あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:和食系 > 天ぷら・うなぎ・穴子

3月初め、東京に寒気が襲来していた時に所用があり東京大森へ行きました。

到着して宿泊予定のホテルに荷物を預けてから少し遅めのランチを食べに出かけます。

それが今日紹介する、事前に調べてあった「天ぷら いせ」です。

こちらは、ミシュランガイド東京で4年連続一つ星に掲載されたことがある天ぷらの名店の一つ。2022年には「出没!アド街ック天国」でも紹介されています。

数年前まで石川県には白山市に「天ぷら さいとう」という天ぷら専門店があったのですが、閉店になってから南加賀では天ぷらの専門店がないので、東京に行った時には天ぷらの専門店に行きたくなります。

ご主人は実家も天ぷら店を営んでいたということで、ご自身は東京の名店「天政」などで修業されて独立。実家を継ぐのではなく現在のところに店舗を構えたわけです。
天ぷら いせ (6)

お店はメイン通りから一本路地裏に入った位置にあって、ひっそりとした外観はいかにも高級店らしい…。いい佇まいです。

店内は一枚板のヒノキのカウンターに8席のみ。ランチタイムはご主人の一人で対応されていました。
天ぷら いせ (2)

ちょうどお客さんが2名帰った時に写しましたが、写っていない右側に我々以外に2組待っているお客さんがいらっしゃいます。平日13時少し前で20分ほど待ったでしょうか。さすが人気店です。

お店の外に出されていたお品書きです。
天ぷら いせ

私は「天丼(1,800円)」。妻は「かき揚げ丼(1,400円)」を頼みました。

揚げているときの音でのどが鳴りました。

出された天丼がこちら。
天ぷら いせ (5)

江戸前天ぷらの天丼の濃いタレがかけられていますね。

また、江戸前天ぷらのもう一つの特徴としてごま油を使用することがありますが、こちらのお店では綿実油に太香胡麻油などをブレンドして使用しているようでした。

天丼は活才巻海老2尾、魚介3品、野菜4品という内容。活才巻海老はもちろんのこと、海苔で巻かれたホタテの貝柱が特に気に入りました。
天ぷら いせ (3)

しじみの赤だしと香の物。上品なぬか漬けがおいしかったです。
天ぷら いせ (4)

妻の「かき揚げ丼」は、海老・貝柱・三つ葉というシンプルな構成でした。

さすがの人気店ですが、ランチのこの値段でおいしいてんぷらを食べることができるのがうれしいですね。ご馳走様でした。

天ぷら いせ
東京都品川区南大井3-29-8
 勝又ビル1F
TEL 03-3768-0750
11:30〜(売り切れ次第閉店)
17:30〜22:00
不定休

マスコミにたびたび取り上げられている鰻のお店「鰻の成瀬」。

2022年9月10日に横浜に本店をオープン。その後2年半ほどで全国で300店に迫る勢いで店舗展開している超注目のうなぎ屋さんなのです。

すでに石川県にも金沢に2店舗あって、2月8日に小松市若杉にも3店舗目をオープンしました。

鰻の成瀬 小松店」は、前は「お食事処 喜助」だった店舗をほぼ居ぬきで利用しています。
成瀬

経営の方も同じかな?「お食事処 喜助」のときはこちらのほうで紹介しています。なかなかいいお店だったと思います。

さて、うなぎと言えば高級食材です。普段はあまり食べることが出来なくなった感がありますが、我が家ではハレの日や土用の丑の日にたまの贅沢で食べています。

近年高騰しているうなぎですが、うなぎ職人の間で「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」という言葉があるほど、熟練の職人が焼いているイメージです。

そんなうなぎを手ごろな値段で提供しているのが今日紹介する「鰻の成瀬」。

お店は「お食事処 喜助」の時からほとんど変わっていない気がします。TVで「鰻の成瀬」を取り上げた番組を見たことがありますが、既存の店舗を1週間ほどで「鰻の成瀬」としてオープンさせていました。
成瀬 (5)

我々は掘りごたつ式の座卓の部屋に通されました。
成瀬 (3)

「鰻の成瀬」のこだわりです。「串打ち3年、裂き8年、焼き一生」の技をいかに素人?でも美味しく提供できるようにするかの調理システム&ノウハウが成長の決め手のようで、うなぎは工場で捌いたうえで一度焼いて冷凍。お店では専用のオーブンで焼くだけとなっていました。

メニューです。
成瀬 (2)

国産うなぎの特上を含めて産地による3つの品質とうなぎの量の組み合わせで価格が変わりますが、大体、鰻専門店の2~4割ダウン程度の価格設定かな。やはり安いですね。国産うなぎの特上は限定5食になっていました。

ちなみに特上に国産うなぎと書かれているということは、並と上は海外産ということになります。

我々は、「並のうな重の竹(2,200円)」と「上のうな重の竹(2,500円)」を頼んでシェアして食べることに。
成瀬 (6)

