あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:山中温泉

3年間日本を離れて母国に戻ることになったオーストリア人の方の送別会が、設計事務所家楽舎の木田さん宅で開かれました。今日はその関連する話題をお届けします。

オーストリア人のNさんとは、普段はそれほど懇意にしていたわけではありませんが、木田さん主催のパーティやコンサートなどで何回もご一緒させていただいています。
木田さん (6)

コロナ禍で、木田さんのところでのパーティは久しぶり。春爛漫の天候の中、持ち込みの送別パーティで楽しいひと時を過ごすことができました。
木田さん (10)

能登牡蛎の一斗缶蒸し焼きがおいしかったです。木田さん、いつもありがとうございます。
辻酒販 (9)

そんな中、初めて知り合ったのがフランス出身のアレクサンドールさんです。
辻酒販 (7)

彼はフランス語はもちろん、日本語、英語、ドイツ語、ロシア語など9か国語を話すことができるというすごい人で、影絵作家でもあります。
辻酒販
普段は山中温泉にある「辻酒販」でワインコーナーを担当されています。
辻酒販 (10)


ご挨拶がてら立ち寄りワインを買い求めました。
IMG_8286

買ったのは彼のおすすめのこの2本。イタリアワインの白と赤で、白は「ピポリ ビアンコ・グレーコ・フィアーノ」。華やかな香りを楽しめる飲み心地のいい白ワインでした。

赤はイタリアのサルデーニャ島で作られたフルボディの「サーラガト カンノナウ ディ サルデーニャ」。グルナッシュでスパイシーな風味の赤でした。
辻酒販1


あと、おつまみでこんなものも買っています。

「辻酒販」に立ち寄った日は山中温泉で「新山中温泉文化絵巻」というイベントが開催されていました。

町中にアートが展示された「アート散歩」を少し楽しみました。
山中温泉 (8)

これは金沢美術工芸大学の芝山昌也さんが率いる美術家チームによる現代美術作品展示で、「辻酒販」のすぐ裏手にある長谷部神社では入江徳俊さんの「ナード / Nerd」という作品。
山中温泉 (13)

奥村花菜さんの「溶けゆくいのり / Melting Prayer」という作品。
山中温泉 (7)

丹羽 啓さんの「大地より/ From the earth」という作品が展示されていました。

なお、このイベントは3月20日~23日に開催されていたのもので、イベントはすでに終了しています。

最後に紹介するのは加賀温泉駅の近くのパン屋さん「ブラン・ア・ポワ・ルージュ」です。

私のブログではすでにおなじみですが、冒頭紹介した送別会でアレクサンドールさんがこちらのパンを持ち込まれていました。
ブラン・ア・ポワ・ルージュ

山中温泉に行ったついでに買い求めています。

妻は毎度の「クロックムッシュ(280円)」を食べて、私はこちらの「クラムチャウダー(340円)」でした。
ブラン・ア・ポワ・ルージュ (3)

エビとブロッコリーの優しいクラムチャウダーソースがおいしかったです。

3月と4月は別れと出会いが起こる時節。今回も面白いつながりを発見できてよかったです。ご馳走様でした。

辻酒販
石川県加賀市山中温泉南町ロ-83-1
TEL 0761-78-3333


ブラン・ア・ポワ・ルージュ
石川県加賀市作見町ホ37-1
TEL 0761-75-7440
8:00~18:30
月曜休
第3土・日休(翌月曜は営業)

スパイスカレーという名前も一般的になってきた感がします。

先日紹介した北陸新幹線小松駅開業1周年記念イベント「おいしさつながるフードフェス」での「ナマステ カレーフェスタin小松」。

今日紹介する山中温泉加美谷台に3月10日オープンした「LUCCI CAFE(ルッチカフェ)」は、そのイベントにキッチンカーで出店していたお店です。

私はその時に初めてお店の存在を知りました。ネットで調べたら3月10日に実店舗をオープンしていたのです。

そこで早速妻と2人で出かけてきました。

山中温泉の町中から少し離れたところにある住宅地の一角にお店はあります。

ここは、前は「kitchen NAKAYA」だったところ。私は約3年前に一度お邪魔していて、こちらで紹介しています
LUCCI CAF

そこを一部改修して使っていました。外観は店名サインが変わっているのみかな?
LUCCI CAF (7)

