あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:二三味珈琲

我が家のコーヒーは妻がいつも「二三味珈琲」から取り寄せていて、いわゆる御用達です。

ずっと飲んでいるので、口の中で味を覚えています。

今回、珠洲市で開催されていた「奥能登国際芸術祭2023」を見に来たときに、見学の合間に休憩のためお茶しに「二三味珈琲 cafe」へ再訪しました。
二三味珈琲 cafe

「二三味珈琲 cafe」へは約10年前に一度お邪魔していて、こちらで紹介しています

今回、「奥能登国際芸術祭2023」開催中で、かつ日曜日だったこともあり、駐車場や店内は混雑していましたが、幸いすぐ座ることが出来ました。
二三味珈琲 cafe (4)

入ってすぐのところが豆やグッズが売られていて、
二三味珈琲 cafe (5)

奥の方がカフェスペースになっています。
二三味珈琲 cafe (2)

メニューです。
二三味珈琲 cafe (3)

軽食もありましたが、食事は済ませてきたのでここではコーヒーのみ、と思っていましたが、暑い日だったので私は「caffè con gelato-カフェ・コン・ジェラート(600円)」を頼むことにしました。
二三味珈琲 cafe (10)

「caffè con gelato」は、バニラアイスにエスプレッソをかけたもので、「アフォガート」とも言われる、イタリアではデザートに分類されるものです。

私もここ数年、時々頼むことがあります。

濃厚なエスプレッソとバニラアイスの組み合わせは、意外とイケますよ!
二三味珈琲 cafe (7)

妻は「アイスオレ(500円)」と、
二三味珈琲 cafe (6)

こちらにケースにあった「ぶどうのヨーグルトムース(と妻は言っていました)」を頼んでいました。
二三味珈琲 cafe (9)

濃厚ながら、ぶどうとヨーグルトの酸味ですっきりした味わいです。

お店を出るときに、コーヒー豆を買って帰ることにしました。

いつもは深煎りの「二三味ブレンド」と、やや深煎りの「さいはてブレンド」を取り寄せていますが、今回はやや深煎りのは「舟小屋ブレンド」にしました。

ちなみに「さいはてブレンド」の名前は、2015年に公開された、ここ「二三味珈琲」のオーナーの方がモデルになっている映画で「さいはてにて やさしい香りと待ちながら」にちなんでネーミングされています。この映画は私も観に行きました。

10年ぶりにお邪魔しましたが、前に行ったときの印象そのままでうれしかったです。ご馳走様でした。

二三味珈琲 cafe
石川県珠洲市飯田町7-30-1
TEL 0768-82-7023
10:00~19:00
月・火休



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石川県で漆塗りで有名な産地は輪島・山中・金沢の3か所です。

「塗りの輪島」「木地の山中」「蒔絵の金沢」と言われて、各生産地ごとに特徴があります。

今日は「木地の山中」と言われる加賀市山中にある漆器のお店が始めた新しい工房を紹介します。

それは、明治42年(1909年)創業の守田漆器が工場・倉庫をリノベーションして「工房静寛」という施設を始めたこと。昨年11月12日にオープンしています。
工房静寛

外観は確かに工場・倉庫だった感じがしました。
工房静寛 (4)

店内に入ると、工場・倉庫だったので天井が高くオープンな空間。ただ、その分、冬の時期は少し寒かったです。

守田漆器で作っているブランド「ぬりもの静寛」「山中ウスビキライト」「KOTO」の商品をはじめ、九谷焼や植物などが展示され販売さていました。
工房静寛 (6)

こちらは反対側から写した写真。右手に見える窓の内側は「木地挽き」や「漆塗り」など山中漆器が出来上がるまでの工程を間近で見ることのできる工房になっていました。

そして奥の方がカフェになっていて、我々はそちらの方でお茶をしてきました。
工房静寛 (18)

桜の一枚板を使用したカウンターが目立ちます。

テーブルやイスにはアンティークなものも使われていました。

「静寛」という名前のように静かに寛げる空間ですね。
工房静寛 (8)

