あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:バゲット

10月のとある秋晴れの日曜日。

天気がいいので妻と一緒に山中温泉までドライブ。

宣言と措置明け最初の休みで温泉街の人出はどうか?と思いましたが、まだそれほど多くはありませんでした。

ランチを食べようと、少し前にこちらのイタリアン「ラ・モンベッタ(La Monbetta)」に予約の電話を入れます。

空いていたので、オープン時間の11:30に到着。店内に入りました。

「ラ・モンベッタ(La Monbetta)」へは、今回約6年ぶりの訪問になります。
ラ・モンベッタ

古い民家を改装していますが、お店がオープンしてから7年ほど経過している今でも、白と木調のインテリアは真新しさを残していました。
ラ・モンベッタ (4)

奥には庭があり、空間を引き締めている気がします。
ラ・モンベッタ (5)

ランチメニューはこちらの3種類。
ラ・モンベッタ (6)

A LUNCH(1,700円)
パスタがメインの人気ランチです。
B LUNCH(2,200円)
パスタの代わりに本日のスープと本日のメイン料理
C LUNCH(2,800円)
パスタとスープ・メイン両方付くコース

パスタ・メイン・デザート・ドリンクはプリフィックスで選ぶことが出来ました。
ラ・モンベッタ (7)

我々は今回、2人とも1,700円の「A LUNCH」にしました。

「前菜盛り合わせ」「バケット」「本日のパスタ」「食後のお飲み物」「本日のデザート」の構成ですが、結論を先に書くと、この内容で1,700円はお得でした。
ラ・モンベッタ (9)

まず「前菜盛り合わせ」が出されます。
ラ・モンベッタ (11)

バゲットもサイズが大きかったです。
ラ・モンベッタ (12)

オリーブオイルに付けて食べます。
ラ・モンベッタ (13)

「本日のパスタ」は、私は「小フグとブロッコリー・オリーブオイルのトマトソースリングイネ」。

アルデンテのリングイネに濃厚なトマトソースが絡んで美味しくいただくことが出来ました。
ラ・モンベッタ (14)

妻は「能登豚と伏見唐辛子のピリ辛ラグーソースタリアテッレ」。

こちらも美味しかったそうです。

デザートは私は「栗とラムレーズンのセミフレッド」。
ラ・モンベッタ (16)

こちらも濃厚な味でした。
ラ・モンベッタ (15)

妻は「加賀市産葡萄とアーモンドクリームのタルト」。」
ラ・モンベッタ (17)

ドリンクは私は紅茶で、妻はコーヒーでした。

地物の新鮮な食材と科学調味料を使わないイタリア産の塩漬け加工品やオリーブオイルを使っているようで、この内容で1,700円という料金は満足度高しです。

ラ・モンベッタ(La Monbetta)
石川県加賀市山中温泉富士見町ム22-1
TEL 0761-71-0031
11:30~15:00(L.O.14:00)
18:00~23:00(L.O.21:30)
火曜休


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小松でフランス料理のお店と言えば、やはり「ミュー・レ・ミュー」が有名だと思います。
ミュー・レ・ミュー (18)

本格フレンチをヨーロピアンな雰囲気の店内で楽しむことができます。

最初はお諏訪さんの隣にあった小さなお店から始められているのですが、今でも現役のオーナーシェフの清水さん。県内のフランス料理界の重鎮です。

今の場所に移転してきてから20年ぐらい経過したのかな?

また近年は、小松市の色々なジャンルのレストランや居酒屋などの飲食店が参加する、ジビエ料理のイベント「こまつ地美絵」などを仕掛けてこられるなど活躍されています。

ちなみに、小松にはジビエの生産加工拠点が完成したばかり。そこで処理したイノシシ肉を供給する体制が整った矢先に、いわゆる豚コレラが発生。2年ほど「こまつ地美絵」の開催は中止になっているようです。

清水シェフに帰り際にお話をお聞きすると、予約があればイノシシ以外のジビエはお店で出すことができるとのことでした。

さて、前回は約6年半前にディナーでお邪魔していますが、今回はランチタイムにお邪魔しました。

大雪のあとのつかの間のいいお天気だった成人の日。コロナ禍でお店の営業時間が少し変わっていました。
ミュー・レ・ミュー (4)

