毎年恒例の秋の墓参ツアー。
その時に必ずお会いする友人夫妻との会食で利用したお店の紹介です。
三軒茶屋にある「FELICELLA(フェリチェッラ)」という、イタリアトスカーナ地方の料理を楽しむことが出来るお店。
「FELICELLA(フェリチェッラ)」は友人夫妻のおススメ。オーナーシェフお一人で切り盛りされていて、カウンター5席と2名テーブル1つのこじんまりとした感じで、肩ひじ張らずに気軽に楽しめます。
イタリアは昔は都市国家だったため、地方地方で料理の特色がありますが、トスカーナはイタリア中部にあってフィレンチェがある地方として知られています。また、トスカーナ料理としては肉料理が充実しているようです。
この日は我々4名で貸し切り営業というスタイル。4名で料理やワインを楽しみながら大声で気兼ねなく積もる話が出来ました。
お店の前に出されていた黒板メニューです。店内にもメニューが出ていて、肉やジビエ系のメニューが色々ありました。
とりあえず、肉系を少なくということでお願いして、あとはシェフのおまかせです。
まずはイタリアのスプマンテで乾杯!
アンティパストとして出されたのは「柿マリネとブラッターチーズ、生ハムのせ」。秋の味覚の柿、イタリア料理店で食べるのは初めてかな?
こちらは「イタリア野菜プレコーチェとアンチョビのサラダ」。
イタリア野菜プレコーチェは、正式にはラディッキオ・ロッソ・ディ・トレビーゾ・プレコーチェ(Radicchio Rosso di Treviso Precoce)といい、チコリーに似た野菜です。
そして温かい一皿「イカのフリット」です。
フォカッチャは外はカリカリに焼かれてありました。
プリモピアットのパスタは2皿。
まず出されたのは「イタリア産フレッシュポルチーニのタリアテッレ」。
こちらの写真の生の大きなサイズのポルチーニを使用していますが、イタリアから直輸入の今が旬のポルチーニ。はやり香りがいいですね。
次は「北海道左白子のカチョ・エ・ペペ」。
白子にチーズとバターがよく絡んで濃厚な味。そして黒胡椒をきかせてあって、アクセントとしてよかったです。
ちなみにカチョ・エ・ペペは、ローマ地方のパスタの名前です。
これらのお店のパスタは、注文を受けてから麺を打っていて、出来上がってすぐに茹で上げられた生パスタ。モチモチの食感でソースの絡みもよく、美味しかったです。
メインは、黒板に書かれていたのは肉系ばかりだったのですが、カンパチがあるということで、グリルしていただきました。
フルーツトマトがとても甘かったです。
デザートにオレンジ風味のプリンを妻が頼んでいます。
さて、料理と一緒に楽しんだワインですが。前述のスプマンテもボトルで頼んでいて、その後、白ワインを2本ボトルで頼みすべて空けています。
以上を飲み食いして、一人12,000円弱。コスパ的にも満足できました。
トスカーナ地方は肉料理がウリなところもあるのですが、結局、魚料理ばかりを出していただきました。ありがとうございました。
小さなお店でお一人で切り盛りされているので、慌ただしく食べるよりも、ゆっくりとした時間を使ってまったり楽しむのがいいお店ですね。ご馳走様でした。
FELICELLA(フェリチェッラ)
東京都世田谷区三軒茶屋1-20-7
TEL 03-6805-4147
月
18:00~23:00(L.O22:00)
火~金
11:30〜14:30(L.O13:30)
18:00~23:00(L.O22:00)
土
11:30〜14:30(L.O13:30)
18:00〜22:30(L.O21:30)