メニューです。それほど種類が多くはありません。
工房静寛 (9)

私は「加賀の紅茶(500円)」、妻は「コーヒー(500円)を頼んでいます。
工房静寛 (15)

山中漆器の器が使われていて、木の温もりを感じるカップでした。

「加賀の紅茶」は打越製茶農業協同組合で作られた紅茶のブランド。私も時々飲んでいます。

「コーヒー」は、珠洲の二三味珈琲の豆でした。二三味珈琲は我が家でも愛飲しております。
工房静寛 (7)

そして食後のデザートとして、こちたの「漆器 de 2種のケーキ(720円)」を頼んで、妻とシェアして食べています。
工房静寛 (16)

ゴルゴンゾーラチーズのタルトとガトーショコラでした。生クリームにはナッツ類が添えられていました。
工房静寛 (10)

同じ山中の「山羊パン」のクッキーがカウンターにあったので、そちらも一つ家に買って帰りました。オートミールレーズンのクッキー(200円)ですね。

「山羊パン」といえば、お店の方は約4年前から産休&育児休暇に入ってから久しいですが、少しずつ活動されているようですね。お店のほうも復活を願っております。

漆器業界は食器類だけでは生き延びていくことが難しくなってから久しいですが、山中漆器のお店が始めた新しい試みにこれから注目です。ご馳走様でした。

工房静寛
石川県加賀市山中温泉上原町ワ531
TEL 0761-78-0589
10:00~17:00
水曜休



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金沢以外の場所から金沢市内に移転するお店が多いと思っていましたが、最近、金沢から逆に流出するところが見られるようになってきました。

最近では人気のブーランジェリー「ヤマネコ」がかほく市に移転したりしています。

今日紹介します「cocomi(ココミ/心味)」も、前は金沢駅からもほど近い此花町にお店を構えていました。


その時のことはブログで書いていますが、3,300円で10品が付くコースで、一品一品の量はそれほど多くないのですが、10品付いて色々楽しめる内容でした。

そんなこんなで金沢でも人気店だったような気がしますが、今年7月11日に白山市の松任駅北口に新しくお店を新築されて、移転オープンされているのです。

私も移転の時から情報をキャッチしていて、ちょうどオープン1か月経過のころにランチを食べに行ってきました。

私はオープン時間11:30の10分ほど前に駐車場に到着して、その場で電話して空いているかどうか確認、空いていたのでそのまま待っていると、開店時間前にもかかわらず他に4台ほどがオープンを待つほど。人気なのですね。

当然、店内は12時までに満席。飛び込みのお客様は断られていました。
ココミ

新しいお店なので当然外観や店内はきれいです。

店内には靴を脱いで入ります。
ココミ (2)

私は小上がりの席に通されました。
ココミ (4)

ランチメニューです。
ココミ (5)

土日祝日はコースのみとなっていますが、平日はよりお安いランチメニューの設定がありました。

ちなみに土日祝日のコースは一番安いコースで1,700円からとなっています。

メニューの基本は変わらないのですが、ドリンクやデザート、メインが一品多くつくかどうかで値段が違いました。

今回私は一番安い1,700円の「あじさいコース」をお願いすることに。

1,700円で7品、おにぎりと味噌汁、そしてドリンクが付いていて、お腹も満足できるボリュームでした。

では、出されたものを紹介します。
ココミ (12)

まずはこちらの「いろいろ野菜のサラダトマトドレ」。
ココミ (13)

ドレッシングとして出されたのがこちらの5種類。ビジュアル的にはいいのですが、器としての使い勝手はイマイチかな?