店内は、使用するテーブルを間引いて営業していて、テーブルには消毒用のアルコールや、マスク入れなど準備されていました。

こちらがランチメニューです。
ミュー・レ・ミュー

一番お手頃なAコースは2,420(税込)とリーズナブルです。我々はその上のBコース(税込4,033円)を頼むことにしました。

「冷製オードブル」「季節のポタージュ」「温製オードブル」「メイン料理(肉か魚からチョイス)」「デザート」「コーヒーor紅茶」という内容です。
ミュー・レ・ミュー (6)

妻は早々ワイン。アルザスの白を頼んでいました。
ミュー・レ・ミュー (8)

まず出されたのは、ガラスの器に盛られた魚介と野菜の「冷製オードブル」。
ミュー・レ・ミュー (9)

「季節のポタージュ」は季節を感じさせてくれるカブのポタージュ。上品なお味です。
ミュー・レ・ミュー (11)

「温製オードブル」は、ホタテと海老のパイ包み揚げ」。白エビのフリットが乗せられています。下にはオクラとキノコの和風のテイストが入ったソース。ネバネバとパイ包み&白エビの食感のコントラストを楽しめました。

メインは肉か魚からチョイス。この日は「牛肉の香草パネ ソースシャスール」「牛テールの赤ワイン煮込み(+1,650円)」「仔羊のロースト(+1,100円)」「牛ヒレ肉のステーキ(+1,100円)」「その日市場からのお魚料理」のラインナップ。
ミュー・レ・ミュー (13)

私は必然的に「その日市場からのお魚料理」。この日の魚は真鯛でした。写真では大きく見えますが、それほど大きくはありません。ポワレして上に乗せられていたのはカリカリに焼かれた、あまじょっぱい感じのもの。何だったのだろう?

妻は「牛肉の香草パネ ソースシャスール」。
ミュー・レ・ミュー (12)

牛肉は赤身で、その上にハーブとパン粉を付けた香草パネ。そしてソースシャスールの「シャスール」とは、猟師とか狩人といった意味のブラウンソースです。

こちらの料理のほうがボリュームがありましたね。
ミュー・レ・ミュー (10)

バゲットはお代わりできます。上質なバターとオリーブオイルが添えられています。

食後のデザートは「栗のムースとココナッツミルクのジェラート」でした。
ミュー・レ・ミュー (15)

栗のムースはカラメルゼリー付きで、プリンのような風味に仕立てられていました。
ミュー・レ・ミュー (17)

また添えられていたイチゴの中は、くり抜かれて生クリームが入れられるという仕掛け?も。
ミュー・レ・ミュー (16)

ドリンクは私は紅茶。妻はコーヒーです。

少々贅沢なランチになりましたが、やはり小松の老舗フランス料理店はランチでも素晴らしい料理を食べさせてくれるお店でした。満足です。そしてご馳走様でした。

ミュー・レ・ミュー
石川県小松市丸の内町2丁目225-2
TEL 0761-21-2165
Lunch12:00~14:30 (14:00 L.O)  
Dineer18:00~20:30 (20:00 L.O)
水曜休(HPで確認)


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一昨日紹介した洋食店「ミエル」にランチを食べに行った時、近くにあったパン屋さんに立ち寄っています。

津幡町に行くにあたって、事前に食べログで検索で探して、こちらが一番点数が高かったところ。
八橋ぱん (5)

お店の名前は「八橋ぱん」。この看板が目印です。オープンして4年半ほど経っているようです。
八橋ぱん

こじんまりとしたかわいいお店で、ベテランの雰囲気?を漂わされているご夫婦がお二人で切り盛りされていました。

中に入ると、いまでは珍しい対面販売のお店。頼むと奥さまがパンを取ってくれます。
八橋ぱん (2)

対面販売の良さは、目の前にお店の人がいらっしゃるので、お聞きすると人気の品や食べ方などを教えてくれることです。
八橋ぱん (8)

ショップカードの裏には「八橋ぱん3つのこだわり」が書かれていました。

では買い求めたものを紹介します。

私はこちらの「マルゲリータ風バゲット(216円)」。
八橋ぱん (6)

マルゲリータ風バゲットは、半分に切ったバゲットにパールモッツァレラチーズ、スイートバジルをトッピングして焼き上げてあります。

ロングサイズですね。

私はレンジでチンして食べましたが、オーブンで加熱したほうが美味しいと思います。

妻は「木いちごのカンパーニュ(216円)」。
八橋ぱん (7)

