あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:スパイスカレー

人気のスパイスカレー(スリランカカレー)のお店「小松西町食堂aniki no curry」が昨年末に無期限の休業になりました。

最後に伺ったときのことは、こちらで紹介していますが、我が家ではカレーのお店では一番のお気に入りだったので残念です。

さて、石川のご当地カレーと言えば金沢カレーなのですが、カレーの種類が多様化している昨今、それほど金沢カレー系のお店に行きたいとは思わなくなりました。

ただ、金沢カレー系のお店を除くと、あまり選択肢がないのも事実。悩ましいです。汗

そんな中、「小松西町食堂aniki no curry」のほど近い京町に10月18日オープンした「きゅるん堂+(ぷらす)」。
きゅるん堂

数種類のスパイスとハーブや野菜などで作られたスパイスカレーを食べさせてくれるお店です。

お店はテレビ小松のビルの近く。新築でお店の前にも数台車が止められるスペースがありましたが、建物が奥まったところに位置しているので車で走っていると気が付かないかもしれません。

この辺は市役所が裁判所があるなど、いわゆる官庁街ではあるのですが、飲食店があまりないのです。

昔は、うどんや蕎麦店、食堂など色々あったのですが、ほとんどなくなってしまいました。こんなお店が出来たのでよかったです。
きゅるん堂 (6)

こちらは、小松生まれの女性の方がお一人で切り盛りされていて、彼女は料理教室などもやられているらしく、現在は火・水・金・土の昼のみの営業でした。
きゅるん堂 (2)

5人掛けのカウンター席と、テーブル席が1つのこじんまりとした店内。シンプルながらナチュラルな作りで温かい空間でした。
きゅるん堂 (3)

メニューはカレーが一種類のみ。あと、手作りケーキやドリンク。お聞きすると、一人でやっているのでカレー以外なかなか対応できないので、今のところ増やすつもりはないそうです。

私は今回ランチにカレー(980円)だけを食べました。

出されたのがこちら。
きゅるん堂 (4)

一言で書くと「野菜ベースのオーガニックスパイスカレー」で、数種類のスパイス、ローリエとローズマリーなどのハーブの風味と野菜の甘み。そしてほど良い酸味と唐辛子がきいていました。

トッピングには素揚げされた野菜と、ひよこ豆をペーストにして揚げられたボール。
きゅるん堂 (5)

ご飯は胚芽米に黒米を混ぜているのかな??間違っていたらごめんなさい。

材料にもこだわりのスパイスカレーのお店が小松に出来たことがありがたいです。ご馳走様でした。

きゅるん堂+(ぷらす)
石川県小松市京町88-2
TEL 0761-27-2168
火・水・金・土 11:00~15:00
日曜・月曜・木曜休
不定休あり



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小松市にあった我が家のお気に入りのカレー店「小松西町食堂aniki no curry」。

南加賀では希少価値だったスパイスカレーのお店でしたが、残念ながら閉店になってしましました。私のブログではこちらでの紹介が最後となっています。

そんなことで、一時スパイスカレーロスに陥り、大阪まで食べに行ったりしました。汗

さて、そんなスパイスカレーのお店が新しく野々市に出来たと知り、妻と出かけてきました。


こちらは「1の1 NONOICHI」のシェアキッチンで月2回間切りカレーとして提供していたのです。
ナナマルカリー

この度晴れた2023年9月13日に、こちらの新店舗にて独立しています。
ナナマルカリー (3)

店内は、テーブル席が5か所とカウンター席が7席の小さなお店。
ナナマルカリー (6)

カウンターの上にはスパイスが並んでいました。
ナナマルカリー (5)

メニューです。
ナナマルカリー (4)

こちらはドリンクメニュー。種類はそれほど多くはありませんね。

我々は2人とも「あいがけプレート(1,450円)」を頼むことに。

「あいがけプレート」は、メニューにある3種類のカレーから2種類をチョイスすることが出来ます。

私は「キーマカレー」と「ポークカレー」にしました。
ナナマルカリー (10)

