あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

タグ:あら塩


一昨日は福岡市内の観光について紹介しました。

春の旅行は1泊2日で行くことが多く、今回も北陸新幹線の敦賀延伸に合わせてそのような行程を組んでいました。

しかし、16年ほど前に福岡に住んでいたときは糸島へは行っていないこともあって、妻の希望もあって1泊追加。2日目に糸島へ行ってみることにしたわけです

糸島市は東側は福岡市に接していて、西側と南側は佐賀県と接しています。人口は小松市より少し少ないですが、福岡市に隣接しているため交通の便がよく人口は増えています。

今回、糸島へは博多駅近くでレンタカーを借りて向かいました。福岡県で自動車を運転するのも久しぶりでした。

まず向かったのは糸島半島の一番西側に位置している「またいちの塩 製塩所 工房とったん」です。

博多駅前からこちらまで福岡都市高速を利用して約50分ほど。

周辺には民家などほとんどない場所なので、糸島半島のこのあたりの海(玄界灘)の海水は本当にきれいでした。
またいちの塩 (3)

名前の通り製塩所があり、同じ場所で販売所と塩を使ったプリンなどを買って食べることが出来ました。
またいちの塩 (8)
またいちの塩 (11)


地震で大きな被害を受けた珠洲では「揚げ浜式製塩」が有名ですが、こちらの塩は、この竹の塩田で濃縮した海水を、下の写真のような平釜で炊き、結晶化させたものです。
またいちの塩 (12)

売店では色々な種類の塩が売られていて、我々はこの2種類を買い求めました。
またいちの塩 (22)

「炊塩(たきしお)486円」と「ハーブソルト(756円)」です。
またいちの塩 (29)


「炊塩(たきしお)」はシンプルなプレーンタイプで、にがり成分を若干残してあってしっとり感が残っています。
またいちの塩1


「ハーブソルト」にはイタリア産オーガニックハーブを使用。オリーブオイルとの相性抜群です。
またいちの塩 (15)
家でイカの刺身に付けて食べました。もちろん、写真では写していませんがオリーブオイルもです。

またいちの塩 (14)

あと、玄界灘を眺めながら、こちらの「花塩プレーン(540円)」と「焦がし塩キャラメルプリン(594円)」の2種類のプリンも買って、この場で食べています。
またいちの塩 (20)

「花塩プレーン」はベーシックなプリンに炊塩が少量振りかけられていました。

ミネラルたっぷりのあら塩がプリンの甘さを引き立ててくれています。
またいちの塩 (21)

「焦がし塩キャラメルプリン」は、名前の通りミルクキャラメルの味に、砂糖を焦がすことをカラメリゼといいますが、塩の場合は何というのかわかりませんが、焦がした塩の苦味と塩味がバランスよく口の中でマッチしていていて美味しかったです。ご馳走様でした。
芥屋の大門

そして向かったのは「芥屋の大門」。これは「けやののおおと」と呼びます。
芥屋の大門 (4)

こちらの写真の突端の裏側に大きな穴があり、そこは玄武岩柱状節理で出来ています。

見た目、東尋坊の岩に似ていましたが、東尋坊は安山岩の柱状節理です。

遊覧船でその中に入ることが出来ますが、今シーズンは行った日の翌日からの営業でした。残念!
芥屋の大門 (5)

ちなみに、この写真は「糸島トトロの森」と言われる、ジブリ映画「となりのトトロ」出てくるような樹木のトンネルだそうです。

そして海沿いを走るサンセットロードを走り、途中少しわき道に入り行ったのが「櫻井神社」。
桜井神社 (3)

伊勢神宮(内宮・外宮)のご分霊が奉じられていて、名前の通り、解散した嵐の桜井くんと同じ名前ということで、ファンの聖地として知られてます。

昨年、国の重要文化財に登録されたようです。

その後、「桜井二見ヶ浦」に移動。

こちらは、夕日の名所として名高い観光スポットで糸島を代表する景勝地の一つです。
桜井二見ヶ浦 (4)

三重県伊勢にあるのが「朝日の二見浦」で、それに対し、こちらの方は「夕日の二見ヶ浦」なのだそうで、前述の「櫻井神社」の宇良宮(うらのみや)として祀られています。

そして、最後に紹介するのが、糸島市から福岡市に移動しての「ヤシの木ブランコ」。
ヤシの木ブランコ (4)

