくなりました。

超有名店ともなると5万という声も聞こえてきますが、そんなところへはとても行けません。

今日紹介するところは、そんなに出さなくてもおいしいお店です。ただ紹介したいところはたくさんあるのですが、このシリーズでは過去2~3年程度前までにいったところにしている(「すし処 まる。」は例外)ので、最初にお勧めのところの名前だけ記しておきます。どこも醤油をつけずに食べられる握りを出してくれるお店です。

「河原町 一(はじめ)」「鮨くら竹」「すし屋 小桜」「本店 加賀 彌助」「鮨 飛」「鮨木場谷」などです。

では、金沢できちんと紹介するのは本町の「鮨 高森」です。

2022年惜しまれつつ閉店した野々市の名店「太平寿し」出身で今は亡き高谷さんのDNAを引き継いだ鮨を堪能することができます。

「太平寿し」も大好きなお店でしたが、それを思い出させてくれる握り。

こちらは「太平寿し」のスペシャリテの一つ「のど黒蒸し寿司」。
高森1
のど黒の上品な脂が乗った身と、シャリの下には昆布が敷かれていて、一緒に蒸されることによって酢の旨みを纏って味が昇華しています。食べるたびに感動する一品です。

この後はちょっと北に移動してなかほく市宇野気の超人気店「寿司処 松の」です。

デカネタで有名ですが知る人ぞ知る超人気店なので平日でも順番待ちは必須です。
寿司処 松の
写真は「ヤリイカ」ですが、映えする握りですね。

他のも出された瞬間「おっ!」と驚くこと請け合いです。

これからは石川県外のお店です。私が住んでいた大阪と福岡のお店について2店紹介します。

まずは大阪駅前第3ビル発祥の「すし酒場 さしす」。

ホワイティうめだ店で食べてきましたが、インスタ映えする寿司で楽しめました。

メニューには興味を引くネーミングのものや、おっ!と思うほど安い値段のメニューが並んでいます。
さしす
写真は「エビ7」という名前で、赤エビが酢飯の上に7尾乗せられています。卵の黄身を崩しながら食べると、コクが加わり美味しくなりました。

最後の紹介は、博多駅にもほど近い美野島の隠れ家的佇まいの人気店「鮨 そえ島」というお店。

福岡に住んでいた時もだいぶ鮨・寿司店に行っていますが、玄界灘の荒波でもまれた魚介は、北陸の魚介とは少し違った種類もあったりして美味しかったです。また、福岡の鮨店のおまかせの特徴として、おつまみの種類が多いことが挙げられます。

「鮨 そえ島」へは昨年春にお邪魔しています。
そえ島
こちらは「とろたく」と言っていましたが、巻物2貫にマグロのトロとたくわんが巻かれていました。これが意外においしい組み合わせでしたね。

鮨・寿司のジャンルについては、これまで紹介したところ以外にもたくさんあるのですが、今日のところは以上にしていきます。

Part2があってもいいかもしれませんね。ご馳走様でした。

片町から犀川大橋を渡りすぐの交番のところを右折してしばらく歩くと、室生犀星記念館の前にひっそりとある複合施設「Labo白菊」。
くら竹 (2)

ここは元染織工房だったところをリノベーションしています。
くら竹 (3)

室生犀星記念館の側からは、ご覧のような狭い路地と扉を開けて中に入ります。
くら竹 (6)

すると、何もない空間?があり、
くら竹 (7)

さらにいったん外に出ると左側に入り口があり、その中が「鮨くら竹」と「bar露草」が一緒になっているスペースです。ちなみに右側には陶芸工房の「いろどりや」がありました。
Bar 露草 (19)

あとでわかったのですが、こちらは裏口になるようで、表はこちら。帰りはこちらから出ました。

「bar露草」については後日紹介しますが、タレントのMEGUMIさんが女将のお店なのです。

さて、今日紹介する「鮨くら竹」は、前は東急スクエアの裏手にあって、昔、美容室→お好み焼きだったところを改装したお店でしたが、3年ほどで閉め、こちらに移転してきています。

私のブログではこちらで紹介しています。

今年発刊された「ミシュランガイド北陸2021」でミシュランプレートに選ばれていました。
くら竹 (10)

カウンター9席のこじんまりとした鮨店で、ランチとディナーの営業。夜は8,500円(税抜)のおまかせのみとなっていました。
くら竹 (13)

まずはハートランドで乾杯。
くら竹 (15)

最初に出されたのは、もずく酢。梅貝とジュンサイが入っていました。
くら竹 (17)

お次はカツオのたたき、酢味噌で。
くら竹 (18)

アジ。ポン酢で。
くら竹 (20)

焼き魚はイサキ。柚庵焼きだったかな?
くら竹 (21)

こちらは何の茶碗蒸しだったかな?汗

ここからが握り。シャリの量が少なく小ぶりです。江戸前風の醤油をつけずに食べる握りで、酢飯は若干濃いめの味付けでした。
くら竹 (24)

最初は「なめら」から。
くら竹 (25)

イカの種類は説明がなかったと思いますが、「みつ川」の三枚おろしで大葉を挟んだ短冊切りで絡めた握りでした。
くら竹 (26)

能登の岩ガキを挟みます。
くら竹 (28)

梅貝。いつも通り、食感がいいです。
くら竹 (29)

さわら。軽く炙って。

甘えび。漬けで余分な水分を抜いているようです。そして甘えびの卵を乗せて。
くら竹 (30)

甘えびのトロっとした食感とうま味がさらに凝縮されているように感じました。
くら竹 (31)

マグロの漬け。いい塩梅です。
くら竹 (32)

コハダ。締め具合は強め。小ぶりだったからそう感じたのかもしれません。
くら竹 (33)

軽く炙ったタチウオは梅肉乗せてさっぱりと。
くら竹 (35)

シャコ。最近、シャコを出してくれるお店が少なくなりました。
くら竹 (36)

箸休めの水ナス。
くら竹 (37)

毛蟹とその卵の軍艦巻き。濃厚な毛蟹の卵です。
くら竹 (38)

うなぎはカリッと焼いて。あら塩と酢橘を削って。
くら竹 (40)

最後は手巻きで、何だったかな?のどぐろの炙りだったかな??汗

少々飲み過ぎで妻ともども記憶が飛んでしまっている。

「みつ川」でも最後はマグロかのどぐろの手巻きだったのですが…。

手巻きは、「みつ川」と同じく下のほうにも海苔をかぶせて巻いてくれてます。

最後の飲んだお酒の紹介です。
くら竹 (16)

ビールのあとはスパークリングと
くら竹 (19)

白ワインを一杯ずつ。
くら竹 (23)

そのあとは島根県出雲の富士酒造の「出雲富士」。純米吟醸の超辛口です。
くら竹 (27)

お次は兵庫県淡路の都美人酒造の「都美人」。純米 Rafale(ラファール)。純米原酒えすが爽やかな飲み口でした。

両方とも純米酒なので、鮨に合いました。

料理6品、握り12貫のこの内容で8,500円(税抜)はお得です。そしてアルコール料金込みで一人12,800円ほど。コスパ的に満足です。

ひっそりとある隠れ家的なお店ではありますが、ハレの日にも、そうでない日の食事にも利用できるいいお店だと思いました。ご馳走様でした。

くら竹
石川県金沢市白菊町3-25
TEL 076-220-6228
12:00~14:00
17:30~22:00
基本火曜休
※Labo白菊の休日に準ずる


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