出されたのがこちら。ターメリックライスの黄色が目に飛び込みます。

「キーマカレー」は粗めにミンチされたビーフ。多くのスパイスが使われているので複雑な味付けが印象的で、とても個性的なキーマでした。

もう一種類の「ポークカレー」には大きな肉の塊が入っていてびっくり!食べると、角煮なので噛むとほろりとほどける感じ。

また、カレーはサラッとしていて、キーマとは対極な感じでした。

そして、日替わりの副菜が添えられているので、好みの応じて途中でカレーと混ぜて食べると味変が可能でしたが、「キーマカレー」と「ポークカレー」の組み合わせは、混ぜ混ぜして食べるには合わないような気がしました。

妻は「チキンカレー」と「キーマカレー」でした。
ナナマルカリー (8)

「チキンカレー」は少し甘めのカレーで、少し大きめにカットされた鶏肉が入っていましたが、こちらの方もホロッとした感じで食べることが出来たようです。

本当に「スパイスカレー」と呼ぶにふさわしいほど、スパイス感をたっぷり味わうことが出来るカレーで、美味しかったです。ご馳走様でした。

スパイスカレー専門店 ナナマルカリー
石川県野々市市御経塚2丁目197
TEL 080-5661-4415
LUNCH 11:00~14:30L.O.(15:00close)
DINNER 17:30~20:00L.O (21:00close) 
不定休



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日本でカレーライスは今や国民食!?

昨日に引き続きスパイスカレーの話題です。

カレー好きの日本人にも浸透してきた感がある「スパイスカレー」という名前。

カレーってスパイスを使って作られるものではないの?と思いますが、日本では、特に家庭で作って食べるカレーは、市販の小麦粉で作ったカレールゥを使って作られるのが一般的でした。

インドやスリランカなどでは、カレーはスパイスから作るのが当たり前で、あえて「スパイスカレー」と呼ぶこと自体がナンセンスなのかもしれません。

さて、そんな「スパイスカレー」ですが、本場のインドやスリランカなどの国では見られないような独特の発展をしてきていて、いまや国民食と呼んでいいカレーの発展に一役買っていると思います。

その発展の基礎を作った!と書くと大げさかもしれませんが、ブームのさきがけの地は大阪なのです。そのため「大阪はスパイスカレーの聖地」とも言われています。

そんな大阪発のスパイスカレー人気を作ったとされるお店の一つが今日紹介する「旧ヤム邸」です。本店としてのお店は谷町6丁目にある「旧ヤム邸 空堀店」で、だいぶ前になりますが、私は大阪駅のバルチカにある「旧ヤム鐵道」に行き食べたことがあります

今回お邪魔したのは、大阪 ダイビル本館にある「旧ヤム邸 中之島洋館」。
旧ヤム邸 中之島洋館 (4)

ダイビル本館は、大正時代に建築された旧ダイビルの面影や使われていた材料を相当使って新しく高層建築化したオフィスビルです。

私が大阪に住んでいるときに、建て替えが始まっていて、旧ビルが壊される前に2度ほど仕事でダイビルのオフィスに入ってことがありました。

外観は旧ビルの意匠を色濃く残しています。
旧ヤム邸 中之島洋館 (7)

中に入ると、こちらも旧ビルのエントランスホールを再現した造りとなっていました。

このビルの2階が小さいですが飲食店街となっていて、その一角に「旧ヤム邸 中之島洋館」があります。
旧ヤム邸 中之島洋館 (2)

我々が到着したのが12:50。この日は平日でしたがご覧のような行列がありました。人気店です。
旧ヤム邸 中之島洋館 (8)

順番に並んで、こちらのスペースに入るまで25分。そしてこちらのスペースで待つこと10分ほどで席に案内されました。
旧ヤム邸 中之島洋館 (13)

