あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:兼六園

コロナ禍の中、金沢の観光名所「兼六園」は今日までクローズされていました。

いよいよ明日からオープンということで、いままでアップしていなかった、今年の3月下旬に行ったネタについてやっと紹介することが出来ます。

さて、金沢で桜の名所といえば、まず最初に兼六園が挙げられると思います。

ただ今年の桜の季節は、新型コロナウイルスの影響で寂しいものになりました。

日本人にとって桜は別格の花で、この季節の桜のお花見は日本人のアイデンティティの中でも重要な位置付けになっていると思いますが、そういった意味では今年は残念でした。

さて今回は3月下旬の桜の開花宣言のころ所用で金沢に行くことになり、途中兼六園に立ち寄ることにしました。

近年、兼六園は日本人よりも海外の観光客の姿の方が目立つようになりましたが、2月以降はインバンド需要もめっきり少なくなり、この日兼六園の桂坂口料金所あたりには外国人の姿はまったく見かけませんでした。
見城亭 (10)

そんな桂坂口料金所の隣にあるのが今日紹介します「茶屋 見城亭」。この場所で営業し始めてから100年以上の歴史を誇っています。

ひがし茶屋街で「懐華樓」というお茶屋さんがありますが、そこと同じ経営です。この日も女将がお店にいらっしゃいました。

ここは、新国立競技場の設計で知られる隈研吾氏が空間設計やデザインを担当されています。

私はこれまで、隈研吾氏の設計やデザインに携わった建築物・店舗に数多く行っています。

小松市にある「九谷セラミック・ラボラトリー」、アカオハーブ&ローズガーデン内の絶景カフェ「COEDA HOUSE(コエダハウス)」、熱海の温泉旅館「ATAMI 海峯楼」、富山市呉羽舞台芸術パーク内のカフェ「呉音(クレオン)」、TOYAMAキラリ内「富山市ガラス美術館」、「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」などです。

建築家なので当たり前といえば当たり前ですが、新国立競技場もそうなのですが、木を使って優しさとシャープさをデザインするのが上手なですね。
見城亭 (19)

さて、お店は2階は食事するスペースになっていて、1階がカフェスペースです。
見城亭 (18)

2階へ上る階段のところに隈研吾氏のサインがありました。

着いたのは14時前だったのですが、ご覧のように1階のカフェスペースにはお客さんはいません。よって新型コロナウイルスの3密状態とは無縁です。

まぁ、感染リスクの3密は避けられるのはよかったのですが、お店の方もせっかく投資したのに大変だろうなぁ?と心配になりました。従業員も手持無沙汰なようでした。
見城亭 (14)

インテリアとしては「黒」一色と言っていいほど。かろうじて、かけられている暖簾、奥の金沢城の金のモチーフ、そして天井からぶら下げられている隈研吾氏デザインの照明が色を持っています。
見城亭

我々はカフェの奥にある窓際のカウンター席に案内されました。いい空間で、金沢城、石川門。そして桜を眺めながらお茶することが出来ました。
見城亭 (13)

カフェのお品書きです。
見城亭 (11)

2階の食事のスペースでは、こちらのお弁当がおすすめでしょう?(季節限定)

私が頼んだのは「献上加賀棒茶 落雁付(税別650円)」加賀棒茶は加賀市の「丸八製茶場」の「献上加賀棒茶」を使用しています。
見城亭 (4)

菓子は見城亭と落雁諸江屋のコラボレーションによる落雁「JAPAN」という名前だそうです。

妻は「抹茶 生落雁付(税別700円)」。抹茶は老舗の「野田屋茶店」謹製。
見城亭 (7)

こちらも諸江屋のコラボレーションの生落雁でした。

金沢の町や兼六園を散策した後は、ゆっくりとお茶でもしたいお店ですね!ご馳走様でした。

※この内容は3月末に行った時のものです。現在、営業時間や営業形態が変わっているかもしれませんので、ご確認の上、ご参考に願います。

石川県金沢市兼六町1-19
(兼六園 桂坂口料金所横)
TEL 076-222-1600
1階カフェ10:00~16:30
2階朝食8:00~10:30 
(3月から11月の日曜日のみ)
昼食11:00~15:00
夕食17:00~21:00 (土曜日のみ)
※土曜日以外の予約は10名より可能
原則として火曜日


