今日は福井県の嶺北地方にあるお酒の醸造所について。
梅雨入り前のいいお天気の土曜日に行ってきました。
まずは「白山ワイナリー」という、この辺りに自生していた野生種の山ぶどうを品種改良したものなど使って作られるワイン醸造所です。
大野市の、少し山のほうに入った場所にありました。
ワインにはそれほど詳しくないのでよくはわかりませんが、国内では山ぶどうを使ったワインを醸造しているところはほかに何か所かあるようです。
秋の収穫時期まではまだ間があって、醸造所の周辺にあるぶどう畑は、まだまだ発育途中でした。
こちらの建物の1階が醸造所、2階は直売所になっていて1階の醸造するエリアを見ることが出来るようになっていましたが、この時期は稼働していないようでした。
そしていくつかのワインの試飲が出来ました。
私は運転しないといけないので飲めませんでしたが、妻は全種類飲んでいました。笑
私は運転しないといけないので飲めませんでしたが、妻は全種類飲んでいました。笑
そしてこちらで買い求めたのが、こちらの赤ワイン3種類。「山麓 Sanroku」「茜空 Akanezora」「霧晴 Kiribare」、左から段々軽くなります。ハーフボトルで3,004円でした。
マスカットベリーAというワインでよく使われるぶどうが半分、そして残り半分に山ぶどうが使われて作られるワイン。各々山ぶどうの種類が違っています。
個人的には赤ワインをあまり飲まないのですが、妻が言うのは各々しっりとした個性があって美味しかったようです。
あと、「白山ワイナリー」ではスパークリングワインも醸造しているのですが、全量、大野市の道の駅「越前おおの 荒島の郷」に卸しているとお聞きしたので、この後立ち寄りました。
そこで、「ブランスパーク(1,008円)」というスパークリングワインを買い求めました。右側はこちらで作っている「シードル(990円)」。もちろん材料はぶどうではなくリンゴです。
ちなみに「ブランスパーク」は、その日に飲んでいます。一口目は甘みを感じましたが、フルーティでほど良い酸味と相まって、飲みやすくて美味しかったです。
北陸にこのようなワインの醸造所があるとは、つい最近まで知りませんでした。
ワインも海外からの輸入されるものばかりではなく、好みなどでチョイス出来るのがいいですね。ご馳走様でした。
白山ワイナリー
福井県大野市落合2-24
TEL 0779-67-7111
9:00~16:30
不定休
お次は福井県の有名蔵元の「黒龍」。
前は黒龍酒造株式会社という社名でしたが、石田屋二左衛門株式会社に変わったようです。
その「黒龍」のオリジナルブランドである「ESHIKOTO」が、新しく展開するブランド名を冠した施設を作り、たまたま、友人が内見会に出席していたのをSNSで見たので、後日行ってみることにしたわけです。
残念ながら、伺った日(6月初旬)は福井県のプレス向けの内見会があり、中には入ることが出来ませんでした。そこで外からの写真撮影のみなってしまいましたが、広い敷地内にぜいたくな建築。2軒ともシンプルな造形でしたがさすがセンスの良さを感じました。
こちらの写真の右側の三角屋根の建物はイギリスの建築家サイモン・コンドル氏(東京丸の内の旧三菱一号館などを設計したジョサイア・コンドル氏の子孫)の設計です。
中には6月17日にグランドオープンしていますが、「Apero & Patisserie acoya」という食事&デザートのお店が入っています。
機会があれば行ってみたいと思っています。
そしてその後、家に戻る途中に「石田屋 黒龍・九頭龍蔵元直営店」に立ち寄りました。
外観は昔ながらの威厳のある建物。大きな杉玉が下げられていますね。
店内もまた趣があって歴史を感じさせてくれます。
こちらでは「黒龍 夏しぼり」と「黒龍 あどそ」の2本を買い求めました。
「黒龍 夏しぼり」は、夏限定の純米吟醸でしぼりたて原酒。原酒なのでアルコール度数が17度と少し高めですが、非常に口当たりが軽く爽やか、飲みやすかったです。
「黒龍 あどそ」は、福井県産の酒米にこだわって作られた純米大吟醸。
大野市阿難祖(あどそ)地区で作られる五百万石を使って醸造されています。
一応、福井県内でしか買うことが出来ないようですね。
ボトルも何となくワインを意識しているようなスタイリッシュな形状。
一口飲むと、口当たりがものすごく柔らか。こちらもワインチックなテイストで、とても飲みやすい日本酒。食中酒としていい感じでした。
福井県の日本酒の中では全国的に知られた「黒龍」、これからも目が離せないですね!?ご馳走様でした。
石田屋 黒龍・九頭龍蔵元直営店
福井県吉田郡永平寺町松岡春日1-38
0776-61-3733
9:00~17:00
ESHIKOTO
福井県吉田郡永平寺町下浄法寺12-17