あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:手打ち

サラリーマンの場合は定年という運命が待ち構えています。

私もそのうちの一人で、そろそろ!と言った年になっていて、現役引退後のいわゆる第2の人生をどう過ごしていくか悩ましい所ではあります。フードライターでもしようかな!?笑

そんなとき、第2の人生の選択肢としてそば店を開くといった話を時々耳にします。

今日紹介する小松市瀬領町の「手打ちそば えん」のご主人も、そんなお一人。

昨年10月に、古民家を改装して、日曜日限定ですが営業を始めています。ご主人は正式に定年を迎えたら本格的なお店として営業されるようです。

私は地元の新聞記事を読んで知り、9月のとある日曜日に妻と二人で出かけました。

日曜日のみの営業なので混雑する可能性があると思い、朝9時から予約可だったので電話して予約を入れて向かいました。
手打ちそば えん

お店はご覧のように普通の民家のようです。

我々が到着したのは11:22でしたが、お店の駐車場は1台のみ空きがありました。

しかし、入ったらすでに満席!?

ん?予約って何だった…?と思いましたが、気を取り直して席が空くまで待ちました。
手打ちそば えん (5)

店内は、これまた昔ながらの畳敷きの和室。でも基本はテーブルが置かれていて、イスに座って食べることが出来ます。
手打ちそば えん (8)

こちらの庭に面したガラス戸には大正ガラスが使われていると、新聞記事に書かれていました。
手打ちそば えん (3)

お品書きです。
手打ちそば えん (7)

裏面には、お店のそばについての説明が書かれていました。福井県がお墨付きを与えている「おいしい福井県産そば使用店」ですね!

「池田流手打ちそば」と書かれていて、そばでも有名な福井県今立郡池田町でそば打ちを学んだようです。

我々二人は、10食限定と書かれてた「そば定食(1,400円)」を頼むことに。
手打ちそば えん (9)

15分ほど待って出されたのがこちら。
手打ちそば えん (10)

そばは外二(そば粉10に対して小麦粉2の割合)で打たれています。見た目きれいなそばです。そばの風味も感じました。ただ、少し長かったです。つゆにつけるときも食べるときも少々食べにくさがありました。個人的には、もう少し短めの方がうれしいかな?

そばつゆは色合いも味も濃い感じでした。
手打ちそば えん (11)

定食にはそば以外に「炊き込みご飯(この日は栗ご飯)」「そば豆腐」「出汁巻き玉子」「漬物」「杏仁豆腐」が付いています。

越前そばだと、やはり「おろしそば」が有名なので、次回は「おろしそば」を食べようかな?ご馳走様でした。

手打ちそば えん
石川県小松市瀬領町丙37
TEL 0761-46-1079
日曜11:00~15:00(売り切れ次第終了)
月曜から土曜日まで休
予約は日曜日9時から受付

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四国愛媛に久しぶりに行きました。

私が大阪に住んでいた時、四国も担当エリアだったので、その時は年に3~5回は行っていましたが、その時以来約6年半ぶりの訪問です。

前日から高松で朝・昼・晩とうどん屋さんに行って食べていたのですが、まさか、この日のランチもうどん屋さんに入るようになるとは、行く前はまったく予想していませんでした。

高松から車で移動して、用事を済ませてから少し遅めのランチを食べることに。

場所が松山市の一番東の方、東温市に近いところだったのですが、なぜか行ったエリアで見つけておいたところが水曜日でお休みったりして適当なお店がなく、結局こちらの「瓢月」にお邪魔しました。
瓢月

同じ四国と言っても、やはりうどんが有名なのは香川県です。愛媛だと鯛めしやたこ飯などの、いわゆる漁師めし系のものに有名なのが多いですね。

私のブログでも愛媛県でうどん屋さんを紹介したことは1度しかありません。

さて「瓢月」ですが、自家製の手打ちうどんを食べさせてくれるお店です。昔は松山の繁華街、二番町にお店があったようです。

大きなお店で、外からもうどんを打つのを見ることが出来ました。ちなみに地下水でうどんは打たれているそうです。

内部は、カウンター席、テーブル席、座敷席があって多くの人が入ることが出来るスペースがあります。
瓢月 (11)

座敷席のところには大きな墨彩画がかけられていました。
瓢月 (2)
瓢月 (3)

メニューはこんな感じです。値段設定がお手頃でした。

私が頼んだのはお店のおすすめ「夜鳴きうどん」。二番町にお店があった時のことが由来なのでしょう?
瓢月 (6)

刻みきつねととろろ昆布がのったうどんで580円。
瓢月 (12)

適度な弾力のあるコシ。のど越しもよかったです。ダシは澄んで上品。イリコと昆布とかつおのバランスがいい甘みもある汁で美味しかったですよ。
瓢月 (9)

