あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:どじょう

小松市大和町はアパホテル小松から南に延びる道沿いに細長い町です。

ここは、昔から飲食店が多く並ぶエリアで、いまでも名店と言われるところが何店かあります。

さて、今日はそんな大和町にオープンしたお店の紹介。といっても、新店ではなく小松市役所そばにあった「杏の実」が移転してきたわけです。

小松市役所そばにあったときの「寿司四季の肴 杏の実」については、こちらで紹介しています

路地を入ったところにひっそりとあるお店ですが、元は「うへさ」という寿司海鮮料理店だった場所で、お聞きすると「うへさ」をご主人が、「杏の実」のほうは奥さまがやっておられたということで、この度両店が合体したということなのです。

なお、「うへさ」については、こちらで紹介しています

この日、石川県小松市團十郎芸術劇場うららでコンサートがあり、その後夕食を食べるために向かいました。
杏の実 (2)

オープンの17時少し前に到着すると暖簾がかかっていたので店内に入ります。

当然先客は居ません。我々は二人だったのでカウンター席に座りました。
杏の実 (3)

「うへさ」時代から、内外観共リニューアルされていましたが、店内のレイアウトはあまり変わっていないようです。
杏の実 (5)

お品書きです。
杏の実 (4)

それほど種類は多くありませんが、他に黒板メニューもありました。
杏の実 (7)

こちらはドリンクメニュー。

では、頼んだものを紹介していきます。
杏の実 (6)

まずは生ビールで乾杯。
杏の実 (8)

お通しです。

まず頼んだのは、「ナスのオランダ煮」。子供頃家でこの時期に翌食卓に出てきた料理です。
杏の実 (9)

昨今あまり食べることがなくなってきたので、懐かしい気がしました。
杏の実 (12)

おつまみとしては、こちらは「厚揚げ焼き(650円)」。焼き立ては美味しいです。
杏の実 (10)

揚げ物は「ドジョウの唐揚げ」。七味塩で食べます。前「うへさ」でも食べていました。

余談ですが、近年ドジョウのかば焼きも高くなってなかなか食べる機会が少なくなりました。
杏の実 (13)

揚げ物はもう一品「おこぜ唐揚(800円)」を頼んでいます。両品とも久しぶりに食べました。

締めは「にぎり」を頼んでいます。
杏の実 (14)

フクラギ、フグ、エンガワ、マグロ、うなぎ、スズキ,ガンド?などを二人で4貫ずつ食べています。

最近、食べる量が減ってきたのと、この後、もう一軒バーへ行く予定だったので、この辺でおしまいに。
杏の実 (11)

アルコールは私はハイボールを2杯頼んで、妻はビールで通していました。

以上を飲み食いして、二人で1万を少し超えるくらい。

場所は少し大和町でも端の方で、四時に少し入った場所にあるので目立ちませんが、リーズナブルに居酒屋料理から寿司まで楽しめるのでおススメです。ご馳走様でした。

お食事 杏の実
石川県小松市大和町113-3
TEL 0761-22-8484
17:30~22:00
L.O.21:30
月・日曜休

海外からの来日客がほぼコロナ禍前に戻ってきたようです。

新型コロナにより海外に住む日本人の帰国についても、3年間ほど影響を受けていましたが、そちらの方も元に戻ったようです。

そんな中、昔、小松市の本光寺で僧侶をしていた友人のしゅうさんが、3年半ぶりに一時帰国しました。

彼は約16年前に単身ブラジルに渡り、真宗大谷派の開教使として活躍。現在はブラジルマリリア市の「Organização Budista Shinshu Honganji」で住職をされています。
鮨つばき (7)

今回は、奥さまのファビアさんと一緒に20日間ほど日本に滞在して全国を巡っていますが、その途中に小松に立ち寄りました。同じくブラジル人の僧侶のヴィラルさんもこの宴に参加しています。

4月下旬、小松に到着した日の夜に久しぶりに会って会食したので紹介します。

夕食の宴を開催したのは小松駅の前にある「鮨 つばき」。
鮨つばき

こちらへは、ちょうどコロナ禍前の年末にお邪魔しています
鮨つばき (2)

こちらが本日のお品書き。
鮨つばき (4)