店内はヴィンテージ感があって、名前の通りの洋館のような造り。ダイビル本館の雰囲気にマッチしています。
旧ヤム邸 中之島洋館 (16)

メニューです。

設定されているカレーの種類は4種類ですが毎日変わります。たぶん毎日新作といったことではなく、ほとんどはローテーション的にやっているのだと思います。それでもすごいことだと思います。

この日の4種類は

A.鶏キーマ、ホタテ、塩麹
B.豚キーマ、チョリソ、キャベツ
C.奥丹波チキンカリー、焙煎スパイス、バイマックルー
D.グリーンタイカレー、海老、ズッキーニ

というラインナップになっていて、2種類の合い掛けが1,100円。3種掛けが1,300円となっています。

この中から私はBとⅮ、妻はAとCをチョイス。

ライスはジャスミンライスか玄米を選べて私はジャスミンライス、妻は玄米をチョイスしています。(もう一種類タイの紫米ライスベリーとジャスミンライスのミックスの設定がありましたが、この時間では売切れ)
旧ヤム邸 中之島洋館 (15)
最初にサラダが出されます。


私の「豚キーマ、チョリソ、キャベツ」&「グリーンタイカレー、海老、ズッキーニ」がこちら。
旧ヤム邸 中之島洋館 (18)

この2種類は辛さは真ん中の辛さの印が付いていましたが、食べると、そこそこ辛かったです。

小麦粉を一切使わないサラッとしたカレーでさすがにおいしかったです。

途中で少し混ぜながら食べましたが、味変というか、また違った風味を楽しめて

副菜として「枝豆のアチャール」と「辛子高菜のサンボル」が添えられていました。
旧ヤム邸 中之島洋館 (17)

妻の「鶏キーマ、ホタテ、塩麹」&「奥丹波チキンカリー、焙煎スパイス、バイマックルー」は、一番辛くないのと一番辛いカレーの組み合わせでした。

妻も美味しいと言っていました。
旧ヤム邸 中之島洋館 (19)
こちらは付いているヨーグルトです。口の中のカレーの辛さをリセットしてくれます。


小松にあったスパイスカレーのお店「小松西町食堂anikinocurry」が閉店になったので、気軽にスパイスカレーを食べることが出来なくなり寂しい気持ちが、このカレーを食べてさらに感じました。ご馳走様でした。

旧ヤム邸 中之島洋館
大阪府大阪市北区中之島3-6-32
 ダイビル本館2F
tel 06-6136-6600
月〜土
11:30~15:30(L.O.15:00)
日祝休



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今年3度目の「小松西町食堂aniki no curry」の紹介となります。

我が家はカレー好きなので、こちらのお店以外にもカレーのお店に行く機会が多いですが、最近、特にお気に入りなのが「小松西町食堂aniki no curry」なのです。

もっとも、小松にあるので近いこともありますが、特に妻のほうがご熱心です。


11時からの営業で、今回はお盆休み中ということもあって、早めの時間にお店に行きました。

この日は先客は一組のみ。1つだけあるテーブル席に、一緒に行った長男含めて3名で座りました。
小松西町食堂aniki no curry (2)

メニューです。
小松西町食堂aniki no curry

黒板にはこの日のメニュー内容が書かれています。

私は「スリランカプレート」がチキンかラムだったので諦め「スパイスキーマカレー(1,100円)」を頼むことに。
小松西町食堂aniki no curry (5)

上に温泉玉子とキャロットラペが乗せられていました。

スパイシーなキーマカレーがたっぷり。辛さもだいぶありました。好みです。

妻が頼むのはいつも「スリランカプレート(1,350円)」です。
小松西町食堂aniki no curry (4)

この日はチキンかラムの選択で、妻はチキンです。

ライスはこちらもいつもの通り「バスマティライス」に変更していて、+200円。

色々な惣菜を混ぜ混ぜして食べます。

息子は「キーマ&ポークビンダルー(1,350円)」でした。
小松西町食堂aniki no curry (3)

