あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:年縞博物館

先日紹介した「福井県年縞博物館」。建築的にも展示的にも見るべき点が多かったです。

その博物館の中にあるカフェが、今日紹介する「cafe縞」です。

このような美術館や博物館に入っているカフェは、都会の施設だとカフェ目的で来るお客さんもいるだろうと思いますが、人口の少ないところにある施設ではなかなかそうはいかないと思います。

博物館に来たお客さんすべてがカフェに入るわけではないので、このエリアに観光に来た人たちに立ち寄ってもらえる工夫をする必要がありますね。

このカフェのウリが、今日紹介するメニュー「年縞SAND」です。

私は「福井県年縞博物館」の情報収集をしているときに、このサンドイッチのことを知りました。

そこで行った折に食べてみたいと思い今回お邪魔しています。
福井県年縞博物館 (52)

一通り博物館を見学した後のひと休みです。
cafe縞

一応、博物館側からも入ることが出来ましたが、こちら側が入口。ドアがすごく重かったです。笑
cafe縞 (5)

店内はそれほど広くはありません。
cafe縞 (3)

3方に席があって、縄文ロマンパーク内の緑や若狭三方縄文博物館を眺めながらお茶することが出来ました。三方湖側にも席があります。
cafe縞 (16)

オーダーは、こちらの食券機で買ってお店の人に渡します。

私は「年縞SAND」をドリンクセットで頼みました。単品では950円でセットだと4種類のドリンクを選べて1,200円でした。
cafe縞 (8)

こちらの「年縞SAND」は、博物館の主役である年縞の掘削作業をイメージして作られています。ちなみに、春から秋は堆積物が黒く、冬の間は白い堆積になるようです。

竹炭を練り込んだ黒いパンの間に色々な具材がサンドされているもので、いわゆる映えるビジュアルですね。
cafe縞 (12)

ささっている、年縞の掘削で使われたやぐらのイラストが貼り付けられている太めのストローを引き抜くと、18層分のしま模様として再現されているということです。なかなか考えましたね。妻と半分ずつ食べています。
cafe縞 (10)

頼んだセットドリンクはアイスコーヒーでした。
cafe縞 (15)

妻はこちらのメニューに出ていた「福井梅 Green Tea・Iced Tea(680円)」を頼んでいました。
cafe縞 (14)

若狭町産の緑茶と梅シロップが使われています。

行ったときはとてもいいお天気になったので、青い空と緑の芝生を眺めながらゆったり過ごすことが出来ました。福井県年縞博物館に行かれた折にはぜひどうぞ!ご馳走様でした。

cafe縞
福井県年縞博物館
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122−12−1
 縄文ロマンパーク内
TEL 0770-45-3039
9:00~17:00
火曜、年末年始(12/29~1/2)休



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今年は梅雨入りが遅かったので、梅雨入り前の6月中旬に約20年以上ぶりに三方五湖をドライブしてきました。

舞鶴若狭自動車道が2014年7月に全線開通して、石川県から小浜方面までだいぶ便利になりましたね。また、有料道路だった「三方五湖」のレインボーラインが2022年10月から通行料が無料になっています。

敦賀以西に行くのは20年以上ぶりとなります。

レインボーラインは美浜町笹田の日向ゲートから若狭町海山の海山ゲートまで三方五湖を望む絶景を走る全長11.4kmのドライブコース。私が行くのは、こちらも20年以上ぶりです。

その途中にあるレインボーライン山頂公園を目指して向かいます。
五湖テラス

上りはケーブルカーで移動。
五湖テラス (6)

頂上付近には「五湖テラス」など5か所のテラスがあって、三方五湖、若狭湾など360度の大パノラマを楽しむことが出来ました。
五湖テラス (13)

ちょうど時期的に春のローズフェアが行われていて、同じ時期に咲いているサツキも見頃。ご覧のように、バックに日本海を望む雄大な景色と相まって素敵な景色です。
五湖テラス (31)

あと、歌手の五木ひろしさんの出身が美浜町ということもあり、彼のコーナーがあったり、
五湖テラス (9)

恋人の聖地として登録されているため、ご覧の鐘が設置されていました。
五湖テラス (29)

こちらのほうには足湯「天空の足湯」があって、三方五湖すべての湖と日本海が一度に楽しめる全天候型の人気のテラスとなっています。

なお利用料金は、山頂までのリフト・ケーブルカー料金込みで大人一人千円でした。

三方五湖レインボーライン山頂公園気山
レインボーライン
福井県三方郡美浜町日向75−2−6
TEL 0770-47-1170
夏季 9:00~17:00
冬季 9:00~16:30


