あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:スパイスカレー

小松市安宅と言えば歌舞伎「勧進帳」の舞台となる安宅関を有する港町です。

北前船寄港地・船主集落」として日本遺産にも認定されています。

そんな安宅にある北前船主の家「瀬戸家」がスパイスカレーを食べさせてくれるお店になりました。11月30日オープンです。
瀬戸又 (2)

「瀬戸又」という名前で、たぶん屋号なのでしょう。歴史を感じる立派な建物ですね。

こちらの家は奥様のご実家で、旦那さんも一緒にUターンされてきたようです。
瀬戸又 (3)

日本遺産のプレートが掲げられていて、潜り戸をくぐって中に入ると、北前船の絵と暖簾が目に飛び込んできます。
瀬戸又 (5)

さらに中に入ると、昔ながらの造りの土間と部屋が現れます。
瀬戸又 (7)

田の字型の昔の農家の部屋の間取りになっていました。移築したようですね。
瀬戸又 (8)

昔なら使っていた屏風や衣紋掛けにかけられた着物など、昔の暮らしがしのばれます。

お店の営業は基本ランチと夕方までの時間帯はドリンク営業で、月曜夜は予約があれば営業するとのこと(営業時間は地元新聞に紹介されていた情報です)。

奥様のほうは昨年まで東京で飲食店関係のお仕事をされていて、旦那さんのほうもそうなのでしょう、月曜夜の料理やランチの出汁巻きなどを作っているのです。

ランチメニューは、スパイスカレーメインのセット1種類のみ。カレーは週替わりでした。
瀬戸又 (6)

この日はこのような内容で最初に料金を支払います。1,500円でした。

まずサラダと瀬戸家に伝わる「どぶ漬け」というぬか漬けが出されます。
瀬戸又 (11)

見た目「どぶ漬け」は塩気濃そうに見えますが、だいぶ年季が入ったぬか床なのでしょう、酒粕のような風味でそれほど塩辛くはありませんでした。
瀬戸又 (14)

次に出されたのは、こちらの「だし巻き玉子」と「つくねと白菜のクリーム煮」。

旦那さんの作られた「だし巻き玉子」美味しかったです。

そしてメインのカレー。
瀬戸又 (16)

この週は「牛蒡と蓮根のキーマカレー」。
瀬戸又 (15)

ライスはターメリックライスです。
瀬戸又 (18)

スパイスが効いた、それでいて素材のうま味を生かした美味しいカレーでした。

安宅にはまだまだ古くからある建物が残っています。港町としての可能性はまだまだあるのだと思うので、ますます色々なお店ができることを願っています。ご馳走様でした。

瀬戸又
石川県小松市安宅町ヨ55
TEL 090-2833-2919
11:30~18:00
ランチは11:30~14:00(L.O.13:30)
月曜、火曜休
月曜夜は予約があれば営業

「カレーの市民 アルバ」といえば加賀カレー(金沢カレー)の人気店で、金沢カレーの流れを組むお店の中では唯一小松に本店があります。

なので小松市民はアルバを応援している人が多いと思います。
アルバ

カレーの市民 アルバ 小松本店」については、賄いから生まれた「カレーつけ麺」という新メニューを紹介したばかりですが、今回、お盆休みで帰省中の長男を連れてランチを食べに行きました。

金沢カレーのお店は普通、いわゆる定番メニューを中心にチェーンの各店が同じメニューのところが多いと思いますが、アルバは違います。もちろん、高堂町にある工場でルーを作っているので、そちらを使ってのメニューはほぼ同じですが、本店は色々な味のカレーや、その他のメニューを独自開発しているのです。
アルバ (2)

過日紹介した「カレーつけ麺」もその一つで、こちらのメニューの上の方に書かれているものがそうです。

この日私は「スパイシーキーマカレー(900円)」を頼むことにしました。
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いまの店長に変わってすぐに行ったときに「豚ひき肉のスパイシーキーマカレー」を食べています。こちらがそうです。

その時は「本日のカレー」という日替わりメニューの中の一つで、温玉とミックスチーズがトッピングされていて800円でした。
アルバ (3)

この日出されたのはこちら。トッピング類は乗せられていません。

味の方は、ベースのアルバカレーと香味野菜&10種類以上のスパイスを使ったスパイスカレーをミックス。とてもスパイシーで好みの味です。リピートしたいと思いました。

長男が頼んだのは「満塁ホームランカレー」です。トンカツ・ハンバーグ・コロッケ2個・ウィンナー2本が乗せられていて、こちらのライスは大盛ではありません。
アルバ (4)

前は「満塁ホームランカレー」がライス大盛で、普通のは「レディースホームランカレー」という区分でしたが、なので現在は「レディースホームランカレー」がメニューから消えています。