お次は「前菜5種盛り」。金沢のときと同じように少しずつ色々な料理を楽しめるようになっています。
ココミ (16)

右上から順番に「石川県産豆腐の揚げ出し 小松菜あん」「トマトのおからファルシー」「なすとニンジンの花見立て ぶどうジュレ」「地魚とリコッタチーズの生春巻き」「パプリカときゅうりのパインマリネ」という構成です。
ココミ (18)

そしてスープとして「焼とうもろこしとズッキーニのクリームスープ」。
ココミ (19)

その次に米粉を使用した「へた紫なすの豆乳グラタン」が出されました。

メインに移ります。3種類出されます。

こちらは「地魚とバジルトマトのソテー」。魚なんだったか忘れました。^^;
ココミ (20)

バジルトマトソースと合っていました。

次は「豚ひれ肉の太胡瓜巻きなすジンジャーソテー」。
ココミ (22)

こちらも生姜の風味がほんのりとしていい感じ。
ココミ (23)

「若鶏と山芋のすいか塩麹の竜田揚げおくらソース」は、鶏が苦手な私ですが、目をつぶって食べました。^^;
ココミ (24)

ご飯は「しらすと枝豆の五穀米おにぎり」。そして「本日の味噌汁」です。
ココミ (6)

ドリンクは一部追加料金が発生しますが、多くの種類の中からチョイスすることが出来ました。
ココミ (25)

私は二三味珈琲を頼みます。

一品一品の量はそれほど多くはないのですが、ランチでも一品一品、会席料理のように運ばれてきて楽しめるコース内容になっているので、1,700円でプチ贅沢な気分が味わえます。おすすめのお店です。ご馳走様でした。

cocomi(ココミ/心味)
石川県白山市相木町2000
TEL 050-5872-4171
11:30~15:00
17:30~22:00
日曜休(要確認)


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金沢「にし茶屋街」にある人気の甘納豆のお店「甘納豆かわむら」。
かわむら茶房 (28)


この「甘納豆かわむら」の2階に「かわむら茶房」というカフェがプレオープンしたということを知り行ってきました。(もう正式オープンになったのかな?)

いいお天気の土曜日でしたが、にし茶屋街はそれほどの人出ではありません。にし茶屋街に向かう前に行ったひがし茶屋街は観光客でごった返していたのですが、やはりひがしとにしでは集客力に差があるようです。

お店に到着したのが16時過ぎ。オーダーストップが16:30ということでぎりぎりセーフ。

階段をのぼって2階に上がると店内には誰もお客さんは居ませんでした。貸切です。(笑い)
かわむら茶房 (5)

そこでお店の方に了解を頂き写真を写します。
かわむら茶房 (6)

2階からの眺めもいいです。
かわむら茶房 (3)

メニュー写真撮ったのですが、上半分のピントが合っていません。右側には今シーズンより酒造りを再開した、有名な杜氏である農口直彦研究所のお酒のメニューも書かれていました。

私が頼んだのは「国造ゆずソーダ(1,000円)」。少しお高いのは4種のアミューズが付いてくるからです。
かわむら茶房 (12)

そのアミューズがこちら。1階の店舗でも売られている甘納豆や和菓子・干菓子で、一番左が羊羹のオリーブとよもぎ味。真ん中が愛媛産のブラッドオレンジ。一番右は豆で大浜の黒豆と青えんどうでした。
かわむら茶房 (18)

ゆずソーダは、ソーダと柚子果汁、まめみつが別々に出されます。ソーダに柚子果汁とまめみつを入れてかき混ぜて飲みますが、ソーダに柚子果汁は溶けないので、かくはんしつつ飲んでいきます。
かわむら茶房 (24)

ソーダの炭酸と柚子の酸味が重なって深みのある酸味となり、そしてまめみつの上品な甘みが複層的に口の中から喉に広がっていきます。後口もすっきり爽やかで美味しかったです。

肝心の柚子は、能美市の国造(くにぞう)地区で生産されている無農薬有機肥料栽培の柚子を使っています。

妻のほうは、「珠洲市の二三味の豆茶(1,000円)」を頼んでいました。

二三味とは、永作博美さん主演、佐々木希さん共演の奥能登珠洲を舞台にした映画「さいはてにて」のモデルとなった二三味珈琲の女性オーナー、二三味さんの苗字です。

実は、この大豆を栽培しているのが彼女のお父さまなのです。
かわむら茶房 (22)