こちらは土曜日限定で、ホワイトチョコとマカダミアナッツが入った少し甘いカンパーニュだったようです。

娘には「キッシュ(324円)」を買い求めています。
八橋ぱん (3)

中には具がたくさん入っていて、見た目よりはボリュームあったようです。

金沢の隣町。金沢にたくさんいいパン屋さんがあるということで逆に商売が難しいかもしれませんが、しっかりと地元に根を下ろされての人気のパン屋さんでした。ご馳走様でした。

八橋ぱん
石川県河北郡津幡町横浜ろ70-5
TEL 076-225-7211
月~金9:00~19:00
土8:30~17:30
日曜休


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昨今ハード系のパンが人気ですが、ハード系だと何となくフランスパンを思い浮かべてしまいます。

そんなパン・トラディショネルだけではなく、パン・ド・カンパーニュやパン・ド・ロデヴなど、私がつい最近まで食べたことがなかったような色々なパンが地方でも人気となってきました。

ただ、我が家ではあまりハード系のパンを買いません。^^;

さて、今日紹介する金沢のもりの里にある「Boulangerie Parikana(ブーランジュリー パリカナ)」。

横浜出身のオーナーが、奥さまの実家がある金沢で今年4月にオープンさせている新しいお店で、そのオーナーご自身はパリにもお店を持つ「メゾン・ランドゥメンヌ」の東京本店やエムザの地下のアンデルセンで腕を磨いていたようです。

ネット情報でどなたかが書かれていましたが、店名の「パリカナ」とは、「パリのパン屋さんに来た気持ちになってほしいということで、ここはパリかな?」と名付けたということでしたが、私としては「パリ+金沢」の意味も込められていると勝手な解釈をしています。

お店のウリは、パリでも修業され、パリのパンに魅了されたオーナーが、フランス産の小麦粉やバターを使い、天然酵母を長時間発酵させるフランスの製法を取り入れて作るパンなのです。

そのため、お値段も少し高めの設定です。

メイン道路沿いではなく、少し入ったところで通りすがりで入るお客さんはあまりいないでしょう?
パリカナ

外観はブルーで統一。店内の壁も淡いブルーでした。
パリカナ (4)

これがパリのパン屋さんの雰囲気なのかはわかりませんが、何となくそう思ってしまいます。^^;

小松市粟津温泉にある人気のブーランジュリー「メティサージュ」に似てなくもない造りです。

オープンキッチンでパンを作っているところを見ることが出来ました。

ハード系からデザート系、焼菓子まで色々な種類のパンが並んでいました。ただ惣菜系の種類は少なかった気がします。
パリカナ (3)

これらの中から私が食べたのは「ブリオッシュフロマージュ(税別210円)」。家に持って帰るときに少し圧縮されてしまいました。^^;
パリカナ (14)

柔らかなブリオッシュのパンの中にベシャメルソースとハムとチーズを挟んで焼きあげてあり、優しい味で美味しかったです。
パリカナ (12)

妻は「スリランカカレーのタルティーヌ(税別280円)」。トラディションにスリランカカレーとキノコを乗せピザのように焼きあげてあります。

あとデザートとして「ブリオッシュ・フルイ(税別280円)」も食べていました。
パリカナ (16)

米粉を使用したカスタードクリームに、たっぷり乗せられたブルーベリージャム。ブルーベリーの果肉感がしっかり残っています。

娘は「フラメ(税別280円)」。ハード系のフーガスです。
パリカナ (13)

グルュイエールチーズとベーコンが包まれています。
パリカナ (15)

母にはシンプルな「ブリオッシュ(130円)」。水を使わずに小麦粉と卵・生クリーム・牛乳だけで焼きあげてありました。こちらも持って帰る途中で少し圧縮されてしまっていました。^^;
パリカナ (11)

あと珍しくハード系の「パン・オ・ノワゼット(税別420円)」も買い求めました。ノワゼットはヘーゼルナッツのこと。あとクルミや栗も入っています。

生地は冷蔵で長時間かけて発酵したものを使用して、食べると小麦の風味が口の中に広がってハチミツが練り込まれていて美味しかったです。

なかなか金沢もりの里に来ることは出来ないので残念なのですが、上質のパンを食べられるお店として遠くからでも買いに来る価値があります。また街中ではないところでお店を出されたことも素晴らしいと思いました。ご馳走様でした。