あと、座っていたテーブル席の近くにあったので気が付いて、おでんも2品頂きました。
瓢月 (5)

出汁がいいのでおでんも美味しいです。
瓢月 (7)

一緒に行ったメンバーは、「かけ天丼セット(765円)」と、
瓢月 (8)

「わかめ天丼セット(820円)」を頼んでいました。よく食べます。
瓢月 (4)

天かすは無料で掛け放題です。

讃岐うどんのお店で食べるよりは高いですが、立派な店構えでゆったりと楽しむことが出来るわりにはコスパがよかったお店でした。ご馳走様でした。

瓢月 南高井店
愛媛県松山市南高井町1305-1
TEL 089-970-5658
11:00~20:00
月曜休
※祝日の場合は翌火曜休


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お盆は比較的過ごしやすかったと思いますが、これからもまだまだ蒸し暑い日あると思います。

そんな暑い日は冷たいものを食べたくなるのが人情。今日は冷たい麺類の話題です。
どん平

今日紹介するのは白山市にある「どん平」。手打ちうどんとそばのお店です。

こちらのお店を知ったのは、前に雑誌「金澤」に掲載されていたから。なぜ行こうと思ったかといえば、掲載されていた冷たいうどんが美味しそうだったからです。

こちらは、手打ちのうどんやそば、丼など幅広い品ぞろえで地元の人を中心に人気のお店のようです。

住居と兼用でしょうか?大きなお店です。
どん平 (2)

入口には、不思議な木彫りの男の像が置かれていましたが、これは何の意味か不明です。^^;

店内も広くて、カウンター席や、大木を使ったテーブル、小上がりの各席が35席ほど用意されていました。
どん平 (8)

私がお邪魔したのが、とある土曜日のお昼。11時半過ぎだったのですが、すでに数組のお客さんがいらっしゃいました。

お店で使用する野菜は自家栽培だと、入口を入ったところに書かれていましたが、年中そうなのかはわかりません。
どん平 (6)

さて、品書きを見ると多くの種類のうどん・そば・丼が並んでいます。

しかし私は、最初から雑誌「金澤」に掲載されていた冷たいうどんで、8月頃までの夏季限定の「ごく細冷やしうどん(640円)」を食べるつもりでいたので、初志貫徹でそれをオーダーしました。(なので、いまやっているかどうかはあらかじめ確認されていったほうがいいです)

出されたのがこちら。
どん平 (4)

わかめ、錦糸卵、椎茸、赤巻などの具が乗せられています。

うどんは透明感があって、つるつるピカピカという表現がぴったり!のど越しが素晴らしいです。
どん平 (5)

生地を一晩寝かせて、お店に出す日の朝に切ったものだそうで、通常のうどんよりも細切りの夏限定うどんですが、意外にコシがあってびっくりしました。モチモチ感もよかったです。

出汁はサバやウルメイワシを使っていて、すっきりとした辛くない汁は全部飲み干せそうでした。

「ごく細冷やしうどん」のボリューム自体はそれほど多くはなかったですが、夏向きのさっぱりとした味とのど越し最高のうどん!美味しかったです。ご馳走様でした。

どん平
石川県白山市博労3-34
TEL 076-276-9438
11:00~14:30頃
17:00~19:00
麺がなくなり次第終了です
日曜休


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安産のご利益をうたう神社は全国あまたあるでしょうが、神社そのものの名前が安産神社というところはそうはないのではないかと思います。

そんな安産神社が石川県白山市にあります。
一休どん (14)

正式には安産日吉神社という名前で、安産は「やすまる」と読ませます。

場所は白山市旧美川。手取川の支流「安産川」の川沿いに。名前の通り、安産ほかの神様として祀られており、祈念し安産の水をいただいたものは難産しないといわれているようです。

私も、この年になるまで、こんな名の神社が白山市にあるとは知りませんでした。

何故知ることになったか!?それは、今日紹介します白山市美川インターそば「めん処 一休どん」に行ったからです。
一休どん

「めん処 一休どん」のご主人は、この安産地区の出身で、いまはすぐ隣の地区でうどん店を営んでいます。
一休どん (3)

そのご主人が生まれた地区の神社にゆかりのある「安産(やすまる)うどん」というのをお店のメニューに加えていたことから、知ることになりました。
一休どん (8)

一応、グルメブログをやっている私にとっては、ネタ的にとてもGoodなお店です。(^.^)

そんな「めん処 一休どん」に、GW期間中に食べに行ってきましたので紹介したいと思います。

私は最初から「安産(やすまる)うどん」狙いだったので、他のメニューには目もくれませんでしたが、一応、メニューはこんな感じになっています。
一休どん (6)

