あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:シャンパン

秋の旅行で毎年会食をしている友人夫妻。

今年もご一緒しました。

今回お邪魔したのは、友人ご夫妻が最近お気に入りの恵比寿にある「ici(イスィ)」というフランス料理のお店です。
イスィ

恵比寿駅からは徒歩10分ほどの住宅街にあるひっそり佇む感じの素敵なお店でした。

2015年12月にオープンしていて、ちょうど7年経ったということです。ちなみに「ici(イスィ)」とはフランス語で「此処」という意味だそうです。
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カウンター8席と4人掛けのテーブル1つという小さなお店で、我々4名はテーブル席に座りました。

この日は平日だったからか、我々以外はお客さんは居なかったので、オーナーの女性の方と話をしながら気軽に楽しむことが出来ました。
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まずはシャンパンで乾杯。「ロワイエ・エ・フィス キュヴェ ド レゼルヴ ブリュット」。

今回お願いしたコースは「ici 季節のおまかせ」の8,800円のコース(サービス料別)です。

まずはアミューズ。お店の定番「じっくり炒めた玉ねぎのミニパイ」を含む3種類。
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真ん中が「スモークサーモンのベーグルサンド」で右が「かぼちゃのボム・ドーフィン」です。

「じっくり炒めた玉ねぎのミニパイ」はあめ色を通り越した感じの色合いで、うま味と甘みが凝縮していました。
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こちらは「カリフラワーのムースとヤリイカのソテー」。
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パンはかわいい形です。
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「ホタテと洋梨、根セロリのサラダ仕立て」は、バジルソースだったか忘れました。汗
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魚料理の「本日の鮮魚のキャベツ包み」は、サフランブルーブランソースで食べさせてくれます。魚はタラだったかな?
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肉料理は「フランス産子鴨のロースト」で、赤ワインソースのものでしたが、私はこちらの魚料理に変えていただきました。
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「えびのカダイフ揚げ」で、普通のフライよりパリパリの食感を楽しめました。
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デザートは「和栗のモンブラン」。
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「チーズの盛り合わせ」も出してもらいました。
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そして食後のお飲み物と小菓子です。珍しく日本茶もあってそちらでお願いしています。

シャンパンのあとで頼んだのは、白と赤をボトルで頼んでいます。
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白はボトルの写真を撮り忘れて不明ですが。赤はブルゴージュの「ジヴリ(Domaine des Vignes Rondes Givry)」です。
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以上で一人16,700円ほど。ワインもだいぶ飲んだのと、サービスもよく納得でした。

料理全体としては、ソースも含めて日本人の味覚に合うようにアレンジされた料理で、意外性もあって面白かったと思います。気軽においしいフランス料理を楽しめるのでおすすめのお店です。ご馳走様でした。

ici(イスィ)
東京都渋谷区恵比寿1-26-12
 サンライズヴィラ1F
TEL 050-5488-0890
火~日
18:00~22:30(L.O.20:00)
月曜休



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今日は輪島でディナーを食べたお店の紹介です。

ラトリエ・ドゥ・ノト(L'Atelier de NOTO)」という人気のフランス料理のお店。ミシュランガイド北陸2021 特別版で星一つを獲得されています。
ラトリエ・ドゥ・ノト

オープンした時から知ってはいたのですが、小松から輪島は遠く、なかなか行くことが出来ませんでした。
ラトリエ・ドゥ・ノト (41)

こちらの写真はお店を出るときに写した写真ですが、オーナーシェフの池端さんは、大阪本町のフレンチの名店「カランドリエ」出身。

「カランドリエ」は、私が大阪で3年間住んでいたマンションから歩いて1~2分ほどのところにありました。
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「カランドリエ」のあと、単身フランスブルゴーニュに渡り、4年半フランス星付きレストランでも修業され、当初は大阪でお店を出す予定が、その時期帰省したときに輪島の良さに気づいて、急遽輪島にお店を出すようにしたとのこと。能登の食材を活かした「輪島フレンチ」と呼んで差し支えない名店です。
ラトリエ・ドゥ・ノト (6)