この2つの博物館は縄文ロマンパーク内にあって、隣接しています。
福井県年縞博物館 (59)

「福井県年縞博物館」の設計は著名な内藤廣建築設計事務所。
福井県年縞博物館 (56)

一言で言うと、かっこいい建築物。
福井県年縞博物館 (11)

1階部分は水害対策でエントランスと受付のみ。
福井県年縞博物館 (4)

展示室の下はコンクリート打ち放しの柱があって、2階部分の床のスラブがむき出しなのですが、これらのコンクリートの美しさに目を奪われました。
福井県年縞博物館 (5)

年縞博物館の年縞とは聞きなれない単語ですが、年縞とは「長い年月の間に湖沼などに堆積した層が描く特徴的な縞模様の湖底堆積物」のことで、1年に1層形成されるので縞のような模様がきれいに構成されるのです。
福井県年縞博物館 (15)

何となく見た目が、福井特産のおぼろ昆布のような感じでした。
福井県年縞博物館 (16)

年縞についての詳しいことはこちらをご覧ください

その年縞が、三方五湖の一つ「水月湖」では、7万年分、長さにして45m。それが1年の欠落なく堆積してできていて、世界では、ここ以外どこにもなく、地質学的年代決定における事実上の世界標準という学術的にとても貴重なものらしいです。
福井県年縞博物館 (21)

2階の展示エリアは細長いワンルームで、7万年分の年縞45mを並べるために、このような細長い展示室になっているわけです。
福井県年縞博物館 (22)

年縞展示の反対側は、年縞に関連する色々な展示をするスペースになっていました。

正直、年縞そのものを、それほど理解して面白いと思う人は少ないかもしれませんが、貴重であることにはかわりなく、何より、年縞博物館そのものを見るだけでも価値があると思いました。
若狭三方縄文博物館 (24)

そしてお隣の「若狭三方縄文博物館」。
若狭三方縄文博物館 (3)

建物として目に見えるところは、ご覧のようにごく普通な感じですが、ドーム型の屋根がすべて土で覆われ,その上に芝と笹を植えるという大変ユニークな作りとなっています。
若狭三方縄文博物館 (5)

中に入ってびっくり!ギリシャのパルテノン神殿?と思われるような太い柱が何本も建っていて荘厳な雰囲気。
若狭三方縄文博物館 (20)

その中に鳥浜貝塚の出土品を中心に展示されていて、縄文時代の暮らしの様子などを垣間見ることが出来ました。
若狭三方縄文博物館 (15)

最初、それほど期待していなかったのですが、建築的に面白くてサプライズ的な感じでよかったです。

福井県年縞博物館
若狭三方縄文博物館
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122−12−1
 縄文ロマンパーク内
9:00~17:00
火曜休館

お次は、これらを見てまわる途中で立ち寄り、お土産を買ったところの紹介です。

まずは「梅の里会館」。
梅の里会館

三方五湖の若狭町は梅の産地として知られています。

そのため、特産の福井梅干しをはじめ、梅ワインなどの各種梅加工品の製造直売所がいたるところにありました。

車で走っていて「梅の里会館」を見つけたので立ち寄ることに。

福井梅ご家庭用梅干し しそ漬け(塩分18%・1kg)を買い求めました。
梅の里会館 (5)

私は塩分を控えているため、感想はなしです。

JA福井県 梅の里会館
福井県三方上中郡若狭町成出17−4−1
TEL 0770-46-1501
8:30〜17:00
年末年始休

あと、「福井県年縞博物館」と「若狭三方縄文博物館」のすぐ近くに「道の駅 三方五湖」があったので、こちらへも。
道の駅「三方五湖」 (2)

店内はそれほど広くはありませんが、この周辺の農産物など中心に色々なものが売られていました。
道の駅「三方五湖」 (3)

私はこちらの小浜•若廣の「焼き鯖寿司」と、梅干しを買っています。
道の駅「三方五湖」 (7)

若狭湾は江戸時代から「若狭の鯖」として知られていて、京への道が「鯖街道」として有名ですね。
道の駅「三方五湖」 (11)

「焼き鯖寿司」は、肉厚の鯖でした。ご馳走様でした。

道の駅 三方五湖
福井県三方上中郡若狭町鳥浜122-31-1
TEL 0770-45-0113
9:000~17:00
毎月第1火曜(祝日の場合は翌日),年末年始休
*7月~8月無休



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