あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:しじみ

山陰最後の観光場所だった鳥取砂丘から小松までは約350kmの道のり。

途中お昼の時間帯に通ると思われた兵庫県新温泉町。前は浜坂町だったところです。

浜坂漁港は松葉がに・ホタルイカの水揚げ日本一で知られる漁港なのです。

ここら辺でランチを食べるいいお店がないかどうか事前に食べログで調べると一番点数が高かったのが、この日食べた「お食事処 味波季」というお店でした。
お食事処 味波季 (3)
とても立派なビルですね。お店はこのビルの2階にあります。

「お食事処 味波季」は浜坂漁港で一番大きい水産会社のマル海渡辺水産が直営しているレストランなのです。

予約を受け付けてなかったのですが、まぁ、平日ランチだからと思ってちょうど12時に到着してみると、お店の前にはたくさんの順番待ちが。10数組待ちでした。汗

しかしほかに当てもないので待つことに。待つこと30分。意外と早く席に案内されました。
お食事処 味波季 (6)
店内は広くて、宴会用の小上がりや座敷席が多くあり、奥のほうにテーブル席が並んでいました。

それほど人口が多い町ではないでしょうが、漁師町で羽振りがよかったことが推測されます。

お店の前に出されたいたお品書き。
お食事処 味波季
写真の内容と書かれていた値段を見てびっくりしました。感覚的に3~5割ぐらい町中のお店よりは安いです。
お食事処 味波季 (4)
こちらは日替わりランチ。たぶん、これ目当てにくるお客さんが多いのでしょうが、待っている途中でこの日の分は売り切れたと案内があり。「えぇ~!」と残念がる声があちこちで聞こえました。

私が頼んだのは「なぎさ(2,200円)」。
お食事処 味波季 (8)
「三種小鉢」「お造り三種」「天婦羅」「蕎麦」「ちらし寿司」「茶碗蒸し」「お味噌汁」「果物」という内容で、
お食事処 味波季 (10)
こちらのかご盛には「蕎麦」「茶碗蒸し」「三種小鉢」「果物」のメロンが入れられていました。
お食事処 味波季 (12)
そして「ちらし寿司」というより色々な刺身がたっぷり盛られた海鮮丼。
お食事処 味波季 (13)
「お造り三種」と「天婦羅」。

食べきれなかったので蕎麦とメロンは妻の胃袋へ。このクオリティーとボリュームで税込み2,200円はすばらしい!
お食事処 味波季 (11)
みそ汁はしじみ汁でした。この山陰の旅では毎食のようにしじみを堪能しています。

妻が頼んだのは「しんせん丼(1,650円)」。
お食事処 味波季 (7)
分厚く切られた新鮮な刺身が多くの種類乗せられた海鮮丼で香の物としじみ汁が付いていました。

旅の最後の食事で満足のいく内容のランチを食べることができて、旅の締めくくりとしてよかったです。ご馳走様でした。

お食事処 味波季
兵庫県美方郡新温泉町芦屋853
 渡辺水産ビル2F
TEL 0796-82-5001
11:00~15:00(L.O.)
不定休

いよいよ山陰の旅も最後の宿泊になりました。

行きは小松から米子まで一気に走りましたが、帰りはなるべく東のほうで泊まり小松までの距離を短くしたいということで鳥取市内で宿を探しました。

しかし、なかなか希望の宿がなく結局チョイスしたのが鳥取駅から歩いて数分の距離にある「鳥取温泉 ホテルモナーク鳥取」。
ホテルモナーク鳥取 (8)
ニューオータニとどちらにしようか悩みましたが、どちらも古い建物で結果温泉があることが決め手でした。

外観はロココ調?建物は1974年に建築されすでに50年以上が経過。
ホテルモナーク鳥取 (5)
フロントロビーは年代を感じるインテリア。
ホテルモナーク鳥取 (3)
部屋は十分な広さでしたが、1996年4月に改築されてはいますが設備は少々古くて特に水回りの使い勝手はよくはなかったです。

いいのは選ぶ理由になった自家源泉の温泉があること。「ツルツルした泉質」と評判だそうです。

朝食は1階にあるメインダイニング「パトリエ」で取ることになります。
ホテルモナーク鳥取 (10)
朝食を食べている客層を見ると、我々と同じかそれ以上の年齢の方がそこそこいて、あと出張者かな。
ホテルモナーク鳥取 (12)
ビュッフェ方式で料理の種類は豊富。
ホテルモナーク鳥取 (15)
私が食べたのがこちら。マグロの刺身があったのがうれしいです。
ホテルモナーク鳥取 (17)
鳥取の長芋「砂丘ねばりっこ」などご当地の味覚も色々ありました。

この旅行で米子・松江・鳥取と3泊してホテルの朝食を食べましたが、どこにもノドグロの干物がありました。ただサイスはいずれもミニサイズで、かつノドグロは骨が硬くて干物でもそのまま食べることができなかったです。
ホテルモナーク鳥取 (16)
あと、今回は私もカレーを食べています。みそ汁はここでもしじみでした。
ホテルモナーク鳥取 (21)
最後にはご当地ヨーグルト「鳥取大山白バラヨーグルト」、すいか、りんご酢白桃ミックスというビネガードリンクも飲んでいます。
ホテルモナーク鳥取 (14)
妻はこんなものを食べていました。

