あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:にしんそば

南加賀でそばを食べさせてくれるお店についてはほとんど行ったと思っていました。

しかし、まだ行っていないお店があることがわかりました。

加賀市山代温泉にある「御食事 長岡」というお店で、昔からこの場所にあったと思います。

今回調べていると、手打ちのそばとうどんを楽しむことができるということがわかり、妻と二人で出かけてきました。

元々は国道8号線から山代温泉に向かう道沿いだったのですが、加賀温泉駅から住宅街を避けるための道ができたため、お店の前の通りはメイン道路ではなくなりました。

そのため地元の方以外、通りすがりで飛び込みで入るお客さんが少なくなってのかもしれません。影響はあったでしょうね?
御食事 長岡

店構えはいいですね。

店内は広くゆったりとした空間、カウンター席と小上がりの席がありました。
御食事 長岡 (3)

小上がりの座卓も相当間引いてあります。

お店はご夫婦で切り盛りされています。

ちょうどシルバーウイークのランチタイムにお邪魔しましたが、我々が食べている間はほかのお客さん入ってきませんでした。
御食事 長岡 (4)

我々はカウンター席の端に座ります。右手にはそば打ちのコーナーが見えます。
御食事 長岡 (7)

そばのお品書きです。
御食事 長岡 (6)

うどん、丼、天ぷらものです。
御食事 長岡 (5)

こちらはセットと定食です。

私はこの中から「ミニ天丼とそばのセット(税込1,500円)」を頼みました。
御食事 長岡 (12)

名前の通り、ミニ天丼とそばがセットになった定食です。
御食事 長岡 (13)

そばは冷やしとろろ・おろし・ざる・温とろろ・にしんの5種類の中から選ぶことができたので、私はにしんそばを頼むことに。
御食事 長岡 (14)

ミニ天丼は海老が1尾とたっぷりの野菜。もちろん揚げたてです。お店で使う野菜類はご主人が自家栽培している畑で取れたものを使っているようです。

あと小皿と漬物が添えられていました。
御食事 長岡 (15)

そばは夏新そばの細打ちで温かいそば。少し柔らかめで茹で上げられていて、のど越しがいいそばでした。汁は若干甘めです。

妻は「そば定食(税込1,500円)」です。
御食事 長岡 (10)

そばは冷やしとろろで、とろろがたっぷり乗せられていました。
御食事 長岡 (11)

こちらには小さな天ぷらの盛り合わせと煮物、漬物が付いていました。

天ぷらはアジがメインです。

天ぷらもそばも味的にはそつなく。このお値段で手打ちそばと揚げたて天ぷらを楽しむことができるのはうれしいですね。ご馳走様でした。

御食事 長岡
石川県加賀市山代温泉29戊-1
TEL 0761-77-0412
11:00~売り切れ次第
火、水、木曜、年末年始休


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毎週月曜日の夜に放送されている「鶴餅の家族に乾杯」という番組で、11月13日に加賀市が取り上げられていました。

その中で私も知らないそば屋さんがオープンしているということを知り、さっそくウェブで調べて出かけてきました。

行ったのは放送の週の土曜日です。

場所は、加賀市でも山奥に近い東谷地区(荒谷町・今立町・大土町・杉水町)というところで、国の重要伝統的建造物、いわゆる重伝建の指定を受けている建物が残っています。

昔ながらの赤瓦で葺かれた屋根と煙出しが特徴で、私のブログでも昨年の春に紹介したことがあります。

今回、お邪魔した「和楽庵」は、荒谷町というエリアにあります。

山代温泉に「手打ちそば 加賀上杉」という純白のそばを食べさせてくれるお店があって、ここはその別邸となります。名前は「和楽庵」。2017.9.19にオープンしています。なお「加賀上杉」については私のブログでも二度ほど書いています。

今回、その「加賀上杉」の現在のご主人のお父さまが「和楽庵」のほうで、新しくそば店を始められたということなのです。

元々、山代でそば屋を開業したのは、お父さまのほうでしたが、いまは息子さんに譲られています。

両店とも、そばの実の中心部の一番粉(御前粉)だけを使用するという、純白な御前そばをウリにしていて、打ちたてにこだわり、上品でありながらコシもあってのど越しのいい美味しいそばを食べさせてくれるところとして人気があります。

実は「和楽庵」、今日紹介するわけですが、もうすぐ冬期間の休業期間に入ります。

山間部のため冬期間は積雪が多く、その間営業やめているのです。ご主人にお聞きすると、営業は12月の最初の土日ぐらいまでだとか話されていましたが、積雪になるとその時点で終わりなのでしょう?