ポークビンダルーは豚のハラミを使用したカレーのことです。

いつもながら、金沢カレーとは一線を画すスリランカカレーを小松で食べることが出来ることに感謝。ご馳走様でした。

「小松西町食堂aniki no curry」
小松西町食堂aniki no curry
石川県小松市西町69-1
TEL 090-2836-8425
11:00~14:00(L.O.)
水曜・木曜休、他不定休あり



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スリランカが「国家破産」を宣言したといったニュースに驚きました。

今後の動向が気になります。

さて、大阪発祥と言われる「スパイスカレー」ブームが続いています。

調べてみると「スパイスカレー」は「小麦粉で作ったルウを使わずにスパイスで作られたカレー」のことだと書かれていますが、南アジアで食べられている料理をもとに日本でアレンジされて流行っているカレーのことだと個人的には認識しています。。

「スパイスカレー」といえば、小松に「小松西町食堂aniki no curry」というスリランカカレーの人気店があって私も時々お邪魔します。

東京出張の折りに、スリランカカレーのお店があるということでランチを食べに出かけました。

行ったのは神田神保町にある「スパイシービストロ タップロボーン(spicy bistro Taprobane)神保町店」。
タップロボーン (5)

神田神保町といえば、カレーの激戦地として知られています。色々な種類のカレーのお店がこのエリアにあって、どこも賑わっていますね。

さて、「スパイシービストロ タップロボーン」は都内に何店舗かあって、スリランカ人経営のお店。スリランカで10年以上のベテランシェフが各店舗で料理を提供しているようです。

世界三大伝統医学の一つ「アーユルヴェーダ」の理論を取り入れたメニューなどもあって、スリランカ家庭の味を楽しめるとHPに書かれていました。
タップロボーン (10)

店内は、異国情緒たっぷりといった感じではありません。前は「アメリカンカジュアルキッチン キャメルダイナー 神保町店」だったところを居抜きで使っています。
タップロボーン (7)

メニューです。
タップロボーン (6)

色々な種類のカレーを選べるランチもありました。
タップロボーン (8)

私は「アーユルヴェーダ・ラトゥキャクルワンプレート(1,380円)」を頼むことに

アーユルヴェーダスパイスを使ったカレーに興味を抱いたからです。
タップロボーン (13)

まず玉子のスープが出されました。とろみがあって中華風のスープのようにも感じられた味でした。

そして出されたのがこちら。
タップロボーン (14)

ご飯はラトゥキャクル。これは玄米のように栄養豊富なスリランカの赤米なのです。

カレーはオーナーのスリランカの実家で作られ日本に直送されるアーユルヴェダスパイスを使って作られているようです。

また日本と同じかつお節を使ってうま味を出していて、アーユルヴェーダということで動物性のものは使用されていません。辛さはそれほどでもありませんでした。

ソイミートや野菜などのおかずが複数脇を固めていました。

最初は、違う種類のカレーを少しずつ食べ、途中でスパイスカレーを食べるとき、いつもしている全部混ぜ混ぜして食べました。
タップロボーン (15)

スパイスカレーのイメージは、全部を混ぜて食べるのが美味しいと思っていましたが、ただ、ブログを書くためにこちらのお店のHPを見たら、スリランカでは混ぜて食べるのは縁起が悪いと書かれていました。汗

最後にパパダムを砕いて混ぜて食べると、食感の変化も楽しめます。

色々な国のカレーを楽しむことが出来る東京はやはりすごいところです。世界各地のカレーの味を食べ歩きたいですね。ご馳走様でした

スパイシービストロ タップロボーン 神保町店
 spicy bistro Taprobane
東京都千代田区神田神保町2-6-3
 早川青砥ビル1F
TEL 03-6878-0196
11:30~15:30
17:30~23:30(L.O.22:30)
日曜休



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