ここは「活魚茶屋ざうお本店」の敷地内の浜辺に作られている観光スポットです。
ヤシの木ブランコ (6)

ちなみに糸島は「福岡のハワイ」とも呼ばれていて、海辺などにはヤシの木がたくさん植えられていて、こちらでは、そのヤシの木を利用して、色々なブランコが設置されていました。

春休みのためか、大学生とみられるグループがたくさんいて盛り上がっていました。

石川県の皆さんは、福岡県は遠いのでなかなか糸島まで足を延ばす人は少ないと思いますが、機会がありましたら行って見てください。

またいちの塩 製塩所 工房とったん
福岡県糸島市志摩芥屋3757
TEL 092-330-8732
10:00~17:00
年末年始休



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京都で麺類といえば、はんなりと「うどん」やこってりの「ラーメン」を思い出します。

蕎麦屋というのは私のイメージにはあまりありません。

そんな京都伏見にちょっと変わった美味しい蕎麦のお店があると聞いて行ってきました。

お店の名前は「手打ち蕎麦 いまふく」。京阪深草駅の近くです。
いまふく

店構えは高級なお店のようで入りにくい雰囲気が漂っています。暖簾がなぜか小さい!?(笑い)

この日は13時少し前の遅い時間に伺いました。

人気のお店だとは知っていましたので、この時間でも混んでいるかと思いましたが、お客さんは居ませんでした。

お店自体は狭く、テーブル席が3つで8席。カウンターが3席。

ご主人は前は寿司職人だったようですが、蕎麦職人に転身されているようです。
いまふく (24)

先ほどのカウンター席が写っている写真に、寿司のネタケースが写っているのはその名残りです。なかなかユニークな経歴ですね。

前は寿司と蕎麦の混合メニューだったようですが、いまは蕎麦に比重が置かれているようです。
いまふく (7)

そして、こちらのお店がユニークな点はもう一つ。それは、蕎麦の産地と種類の組合せが尋常ではないことです。
いまふく (3)

お店の外にも蕎麦の産地が掲示されていましたが、すごい種類です。この種類分、蕎麦を打ってあるのでしょうか?
いまふく (8)

品書きはこんな感じです。
いまふく (9)

そんな中から我々全員が選んだのは、「二色盛り(税込1,100円~)」。

細切り・粗挽き・黒から二種類選ぶことができますが、粗挽きを選択のときは+100円割増しになります。

あんまり考えるのもめんどくさかったので、ご主人にお任せすることにしました。^^;
いまふく (12)

蕎麦のつゆ、薬味、そしてあら塩も出されました。いいですねぇ~。

そして1枚目でだされたのは「細切り」です。産地はブレンドでしょうか?聞きませんでした。注文を受けてから茹ではじめます。水切りもしっかりされています。
いまふく (14)

そしてラザニアのような幅の広い蕎麦が2枚添えられています。

まずは何もつけずに食べてみます。そばの風味が鼻に抜ける感じがします。美味しいそばです。

そのあとはあら塩と付けて食べます。あら塩のほうがそばの甘さを感じることが出来ていいですね。

蕎麦つゆは関西風より少し濃いめでしょうか?ワサビを蕎麦に乗せて少しつゆに付けて食べると、これまた変化を楽しめてよかったです。

2枚目は田舎風の「黒蕎麦」。粗挽きと普通の細切りの間ぐらいですが、太さは先ほどの「細切り」と同じでした。
いまふく (19)

より蕎麦の風味を楽しめますね。

ランチの時間はこちらのちらし寿司が付いてきます。「小」か「中」が選べますが値段は一緒。「中」でもご飯茶碗一杯くらいだということで我々は全員「中」にしました。
いまふく (16)

さすが、前は寿司店だったお店だけあります。酢飯もちょうどよかったです。

もちろん、蕎麦湯も出されます。濃厚な蕎麦湯で、かくはん棒まで添えられていました。
いまふく (20)

濃いので、かくはん棒でかき混ぜながら飲まないと、下のほうに溜まるのでしょう?
いまふく (21)

