あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:洋食系 > 欧風料理・スペイン料理

5月11日の日本テレビ系列の番組「THE 鉄腕DASH」。

最近私は観ていませんが、この日に加賀市大聖寺の農家「下出農産」が取り上げられていました。

この「下出農産」が実家で、そちらを継いだのが、今日紹介する「SUGAR RAY DINING AND BAR(シュガーレイ)」のオーナーシェフの奥様です。

そんな「シュガーレイ」のオーナーシェフはオーストラリアで10年以上料理の腕を磨いた方で、「ゴ・エ・ミヨ」オーストラリア版などで賞を獲得するなど活躍されていました。

彼は千葉県出身ですが、奥様がご実家を継ぐということで2019年に加賀市に移住。最初は能美市の飲食店で働き、テレビ朝日「シェフ1グランプリ2021」の石川県代表になるなど活躍。そして2022年8月に「シュガーレイ」をオープンさせています。

私はこちらがオープンする前からお店のことは知っていたのですが、ワインダイニングということで当初は夜しか営業していなかったため行くことができていませんでした。

そして昨年3月?からランチ営業を始めていることを今年になってから知り、やっと先日ランチにお邪魔してきたので紹介したいと思います。
シュガーレイ
行ったのは5月11日に「THE 鉄腕DASH」で紹介されたあとの週末の平日。紹介されることを事前に知っていたので、放送前に予約を入れてありました。
シュガーレイ (4)
店内は、外に面する側が全面ガラス張りで明るく、カウンター席と18名ほど座れるほどのテーブル席がありました。ただこれだけの人数が入るとシェフお一人では対応は難しそうです。
シュガーレイ (8)
ランチメニューです。
シュガーレイ (2)
こちらは夜のアラカルト。

料金の違いは前菜の数の違いです。あとはスープ・メイン・ドリンク・デザートは同じ内容になっていました。

ウリはご実家をはじめ地元の農家さんで作られた新鮮野菜を使った料理の数々。オーストラリアでの経験からイギリス料理の影響を受けたオーストラリア料理かと思いきや、石川県ではなじみがないからか、表立ってオーストラリア料理を標榜しているわけではありませんでした。

我々は真ん中の2,600円のコースでお願いしました。何が出されるのか楽しみです。

まず出されたのはスープで「キャベツとわかめのポタージュ」。
シュガーレイ (9)
キャベツとわかめという馴染みのある食材ですが、わかめの磯の風味がアクセントになっていておいしかったです。
シュガーレイ (10)
パンは片山津温泉のヒラクベーカリーのものです。

そして前菜3種。3,000円のコースは5種の前菜になり、2,000円はサラダのみになっていました。

上が「シュガーレイ風冷奴」。下が「揚げ茄子」と「アジのカルパッチョ」です。
シュガーレイ (12)
「シュガーレイ風冷奴」に乗せられているのは黒オリーブのソース。へぇ~!てな感想でした。「揚げ茄子」のソースは「アリスタソース」と言っていたような気がします。「アジのカルパッチョ」には文旦が入っていて、酢と文旦の酸味が心地よかったです。

メインは、私はメニューには載っていなかった、この日のおすすめで「タコのグリル、イベリコ豚ソース」にしました。タコの適度な噛み応えに負けないでイベリコ豚のペースト状ソースがいつまでも口の中でタコと絡み合っていました。
シュガーレイ (13)
タコはスペインやポルトガル以外では欧米料理としてはあまり使われないので珍しいかも。
シュガーレイ (14)
妻は「骨付き鶏モモ肉コンフィ、トマトソー」スを頼んでいました。こちらのほうもおいしかったそうです。
シュガーレイ (19)
デザートは「チョコレートテリーヌ」。生チョコのような感じで口の中で溶けていきました。
シュガーレイ (18)
ドリンクは私はアイスコーヒーで、
シュガーレイ (17)
妻はアップルティーです。

今回は「下出農産」で作られた野菜が何か使われていたのかはわかりませんが、「下出農産」はブロッコリーがイチ押しで、調べたら行った翌日から春の収穫が始まっていました。涙。次回はリベンジですね。

全体的には素材の味を大切にしながら、欧風料理をベースに和のテイストなどを加味したフュージョン料理。シェフの腕の良さを感じる内容でした。満足です。ご馳走様でした。

SUGAR RAY DINING AND BAR(シュガーレイ)
石川県加賀市大聖寺東町1丁目10
 ブラザービル1F
TEL 0761-76-9219
木・金
11:30~13:30(最終入店)
17:30~22:30
火・水・土
17:30~22:30
日・月曜休

退職以降、街中へ夜初めて飲みに出ました。

行ったのは「NEUF(ヌフ)」というダイニングバー。
NEUF(ヌフ) (2)

前は「HOLYDAY(ホリデイ)」という名前で営業されていて、9年前に一度お邪魔しています
NEUF(ヌフ) (4)

店名はフランス語で「新しい」という意味です。お店自体も内外装とも部分的にニューアルされていて、店内明るい色の壁だったものが落ち着いたトーンに変わっていました。

また、前はトイレが古いままだったのですが、前回お邪魔した時からはきれいになっています。

お店はオーナーの男性お一人で切り盛りされています。基本的には用事がない限り毎日お店を開けているとのこと。すごいですね。
NEUF(ヌフ) (9)

メニューです。こちらは常時OKのもの。ピザやパスタがありましたが今回は頼んでいません。
NEUF(ヌフ) (7)

