あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:岩瀬

これまで紹介してきた富山の岩瀬エリアから富山駅に戻るために富岩水上ラインの発着場である岩瀬カナル会館へ歩いて向かいました。

出発する時刻は14:30で、少々時間があったのと、ランチにおつまみ系のものしか食べたいなかったこともあって小腹が空いていました。

そこで、富岩水上ラインが出発する岩瀬カナル会館のすぐそばにあった「キッチン&カフェ ガレガレ(kitchen&cafe GAREGARE)」に入ることにしたわけです。
ガレガレ

おしゃれな外観ですね。ガレージが併設されていて車が中に置かれているのが見えます。

こちらは事前に調べてあったお店ではなかったので情報を持っていませんでしたが。おしゃれなお店だったので入ることにしました。
ガレガレ (3)

店内に入るとカフェスペースは1階と2階にあり、奥のガレージにはランボルギーニとダッジチャレンジャーRT1970が並んで置かれています。
ガレガレ (2)

こちら、居るときはカーショップかなにかと思っていましたが、戻ってから調べてみると11月11日で5周年を迎えた、白えびの漁師さんがオーナーのお店だそうです。

白えびの漁師さんがオーナーのカフェってとても珍しいと思いますし、漁師さんとスーパーカーの組み合わせも妙です。

我々はガレージ内の席に案内されました。
ガレガレ (4)

食事メニューです。
ガレガレ (5)

ドリンク。

私はこちらのメニューに出ていた「バーガー&フライドポテトセット(870円)」を頼みました。
ガレガレ (7)

バーガーは3種類からチョイスできて、私は「白えびかき揚げバーガー」です。

今年、元日に発生した能登半島地震の影響で、富山湾の宝石と言われる白えび不漁が続いているようですが、さすが白えびの漁師さんがオーナーのお店ですね。
ガレガレ (8)

出されたのがこちら。

バンズからあふれんばかりの白えびかき揚げ。
ガレガレ (9)

オーダーが入ってから揚げているので、白えびかき揚げとフライドポテトはホクホク、サクサク。シーザードレッシングがベースの特製ソースでおいしく頂きました。

もっとも、白えびは生のむき身が一番ですよね。
ガレガレ (10)

そしてドリンクは、妻のリクエストで「ティーソーダ(550円)」にしています。
ガレガレ (6)

ちょうど、こちらに出ているように5周年記念ということで700円未満のドリンクが500円になっていました。なので50円引きということになりました。

よくかき混ぜて飲みました。

飛び込みで入ったお店でしたが、ブログネタ的にもよかったです。ご馳走様でした。

キッチン&カフェ ガレガレ(kitchen&cafe GAREGARE)
富山県富山市岩瀬天神町3
TEL 076-460-4008
11:00~17:00(L.O.16:00)
月曜休

今回の富山行の目的の一つが富山県の桝田酒造店直営の「満寿泉 沙石」へ行くことでした。
満寿泉 沙石

「満寿泉」といえば富山で人気の銘柄で、石川県のお店でもよく置かれています。

「満寿泉 沙石」では、普段は飲めないような満寿泉のプレミアムな銘柄などを飲むことができるのです。

一昨日紹介した「KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)」でクラフトビールを楽しんだ後、こちらに移動しました。

こちらのお店のまわりには、日本料理・イタリアン・フレンチ・鮨・蕎麦などの人気店があったりして、食文化の集積度が高くなっている印象で、桝田酒造店の桝田隆一郎社長の街づくりへの情熱が伝わるエリアになっていました。
満寿泉 沙石 (3)

こちらの「満寿泉 沙石」の裏側にもイタリアンレストランがありますが、彼が岩瀬のまちづくりに力を注いだ成果の一つで、どのお店も遠くからわざわざ人が来るような人気店ばかりです。
満寿泉 沙石 (16)

中に入ると、広いスペースの大木が置かれ、壁の周りにはアートがいろいろ飾られていました。
満寿泉 沙石 (13)

さて、「満寿泉 沙石」には桝田酒造店が作っているお酒が全部揃っていて、それらを1杯から時間制で何杯でも飲むことができるのです。
満寿泉 沙石 (2)

システムは、こちらに書かれている通り。今回は千円で15分飲み放題にしています。
満寿泉 沙石 (7)

タイマーと小さめのお猪口を受け取り、こちらの冷蔵庫から飲みたいボトルをテーブルに持ってきて、自分で好きなだけ注いで飲むセルフ立ち飲みスタイルでした。
満寿泉 沙石 (8)