先週の月曜日に「鶴餅の家族に乾杯」が放送された後、早々に予約を入れて土曜日に食べに出かけたわけですが、そのようなことなので急きょアップすることにしました。
加賀上杉和楽庵

お店は重伝建の建物を活用しているわけではなく、平成元年に建てられた比較的新しい民家。ご主人が縁あって購入したそうですが、長期間使われていなかったため、改修に相当かかったようです。
加賀上杉和楽庵 (17)

内部は囲炉裏もあって、広く開放的な空間です。
加賀上杉和楽庵 (3)

我々は奥の座敷の部屋に通されました。
加賀上杉和楽庵 (6)

お品書きはこんな感じです。
加賀上杉和楽庵 (13)

この日は冷たい雨風の日で、私は温かい「にしんそば(税込1300円)」を頼むことにしました。
加賀上杉和楽庵 (14)

にしんの甘露煮とおそばは別に出されるので、冷たいそぼもokです。
加賀上杉和楽庵 (16)

先ほども書きましたが、雪のような御前そばは、そばの実の中心部分のみを使用しているためにこのような白いそばとなっています。

最初、にしんをそばの上に乗せて食べようかと思いましたが、何となく純白さを汚すような気がしてやめて、別々に食べました。

そばも上品ですが、出汁も上品。澄んだ味です。山代温泉のお店でも暖かいそばは食べたことがありません。今回、上杉では初めての暖かいそばでした。

にしんもほどよい味で美味しかったです。
加賀上杉和楽庵 (10)

妻は、一番お高い「天おろしそば(1,600円)」。こちらも別盛りです。
加賀上杉和楽庵 (11)

おろしは辛くないもので、抹茶塩も添えられていました。
加賀上杉和楽庵 (12)

暖かいそばでは白さはわかりにくかったと思いますが、この冷たいそばでその白さがわかっていただけると思います。

天ぷらは海老一本と野菜です。
加賀上杉和楽庵 (19)

食後に出されたそば湯と、デザートのフルーツ。柿と梨でした。

もうすぐ冬期間の休みとなるので、興味のある方はお早めに!

なお、同じ御膳そばは、山代温泉の「加賀上杉」でも食べることが出来るので、冬の間はそちらでどうぞ!ご馳走様でした。

手打ちそば 和楽庵
石川県加賀市山中温泉荒谷町ヌ42
TEL 0761-78-0151
11:30~15:00
不定休
(12~3月ごろまでの冬期間は休み)



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広島の豊平町に「達磨・雪花山房」という、そば指導を中心とした活動を行っているという高橋邦弘氏がいらっしゃるようです。

高橋氏はそば打ち名人として有名なようで、全国のそば会などで全国を飛び回っているそうです。

そのHPには、彼のスケジュールなども掲載されているほど。凄い方なのですね。

今日紹介します、西広島駅の前にお店を構える「手打ちそば はっぴ」は、その高橋名人のもと修業された方です。
手打ちそば はっぴ (12)

広島というと、お好み焼きや牡蠣が両巨頭でしょうか?他にも色々あるとは思いますが、そばはあまり聞かないですね?
手打ちそば はっぴ

お店は11時オープン。我々は神戸に移動する時間の都合で、オープンと同時にお昼ご飯を食べに入りました。当然、我々が最初の客さんです。
手打ちそば はっぴ (4)

こちらはひきたて、打ちたて、ゆでたての「三たて」をモットーとしていて、お店の入り口にはそばを挽く自動の機会が設置されていて、もちろん、そばを打つ部屋もあります。
手打ちそば はっぴ (3)

お店は広く、奥のほうはカウンター席とテーブル席。入り口近くには小上がりの座敷席もあって、大勢のお客さんが入ることが出来るスペースでした。

個人の方がやられているそば屋さんでは珍しいかもしれません。前は小料理か居酒屋のお店を居抜きで使っているのか、そば屋さんの雰囲気とは違っていました。

テーブル席に座りお品書きを見ます。
手打ちそば はっぴ (6)

基本、かけ・たぬき・山かけ・にしん、そして暖かいそばだけに鴨南ばんがありました。
ネットでは鴨南ばんがおすすめのようですが、今回は誰も頼みません。
手打ちそば はっぴ (7)