出された「並のうな重の竹」のセットがこちら。
成瀬 (7)
成瀬 (8)

薬味と漬物、そしてお吸い物が付いています。
成瀬 (10)

一方の「上のうな重の竹(2,500円)」がこちらです。

見た目だけでは、どちらが並みか上かわかりませんが、食べてみると竹のほうがあっさりした味でした。

ただふわっとしているのは竹のほうだったと思います。

3分の1くらいをそのまま食べてから、こちらに出ていたおすすめの食べ方のように薬味を乗せて食べています。

ひつまぶしのような出汁はありませんでした。

うなぎ店はある程度「うなぎを食べに行こう!」と目的をもっていく訪れるお店だと思います。そのため郊外など立地が悪いところでも、値段が安いとそこを目指して行くので立地の悪さはあまり影響がないかもしれません。成長の理由がその点もあるのでしょうね。ご馳走様でした。

鰻の成瀬 小松店
石川県小松市若杉町3-15
0761-21-2121
11:00~14:00
17:00~20:00
不定休日あり

鰻はハレの日の食べ物です。

しかし、あまりに高くなったので、家でもめったに食べなくなりました。

今回の墓参の旅の最後の日。1年ぶりに妻のお母さんと会食することに。

一昨年までは一緒に行って温泉旅館などに泊まっていたのですが、足のほうが思うようにいかなくなり、昨年からは近場で会食ということになっています。

今回チョイスしたのは、大田区大森西にある「炭火うなぎ はせ川」。この辺りでは一番人気のうなぎ屋さんです。
はせ川 (2)

立派な建物です。
はせ川 (3)

入口に出ていたお品書き。
はせ川 (4)

店内も広く、ゆったりと食事ができる雰囲気でした。うなぎは高級食材なので食べる場も大事です。

お店のウリは、紀州備長炭で焼くので、香ばしく、ふっくらとした焼き上がり。そして、創業以来百年余り職人から職人へ引き継がれたタレは「口伝」だそうです。
はせ川 (5)

店内のお品書き。うな重。
はせ川 (6)

かば焼、白焼、その他。

やはりいいお値段です。

私と妻は「うな重 上(4,700円)」を頼むことに。
はせ川 (10)

うな重には肝吸いとお新香が付いていました。
はせ川 (7)

肝心のうな重のほうは、私自身そんなにうな重の上を食べたことがないので、他との比較が出来ないのですが、とてもおいしかったです。
はせ川 (8)

妻のお母さんはご飯はそれほどいらないということで、かば焼の上(4,100円)と肝吸いを頼み、妻と私のご飯を少しあげることにしました。

私もですが、妻も妻のお母さんもおいしいと満足していました。ご馳走様でした。

炭火うなぎ はせ川
東京都大田区大森西2-4-4
TEL 03-3761-5282
11:30~14:00
17:00~20:30
水曜休

コロナ禍以降、大きな施設にある飲食店が集まっているところが苦戦しています。

たとえば9月16日に「FOOD HALL LOKU」が閉店したイオンモール白山や、飲食店スペースに空きスペースが多く残るイオンモール新小松、そして今日紹介する金沢駅西のクロスゲート金沢などです。

一か月ほど前に地元新聞に掲載されていましたが、クロスゲート金沢の1階と2階に入っている飲食・物販など閉店が相次ぎ空きスペースが多くなっていたが、やっと徐々に解消しつつある、といった記事を見ました。
喜久や

今回、明日紹介しますが、野菜ソムリエのつぐまたかこさんの誕生日のお祝いの会に出席するために金沢に行く予定があったので、ついでにランチを食べにクロスゲート金沢に行ってみることにしました。

今月のとある日曜日、こちらの写真は12時前に写したものですが、2階の飲食店フロアは人出が少なかったです。
喜久や (11)

左側のスペースの仮囲いは、9月18日オープンした「すし食いねぇ!」の場所です。

「すし食いねぇ!」は郊外型の店舗ばかりでしたが、いよいよという感じですね。

ただ、クロスゲート金沢には「のとめぐり」と「まっとう 福喜寿司 金沢店」と2軒も寿司店があるのですが、バッティングしそうですね。

さて、私がこの日入ったのは「喜久や」という天ぷら専門店。
喜久や (2)

イオンモール白山にもお店があって、私のブログではこちらの方で紹介しています

恵比寿や東京ミッドタウン日比谷などで立ち飲みの進化系天ぷらバルとして人気だった「喜久や」の石川県進出1号店だったわけですが、現在では東京のお店は1店を除いて閉店しているようです。
喜久や (7)

店内はカウンター席のみ。私が入った11:25頃は5名ほどのお客さんがいらっしゃいました。。
喜久や (4)

入口に出されていたお品書き。こちらはランチです。
喜久や (3)

