福井県小浜でのグルメ編最後の紹介となります。
恒例のパンの紹介ですが、人気の「石窯パンの郷 こころ」というお店です
事前に小浜の街中でおすすのパン屋を探して見つけました。遅めに行くと売り切れていそうだったので、小浜についてランチを食べた後すぐに向かいました。
寺院がたくさんあるエリアでなかなか立派な店構えでびっくり。

側面のガラス窓の向こうに大きな石窯が見えます。小松に戻って原稿を書くため調べてみると、この石窯はスペインから材料とともにやって来た職人により作られた石窯だそうです。そのことだけでも相当なこだわりを持ったオーナーがやっているパン屋さんだとわかります。
店内に入ると、明治初期の商家の建物らしい立派な調度品が使われていて、パンの種類も思っていたよりたくさん並んでいました。
1階の窓際にもテーブルが置かれていますが、2階ではイートインが可能なようです。
パンが並べられている棚の上には額に入れられた店名が書かれ、その下にはお店のこだわりが書かれていました。
パンの材料だけではなく、薪にまでこだわっているのです。すごいです。
そして先ほど紹介した石窯は、炉床(ハース)にパンを置き直焼きする窯で、19世紀のヨーロッパで広まったパンの焼き方のようです。思うにたぶんピザ窯と同じような原理なのでしょう。
では、他の焼き方と何が違うのか!?
ネット上で紹介されていたお店の文章を引用させていただくと「石窯内の対流熱と炉床熱による放射熱(遠赤外線)の高温の熱で一気に焼き上げるので、ハードパンは、クープの部分が力強く立ち上がり、クラストはバリッと、中はクラムも整い、もっちりとした食感に焼き上がります。」とのことでした。
とりあえず一通り並べられているパンを眺めました。こだわりが半端ないのでお値段も総じて高めでした。
そして我々が買い求めたのが、こちらは「パン ド カンパーニュ(540円)」。どっしりとした重量感です。
半分にカットするとこんな感じ。
中には有機クランベールと有機カシューナッツがたっぷり。パンの密度というかもっちり感というか食べ応えがすごかったです。まさにハード系。それに有機小麦とライ麦の風味。パン作りへのこだわりをすごく感じました。
こちらはフランスパンの「スパイシー ハーフ(680円)」。
半分にカットするとこんな感じ。
中には大山ベーコン、チーズ、マイルドマスタード。チーズの量が半端なかったです。そしてマイルドマスタード。マイルドと付いていますがより粗挽きのマスタードなのでスパイシーさが引き立っていました。おいしかったです。
素材と作り方にこだわるとどうしても価格に跳ね返ります。まぁ、毎日は食べられないけど、いわばハレの日のパンと言えるかもしれません。ご馳走様でした。
石窯パンの郷 こころ
福井県小浜市小浜男山39-2
TEL 0770-53-0575
9:30~18:00
月・火曜休


























