栽培している大浜の大豆を使った豆茶ということで、二三味珈琲を毎度取り寄せている妻が興味を持って頼んでみることにしました。
かわむら茶房 (20)

大浜だいず、青大豆、大浜の黒豆の3種類使われていて、ほんのり香ばしい香りと味のする上品なお茶でした。
かわむら茶房 (25)

飲み終ると、急須の中の大豆を少し取り出して、能登の揚げ浜塩と一緒に出してくれます。これも美味しかったですよ。
かわむら茶房 (13)

妻のアミューズは、一番左が羊羹のメープルと濃い抹茶。真ん中がくるみの和三盆糖。右は豆で能登大納言と北海道産の白花美人でした。

なかなかこだわりのある逸品ばかりでした。

「甘納豆かわむら」のお店はここだけ。他に出しているところも少なく、ここを目的ににし茶屋街に訪れる観光客も多いと思います。これから暑くなってきたら2階でいっぷくするのもいいのではないでしょうか?ご馳走様でした。

かわむら茶房
石川県金沢市野町2-24-7
 甘納豆かわむら2F
TEL 076-282-7000
平日10:30~17:00(L.O.16:30)
日祝10:30~16:30(L.O.16:00)
毎月第一火曜休
貸切営業の場合あり


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珈琲koubou

小松に戻ろうと車を走らせて、ふと目にとまったお店があったので慌ててUターンして入りました。

場所は白山白川郷ホワイトロードと白峰に行く道の分岐の手前。尾口郵便局の前です。
珈琲koubou (2)

外観は明るくポップな印象を受けたので、若い方がやっているお店かな?と最初思いました。駐車場も広くゆったりしています。冬期間の雪のことも考えられてのことでしょう?
珈琲koubou (6)

中に入ると、ご年配のご夫婦?お二人で営業されているようです。お聞きするとお店のオープンは3年前だそうです。ご関係についてはお聞きしませんでしたが、何となくですが、定年でリタイヤされたあと第二の人生として始められたのかな……?
珈琲koubou (3)

「珈琲KOUBOU」という店名の通り基本はコーヒー専門店です。建物の右半分がお店になっていて、間口に比べて奥行きは狭く、カウンター席と一つのテーブルで8名が入ればいっぱいのお店です。

一応、外にも席が設けられていて、この日のような爽やかなときには、外の席で過ごすのもいいでしょうね?
珈琲koubou (18)

あと店内は狭いですが、ガラス窓が大きくて外光がたっぷり入ってくるのと、カウンター席は外に向いて配置されているので、とても開放感があってゆったりと過ごすことが出来ました。
珈琲koubou (8)

メニューを見ると、飲み物はコーヒーがメインで、ジュースやミルク、紅茶の設定もあります。

前はパンも作っていたようですがいまはありませんでした。そのためかもしれませんがランチメニューはないようです。

私はその中からケーキセットをオーダーすることにしました。飲み物やケーキが選べて税込で500円はお得です。
珈琲koubou (15)

ケーキセットはコーヒーの場合、ストレートもチョイス出来ましたが私はお店の名前を冠しているブレンドコーヒーを頼んでみました。
珈琲koubou (21)

表の看板に出ていた内容を見ると、コーヒーは珠洲の二三味珈琲さんのを使っていると書いてありましたが、ブレンドもそうなのでしょうか?コロンビアとブラジルをベースにしているようで煎り加減もちょうどよかったです。もちろん、一杯一杯ドリップしてくれます。
珈琲koubou (5)

ケーキは、カウンターの上に置かれている中から、おすすめだというシフォンケーキをチョイスしました。
珈琲koubou (14)

ココア味がほんのりと、ふわふわの食感のシフォンケーキで、コーヒーとの相性もよく、美味しくいただくことが出来ました。

窓の外を眺めながらしばらくぼーっとして過ごすことができました。一人でまったりがおすすめかもしれません。ご馳走様でした。

珈琲KOUBOU
TEL 076-256-7118
石川県白山市瀬戸酉9-1
9:00~17:00
休みは未確認


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