全部は紹介しませんが、まずはシャンパーニュ・ハウスのアンリ・ジローでワインの寿空制に使用した樫樽で、満寿泉の純米大吟醸酒を6ヵ月寝かせ「アンリ・ジロー×満寿泉」。
満寿泉 沙石 (5)

写真に写っているおつまみは「おつまみセット3種盛合せ(300円)」。「つりや」のほたるいかの素干しなど3種類です。なおミネラルウォーターは15分では100円かかりました。
満寿泉 沙石 (18)

こちらはシーバスリーガルのオーク樽で熟成した満寿泉の純米大吟醸「リンク8888(6,050円)」。
満寿泉 沙石 (20)

こちらは沙石オリジナルのお酒で「MV-01 (5,500円)」。
満寿泉 沙石 (19)

「セイズファーム×満寿泉」TYPE-RでSAYSFARMメルローの樽を使用し熟成された純米大吟醸。薄いピンク色で芳香な純米大吟醸に赤ワインのテイストです。

満寿泉 沙石 (21)

赤いラベルのボトルは「満寿泉 純米大吟醸 R KIMOTO」。生酛作りで買うと4合瓶で10,000円以上するようです。

あと3杯くらい、計8杯飲んでいますが、たぶん、飲食店で飲むと1万円ぐらいはかかっているのではないでしょうか。

まぁ、これも話のネタということで、本当はじっくり味わいながら飲みたいですね。ご馳走様でした。

満寿泉 沙石
富山県富山市東岩瀬町93
TEL 080-2962-6683
10:00~18:00(最終受付17:15)
火曜休

岩瀬エリアを散策したときにランチを食べに入ったのが「KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)」です。
KOBO Brewery (2)

ここは「KOBO Brewery」という、チェコ出身のコティネック・ジリ氏が醸造しているブリュワリーに併設されたパブです。
KOBO Brewery (4)

彼はこちらに来る前は能登の日本海倶楽部でビールづくりをしていました。

経営は岩瀬まちづくり(株)。社長は満寿泉のブランドで知られる桝田酒造店の桝田隆一郎社長です。
KOBO Brewery (12)

オープン時間の11時ちょうどに店内に入りました。
KOBO Brewery (7)

一昨日紹介した「北前船主廻船問屋 旧馬場家」の米蔵だったところをリノベーションしていますが、雰囲気を残しながらいい空間に変えています。
KOBO Brewery (9)

真ん中に醸造施設があるという思い切った作り。チェコの伝統スタイルで仕込むビールをメインに提供していて、ご覧の巨大な杉の一枚板のテーブルで味わうことができるのです。
KOBO Brewery (13)

まず、こちらのカウンターでオーダーをして料金を支払います。

ビールはその場で渡され、料理はテーブルまで運んでくれます。
KOBO Brewery (25)

なお、ビールはこちらの注ぎ口から出てきました。
KOBO Brewery (21)

ビールのラインナップ。
KOBO Brewery (20)

料理メニュー。
KOBO Brewery (19)

そして、たぶん、ほとんどの人が頼むであろう「テイスティングセット(1,500円)」がこちら。

ネットではAとBの2種類設定されている情報だったのですが、この日はこちらの1種類のみでした。

4種類のクラフトビールを飲み比べることが出来て、「プレミアント ピルスナー」「奥能登伝説」「3A ラガー」「IPA」、
KOBO Brewery (18)

左から、「プレミアント ピルスナー」はホップの香りが爽やかで飲みやすいです。「奥能登伝説」は、日本海倶楽部のビールで味とコクやキレのバランスが良かったです。「3A ラガー」はほどよい苦みでビール本来の味を楽しめました。「IPA」は一番苦みを感じますが、ホップの風味が心地よいビールでした。

あと追加で頼んだのが「タイタンピルス(800円)」と「トットピヴォ(900円)」の2杯。
KOBO Brewery (26)

「タイタンピルス」は東京大塚にあるタイタンズの8周年記念として作られたアニバーサリービールで苦味を抑えてある飲みやすいビールでした。

「トットピヴォ」は3種の麦を使用した7%と高めのアルコール度数。3種のホップの香りに包まれるような飲み心地で、カナダ・トロントのGodspeed Breweryの7周年アニバーサリーコラボビールだそうです。