まずは生ビールで乾杯。
鮨つばき (5)

お通しです。金時草と能登の岩もずく酢、梅貝煮。

そして「刺身の盛り合わせ」を頼んでいます。
鮨つばき (8)

ヒラメ、のどぐろ、梅貝、ガスエビ、サヨリ、ブリ、マグロトロとキトキトの刺身ばかりでした。
鮨つばき (10)

あと料理で頼んだのは、久しぶりに食べた「ドジョウのから揚げ」。小ぶりのドジョウでしたが酒のアテによかったです。
鮨つばき (9)

こちらは「白海老のから揚げ」です。

他にも何品か頼んでいますが写真はありません。

そして最後には「大将のおすすめ5貫(2,200円)」を頼みました。
鮨つばき (12)

ヒラメ、アジ、マグロ中トロ、甘えびヅケ、のどぐろ炙りの5貫です。

脂が乗っているネタで美味しかったです。
鮨つばき (3)

最後に飲んだお酒の話題。この日は皆さん色々各自で頼んで飲んでいました。

私は生ビールのあとはハイボール。
鮨つばき (11)

あと、小松市の「農口尚彦研究所」の銘酒「プレミアム・ニューボー」と「観音下(かながそ)」などを頼んでいました。「プレミアム・ニューボー」はしぼりたての無濾過生原酒です。

小松時代の話題から、ブラジルでの現在の活動、そして今回の来日の話題など、短い時間でしたが楽しく過ごすことが出来ました。

久しぶりに日本海の海の幸を満喫したしゅうさんご夫妻、そしてヴィラルさんも大満足されていたようです。よかったよかった!ご馳走様でした。

鮨 つばき
石川県小松市土居原町206
TEL 0761-27-1896
17:00~26:00(L.O.25:30)
水曜休



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昨年12月後半。小松駅前は師走ともなると、さすがに賑わっていました。

普段のときは、週末でも寂しい感じがしないでもないですが、まぁ、飲食店にとっては12月は書き入れ時です。

でも、昔であれば本当に年末ぎりぎりまで賑わっていましたが、今の時代、最終の土曜日までで、最終盤はあまり皆さん出ていないようです。
つばき

さて、私も昨年末は最終の週末以降はどこも出ずに、出かけたのはその前の週、夜の外食が最後。妻と二人忘年会で「鮨 つばき」にお邪魔しました。こちらへは約4年ぶりです。

話は変わりますが、小松で寿司店といえば、割烹を兼ねたお店が多いです。これは小松に限らず、石川県、いや西日本でもその傾向が強いと思います。

西の方は石川県も含めて関西文化の影響を色濃く受けていています。

西では、東に多くある、いわゆる江戸前の寿司店のような寿司メインでつまみと酒はほどほどというような形ではなく、どちらかといえばハレの日を豪華な料理と酒で楽しむといった使い方がされているのではないかと思います。

「鮨 つばき」もそのようなお店です。

今回、少し遅い時間、といっても19:30ごろにお邪魔しました。

店内、カウンター席には少し空きがありましたが、予約で一杯らしく、我々がお店には行った後何組も飛び込みで入ってきたお客さんがいましたが、大体断られていました。
つばき (5)

我々はカウンター席の一番端に座り、まずは生ビールを一杯。
つばき (15)

こちらがお品書きです。
つばき (2)

こちらも。
つばき (3)

コース料理もあって、たぶんそのほうがお得だと思いますが、我々はアラカルトでお願いすることに。
つばき (7)

まず出されたお通しは3品盛られていました。

刺身は、こちらで1.5人前です。1人前が1,500円、2人前が2,800円なので、これで2,300円ぐらいでしょうか?
つばき (8)

甘えび、寒ブリ、梅貝、イカ、トロ、真ハタの6種類。寒ブリは上品な脂、イカはとろけるような甘さで美味しかったです。
つばき (9)

今が旬の「たらの白子」。天ぷらかポン酢が選べますが我々は「ポン酢」です。ちょっとお高くて、これで1,200円です。いまや白子は高級珍味?です。
つばき (13)

これは「百万石しいたけステーキ(950円)」。石川県のしいたけのブランドで有名なのは、能登地方で栽培されている「のと115」や「のとてまり」ですが、金沢の方では「百万石しいたけ」が有名です。

