先日紹介したGW後半のアートな休日。
今日は、その時にランチを食べたお店についての紹介です。
午前と午後に「風と緑の楽都音楽祭」のコンサートを聴く予定があったので、ランチは金沢駅の周辺でとることに。
ネットで検索して見つけたのが「TILE(タイル)」という海鮮丼を食べさせてくれるお店です。
前に紹介したことがある「おすしと和食 はた中」のお隣でした。
築110年の町屋を改装していていました。2021年3月28日にオープンしているので1年と少し経過していますね。
こちらは「かなざわはこまち」にある「金沢手巻き寿司 COIL」の姉妹店です。
お茶室のように、ピンクゴールドのにじり口からお店に入るのですが、入るためにはパスコード入力する必要があります。
入って靴を脱いで上がります。
我々は2階に案内されました。
床は改修されていますが、窓の部分や梁・天井は最小限の改修で、昔の雰囲気を残していました。
今時珍しい、畳敷きの座る形。
こちらの箱が各自の席に置かれていました。
お店の方が開けてくれ、中から急須と湯呑が出てきました。
中にはほうじ茶が入っています。
メニューは、基本は金沢薬味海鮮丼のみ。ネタの数によって値段が違い、5品がベースで2,750円。あとは1品増えるごとにプラス330円というシンプルな構成です。
私は6品のを。妻は5品で〆のだし茶漬けセットを追加しています。おなじ3,080円になります。
こちらのオーダー表に希望のネタのところにチェックを入れてお店の方に提出して、あとは出てくるのを待つだけ。ネタ的には魚介だけではなくローストビーフなどの設定がありました。
出されたセットがこちら。
全てクリスタルな容器に盛られていますね。お店自体もそうですがインスタ映えを狙った演出です。
自家製の糠漬けと薬味セット、そして出し醤油とごまだれが添えられていました。
私はブリ・本鮪(中トロ)・紅ズワイカニ・穴子たれ焼き・ウニ・本日の昆布締め(この日は鯛)という6品をチョイスしています。
妻のほうはこちらの5品。
ネタは寿司屋のような切り身ではなく、昆布締め以外は基本バラ寿司のようなサイコロ切りになった形で出てきました。
これらを自分で丼に盛り、好みに応じて薬味を乗せたりかけたりして、出し醤油やごまだれをかけて食べるわけです。
まぁ、お客の好みに応じてご自由に!ということなのでしょうね。たぶん、ネタの準備を職人がしておけば、あとは添付で出すだけという運営にしているのだと思います。
なおシャリは、通常の白いシャリと赤酢を混ぜ合わせた赤シャリがチョイス出来て、我々二人とも赤シャリでお願いしています。
私の盛りつけはこんな感じ。
あくまでも個人的に感じたことですが、細かく刻まれていると、食べるとき色々な種類の味が混ざってしまうので、ブリや本鮪(中トロ)はサイコロ切りよりは握りの切り身のような形がいいと思いました。
自家製の糠漬けは上品な味でした。
お吸い物か味噌汁が付いてきますが、金沢のお麩のお店が作っているような最中のタイプ。こちらも穴を開けて自分で出汁を注ぎ作ります。
お吸い物と味噌汁共5種類の設定があって私は鯛を頼んでいます。
妻が頼んだ〆のだし茶漬けセットは、削り節をお好みでかけてから出汁をかけて食べるわけですが、
茶漬けのためのシャリと、ある程度のネタを残しておく必要があります。
茶漬けのためのシャリと、ある程度のネタを残しておく必要があります。
アルコールメニューに日本酒の設定が色々ありましたが、ビールがなかったのが残念でした。
どうでしょう?ターゲットは県外からの観光客やインバウンドの外国の方なのでしょう。
そういった意味では、早くコロナ禍が明けて、通常の観光が戻ることが大事ですね。ご馳走様でした。
TILE(タイル)
石川県金沢市此花町4-18
TEL 076-255-2802
11:00~22:00 (L.O 21:00)