ブーランジュリー パリカナ
石川県金沢市もりの里2-213
 蛍の館1F
TEL 076-225-8625
8:00-17:00
※無くなり次第終了
火曜休


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小松に新しいお店がだんだん増えてきています。

今回、前は「あん庵」だったところに新しく炉端焼きのお店が出来たと聞いて行ってきました。
魚萬 (37)

お店の名前は「創作料理 魚萬」。7月1日にオープンしています。

オーナーの方は、これまでに色々な飲食店で腕を磨いておられ、片山津のかぼちゃ村や小松駅前の某店などの店長などを経験されていました。そしてこの度、晴れてご自分のお店を持つことになったのです。

入口の感じは看板類を除けば「あん庵」時代と同じ。店内は、カウンター席周りは「あん庵」のときからは雰囲気がだいぶ変わっていました。
魚萬 (2)

棚などはご主人が自分で付けられたと話をしていました。
魚萬 (36)

ちなみに、こちらの個室についても「あん庵」時代にはなかった部屋で、ご主人自作のようです。

我々はカウンター席に座り、そしてお品書きを見ながらご主人と少し話をしていると、かぼちゃ村で働いておられた時代に少しかかわりがあってびっくり!

「あん庵」のママもよく存じ上げていたので、この場所はご縁があるところなのかも知れませんね。
魚萬 (9)

さて、お品書きを見て驚いたのですが、メニューの種類が多いこと!
魚萬 (11)

基本は海鮮炉端焼きのお店なのですが、かぼちゃ村のラ・ヴィーブ時代の経験を活かしておられます。

このあたりはご主人の「いろいろな味を楽しんでもらいたい」といった思いからそうされているようです。

ただ何を頼もうか少し悩みました。

さて飲み食いしたものを紹介していきます。
魚萬 (5)

家から歩いてきたので、まずは生ビールです。ジョッキがギンギンに冷やしてあって最高!
魚萬 (15)

そして最初に頼んだのは「名物 ふわふわすり身あげ(680円)」。揚げ立て熱々でした。

続いて岩牡蠣も頼みました。
魚萬 (16)

ご覧のようにプリンプリンの大きな身で、軽くレモンを絞ってポン酢で食べます。
魚萬 (22)

お酒のほうは私はハイボールに変えています。

妻は日本酒です。升にグラスを入れてなみなみと注いでくれます。

お造りは「板さんおまかせ5種盛り(1,080円)」。
魚萬 (18)

タコ・甘えび・梅貝・ブリ・白身はなんだったかな?タイ(メジナ?)だったかな?
魚萬 (4)

ここで目の前の水槽で元気に泳いでいるドジョウを見て、ドジョウの唐揚げを頼みます。
魚萬 (19)

ドジョウを目の前にして食べるのはちょっとかわいそうな気がしますが、美味しかったです。

このあたりでビストロメニューに変えてみたいと思います。
魚萬 (26)

「美川しらすのアヒージョ(580円)」。ご主人は美川出身でこの時期新鮮なしらすがあり、これまた最高!
魚萬 (29)

バゲットの上に乗せて食べると、スペイン料理店で食べているような気になります。

こちらの「トマトとマスカルポーネのガレット バジリコの香り(680円)」は、イメージとちょっと違いました。
魚萬 (32)

ガレット生地に乗せられて出されるのかと思いましたが、カプレーゼのような感じでしたね。アンチョビがアクセントになっていました。

こちらも普通の炉端焼きのお店で食べることは出来ない一品です。
魚萬 (35)

最後にもう一品ということで「女将のポテトサラダ(380円)」を頼みます。マイルドな口当たりで美味しかったです。
魚萬 (34)

お酒について妻は、「すっきりトマトサワー(448円)」なんてのを追加で頼んで飲んでいました。

以上、飲み食いして8,800円と予想より安かったです。色々な料理を楽しめて味の方も満足できるものでした。

また、お店はカウンター席や小上がり、個室も1階に2つ。2階に大人数が入ることが出来る座敷もあります。ただ、開店して間もないので、今後どのように受けているか思案中だそうです。なかなかいいお店が出来たと思いますのでうれしいですね。ご馳走様でした。

北陸海鮮炉端 魚萬
石川県小松市大和町8
TEL 0761-58-2578
17:30~24:00(L.O.23:00)
日曜休

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