一時ブームになったのが新興ご当地グルメ。
地域の活性化の起爆剤に!と色々な市や町が取り組みました。その中には有名になり成功しているところもあれば、そうでないところなど色々です。
小松市の場合、新しくご当地グルメを作ろうと、昔から名物と言われたものから、新しく作ろうとしたものまで色々出ています。ただ残念ながらそれほど成功しているとは言えないかもしれません。
さて、今回糸魚川に行くにあたり、糸魚川のご当地グルメを食べようと事前に調べました。
そうしたら、今日紹介する「糸魚川ブラック焼きそば」が引っかかってきました。
「糸魚川ブラック焼きそば」はこの地の「糸魚川うまいもん会」が「糸魚川名物になるものを!」という強い思いで創作した新B級ご当地グルメです。
名前の通り、新潟県産のイカと麺にイカ墨をからめて作る真っ黒な焼きそばで、現在15店舗ほどが提供しているようで、「糸魚川ブラック焼きそば」を名乗るためにはイカ墨と新潟県産のイカを使うこと以外はなく、店ごとのオリジナルだそうです。
今回は、えちごトキめき鉄道の日本海側に面した出口から数十メートルのところにある「あおい食堂」で食べました。
実は最初、一番人気だったこちらの写真の「月徳飯店」で食べようと思って向かったら何と!お休み。
立派なHPやインスタページがあるのですが、肝心なお休みの告知が出来ていません。時々こういうことがあるのですが、遠くから行く人のことを考えて是非休業日の告知をやってほしいと思います。
そんなことで、急きょネットで再検索。近くだった「あおい食堂」に入ったということです。
お店は見た目も食堂そのもの。

1階はテーブル席で我々が到着したときは満席で、2階の座敷に案内されました。
メニューです。食堂らしく色々な料理がありました。
一品料理とドリンクです。
注文するのは決まっていたので、もちろん「糸魚川ブラック焼きそば(900円)」。2階のお客さんはほとんど、そちらを頼んでいた感じがしました。
出されたのがこちら。
「糸魚川ブラック焼きそば」は、見た目がインパクトあります。イカスミを使った料理と言えば「イカスミパスタ」や「パエリア」などが知られていますが、共に私の大好物。
話は脱線しますが、ちょうど日清食品が発売した「BLACK UFO」をこの後食べています。
焦がしニンニクがきいていてこちらもなかなかおいしかったです。ただ、イカの身は入っていません。炭水化物ばかりです。笑
焦がしニンニクがきいていてこちらもなかなかおいしかったです。ただ、イカの身は入っていません。炭水化物ばかりです。笑
さて、「あおい食堂」の「糸魚川ブラック焼きそば」は濃そうに見えますが、具たっぷりで意外とあっさりの塩味。もちろんイカスミのコクが加わり最後までスルスル食べきることが出来ました。
真っ黒な面と目玉焼きの黄身のコントラストが鮮やか。味のほうも美味しかったです。
みそ汁ではなく、わかめの中華スープが付いていました。一応、使用しているのが中華麺なので、こちらでは中華料理的な位置づけなのでしょう。
この「糸魚川ブラック焼きそば」を食べて思ったのですが、小松塩焼きそばや小松うどん、歴史や味もおいしいことは間違いないのですが、必要なのはインパクトかな!?と。写真は文章だけではおいしさや面白さはなかなか伝わらないので、見た目の違いを何らか考える必要があるということでした。ご馳走様でした。
あおい食堂
新潟県糸魚川市大町1-1-28
TEL 025-552-0573
10:00~15:00
17:00~21:00(L.O.20:30)
日・祝休