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四季折々の景色がありますが、今日は金沢の夏の風景。2週に渡り金沢に行ってきたときに写した写真をアップします。

一昨日の日曜日は、石川県も夏の最盛期のような暑さでした。

小松で36.2度、金沢でも34度という気温で、まさに猛暑。

でも夏は暑い!のが当たり前!?そんな暑い中、金沢の街をぶらり散策してきました。
金沢駅

アルコールが入るときは、小松からはJRで移動します。金沢駅のガラスドームにも夏のひさしが差し込んできていました。

梅雨の時期は観光客の数が少し少なくなるのか、街中は観光シーズンのときよりはだいぶ人が少なかったです。バスもめちゃ混雑というわけではなかったです。
浅野川 (2)

浅野川にかかる梅の橋から浅野川大橋のほうをのぞみます。
ひがし茶屋街 (2)

ひがし茶屋街もさすがに暑いからか、観光客はこれまでの日曜日よりは少な目でした。

2020年に東京から移転オープンする「東京国立近代美術館工芸館」。
国立工芸館 (2)

日本海側では初めての国立の美術館となりますが、その建物には金沢市出羽町にある「旧第九師団司令部庁舎」と「旧金沢偕行社」を移転し外観を活用。完全復元される予定です。
国立工芸館

いま、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中に開館することを目指して工事が進められています。
兼六園 (2)

兼六園の「徽軫灯籠(ことじとうろう)」。珍しく観光客がレンズの外に外れたタイミングで写すことが出来ました。
兼六園

日本最古の噴水から出ている水もこの季節は涼しげに見えます。
金沢21世紀美術館 (5)

金沢21世紀美術館」は夏空に白い建屋、緑の芝生。きれいです。

いつもチケット売り場は順番待ちの列が出来ているのですが、この日は順番待ちもなかったです。
金沢21世紀美術館

レアンドロの「スイミング・プール」。人が全くいない状態を写真で撮れたのは久しぶり化も?
金沢21世紀美術館 (4)

こちらは無料で見られる七搦綾乃さんの「アペルト08」という作品です。
しいのき迎賓館

こちらは「しいのき迎賓館」のシンボル、しいの木ですね。
鈴木大拙館 (13)

鈴木大拙館。暑い中でしたが、静寂の静けさが涼を感じさせてくれていました。
にし茶屋街

にし茶屋街は、人出も少なく、ちょっとさみしいですね。

これからまだまだ暑い日が続きますが、夏の金沢も見どころがたくさんあります。是非どうぞ!

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昨日の土曜日から、石川県内も一気に春が来た感じになってきました。

そんな春の陽気に誘われて、私も久しぶりに金沢の街をぶらぶらと散策してきました。

色々グルメも堪能しましたが、こちらのほうは後日順番に紹介していきますが、今日は春の金沢の街の話題です。

飲むときは金沢まで電車で小松から移動するのですが、昨日土曜日は電車はそれほどの混雑はありませんでした。しかしながら金沢駅に到着するとやはりすごい人・人・人。

そりゃそうですよね。春休みに入ったんですから。たぶん、電車で近場に行くのではなく温かくいいお天気で遠出する人が多いのでしょう…?金沢駅は普段の土曜より人が多かった気がします。

この日はまずはランチを食べて、浅野川沿いに歩いて主計町~ひがし茶屋街へ。ひがしはとても混雑していました。
ひがし茶屋街

金箔ソフト発祥?の某お店にも長蛇に列が出来ていました。他店では安く金箔ソフトを打っているお店もありますが、やはりテレビや雑誌で紹介されている効果でしょうか?。
兼六園 (7)

そして、兼六園に移動。こちらのほうは超混雑ということではなかったですが、梅が満開で見頃。
兼六園 (6)

桜のほうはまだでしたが、今週は暖かい日が続くようなので一気に開花しそうです。
金沢21世紀美術館 (3)

そしていつもの通りに金沢21世紀美術館に移動して、チケット売り場の超混雑を横目に、無料の展示「TO&FRO うすく、かるく」を見て、すぐに出ました。館内、人いきれがすごかったです。^^;
金沢21世紀美術館 (4)