おつまみ兼ランチとして食べたのは、まずは「ソーセージセット(1,600円)」。ザワークラウトも添えられていて、富山の「メツゲライ・イケダ」の手づくりソーセージ。
KOBO Brewery (24)

ホワイトソーセージなど3種はこちらでしか食べられないオリジナルレシピだそうです。ハーブがきいていて、ジューシーでシャキッとした噛み応えでおいしかったです。
KOBO Brewery (23)

「フライドポテト(600円)」は揚げたてで、添えられていたオリジナルディップがおいしい。
KOBO Brewery (22)

あとは「自家製ピクルス(600円)」。3品ともビールに合いました。

富山では車来ることが多く、その場合はアルコールは飲めなかったのですが、今回は新幹線での旅で昼間から美味しいビールを堪能することができてよかったです。ご馳走様でした。

KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)
富山県富山市東岩瀬町107-2
TEL 080-3047-9916
11:00~18:00
火曜休

北陸新幹線3日間乗り放題の旅はいよいよ最終日。

最後に向かったのは富山市。この3日間は一度も雨に降られることがなくてよかったです。

この日もいいお天気で、富山駅から富山地方鉄道 富山港線(LRT=路面電車)で北前船で栄えた風情ある港町「岩瀬」を観光。帰りは富岩水上ラインで環水公園まで戻るコースを初体験しました。

岩瀬へは3年半前に一度来ていますが、2時間ほどの短い時間だったので、今回は前回行けなかった場所を中心に巡っています。
富山駅

富山駅は北陸新幹線の開通に伴い、それまで駅の北と南で路面電車の線路が分断されていたものが繋がり便利になりました。
富山駅 (6)

駅中を路面電車が通っているところは全国的にも珍しいと思いますが、頻繁に電車が行き来しています。
富山ライトレール

路面電車で東岩瀬駅までは20分少々。そこから観光エリアまでは歩いてすぐの距離でした。
岩瀬 (3)

満寿泉のブランドで知られる桝田酒造店は明治26年創業の富山県を代表する酒蔵。
岩瀬 (20)

大きな酒蔵です。

そして北前船で栄えた当時、北前船主・廻船問屋で繁栄した「北前船主廻船問屋 旧馬場家」に入りました。

前回は、この隣にあった「森家」を見学していますが、現在は休館中のようでした。

馬場家は「岩瀬五大家」の筆頭に挙げられ、北陸の「五大北前船主」のひとつにも数えられていたようです。
岩瀬 (6)

とても大きな建物です。
岩瀬 (10)

部屋数も半端なく多く、そして広いです。
岩瀬 (15)

明治の初め当時は珍しかったであろう電話がボックスに鎮座していました。
岩瀬 (13)

水場はとても広く、冬場の水仕事のことを考えると当時の女性は大変だっただろうと思います。もっとも、このような家には何人もの使用人がいて、家事などほぼ一切をやっていたのでしょうね。
大塚屋

この後、ランチタイムドリンキングやカフェでお茶したりして、こちらの「和菓子屋 大塚屋」に立ち寄り三角どら焼きを買っています。
大塚屋 (2)

家に帰って食べていますが、形が三角形の珍しいどら焼きで、中にはそれほど甘くないあんこがたっぷり詰まっていました。
大塚屋 (3)

こちらは人気のようですね。
富岩水上ライン

この日は3時間半ほど岩瀬に滞在して、富山駅に戻るのは富岩水上ラインを利用。乗船は岩瀬カナル会館からです。
富岩水上ライン (2)

こちらのかっこいい船で運河を70分ほどかけて上ります。
富岩水上ライン (4)

運賃は片道1,700円と少々高かったです。
富岩水上ライン (11)

途中、運河の高低差、水高を調整する中島閘門(かんもん)を通りますが、こちらは昭和の土木構造物として全国で初めて国指定重要文化財に指定された閘門です。
富岩運河環水公園 (13)

このやり方はパナマ運河と同じということでした。
富岩運河環水公園 (5)

そして環水公園へ到着。
富岩運河環水公園 (7)

世界一美しいスタバに選ばれたことがある「スターバックスコーヒー 富山環水公園店」を船上から見ることが出来ました。

観光編は以上。明後日から飲み食いしたところについて紹介していきます。

和菓子屋 大塚屋
富山県富山市岩瀬大町152
火~土 8:30~17:30
日 8:30~16:00
月曜休
※祝日の場合は営業

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