バター醤油にガーリックを少し効かせてソテーされていました。軸の方もしっかりと焼かれていて美味しく頂くことが出来ます。酒のつまみに最適でした。
つばき (17)

「どじょうの唐揚げ(800円)」も頼んでいます。

最後に握りですが、「おすすめ5貫(1,800円)」でお願いしました。ネタが大きめでそのまま食べられる私の好きな握りでした。
つばき (18)

最初は真ハタ。
つばき (19)

アジ。
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甘えび。
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のどぐろ炙り。
つばき (22)

中トロの5貫です。
つばき (12)

お酒のほうは生ビールの後、小松の野口尚彦研究所の「プレミアムヌーボー(1,200円)」というしぼりたての無濾過生原酒です。

あと黒龍などを飲みました。

以上飲み食いして2人で締めて15,000円弱。まぁ、大体予定どおりでした。

人気店だけあって、おつまみや料理の種類が豊富で、魚介類はもちろん新鮮。お値段もリーズナブルでおすすめです。ご馳走様でした。

鮨 つばき
石川県小松市土居原町206
TEL 0761-27-1896
17:00~26:00(L.O.25:30)
水曜休


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小松の本光寺に居た泉原秀さんがブラジルへ旅立って早12年余り。

何度か日本に里帰りをしていて、その時は必ず小松で会っています。前回のときは2018年6月に「町屋ダイニング がじゅまる」でブラジルミュージシャンを迎えての賑やかなパーティでした。

今回は昨年12月に京都本願寺の研修が京都であって、その途中に小松にも立ち寄ってくれました。

この日は、秀さんと、インテリアからイラストまで幅広くデザインされているデザイナーの森秀一さん、スピードラーニングのTVCMでおなじみの河合清閑さん、小松市原町の「味茶房・旬庵」河野ママ、そして我々夫婦の計6名での歓迎会。

行ったお店は小松市大和町の居酒屋「魚菜工房・壱」。
壱 (16)

こちらは最近なかなか予約が取りにくいという人気のお店になりました。

昨年の3月に伺って以来です。行った日お店は混雑していましたね。

我々は一番奥のテーブル席に座り、懐かしい話をしながらの楽しいひと時を過ごしました。
壱

まずは生ビールで乾杯です。

一応、香箱ガニだけは河野ママが頼んでおいてくれています。
壱 (3)

お店では、身が取りやすいように調理されて出されるので食べやすいです。
壱 (12)

これを見て、森秀一さんはその場でイラストに。相変わらず素晴らしいです。
カズさん1

その他の料理は、その場でブラジルからの客人の好みも聞きながら、お店のおすすめを中心に頼んでいます。
壱 (4)

春雨サラダはこちらのお店の人気の一品です。

刺身の盛り合わせは2人前。見ただけで新鮮なのがわかります。ブラジルから来た秀さんは、久しぶりに食べる北陸の刺身の美味しさに感動していました。
壱 (7)

私は少しだけ食べましたが、イカが甘くて美味しかったです。
壱 (5)

こちらは私は食べていませんが、「牛もつ煮」も頼んでいます。

「どじょうの唐揚げ」も頼みました。
壱 (10)

最近は石川県内でも養殖しているところが増え、供給が安定してきたのか、通年で食べさせてくれるお店が増えてきたような気がします。
壱 (11)

「椎茸焼き」は、うま味成分が出て美味しいです。

最後に「かぶら寿し」を頼んでいます。
壱 (13)

今シーズン初めての「かぶら寿し」で柔らかい麹の風味で美味しかったです。

これらをつまみにして飲んだお酒は、私はハイボール。
壱 (14)

あとのメンバーは日本酒や焼酎など色々飲んでいました。

みんな久しぶりに会うので、積もる話に切れ間がなかったのですが、平日ということもあって、このあたりでお開きにすることに。

以上飲み食いして一人6,200円強でした。

美味しくて楽しいひと時を過ごすことが出来ました。ありがとうございます。ご馳走様でした。

次回は秀さんはいつ日本に帰ってくるのでしょうか?