輪島の朝市通りからほど近い街中にある、前は輪島塗の塗師屋の工房だった古民家を改装しています。蔵の扉などもそのまま残された店内ですが、我々はこちらの大きなスペースの部屋に案内されました。

ライティング含めて落ち着いた空間です。

写真はアップしませんが素敵な中庭がありました。
ラトリエ・ドゥ・ノト (39)

そして壁には輪島出身の漫画家、永井豪氏のサインがありました。

今回、我々がお願いしたのはディナーで真ん中の価格、税抜きで12,600円のコースです。
ラトリエ・ドゥ・ノト (7)

こちらがこの日のメニューです。使われている主な食材名しか書かれていません。

出てきた料理の特徴を簡単に説明すると、「和」のテイストを相当大胆に取り入れていて、いわゆるフレンチのイメージで考えると少し驚きを覚えるような料理の数々でした。

特に、単一の食材をソースで美味しく食べさせてくれるのではなく、地元の食材のトレーサビリティを隅々まで把握して、どのように組み合わせたり味付けをした方がいいのかまで追求していて、そのためメニューには料理名が書かれているのではなく、食材が書かれているだけなのです。出される料理を見て味わって、「へぇ~!」の連続でした。

では出されたものを紹介しますが、説明された内容を全部覚えきれなかったので、食材含めて間違っているところもあるかもしれません。そのときはご容赦を。
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まずはシャンパンで乾杯。

そして出されたのがこちら。
ラトリエ・ドゥ・ノト (12)

メニューには「とうもろこし 甘エビ バイ貝」と書かれていましたが、バター系のソースと和風のジュレのソースを組み合わせた、濃厚な味わいの中に絶妙の和のテイストでした。

なお、お店では上田農園の野菜が数多く使われていました。こちらのコーンもそうです。
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パンは輪島のベーカリー「ラポール デュ パン」の特製のバゲット。細長い形状です。パンはお代わりもok!違う種類のを出してくれます。

バターは無塩ですが、脇には舳倉島のあら塩が添えられていました。

お次は「トマト サバ パプリカ」と書かれた一品で、「しめ鯖のガスパチョ」です。
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ガスパチョなので冷製で、しめ鯖のほのかな燻製香にトマトの酸味が活きたスープでした。器の淵にはトマトの残りを乾燥させたものをちりばめてあります。これは食べません。
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「サザエ ナス 春菊」と書かれた一品は、なんだったか忘れましたが大きなナスを使用した料理。バジルソースです。サザエの肝かな?あと春菊のほろ苦さが加わり、美味しくいただくことが出来ました。他にはコリっとした食感の赤西貝も入っていました。
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「アワビ 豆」は、枝豆とアワビの肝のダブルソース。
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「岩牡蠣」は大きな粒で濃厚。カットしてみました。ジュレソースが岩牡蠣を包み込むような感じでした。
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そしてメインの魚は「スズキ 金蔵米」と名付けられていたこちら。
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小さめにカットされたスズキにアラのブイヤベースソースがかけられています。淡白な身のスズキに深い味わいを与えていました。

右上には、輪島の金蔵米蔵金「能登ひかり」と、ほうれん草と岩もずくと赤いか、そしてころ柿で有名な志賀町の柿を使ったリゾットが添えられていました。意外な食材の組み合わせで驚かされます。
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そして口直しの「青紫蘇 柚子」のシャーベット。

メインの肉は、お店で飼育している能登のジャジー牛の雄の「のと玄牛」を使っています。マッシュポテトの下にはすき焼き風の肉が隠れていました。
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雄のジャージー牛は牛乳を生み出さないため通常は殺処分されることが多いようですが、こちらのお店では引き取って飼育、このようにおいしく調理されて出されるわけです。
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「デザート(デセール)」は、メロンスープの上にヨーグルトアイス。こちらも凝っていました。
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「プティフール」としてショコラとフィナンシェが出されます。

ドリンクは私はル
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イボスティー。
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妻はコーヒーです。