出たところ、目の前の金沢市役所前広場では「東アジア見る・知る・感じる」というイベントが催されていました。
玉泉院丸

その後、玉泉院丸庭園を通って近江町市場。そしてそこからバスでにし茶屋街へ移動。カフェに行ってひと休みをして、買い物を澄ませます。

にし茶屋といえばスペイン王室御用達ということで鳴り物入りでオープンした「カカオサンパカ」が閉店したということで、前で写真をパチリ。
かわむら茶房 (29)

「カカオサンパカ」は2014年11月オープンして3年半ほどで閉店。私のブログでも紹介したことがあります。

で、今日の地元新聞に、この場所での新しいお店について書かれていました。

「プレスタ」という英国王室御用達ブランドでトリュフチョコレートを初めて世に出した人が創業した、これまたチョコレートのブランド。創業116年だそうです。

「カフェ プレスタ」ということで、カフェ併設ということは、「カカオサンパカ」と同じようなお店です。

金沢が日本では東京に次いで2店目ということらしいですが、勝算は如何に……?

春本番を迎えて、北陸新幹線が金沢まで延伸されて4年目に入った金沢。ホテルの建築ラッシュ。そして鮨店の新規オープンが続いていますが、どこまで続くのでしょうか……?

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いや~、今年は寒くて参りますねぇ~!?

雪の降る日が多くて。外出するのも億劫になります。

さて、昨年は金沢の街を散策する機会があまりありませんでした。といいますか散策どころか、金沢の街中に行くのもの8月に行って以来、5か月ぶりとなりました。

この日は夕方から先日紹介しました「村中美恵さんオフィシエ叙任祝賀会」に参加するため、久しぶりに金沢まで電車で午前中のうちに向かいました。

ところが、雪は降っていなかったのですが「雪のため」という理由でJRが運休と遅延。当初予定より1時間近く遅れて到着しました。やれやれ。

そして夕方までの時間、金沢をアート見学を主体に見てまわることに。

まずはランチを主計町で食べ、その足でひがし茶屋街へ。
ひがし茶屋街 (2)

この寒い中、大勢の観光客が来ていました。相変わらず人気です。
兼六園 (3)

そして兼六園を通って、金沢21世紀美術館まで歩きます。雪道で歩きにくかったですが、雪の兼六園もオツなものです。
兼六園 (5)

雪吊りも風情がありますね。
金沢21世紀美術館 (2)

金沢21世紀美術館では、有料の展示は見ずに向かったのは地下の市民ギャラリー。

ここで開催されていた、この日が最終日の「金沢ブランド100」を見たかったのです。
金沢21世紀美術館 (44)

この「金沢ブランド100」は、「金沢を輝かせる100のブランドをデザイナー8人の視点で解釈し、作品と文章で紐解きます。」という趣旨で、金沢美術工芸大学を卒業してデザインの第一線で活躍している方々が、デザイナー独自の視点で表現している作品を展示しているのです。

さまざまな切り口で見せてくれる展示は見ごたえがありました。
金沢21世紀美術館 (41)

こちらは、ご存じ俵屋のあめの暖簾です。

タブレットで文字を書いて投影するという参加型になっていました。
金沢21世紀美術館 (10)

こちらは「圓八のあんころ餅」の竹皮の包装を使った天狗が持つ大扇だそうです。圓八の創業の由来に天狗が絡んでいることが発想になっています。
金沢21世紀美術館 (29)

こちらは芝寿しの「おはぎのマリちゃん」をモチーフにした陶器人形です。
金沢21世紀美術館 (19)

あと笹寿しのクッションもありました。

こちらもご存じ、加賀棒茶をモチーフにした「缶棒茶」。
金沢21世紀美術館 (13)

これはアートというより、現実に近い提案ですね。パッケージには九谷焼の文様が描かれています。
金沢21世紀美術館 (18)

こちらのテーマは金沢カレーのスタンプラリーだそうです。ターバン、インデアン、チャンピオン、アルバの4種類でした。
金沢21世紀美術館 (36)

このユニークなのは「治部煮」がテーマです。

他にも色々楽しい作品ばかりでした。

金沢ブランド、もっともっと全国に知られるとうれしいです。

お次は、その足で向かった「しいのき迎賓館」で開催されていた「金沢湯涌創作の森 レジデント作家2人展」について。
しいのき迎賓館 (5)