魚菜工房・壱
石川県小松市大和町132
TEL 0761-46-5349
17:30~24:00 (LO 23:00)
月曜休(火曜日が祝日の場合は月曜日は営業。火曜休)


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小松に新しいお店がだんだん増えてきています。

今回、前は「あん庵」だったところに新しく炉端焼きのお店が出来たと聞いて行ってきました。
魚萬 (37)

お店の名前は「創作料理 魚萬」。7月1日にオープンしています。

オーナーの方は、これまでに色々な飲食店で腕を磨いておられ、片山津のかぼちゃ村や小松駅前の某店などの店長などを経験されていました。そしてこの度、晴れてご自分のお店を持つことになったのです。

入口の感じは看板類を除けば「あん庵」時代と同じ。店内は、カウンター席周りは「あん庵」のときからは雰囲気がだいぶ変わっていました。
魚萬 (2)

棚などはご主人が自分で付けられたと話をしていました。
魚萬 (36)

ちなみに、こちらの個室についても「あん庵」時代にはなかった部屋で、ご主人自作のようです。

我々はカウンター席に座り、そしてお品書きを見ながらご主人と少し話をしていると、かぼちゃ村で働いておられた時代に少しかかわりがあってびっくり!

「あん庵」のママもよく存じ上げていたので、この場所はご縁があるところなのかも知れませんね。
魚萬 (9)

さて、お品書きを見て驚いたのですが、メニューの種類が多いこと!
魚萬 (11)

基本は海鮮炉端焼きのお店なのですが、かぼちゃ村のラ・ヴィーブ時代の経験を活かしておられます。

このあたりはご主人の「いろいろな味を楽しんでもらいたい」といった思いからそうされているようです。

ただ何を頼もうか少し悩みました。

さて飲み食いしたものを紹介していきます。
魚萬 (5)

家から歩いてきたので、まずは生ビールです。ジョッキがギンギンに冷やしてあって最高!
魚萬 (15)

そして最初に頼んだのは「名物 ふわふわすり身あげ(680円)」。揚げ立て熱々でした。

続いて岩牡蠣も頼みました。
魚萬 (16)

ご覧のようにプリンプリンの大きな身で、軽くレモンを絞ってポン酢で食べます。
魚萬 (22)

お酒のほうは私はハイボールに変えています。

妻は日本酒です。升にグラスを入れてなみなみと注いでくれます。

お造りは「板さんおまかせ5種盛り(1,080円)」。
魚萬 (18)

タコ・甘えび・梅貝・ブリ・白身はなんだったかな?タイ(メジナ?)だったかな?
魚萬 (4)

ここで目の前の水槽で元気に泳いでいるドジョウを見て、ドジョウの唐揚げを頼みます。
魚萬 (19)

ドジョウを目の前にして食べるのはちょっとかわいそうな気がしますが、美味しかったです。

このあたりでビストロメニューに変えてみたいと思います。
魚萬 (26)

「美川しらすのアヒージョ(580円)」。ご主人は美川出身でこの時期新鮮なしらすがあり、これまた最高!
魚萬 (29)

バゲットの上に乗せて食べると、スペイン料理店で食べているような気になります。

こちらの「トマトとマスカルポーネのガレット バジリコの香り(680円)」は、イメージとちょっと違いました。
魚萬 (32)

ガレット生地に乗せられて出されるのかと思いましたが、カプレーゼのような感じでしたね。アンチョビがアクセントになっていました。

こちらも普通の炉端焼きのお店で食べることは出来ない一品です。
魚萬 (35)

最後にもう一品ということで「女将のポテトサラダ(380円)」を頼みます。マイルドな口当たりで美味しかったです。
魚萬 (34)

お酒について妻は、「すっきりトマトサワー(448円)」なんてのを追加で頼んで飲んでいました。

以上、飲み食いして8,800円と予想より安かったです。色々な料理を楽しめて味の方も満足できるものでした。

また、お店はカウンター席や小上がり、個室も1階に2つ。2階に大人数が入ることが出来る座敷もあります。ただ、開店して間もないので、今後どのように受けているか思案中だそうです。なかなかいいお店が出来たと思いますのでうれしいですね。ご馳走様でした。

北陸海鮮炉端 魚萬
石川県小松市大和町8
TEL 0761-58-2578
17:30~24:00(L.O.23:00)
日曜休

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