最後にシャンパンのあとのワイン。
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白はロワールと、牡蠣が出されたのでシャブリなど。
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赤は、シェフがブルゴーニュで働いておられたので、ブルゴーニュ他でした。

すべて食べ終えての感想ですが、地元の素晴らしい素材を使っていますが、単に素材の旨さを出すだけではなく、食材としての組み合わせの妙を楽しませてくれる素敵な料理ばかりでした。

またガスパチョやバシルソースなど、フレンチにとどまらない味を楽しめたこともよかったと思います。

2人でワインを7杯飲んで税込み42,000円少し。納得のディナーでした。

能登の魅力を最大限に出す工夫と、池端シェフの感性溢れるアイデアが器の中に凝縮されていました。さすがです。また伺いたくなる一軒になりました。ご馳走様でした。

ラトリエ・ドゥ・ノト(L'Atelier de NOTO)
石川県輪島市河井町4-142
TEL 0768-23-4488
11:30~13:00(L.O.)
18:00~20:00(L.O.)
月曜・火曜休



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3月下旬に金沢を色々巡った日、ハレの日だったので小松でもう一軒寄ることにしました。
エスメラルダ

おなじみ小松駅前のオーセンティックバー「エスメラルダ」です。
エスメラルダ (2)

お店の到着したのが21時過ぎでしたがお客さんは誰もいません。

マスターに聞くと、3月21日でまん延防止重点措置が明けてから、最初の日だけはお客さんが来たけど他の日は全然ダメ!と話していました。

小一時間ほどしかお店に居ませんでしたが、我々が居る間に2名一組のお客さんがいらっしゃたのみ。

私も昨年10月初旬に伺ってから約半年ぶりの訪問になります。昨年は結局一度しか行きませんでした。

アルコール主体のお店はしばらくは厳しい時期が続くかもしれません。

さて、この日、金沢で色々飲んできたので、軽く一杯のつもりで、季節限定の「フレッシュフルーツカクテル」メニューの中から選びます。
エスメラルダ (3)

ハレの日なのでやはりシャンパン?

私は「メロンとシャンパンのカクテル」です。
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飲みやすいです。普通のメロンジュースを飲んでいる感じで飲み干せそうです。しかしもったいないので少しずつ。汗
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妻は「苺とシャンパンのカクテル」。

もちろん両方とも生のフルーツ使用です。

一杯だけと思っていましたが、ハレの日なのでマスターが一杯ご馳走してくれるというので、2杯目に「加賀棒茶のホットカクテル」。
エスメラルダ (11)

加賀棒茶に「ルジェ(LEJAY)クレーム・ド・カシス」「ジャパニーズクラフトリキュール奏 Kanade 白桃」をプラス。

金箔が浮かんでいますね。

アルコールよりも加賀棒茶の風味で飲みやすかったです。

妻の2杯目はコニャック「PAUL GIRAUD」。
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やはり強い酒が好きですね。
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こちらは出されたチャームです。

コロナ騒ぎが完全に収まってお店がコロナ禍前のように賑わうことを願っています。ご馳走様でした。

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水・木 18:00~26:00
金・土 18:00~27:00
日・祝 18:00~25:00
火曜・元旦休



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今回、緊急事態宣言が解除され、その後、アルコール提供時間もすべて解除された日に大阪で宿泊する出張!

ジャストタイミングでした。

仕事終わりに久しぶりに会社の人と連れ立って飲みに行くことにしました。

行ったのはJR天王寺駅のターミナルビルのミオM2F。

こちらには、気軽に入れる飲食店が軒を並べています。2~3年前から順次リニューアルが進められてきました。
紅白 (2)