私は、「レディースホームランカレー」でも食べることはできないボリュームですね。

最近、金沢カレーを食べるときはアルバ以外あまり行かなくなりました。やはり小松市民なのでアルバがイチオシです。ご馳走様でした。

カレーの市民 アルバ 小松本店
石川県小松市龍助町160
ランチ11:00〜14:30(LO 14:00)
ディナー17:00〜20:30(LO20:00)
火曜、第1・3・5月曜休
※祭日等で代休や変更する場合あり

古民家を有効活用した飲食店が多くなっています。

金沢あたりでは、ずいぶん前からブームみたいになっていますが、南加賀の方でも色々出来ていますね。

今日は、能美市福島に4月6日にオープンした、そんなカフェを紹介します。

その名は「百年の家カフェ燈(あかり)」。名前の通り100年程前の大正時代に建てられた古民家をリノベーションしているカフェなのです。
百年の家カフェ燈

お店の入り口は金沢美川小松線の側ではなく、裏側が正式な入口になっていて、駐車場も裏側に多く止めることが出来ました。

金沢美川小松線からだと看板もないのでわかりづらいですが、石造りの立派な蔵がある家です。

古民家と言っても相当リノベーションされていて、ご覧のように、行った日は寒い日で薪ストーブの火が温かく迎えてくれました。
百年の家カフェ燈 (4)

昔ながらの間取りはそのままで、居間のところはこんな感じ。
百年の家カフェ燈 (5)

座敷から縁側方向を見るとこんな感じで、大きなテーブルが置かれた居間以外は基本座卓席になっていました。

ちなみに、こちらはオーナーの方の曽祖父母の家で、料理研究家として料理教室も開いているようです。
百年の家カフェ燈 (6)

ランチメニューです。

写真を撮り忘れましたが、スパイスカレーのメニューもありました。こちらは日によってないときがあるとのことです。
百年の家カフェ燈 (9)

ドリンクのほうは紅茶の種類が多いですね。
百年の家カフェ燈 (12)

こちらはコーヒーとソフトドリンク。
百年の家カフェ燈 (11)

そしてスイーツ。

私は1日10食限定で日替わりの「燈の創作ランチ(1,600円)」を頼むことに。ドリンクセットにしていてこちらは1,900円でした。
百年の家カフェ燈 (17)

「燈の創作ランチ」は主菜、副菜数品、本日のご飯、汁ものがセットになったランチです。しかし、この日のメインは鶏!私が現在唯一苦手にしている食材でした。汗。事前に確認すればよかったです。
百年の家カフェ燈 (16)

ご飯とスープ。古代米を混ぜているのかな?

妻が頼んだ、スパイスカレー(1,600円)がこちら。豆のカレーの合い掛けでした。
百年の家カフェ燈 (18)

副菜としてスパイスじゃがいも・小松菜のスパイス炒めもの・野菜が添えられています。

私のメインの鶏を妻の方にあげて、交換でカレーを少しもらって食べています。

妻はデザートコース(2,800円)にしていて、ドリンクとデザート三種盛りが付いていました。
百年の家カフェ燈 (21)

出されたデザートはこちら。黒糖プリンとケーキが2種。なかなかのボリュームですね。
百年の家カフェ燈 (22)

ドリンクは私はチャイ。
百年の家カフェ燈 (23)

妻はローズティーです。

広い家を一軒ほぼそのまま店舗にしているので人数的には多くの人が入れますが、お店の方の人数が限られているので、混雑すると少し時間がかかりました。ゆったりと愉しむほうがいいでしょう。ご馳走様でした。

百年の家カフェ燈(あかり)
石川県能美市福島町ヨ70
090-5774-1594
10:30-16:00
木曜、不定休あり



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金沢と野々市を中心にカフェなどを展開している「おまめ舎」。

今話題の石川県立図書館内にも「HUM&Go」として出店していて人気です。

そんな「おまめ舎」が、いままで「HUM&Go」として営業していた野々市のお店を、1月16日にスリランカカレーのお店「Bメロ(ビーメロ)」としてリニューアルオープンさせています。

スリランカカレーといえば、小松で人気だったスリランカカレー「小松西町食堂aniki no curry」が閉店になってから、早1年2か月ほど経過しました。

個人的には本当に残念だったのですが、「小松西町食堂aniki no curry」がスリランカカレーの美味しさに気づかせてくれたと思っています。

ちなみに、「小松西町食堂aniki no curry」のあとは、「トラットリア ナリ」というイタリア料理店になります。

さて、「Bメロ(ビーメロ)」という店名はカレー店としては変わっていますね。

HPには「日常“Aメロ”と特別な日“サビ”を繋ぐ『Bメロ』、日常(Aメロ)と特別な日(サビ)を繋ぐ『Bメロ』のようなお店。」を書かれていました。
Bメロ

「HUM&Go」にもお邪魔したことがありますが、「HUM&Go」のときは白い外観でしたが、いまは茶色であまり目立たない感じになっていました。
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店内に入ると内装もシンプル。カウンター席とテーブル席があって、カレーのお店としては広く、多くの人が入れる感じでした。
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メニューです。
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カレー専門店なのでシンプルですね。