生姜も出されました。蕎麦湯に入れて飲むといいそうです。
いまふく (22)

最後にはデザートも付いてきます。

蕎麦を揚げたもの、そばのプリン、抹茶ういろう。蕎麦をたっぷり使っているものでした。

ランチメニュー、1,100円でこの内容、一品一品のこだわり、もちろん味のほうも満足できるものでした。ご馳走様でした。

手打ち蕎麦 いまふく
京都府京都市伏見区深草町通町26
075-643-1958
火~木
11:30~14:00(14:00まで来店要)
金~日
11:30~14:00(14:00まで来店要)
18:00~21:00(L.O.20:00)
月・第一火曜休
9月~10月臨時休業あり


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「つるぎ福喜寿司」は、前に紹介した時は旧店舗でした。

その時に、11月に新しい店舗が完成しますと話されていましたが、それからなかなか伺うことが出来ずに、今になってしまいました。
つるぎ福喜寿司

新しいお店は大きくて立派ですが、外装にはそれほどお金をかけていないようです。

9月のとある日曜日、当日に念のため予約の電話を入れたら、最初一杯だと言われましたが、11:30の開店時に行くこと、2名だということ、カウンターで握りを食べることを伝えたら大丈夫でした。危なかった…。^^;

開店3分前にお店に到着すると、駐車場には数台の車がすでに待っていました。

暖簾がかかってすぐにお店に入ります。
つるぎ福喜寿司 (3)

中はカウンター、小上がり、座敷など多様なニーズに対応できるような構成になっています。
つるぎ福喜寿司 (4)

この日は、法事のお客さんが多く入っているようで、次から次へとお客さんが入ってきます。儲かってますね!?

ランチメニューは旧店舗のときと変わらないようでした。

ただ、今回、我々は前回と同じ、上にぎり(10貫)をお願いすることをあらかじめ決めていましたので、お品書きを見ていないのでわかりませんが、握りは8貫や12貫の設定もあり、他にランチには、巻物が入った盛合せも、普通・上・特上の設定があると思います。

ネタケースにも多くの種類の魚介が並んでいます。底引き漁が解禁になったので地物の魚介もほぼ揃っているようです。

上にぎりは、税抜2,100円と、旧店舗のときからは200円値上がりしていました。固定費がアップしたんでしょうね?(笑い)

ただ、この内容だったら2,100円でも十分満足できる内容でした。
つるぎ福喜寿司 (6)

まずは、アカイカ。あら塩に酢橘を少し搾ってあります。シャリは相変わらず若干大きめです。

「つるぎ福喜寿司」の握りは、何らかの味付けしてある握りと、醤油を付ける握りと半々です。
つるぎ福喜寿司 (7)

カンパチは醤油につけて食べます。
つるぎ福喜寿司 (8)

こちらはクエ。美味しいです。
つるぎ福喜寿司 (9)

甘えび。やはり尻尾が乗せられていますね。
つるぎ福喜寿司 (10)

アジには醤油が塗られていて、わけぎが乗せられていました。
つるぎ福喜寿司 (11)

マグロは大トロに近かったです。脂が乗っていて口の中で溶けました。
つるぎ福喜寿司 (12)

コリッとした食感の梅貝は大き目で、あら塩と酢橘でさっぱりと食べさせてくれます。
つるぎ福喜寿司 (13)

イクラは新物だそうで、筋子からとられたものです。つぶが口の中で弾けていきました。
つるぎ福喜寿司 (14)

ウニもたっぷり乗せられています。
つるぎ福喜寿司 (15)

最後は穴子。あら塩に酢橘の香りをつけて。脂がいい感じで乗っています。以上が10貫の構成です。 

カウンターの客は我々2人ということもあったとは思いますが、この10貫が手際よく次から次へと握られて出されます。仕事が早いですね。

これほどの大きなお店の鮨を一人で握るには、これくらいの仕事の手際さが要求されるのでしょうね!?

ネタのクオリティも含めて、コスパ、味とも満足できる内容でした。

なかなか家から遠いので、夜にお邪魔することが出来ないのが残念です。ご馳走様でした。

つるぎ福喜寿司
石川県白山市道法寺町イ35-1
TEL 076-273-1737
11:30~14:00
17:00~21:30(L.O.)
月曜休


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