施設は古かったですが、宿泊料金が朝食込みツインで17,000円強。朝食の内容が良かったので納得でした。ご馳走様でした。

鳥取温泉 ホテルモナーク鳥取
鳥取県鳥取市永楽温泉町403
TEL 0857-20-0101
朝食
7:00~9:30(最終受付 9:00)

松江には出張で過去5回ぐらい来たことがありましたが、いつも広島、もしくは大阪からの日帰りでした。
ホテル一畑 (13)
一度だけ宿泊したことがあり、その時に利用したのが今回お世話になることにした「松江しんじ湖温泉 ホテル一畑」です。
ホテル一畑 (9)
現在の駐車場のところにあった当時宿泊した建物は取り壊されていて、今の新館は2021年に新築オープンしています。
ホテル一畑 (2)
前回宿泊の時のことは17~8年前のことなので記憶があまりありませんが、1階ロビーは広くて明るく開放感がありました。
ホテル一畑 (8)
宍道湖側と反対側で料金がだいぶ違ったので、我々は街側の部屋。ツインで26㎡の十分な広さ、新しいので備品・設備がきれいです。
ホテル一畑 (16)
この辺は松江しんじ湖温泉という名前で温泉が出るので、ホテルにも温泉の大浴場がありました。泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉です。
ホテル一畑 (18)
朝食は2階の「レストラン アヴァンシア」でバイキング方式。料金は大人3,000円と少し高めですが、2階なので宍道湖の眺めが素晴らしい。
ホテル一畑 (17)
料理は料金に見合うようなバリエーション豊富で島根の郷土料理も
ホテル一畑 (23)
出雲そば、
ホテル一畑 (34)
しじみ汁などもたっぷり頂くことができました。
ホテル一畑 (28)
この日食べたのはこれら。
ホテル一畑 (25)
ライブキッチンがあり、今回は目玉焼きを作っていただきました。
ホテル一畑 (32)
干物はノドグロですが、超かわいいサイズ。笑
ホテル一畑 (35)
食後にヨーグルトとフルーツ、野菜ジュース。
ホテル一畑 (27)
妻は、こんなものを食べています。この日もカレーですね。
ホテル一畑 (30)
一日のスタートに宍道湖を眺めながらゆったりとおいしい朝食をいただくと幸せな気分になりました。ご馳走様でした。

松江しんじ湖温泉 ホテル一畑
島根県松江市千鳥町30
TEL 0852-22-0188
朝食
2階「レストラン アヴァンシア」
7:00~9:30

山陰の旅2泊目の宿泊は松江市でした。

ホテルにチェックイン後、しばし休憩。

陽が傾いてきたころ、予約してあったディナーのお店に向かいます。

宿泊したホテルのすぐ隣にある「松江の台所 こ根っこや」という、松江市内に3軒お店を持っている根っこグループのお店です。根っこグループのお店はどこも人気のようです。
松江の台所 こ根っこや
宍道湖と言えば蜆(しじみ)が有名で、そんな宍道湖畔にある「しじみ館」という建物の2階にお店はありました。

ただ、「しじみ館」は閉館していてシャッターが締まっています。
松江の台所 こ根っこや (3)
1階には足湯が設置されていましたが、「しじみ館」の名残りでしょう。

2階に上がり店内へ。17:20ごろで先客は女性の方お一人。
松江の台所 こ根っこや (7)
ご覧のように宍道湖を眺めながら飲み食いできるスペースがありましたが、我々は2人だったので、中央付近のテーブル席に案内されました。
松江の台所 こ根っこや (5)
表に出されていたお品書き。色々島根県の名物料理が並んでしました。
松江の台所 こ根っこや (10)
今月のおすすめ。
松江の台所 こ根っこや (16)
ドリンク。
松江の台所 こ根っこや (12)
乾杯は地ビールで!ということで、「大山Gビール ピルスナー(980円)」と、
松江の台所 こ根っこや (13)
「松江城スタウト(980円)」を飲んでいます。「松江城スタウト」は黒ビールなので最初の一杯としてはミスりました。
松江の台所 こ根っこや (18)
お通しは「赤こんにゃく」です。

では、頼んだ料理を紹介します。
松江の台所 こ根っこや (21)
何度も書きますが宍道湖といえば蜆(しじみ)!その宍道湖のしじみを使った「しじみの酒蒸し大(1,320円)」は頼まないわけにはいきません。
松江の台所 こ根っこや (23)
「松茸の土瓶蒸し」のように、お猪口にしじみのエキスがたっぷりのスープを飲んで、そのあと身を食べます。粒が大きめでプリッとしていておいしかったです。