もちろん、お好みで天ぷらを楽しむことも出来ます。

私はランチメニューの中から「喜久や定食(1,800円)」を頼むことに。
喜久や (9)

注文を受けてから揚げ始めます。出されたのがこちら。
喜久や (10)

天ぷらはエビが2尾とイカ、鱧、蓮根、ナス、舞茸。バランスが取れた内容でした。
喜久や (8)

天つゆが付いていましたが、カウンターにはカレー・抹茶・のとの3種類の塩が置かれていたので、まずはそれらを順番につけて食べました。

衣が薄めで野菜の食感がサクッとしていてジューシーに揚げられていました。やはり天ぷら専門店なので美味しいです。納得のコスパでした。

イオンモールと違って、クロスゲート金沢の場合は金沢駅の東(兼六園口)と西(金沢港口)の人の行き来量の違いの問題もあると思いますが、観光客だけではなく金沢駅周辺のビジネスユースにも対応した気軽にリーズナブルに入れるお店が必要なのでは?そういった意味では「すし食いねぇ!」のオープンは、その打開策として期待できるのではないかと思います。ご馳走様でした。

喜久や
石川県金沢市広岡1-5-3
 クロスゲート金沢 2F
TEL 076-254-6667
11:00~22:00(L.O.21:30)
休みはクロスゲート金沢に準ずる

お盆休み敦賀プチ観光の内容は一昨日紹介しました

今日はその時にランチに食べたお店の紹介です。
どんと屋 (11)

それは、敦賀市水産卸売市場の前にある「江戸前天丼・海鮮丼 どんと屋」。敦賀でも指折りの人気店です。

見知らぬ土地へ行って、その地の人気グルメを食べたいと思うのは当たり前だと思います。

私もネットで調べて行くわけですが、お盆休み中という最繁忙期。順番待ちは覚悟して行きましたが想像以上でした。汗

我々がお店に到着したのが10:15ごろ。

お店の営業開始は10時からと早く、すでにお店の前には多くの人が居ました。(この写真では写していませんが、右側に広い待ちスペースがあります)
どんと屋 (9)

こちらの端末で順番待ちチケットが発券できました。

この時点で20人ほどの待ち。いつになるかわからないのでお店の前で待つのはつらいのですが、幸い順番が近くなると電話で知らせてくれるというシステムだったので、その間に敦賀市内の観光を済ませてしまうことにしました。

結果的には2時間弱待ったことになりますが、一昨日紹介したほとんどがこの待ち時間に行ったところで、ちょうどいいタイミングになりました。

店内に入るとカウンターのみわずか10席の狭いお店でした。ただ、この日は少し席間を詰めて12席配置されていました。

しかし、12席ではすぐに満席になりますね。
どんと屋 (6)

お品書きです。
どんと屋 (4)

おススメはこちらの「どんと丼」だそうです。いわゆるバラちらしですね。
どんと屋 (3)

極上海鮮丼は4,950円也!漁師風まかない丼は1,740円で20食限定で我々の時には売切れでした
どんと屋 (5)

こちらは夏限定メニュー。
どんと屋

こちらもそうですが、海鮮丼は季節のネタに応じて限定メニューも色々設定されているようです。
どんと屋 (2)

私はこれらの中から夏限定の「真あじ納涼丼(2,650円)」を頼むことに。
どんと屋 (13)

すぐそばの港で獲れた真あじを「なめろう」と「天ぷら」の2種類で楽しめるという丼でした。

「なめろう」は千葉県の郷土料理として知られていますが、元々は船の上で作られていたといわれる漁師料理です。

石川ではあまり食べさせてくれるところが少ないかもしれません。
どんと屋 (15)

その「なめろう」に山芋・白髪ねぎ・オクラを混ぜて食べます。

ねとっとした食感と、サクッとした食感が混ざり、しょうがのきいた甘辛い味噌が絶妙で美味しい!

アジの天ぷらも揚げたてサクッと美味しかったです。
どんと屋 (14)

お新香と岩のり入りの味噌汁が付いていました。

妻が頼んだのは「穴子天丼(2,650円)」。インスタ映えするビジュアルです。
どんと屋 (12)

大きな穴子天が丸ごと3匹と季節の野菜天ぷらが入っている豪快な丼で、脂は胡麻油の江戸前天ぷら。胃もたれしない感じかな?

私も1本食べましたが、揚げたてサクッとした食感で、甘辛のおいしいタレが絡んで穴子のうま味が増しているような気がしました。

一度食べると人気な理由がわかるわけですが、行くのはGW・お盆・年末年始などの多客期は避けることをお勧めします。ご馳走様でした。

江戸前天丼・海鮮丼 どんと屋
福井県敦賀市蓬莱町14-16
TEL 0770-25-0205
10:00~15:00
※ネタが無くなり次第終了
水曜休

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