「kitchen NAKAYA」の時も思ったのですが、場所的にはそんなにいいところではないと思います。

奇遇というか、「kitchen NAKAYA」の時は焼きカレーがウリのお店で、「LUCCI CAFE」は一応カフェなのですが、ウリは「発酵食品や自家製発酵調味料などを使用した体に優しいスパイスカレー」!

当然我々はスパイスカレーが好きなので、そちらを食べに来たわけです。

ご夫婦でしょうか?男女お2人で切り盛りされていました。
LUCCI CAF (3)

メニューです。カレー以外にも食事メニューがあります。
LUCCI CAF (4)

裏面はドリンクメニュー。

カレーは3種類設定があり、

A.能登味噌バターチキンカレー(甘口)
B.トマト麹キーマカレー(辛口)
C.りんご麹ポークキーマカレー(中辛)

となっています。全部のあいがけもできましたが、2人とも2種類のあいがけに(1,580円)しました。

私はBとC。妻はAとBです。

私の「りんご麹ポークキーマカレー(左)」と「トマト麹キーマカレー(右)」です。
LUCCI CAF (6)

スリランカ風の副菜が4種類添えられています。ライスは黒米のブレンド米でした。

どちらもキーマカレーで何となく味の傾向が似ている気がしました。でも、りんご麹が少しの甘みをトマト麹が少しの酸味を出していて、どういうか複雑な美味しさを感じることができるスパイスカレーなのです。

最初は個別に、途中で混ぜ混ぜしながら食べます。個人的にちょうどいい辛さがあっておいしくいただくことができました。

残念ながら閉店してしまった「小松西町食堂 aniki no curry」のことを思い出してします。

妻の「能登味噌バターチキンカレー」と「トマト麹キーマカレー(右)」がこちら。
LUCCI CAF (5)

「能登味噌バターチキンカレー」は甘口になっていますが、そんなに甘くはなくチキンが細かくカットされていておいしかったそうです。南加賀でスパイスカレーを楽しむお店ができてうれしいです。

土日など、キッチンカーでイベントに出店していることもあるので、やっているかどうかお店のインスタページを確認されていかれたほうがいいと思います。ご馳走様でした。

LUCCI CAFE(ルッチカフェ)
石川県加賀市山中温泉加美谷台1丁目116
11:00~18:00
月・火曜休
イベント出店により土日にお休みの場合あり

山中温泉には時々行きます。

名前の通り山の中にある温泉地なので、自然に囲まれて風光明媚なエリア。新緑や秋の紅葉の季節など四季折々楽しむことが出来るからです。

そして行ったときに必ずと言っていいほど歩くのが「ゆげ街道」。ご存じ山中温泉のメイン道路ですね。

観光客がお土産の購入やグルメを楽しむことが出来るお店が並んでいます。
いつき屋 (4)

その「ゆげ街道」で、一番人通りが多いだろうエリアに昨年10月1日オープンしたのが「お食事処 和の食 いつき屋」です。
いつき屋 (8)

こちら「お酒倶楽部 くぼで」の店舗のお隣で営業していました。
いつき屋 (6)

店内はカウンター席と6人掛けのテーブル席が2つ。

夕方5時までの営業で、基本ランチ営業限定のようです。酒屋さんと併設店舗なのに…?とも思いましたが、たぶん、場所的にターゲットが観光客なのでしょう。

調べると。大聖寺駅近くにある「和の食 いつき」が出した2号店でした。
いつき屋 (2)

