一昨日は福岡市内の観光について紹介しました。
春の旅行は1泊2日で行くことが多く、今回も北陸新幹線の敦賀延伸に合わせてそのような行程を組んでいました。
しかし、16年ほど前に福岡に住んでいたときは糸島へは行っていないこともあって、妻の希望もあって1泊追加。2日目に糸島へ行ってみることにしたわけです
糸島市は東側は福岡市に接していて、西側と南側は佐賀県と接しています。人口は小松市より少し少ないですが、福岡市に隣接しているため交通の便がよく人口は増えています。
今回、糸島へは博多駅近くでレンタカーを借りて向かいました。福岡県で自動車を運転するのも久しぶりでした。
まず向かったのは糸島半島の一番西側に位置している「またいちの塩 製塩所 工房とったん」です。
博多駅前からこちらまで福岡都市高速を利用して約50分ほど。
周辺には民家などほとんどない場所なので、糸島半島のこのあたりの海(玄界灘)の海水は本当にきれいでした。
名前の通り製塩所があり、同じ場所で販売所と塩を使ったプリンなどを買って食べることが出来ました。
地震で大きな被害を受けた珠洲では「揚げ浜式製塩」が有名ですが、こちらの塩は、この竹の塩田で濃縮した海水を、下の写真のような平釜で炊き、結晶化させたものです。
売店では色々な種類の塩が売られていて、我々はこの2種類を買い求めました。
「炊塩(たきしお)486円」と「ハーブソルト(756円)」です。
「炊塩(たきしお)」はシンプルなプレーンタイプで、にがり成分を若干残してあってしっとり感が残っています。
「ハーブソルト」にはイタリア産オーガニックハーブを使用。オリーブオイルとの相性抜群です。
あと、玄界灘を眺めながら、こちらの「花塩プレーン(540円)」と「焦がし塩キャラメルプリン(594円)」の2種類のプリンも買って、この場で食べています。
「花塩プレーン」はベーシックなプリンに炊塩が少量振りかけられていました。
ミネラルたっぷりのあら塩がプリンの甘さを引き立ててくれています。
「焦がし塩キャラメルプリン」は、名前の通りミルクキャラメルの味に、砂糖を焦がすことをカラメリゼといいますが、塩の場合は何というのかわかりませんが、焦がした塩の苦味と塩味がバランスよく口の中でマッチしていていて美味しかったです。ご馳走様でした。
そして向かったのは「芥屋の大門」。これは「けやののおおと」と呼びます。
こちらの写真の突端の裏側に大きな穴があり、そこは玄武岩柱状節理で出来ています。
見た目、東尋坊の岩に似ていましたが、東尋坊は安山岩の柱状節理です。
遊覧船でその中に入ることが出来ますが、今シーズンは行った日の翌日からの営業でした。残念!
ちなみに、この写真は「糸島トトロの森」と言われる、ジブリ映画「となりのトトロ」出てくるような樹木のトンネルだそうです。
そして海沿いを走るサンセットロードを走り、途中少しわき道に入り行ったのが「櫻井神社」。
伊勢神宮(内宮・外宮)のご分霊が奉じられていて、名前の通り、解散した嵐の桜井くんと同じ名前ということで、ファンの聖地として知られてます。
昨年、国の重要文化財に登録されたようです。
その後、「桜井二見ヶ浦」に移動。
こちらは、夕日の名所として名高い観光スポットで糸島を代表する景勝地の一つです。
三重県伊勢にあるのが「朝日の二見浦」で、それに対し、こちらの方は「夕日の二見ヶ浦」なのだそうで、前述の「櫻井神社」の宇良宮(うらのみや)として祀られています。
そして、最後に紹介するのが、糸島市から福岡市に移動しての「ヤシの木ブランコ」。
ここは「活魚茶屋ざうお本店」の敷地内の浜辺に作られている観光スポットです。
ちなみに糸島は「福岡のハワイ」とも呼ばれていて、海辺などにはヤシの木がたくさん植えられていて、こちらでは、そのヤシの木を利用して、色々なブランコが設置されていました。
春休みのためか、大学生とみられるグループがたくさんいて盛り上がっていました。
石川県の皆さんは、福岡県は遠いのでなかなか糸島まで足を延ばす人は少ないと思いますが、機会がありましたら行って見てください。
またいちの塩 製塩所 工房とったん
福岡県糸島市志摩芥屋3757
TEL 092-330-8732
10:00~17:00
年末年始休
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