私が頼んだのは、山かけそばです。この日はめちゃ寒い日だったので、全員暖かいそばを頼んでいました。

冬だとお店も暖房がきいていて冷たいそばを頼むのですが、10月の中旬でまだ暖房も入っていなかったので、暖かいそばが恋しくなりました。
手打ちそば はっぴ (11)

さて、そばは品書きなどには何の説明も書かれていませんでしたが、二八のようです。

一味は京都の原了郭さんのを使っていました。原了郭さんは黒七味が有名なお店です。

艶のあるそばです。そしてツユも澄んだ味で全体としては上品なそばに仕上がっていましたね。

これなら全部飲み干せそうです。

とろろも粘り気があって美味しかったです。ただ、かけそばから410円もアップしてしまいます。^^;
手打ちそば はっぴ (9)

他の人は、一人はたぬきそばを。
手打ちそば はっぴ (10)

他の二人はにしんそばを頼んでいました。

そば屋さんの通例で、普通盛りのそばでは少し量的には少ないかもしれません。私は腹八分目でちょうどよかったです。

全体的には、とても美味しい食べることが出来て満足です、ご馳走様でした。

手打ちそば はっぴ
広島県広島市西区己斐本町1-19-14
TEL 082-275-2772
月~金
11:00~14:00
土・日・祝11:00~17:00
火・水曜休


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お盆に行った福井県北部のグルメネタ探しドライブ。そのランチに食べたときのことを書きます。

突然ですが、なかなかそばも奥深いものがあります。

私も、行くまでは全然知らなかったのですが、おろしそばでありながら大根おろしが乗せられていないそばがあるのです。

新保屋

今日紹介する福井県あわら市の「生そば 新保屋」は、そんな「しぼり系」のダシで食べさせてくれる、あまり他では食べることのできないそばのお店です。

この日は、一軒目のカフェ以外は、行先も食べるところも決めていませんでした。

もちろん、下調べはしていて、いくつかの候補は見つけてありました。この日は何軒か飲食をすることを決めていましたので、お昼はそばで軽めに済ますことを選択し、こちらの「生そば 新保屋」に開店の11時ちょうどに到着しました。

場所はあわら温泉街からほんの少し外れた場所にポツンとあります。さすがに11時だと我々が最初のお客さんです。
新保屋 (3)

テーブル席と小上がり席がありますが、お店はそれほど広くはありません。
新保屋 (2)

お店は女性3名で切り盛りされていました。メニューこんな感じです。やはり福井なのでおろしそばが名物と書かれています。

とりあえずネタ的には複数の品を紹介したいということで、私は久しぶりに食べる「にしんそば(900円)」を。妻は「おろしそば(600円)」を頼みました。

家に帰ってからこちらのお店のことをネットで調べたら、いつも参考にさせていただいている、そば博士の「ドモドモコーポレーション」の遠田さんがやっているブログ「蕎麦の食べ歩き北陸」に、お店のことが書かれていました。

それによりますと、新保屋という屋号のそば屋さんは、こちらともう一つ、坂井市三国にもあって、そちらがお兄さん、あわら市のお店を妹さんが営んでいるようです。

どちらも同じそば粉を使っているようですが、お兄さんと妹さんではそばの打ち方が違っているそうですね。
新保屋 (4)

こちらが妻が頼んだ「おろしそば(600円)」です。確かに大根おろしが見えません。それにぶっかけよりも汁の量が多いです。

私も一口食べましたが、辛味大根のしぼり汁がいい仕事をしています。
新保屋 (6)

そばは福井産のそば粉を十割で手打ちしています。
新保屋 (5)

私の頼んだ「冷やしにしんおろしそば(1,100円)」です。にしんはぶつ切りでされたものが乗せられていました。とろろも添えられています。

こちらももちろん、「しぼり系」のダシがかけられています。最初、同じ汁だとは思わなかったので、何で大根辛いんだろう?と不思議でした。

しかし、この「しぼり系」のダシが美味しいですね。辛味大根なので大根辛いのですが、醤油との配合も素晴らしく、また食べたくなる美味しいそばでした。
新保屋 (7)

そば湯は、最初の客だったからか、ほとんど白湯でした。^^;

こちらのお店の「しぼり系」のそば、個人的にはとても気に入りました。次回はお兄さんのお店に行って確かめたいと思いました。ご馳走様でした。

生そば 新保屋(きそば しんぼや)
福井県あわら市二面16-1-27
TEL 0776-78-5822
11:00~18:00
水曜日


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