これは「ドギの唐揚げ(770円)」。ドギとは、北陸でも食べられる深海魚の「ゲンゲ(幻魚)」のこと。
松江の台所 こ根っこや (24)
私は魚は全般好きなのですが、このゲンゲを煮たものだけはコラーゲンのとろみが苦手です。

これは唐揚げなので食べました。
松江の台所 こ根っこや (25)
そして「ノドグロ塩焼き(2,580円)」。松江市出身の錦織圭選手の発言でブレイクとなったノドグロ。金沢にもノドグロ目当てで多くの観光客が来ますが、産地としては島根県沖がボリューム的には圧倒的の多いようです。

ただ、残念ながらこちらのノドグロは味的にたんぱくな気がしました。
松江の台所 こ根っこや (19)
これは「しめ鯖蒲鉾とあごの焼(790円)」。しめ鯖蒲鉾は見た目もそうですが、しめ鯖の風味を生かした蒲鉾でした。

最後の締めとして頼んだのは「しじみのピッツァ(900円)」です。
松江の台所 こ根っこや (28)
たぶん冷凍のピザにしじみの佃煮を散らしたものだと思います。

地ビールの後飲んだアルコールは、地酒として松江の王祿酒造の「王祿 王禄3種飲み比べセット(1,089円)」。
松江の台所 こ根っこや (20)
超王禄・丈径・80%の3種類の銘柄。なかなかカラーがはっきりした味を楽しめてよかったです。
松江の台所 こ根っこや (27)
あと「生姜ハイボール(638円)」と「松江ハイボール(638円)」を飲んでいます。

以上を飲み食いして締めて11,400円ほど。大体予想どり。島根のご当地グルメをリーズナブルに楽しめました。ご馳走様でした。

最後に余談ですが、実はこちらのお店にしたのには訳があって、宍道湖に沈む夕日と夕焼けを見ようと思っていました。
ホテル一畑 (15)
しかし、お店を出た後、宍道湖大橋まで歩いて行きましたが残念ながらご覧のように曇り空で見ることができません。残念でした。

松江の台所 こ根っこや
島根県松江市千鳥町36
 しじみ館2F
TEL 050-5594-9536
11:00~14:30(L.O.14:00)
17:00~21:00(L.O.20:30)
年末年始休

小松から米子まで長時間運転して疲れました。

そんな米子での宿泊は「ANAクラウンプラザホテル米子」です。航空会社の全日空ブランドのホテルで運営はIHGホテル&リゾーツが行っています。
ANAクラウンプラザホテル米子 (9)
米子市は商業都市でシティホテルはそれほどありません。

今回、先日紹介した足立美術館に行くために比較的近かった米子で宿をとることにしたので色々検索。足立美術館入館券付き宿泊プランというお得なプランがあったので予約しました。

朝食(一人2,900円)と足立美術館入館券(一人2,500円)が付いてツインで2万円を少し超えるぐらい。宿泊料金としては5千円ぐらいになります。夏休み前の平日ということもあってリーズナブルに利用できてよかったです。
ANAクラウンプラザホテル米子 (7)
フロントロビーは広くてきれい。
ANAクラウンプラザホテル米子 (3)
部屋はラッキーにも広い部屋にアップグレードしてくれたし、設備もそれほど古さを感じません。
ANAクラウンプラザホテル米子 (6)
窓からは大山を望むことができます。
ANAクラウンプラザホテル米子 (10)
そして朝食は1階の「カフェ・イン・ザ・パーク」で取ることになります。

6時という早い時間からオープンしているので早くから行動する人には便利です。米子空港の早朝便の出発にも合わせているのかもしれません。

我々もは時前には足立美術館に着きたかったので6:30ごろに食べに行きました。
ANAクラウンプラザホテル米子 (12)
広いスペーに幸いまだ一人しか食べていません。
ANAクラウンプラザホテル米子 (14)
まずはどんな料理があるか一回り。さすがシティホテルで料理の種類が豊富です。
ANAクラウンプラザホテル米子 (13)
こちらの写真の左にあるライブキッチンでは、オーダーしたらその場で鳥取県産のさくら卵を使った卵料理を作ってくれました。
ANAクラウンプラザホテル米子 (25)
私は具全部入りのオムレツ。笑
ANAクラウンプラザホテル米子 (17)
ANAクラウンプラザホテル米子 (16)
妻は目玉焼きです。
ANAクラウンプラザホテル米子 (18)
あと、このようなものを食べていますが、炭水化物は食べていません。そして宍道湖・中海が近いのでみそ汁の具はしじみです。

ANAクラウンプラザホテル米子 (21)
あともちろんヨーグルトも。
ANAクラウンプラザホテル米子 (15)
妻はこんな感じ。カレーですね。
ANAクラウンプラザホテル米子 (20)
そして、ノドグロとアジの干物。

料理のクオリティが高かったので満足できました。ご馳走様でした。

ANAクラウンプラザホテル米子
鳥取県米子市久米町53-2
TEL 0859-36-1111
朝食
カフェ・イン・ザ・パーク
6:00~10:00(L.O.9:30)
和洋ブッフェ

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