いつも金沢21世紀美術館に来ると、とりあえず「しいのき迎賓館」に立ち寄ることにしています。

今回「金沢湯涌創作の森 レジデント作家2人展」をやっていることもまったく知らずに行ったのですが、ふらっと立ち寄ると、15時から作家さんのギャラリートークがあるというので、そのうちのお一人、大阪出身の木版画の作家、宮本承司さんのギャラリートークを最後まで聞くことにしたのです。
しいのき迎賓館

なぜ聞こうと思ったか、それは彼の作品が寿司をモチーフにした作品だったか名です。

寿司が好きな私にとってはネタ的にも美味しいのです。^^;

実際、この日のランチも寿司を食べてきたばかり!これも何かの縁でしょう!?(笑い)

展示会場に飾られていた作品のほとんどは、木版画シリーズ「木版おすし」で、写実的と言うより木版画の特徴を生かして、江戸の浮世絵でも使われている「ぼかし刷り」などの技法を駆使して、ある意味なまめかしいお寿司を描いています。

なかなか面白いです。
しいのき迎賓館 (3)

残念ながら版画自体の写真撮影が不可だったのですが、彼の写真を写すときにバックに一部写っていますが、興味のある方は、こちらのページをご覧ください

彼は昨年12月からこの1月中旬まで、金沢湯涌創作の森で滞在して制作するプログラムに参加していました。

そこで制作した「鰺(あじ)」という作品では、ネタ部分に金沢の銀箔をあしらうなど新しい試みにもチャレンジしています。

あと、この日が最終日だったので、終了後に実際に会場で刷られた木版画の寿司をもらうことが出来ました。
しいのき迎賓館 (4)

こんな感じです。まぁ、簡単に刷ったものでしょうから、実際の作品に比べるわけにはいきませんが……。

最後に再度お伝えしますが、「金沢ブランド100」「金沢湯涌創作の森 レジデント作家2人展」とも28日で会期は終了しています。

金沢はアートの面でも面白い街だと再認識させられた半日でした。

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一気に春めいた感じがします。

週末に金沢に行って、中心地の端から端まで歩いてきました。歩いた距離は18kmほど。よく歩きましたね。

ただ、気温はまだまだ10度前後。風も冷たく感じられましたが、太陽が出ているときはポカポカ陽気。街歩きには格好の一日でした。

先週、金沢は「第81回 日本循環器学会学術集会」が開催されていて、街中や飲食店は超混雑していたようです。

そして、今週は小松ではイオンモール新小松がオープン。

少しは人出はこちらに流れるだろう?と予想し、春休みには入ったとはいえ、この休みの間はそれほど金沢は混まないだろう?と推測して行ってきました。

この予想はそれなりに当たっていて、何となく人出はそれほどでもないような気がしました。

この日、とりあえず色々食べ物系のネタ探しをするのが目的でしたが、それ以外に金沢を散策してきたときの写真をアップします。

金沢駅は土曜日の午前中ということでやはり混雑していました。
金沢駅 (2)

北陸新幹線が金沢まで延伸して2年が経過して、すっかり観光地金沢の玄関口として定着してきましたね。

その足で片町まで歩きランチを食べ、金沢21世紀美術館へ。

金沢21世紀美術館は、有料のエリアが両方とも展示替えでお休み中。こんなことは珍しいです。
金沢20世紀カフェ

で、金沢21世紀美術館前にある金沢20世紀カフェ!ナイスなネーミングです。^^;

そのあと、しいのき迎賓館を経由して兼六園へ。
兼六園 (7)

兼六園はさすがに混雑はしていました。
兼六園 (11)
兼六園 (9)

梅が、そろそろ終わりの時期。でもまだきれいでしたよ。
兼六園 (5)

こちらは玉泉院丸庭園です。
兼六園

池泉回遊式の大名庭園で平成27年(2015)に復元完成しています。
犀川

こちらは犀川です。いいお天気なので散策する人も多いような気がしました。

そのまま寺町を少し歩き、片町からさらに武蔵方面に歩いて、主計町あたりへ。

このあたりのお店で夕食を取り、浅野川沿いを歩きます。

夜になるとめっきり寒さが堪えるようになりました。
浅野川

ただ空気が凛としていて、ライトアップされた中の橋もくっきりと見えるようです。

とりあえず今日は備忘録としての金沢の春の風情をアップしましたが、食べたものについては後日書きます。

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