「めん処 一休どん」のうどんは自家製の手打ちです。美川の名水「安産の水」や、能登海洋深層水を使って練り上げています。
一休どん (7)

うどんは温冷が選べますが、ご主人によると体を冷やす食材が多いので、暖かいのを勧められました。もちろん妊婦さんにとってもそうですね。

値段は1,103円(税込)とちょっとお高めですが、値段は「いいお産」のごろ合わせだそうです。^^; しかし、実際支払うときは1,100円でした。

ちなみに妊婦の方は半額近くの588円となります。こちらも「ゴー母」のごろ合わせだそうです。ちと苦しい……?^^;

出されたのがこちら。
一休どん (9)

内容的には、体力が付く山芋、食欲が出る梅とショウガ、おめでたい金箔、子どもを模した温泉たまごなどが具材です。
一休どん (10)

金箔がまぶしいです。(笑い)
一休どん (12)

山芋は荒めにすりおろされていて食感が残っています。
一休どん (11)

うどんは太めで、手打ちの弾力があります。

ダシは上品な昆布ダシで、小松の私にとってはなじみの味です。

食べることだけであれば、金箔を入れずにもっと安くしてほしいですが、これも縁起?もの。妊婦の方は是非食べてみてください。安産間違いなし…?ご馳走様でした。

めん処 一休どん
石川県白山市蓮池町ア-9-4
TEL 076-278-5919
11:00~15:00
17:00~22:00
火曜休


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小松にも久々、新店のオープンが続いています。

そのため、市内のラーメン店もだいぶ競争が激しくなってきました。
笹はら

今回10月にオープンしたのは、福井越前市に本店がある人気のつけ麺と油そばがウリの「笹はら」というお店です。

石川県内では初めての出店のようですが、最初に小松に出るというのはなかなか勇気がありますね。(笑い)

大体、石川県に進出するときは大きな市場である金沢市、もしくはその近辺に第一号店を出すと思うのですが……?

まぁ、そんなことより小松に一号店を出していただいたことには感謝せねばいけません。
 
お店は、前は同じくラーメン店の寶龍が営業していたところをリニューアルしています。赤から黒へと基調に変わっています。

食券機で食券を買い求めます。

メニューはつけ麺、味噌つけ麺と油そばの3種類です。普通のラーメンはメニューにはありませんでした。あとは唐揚げですね。
笹はら (9)

カウンターに置かれていたメニューにはラーメン(表記はらー麺)が記載されていましたが、新店オープン後しばらくは限定メニューになるという張り紙が張られていました。

私は、やはり一番ウリのメニューであろう「つけ麺並(830円)」に、プラス煮玉子(100円)をトッピングしました。
笹はら (3)

カウンター席に座ると、1分ほどで出されました。あらかじめ麺は湯がいて冷水で〆られ作り置きされているようですね。

こちらの大きなウリが極太ストレート麺であることを考えると、オーダーが入ってから湯がいていると時間がかかるためと推測されます。

麺は、こちらのお店で自家製麺しているようです。
笹はら (4)

全粒粉の小麦粉をつかっているのでしょうか、少し殻が混じり麺にほんのり色が付いています。
笹はら (5)

そして、極太ストレート麺に負けないように、また絡むように、つけ汁も他より濃厚なタイプの魚介とんこつ味でとろみもあります。柚子皮がたくさん入れられていて、確かな柚子の香りがします。臭みも消されていました。

具は、厚みのある炙りチャーシュー、これも太めのシャキッとした食感がいいメンマ、海苔。チェーシューとメンマも食べごたえありました。
笹はら (10)

トッピングの煮玉子は1個丸ごと出てきました。割るとこんな感じです。

まずは、極太ストレート麺を何もつけずに食べます。毎朝手打ちして作られるこの極太の?は、歯ごたえとコシがすごくあって、よく噛んで食べる必要がありますが、その存在感は半端じゃなかったです。

これでは、濃厚なスープでないと負けてしまいますね。

ただ、つけ麺を食べるときはいつも思うのですが、スープが太い麺であるがゆえに、すぐに冷めてしまいました。

頼めば温めなおしてくれるのですが、それも面倒です。そのまま食べ続けましたが、これから寒くなる期間は、個人的にはつけ麺は避けたいと思います。
笹はら (8)

最後は魚介でとった温かいスープで割って飲みます。

並でしたが、極太であるためボリュームも多く感じられ、満腹感も相当です。麺もスープも存在感があって他のお店にはない特徴を感じることが出来るお店でした。ご馳走様でした。

残念ながら閉店になっています。

笹はら 小松店
石川県小松市今江町5-373-1
TEL 0761-58-1511
11:30~14:30
18:00~21:00
月曜休

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