メニューです。

大聖寺駅の「和の食 いつき」のウリは「地元の加賀野菜を始め、日本海で採れる鮮魚や旬な食材を使い、"和"のお料理をご提供致します。」ということで、たぶん、山中温泉のこちらも同じ路線を踏襲していると思われます。
いつき屋 (11)

私は「日本海の海鮮丼(1,980円)」を頼むことにしました。表に出ていた黒板メニューには金沢港直送と書かれていました。
いつき屋 (12)

乗せられているのはサーモン、イカ、マグロ、ブリ、玉子、縞エビ。縞エビは子持ちの生と茹でエビ。金沢港直送となっていますが、すべてがそうではないと思います。

こちらには小鉢が2皿付いていて、この日は「ホタルイカの沖漬け」と「里芋煮」。両方とも濃い味で酒のアテに良さそうな感じでした。
いつき屋 (9)

妻は「焼き魚定食」で、鯖の塩焼きです。魚によって値段が違い、鯖は1,380円でした。
いつき屋 (10)

山中温泉は北陸新幹線が加賀温泉駅に停車するようになり、徐々に変化してきています。観光客が増えて賑わいが戻ることを願っています。ご馳走様でした。

お食事処 和の食 いつき屋
石川県加賀市山中温泉南町
TEL 090-2220-1158
11:00~17:00
水曜休



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今日は4月未公開編です。

まずは、山中温泉のメインストリートのゆげ街道にある人気の肉屋さん「肉のいづみや」。
いづみや

言わずと知れた揚げたてコロッケが人気です。

注文を受けてから一つ一つ丁寧に揚げられるコロッケは、観光客はテイクアウトして歩きながら食べるのが定番になっているほど。
いづみや (3)

店内にはイートインコーナーがあって。コロッケ以外にもミンチカツ、チキンカツ、手作りチャーシューなど他のメニューが色々ありました。
いづみや (4)

今回、コロッケとミンチカツを買って、家で夕飯のおかずとして食べていますが、この日は出てくるまで10分ほどかかりました。
いづみや (6)

私は今回初めてミンチカツを食べました。ジューシーで美味しかったです。ご馳走様でした。

肉のいづみや
石川県加賀市山中温泉南町ニ16-2
TEL 0761-78-0144
9:00~18:00(日曜日は17:00まで)
不定休

お次は白山市の人気のパン屋さんの「ぱん焼人 はたなか・みきお」です。
はたなか・みきお (4)

前回は約3年半前に行って、こちらで紹介しています

人気なのでいつ行っても店内は混雑しているイメージです。

この日はGWの前半で、いつにも増しての大混雑。

店内には10数名ほどいて、入り口付近から順番待ちが出来ていました。

我々のあとにもお店の前の小学校の生徒たちが10数名待つほど。すごいです。

そのせいか、店内に並べられていたパンは、デザート系のはたくさんありましたが、総菜系はあまり選択肢がありませんでした。

そこで買ったのは、こちらは「赤ワインブロート(291円)」。
はたなか・みきお (5)

いわゆるハード系ですが、生地は水ではなく赤ワインだけで作られていて、しっとりとした食感であり密度がしっかりしていました。
はたなか・みきお (6)

半分にカットするとこんな感じです。

中にはくるみとレーズンがたっぷり詰まっていて、私も妻も気に入りました。
はたなか・みきお (7)

そしてこちらは「チーズボルケーノ(388円)」。大きなサイズです。
はたなか・みきお (8)

半分にカットするとこんな感じです。

フランスパン生地にたっぷりのチーズが包まれているパンでした。美味しかったです。

さすがに順番待ちが出来るパン屋さんだけあってファンが多いのだと思います。ご馳走様でした。

ぱん焼人 はたなか・みきお
石川県白山市千代野東5-6-1
TEL 076-287-5538
8:00~18:30
日・月曜休



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今日は、昨日紹介した「加賀依緑園」へ行ったとき、ランチを食べたお店の紹介です。