基本のカレーが「パリップ(豆のカレー)」。副菜として青菜のサンボルなど7種程度が付いています。

それにメインのカレーを選ぶ形になっていました。それが、以下の4種類。料金がそれによって違います。

chicken curry(チキンカレー)…1,480円
pork curry(ポークカレー)…1,580円
squid and japanese leek curry(イカとネギのカレー)…1,580円
kids curry(辛さ控えめの豆カレー=お子様カレー)…500円

あと、メインのカレーなし(1,380円)もチョイスできるようになっていました。

そして、ごはんの種類・量、トッピング、ドリンクなどは希望に応じて伝えます。
Bメロ (12)

私は「イカとネギのカレー」でスパイス煮卵(+100円)をトッピング。出されたのがこちら。
Bメロ (17)

イカとネギのカレーは別に出されました。
Bメロ (16)

ライスは雑穀米と玄米のハーフ&ハーフ。量は普通です。スリランカカレーなのでバスマティライスの設定があればうれしかったかな。

基本のカレーの「パリップ(豆のカレー)」はメインの皿に添えられていますが、副菜として青菜のサンボル・キャベツのマッルン・大根の炒め物・南瓜とパプリカのサラダ・パパダン・スリランカピクルス・ココナッツと唐辛子のふりかけが、ライスの周りを固めていました。

最初は2種類のカレーを個々に味わい、副菜も少しずつ味わって、徐々に混ぜながら食べていきました。

唐辛子のふりかけは辛いので、混ぜながら少しずつ味変してきましょう!

両方のカレーとも色々なスパイスにより複雑でかつスパイシー。美味しかったです。

「スパイス煮卵」もスパイスの香りがしっかりゆで卵に移っていました。

ライスの普通は220gですが、副菜がたっぷりだったからか意外と満腹になりましたね。
Bメロ (10)

妻は「チキンカレー」でパクチー(+100円)をトッピングしていました。
Bメロ (11)

こちらが別盛りの「チキンカレー」です。

久しぶりのスリランカカレーを食べることが出来て満足です。ご馳走様でした。

Bメロ(ビーメロ)
石川県野々市市住吉町14-56
TEL 076-256-3386
11:00~15:00
17:30~20:30
月曜休



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日本人はカレー好きですね。

昭和時代に育った私としては、やはり子供のころ母親が作ってくれたカレーが忘れられないということで、たぶん多くの昭和生まれの方はそうではないでしょうか。

さて、今日紹介するのは能美市寺井町にある割烹料理店「亀吉」。

こちらのお店がランチ営業をやっているのは、つい最近まで知りませんでした。

普通の割烹店は、ランチ営業をしているところは少ないと思います。特に個人営業のお店で、人手がそれほどない場合だと、夜の仕込みなどもあってランチ営業は極力避けたいところではないかと思いますが、そのあたりはお店側の色々な事情で判断されるものでしょう。
亀吉

建物はそれなりに年季が入った趣でした。
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入口にはランチメニューの立て看板があります。
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店内に入ると、右側がカウンター席で、左側は小上がりの席になっていました。
亀吉 (2)

店内にあったランチのお品書き。
亀吉 (3)

こちらもそうです。なかなかランチ営業に力を入れている感があります。
亀吉 (4)

カウンターの上にはスイーツが並んでいてウリの一つのようでした。

私は「カレーランチ(900円)」を頼むことに。
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出されたのがこちら。サラダ付きでライス大盛無料でしたが私は普通サイズです。
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カレーは、見た目は具が無いように見えますが、中に大きく切られたジャガイモと豚肩ロースが一切れずつ入っていました。

そして、札幌スープカレーのように、カレーとライスが別皿に盛られています。確かにスープカレーのように見えなくもない…?

まずはカレーを一口。とてもスパイシーです。辛いのはそれほど苦手ではありませんが、それでも相当辛いと思いました。

ライスにかけながら食べ進めていきますが、ライス大盛無料ということで他の人は大盛で頼んでいる理由がわかりました。

味的には、割烹料理店なので多少和のテイストが入っている感じがします。美味しいです。
亀吉 (9)

最後に、こちらのケーキを試食で出していただきました。ありがとうございます。

南加賀には金沢カレーではないカレ-食べさせてくれるところがだんだん増えてきました。色々選択肢が増えるのはいいことですし、日本のカレー文化が相当成熟してきた証しだと思います。ご馳走様でした。

亀吉(かめよし)
石川県能美市寺井町ロ75-1
TEL 090-7743-5894
11:30~14:00、17:00~23:00
無休



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