その中で行ったお店が「赤白 天王寺ミオ店」です。今年6月30日にオープンしています。

フレンチおでんをおつまみにして、ワインをお手ごろ値段で楽しむことが出来ます。

「赤白」は、大阪市内に何店舗か展開していて。私は梅田と新大阪(閉店)のお店に行ったことがあります。

超人気店で、予約もできないため、時間帯によっては順番待ち覚悟です。
紅白

お店に到着したのが17:50ごろ。ちょうど満席でしたが待っている人はいなかったので、すぐに入ることが出来ました。
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シャンパンとスパークリングメニューです。白・赤とも別に色々ありました。
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料理のメニューです。
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まずは乾杯用のシャンパン「ルイ・ドール ブリュット」。1杯550円。もちろん、普段使いのシャンパンですが。
紅白 (3)

そして、こちらのお店のスペシャリテはこちらの「大根 ポルチーニ茸のクリームソース」。1個180円とリーズナブル。
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とても軟らかく煮こまれた大根にポルチーニ茸のいい香りが漂うクリームソースがたっぷりかけられています。

この一品だけで食べに行くだけの価値があります。ほかのお客さんのほとんど注文する逸品です。
紅白 (16)

あとおでんは、こちらの「まるごとトマトのジェノベーゼソース(330円)」と
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「コンニャク 肉味噌ボロネーゼとチェダーチーズ(270円)」を頼みました。

どちらも、他のお店では食べられない個性的なおでんで楽しめました。
紅白 (14)

こちらは「フォアグラの茶碗蒸し キノコの和風あんかけ(380円)」。和風のテイストですが、フォアグラなので濃厚な味です。
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あと、料理としては「魚介のマリネ 辛子酢味噌ソース(470円)」と、
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「タコとキノコのガーリックパセリバター ブルゴーニュ風(670円)」を頼んでいます。

これらは一緒に行った人とシェアして食べていますが、どちらもワインのアテとして最高でした。
紅白 (18)

お酒のほうはスパークリングと白ワインを2杯飲んでいます。

以上二人で飲み食いして8千円弱。コスパも最高で人気があるお店のわけがわかりました。ご馳走様でした。

赤白 天王寺ミオ店
大阪府大阪市天王寺区悲田院町10-48
 天王寺ミオM2Fプラザ館
TEL 050-5872-7703
無休


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10月1日に宣言や措置が解除されて、夜営業のお店にもやっと通常の営業に近づくような光が見えてきました。

私自身、小松の街中に夜飲み食べに出かけるのは昨年12月中旬以来久しぶりでした。

「バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)」はもその時に行ったきりで、今回久しぶりに行くことに。

12月中旬に行った時のことはこちらで紹介しています
エスメラルダ

久しぶりに外観を写しました。
エスメラルダ (2)

カウンター席から眺める大量の酒のボトル。壮観ですね。
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二酸化炭素の濃度測定器が置かれていました。
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この日は、とある記念日だったので、シャンパンを使ったカクテルを飲むことが希望の一つでした。

そこで私は、こちらの季節のカクテルメニューに書かれていた「メロンとシャンパンのカクテル」を頼むことに。
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2世代前のスマホなので、暗いところはイマイチ写真移りが悪いのでご容赦を。
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妻は「シャインマスカットのシャンパンカクテル」です。

「メロンとシャンパンのカクテル」は少しだけ甘い口当たり。美味しかったです。
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シャインマスカットの季節だったので、チャームにも添えられていました。

私の2杯目は「巨峰のフレッシュカクテル」。
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ベースはジン・ウォッカ・ブランデーの3種類から選ぶことが出来て、私は珍しくブランデーでお願いしました。

ブランデーそのものを飲むことがない私ですが、飲みやすかったですよ。
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妻の2杯目は「ライチリキュールDITA(ディタ)とウォッカ」のカクテル。

その後に「モエ・マール・ド・シャンパーニュ」。
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シャンパンの搾り滓を再発酵後、蒸留・樽熟成させた「マール(ブランデー)」です。

強いお酒が好きなのです。

久しぶりのバーのひと時。日曜日でお客さんも少なかったのでゆったりと過ごすことが出来ました。

早くコロナ禍ではなくなって、元の通りにバーで一杯やりたいですね。ご馳走様でした

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水・木 18:00~26:00
金・土 18:00~27:00
日・祝 18:00~25:00
火曜・元旦休


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