それは「一亭 前川」という、昨年12月20日に開店した和食のお店です。

場所は菊の湯と山中座のお隣。
一亭 前川

少し古い、2階以上が集合住宅の建物の1階にありました。

お店についてはそんなにネット情報が無かったのですが、オーナーの方はこれまで、京都や地元の温泉旅館など色々なところで腕を磨いてこられた方のようです。
一亭 前川 (3)

店内に入ると、カウンター席と小上がり。
一亭 前川 (4)

小上がりにはギターが2本置かれ、ビートルズの「アビーロード」のアルバムジャケットの写真の掛け軸?がかけられていました。

お聞きすると、ビートルズのファンだとか。

また、先ほどの写真でカウンターの上にシルクハットが置かれていたと思いますが、このシルクハットをかぶって調理されていました。
一亭 前川 (2)

お品書きです。お昼も夕食もおまかせコースのみの設定で、前日までの予約が必要です。

お昼は3,500円で、ランチの値段としては少し高いかもしれませんが、結論を先に書くと、十分価値がありおすすめです。

ランチだと、あらかじめ作ってあった料理を盛り合わせた松華堂弁当のような形の提供かな?と思っていましたが、そうではありませんでした。

会席料理のように一品一品目の前で調理して出してくれました。

では出されたものを紹介していきます。
一亭 前川 (6)

先付としての最初の一皿は「こごみの胡麻味噌和え」。
一亭 前川 (7)

こちらは「鯛の肝」。う~ん、お酒が欲しくなります。
一亭 前川 (8)

お造りは「あら」。
一亭 前川 (9)

蒸し物は名残の「カニの茶碗蒸し」でした。

小吸椀は「アイナメの丸仕立て」。お椀の蓋に水滴をつけて出てきます。
一亭 前川 (12)

丸仕立てとはすっぽん仕立ての意味だそうで、汁のうま味は最高でした。
一亭 前川 (14)

煮物としては「真ふぐと小蕪のハリハリ鍋風炊き合わせ」が出されます。
一亭 前川 (15)

ハリハリ鍋は、大阪や京都を中心に関西で食べられる鍋のことで、水菜と魚や肉の組み合わせ。上品な出汁に真ふぐの旨みがしみ出していて美味しかったです。
一亭 前川 (13)

焼き物はサワラだったかな。
一亭 前川 (18)

揚げ物はイカと大葉、そして鯛の白子。白子はすぐに食べると舌がやけどするので注意が必要でした。
一亭 前川 (19)

酢の物は「ホタルイカの大根おろしみぞれ酢和え」。今年はホタルイカが豊漁でしたね。
一亭 前川 (17)

そして、ご飯は土鍋ご飯で炊き立てを食べることが出来ました。
一亭 前川 (16)

炊きあがってすぐに、少量のご飯を出してくれます。
一亭 前川 (20)

これは「煮えばな」と呼ぶようで「お米からご飯に変わる瞬間の、水分をたっぷり含んだお米のこと」だそうです。
一亭 前川 (12)

そしてしばらく蒸らして出されます。味噌汁は赤出し。
一亭 前川 (21)

おかずとして、サッとその場で作ってくれた出汁巻きと上品な浅漬け。
一亭 前川 (25)

最後にはデザートが出てきて、リンゴのコンポート、ロールケーキ、イチゴ。

いや~、期待以上の内容で満足満足。

ランチはお一人で対応。夜は混み具合でお手伝いの方が入るようですが、基本、こじんまりとご主人と色々お話をしながらゆったり楽しむのに適しているお店でしょう。ご馳走様でした。

一亭 前川
石川県加賀市山中温泉薬師町ム55
丸源コーポ 105
TEL 0761-71-2527
11:30~13:30
17:30~21:00
不定休



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