日によって変化する黒板メニューもあります。
NEUF(ヌフ) (8)

こちらはドリンクメニュー。
NEUF(ヌフ) (10)

乾杯の一杯は私はビールをジンジャーエールで割ったビアカクテル「シャンディ・ガフ(650円)」で、妻は「生ビール(650円)」です。

そして最初に頼んだ料理は「オードブルプレート(980円)」。これで1人前です。
NEUF(ヌフ) (11)

リクエストで生ハム入りにしてもらいました。ホタルイカ、ペルシャード、キッシュが各2個でした。

出来合いのものではなく、ちゃんと手間をかけた一品です。
NEUF(ヌフ) (13)

こちらは「キハダマグロのユッケ風(880円)」。
NEUF(ヌフ) (14)

乗せられている卵の黄身と混ぜながら食べます。ねっとり食感で少し洋風寄りのタレでおいしかったです。
NEUF(ヌフ) (16)

「岩タコの煮込み 南仏風(880円)」は、ポテトと一緒でラタトゥィユのような煮込み料理になっていました。タコが柔らかくなっていておいしかったです。
NEUF(ヌフ) (17)

最後は「国産豚ヒレの」ソテー(1,800円)」を頼んでいます。こちらもヒレ肉を上手にソテーしていて柔らかくておいしかったです。

最後のビールの後頼んだアルコールについて。
NEUF(ヌフ) (12)

私は「デュワーズハイボール(680円)」を2杯。
NEUF(ヌフ) (15)
NEUF(ヌフ) (18)


妻は白と赤の「グラスワイン(800円)」を飲んでいます。

ちなみに、こちらのお店はチャージが600円かかりますが、パン・ナッツ・チョコレートは料金がかかりません。
NEUF(ヌフ) (21)

で、パンをナッツを頼んでいます。これだけで飲めますね。

以上飲み食いして1万円ちょい超えたぐらい。気軽においしい料理を肴に飲める素敵なお店でした。ご馳走様でした。

NEUF(ヌフ)
石川県小松市東町20-3
TEL 0761-48-4309
18:00~23:00
不定休


今日はその日のランチで食べたお店の紹介です。
エル・チャテオ 銀座店 (3)

行ったのは銀座にあるスペイン料理・バル・ビストロの「エル・チャテオ(EL CHATEO)銀座店」。位置的には石川県と金沢市のアンテナショップのちょうど間、有楽町駅にもほど近い場所にあります。

事前に12:15に予約を入れてありました。

お店には12時ごろ到着。奥の方の席に案内されました。
エル・チャテオ 銀座店 (12)

平日でしたが、店内はほぼ満席。人気のお店でディナーは小皿料理を中心としたバルスタイルのお店になるようです。

こちらはパエリアのランチセットのメニュー。
エル・チャテオ 銀座店 (5)

タパス盛り合わせ・パエリア・ドリンクがセットになていて、パエリアの種類によって若干値段が違いますが、1,800~2,000円ととてもリーズナブルな設定になっていました。

このリーズナブルな値段が、今回こちらのお店をチョイスした大きな理由でもあります。

理由はもう一つあって、南加賀でスペイン料理を食べさせてくれるお店がないことも一つです。

私と妻はパエリアのランチセットの中から2種類のパエリアを頼んでシェアして食べることにしました。

頼んだのは、「魚介のパエリア」と「イカスミパエリア」。両方とも1,800円です。
エル・チャテオ 銀座店 (8)

まず、こちらのタパス盛り合わせが出されました。スペインを感じるタパスです。これは飲まないわけにはいかないでしょう!?
エル・チャテオ 銀座店 (6)

私はこちらのドリンクメニューから「マオウ」というマドリードを代表するビールメーカーの樽出しの生ビールをグラス頼んでいます。850円でした。琥珀色がきれいでビターな美味しいビールでした。
エル・チャテオ 銀座店 (7)

妻は自家製の「サングリア」の赤で、グラスで650円。りんご・レモン・オレンジ・シナモンを漬け込んだワインカクテルです。

そして、しばらく時間がかかりましたが、パエリアが運ばれてきました。一人ひとり個別の鍋で米から炊き込まれるので少し時間がかかります。
エル・チャテオ 銀座店 (9)

こちらが「魚介のパエリア」。過去に国際パエリアコンクールにて優勝を獲得するなどしたパエリアで、いわばお店のスペシャリテですね。

少し芯が残るライスには魚介のうま味がしみ込んでいました。
エル・チャテオ 銀座店 (10)

「イカスミパエリア」のほうは、白いのはガーリックのきいたアリオリソース。イカスミのうま味がいきわたっていて美味しかったです。
エル・チャテオ 銀座店 (11)

最後にドリンクで、私は紅茶。妻はコーヒーでした。

人気店なのでお客さんが次から次へと入ってきていましたが、回転がいいのでオペレーションがいいのでしょうね。

コスパのいいパエリアランチはおすすめです。ご馳走様でした。

エル・チャテオ(EL CHATEO)銀座店
東京都中央区銀座3-2-12
 銀座T8ビル1・2F
TEL 050-5868-8414
月・火・水・木・金
11:30~15:00
17:00~23:00
土・日・祝日
11:30~23:00
無休

毎年東京へ行ったときにディナーをご一緒することにしています。

東京では和食のお店ではなく、石川・南加賀で普段食べられないスペイン料理とかをチョイスしてもらっています。

この日予約してくれたのは恵比寿にある「バルデビス(BARDEBIS)」というスペインバルでした。
バルデビス

ご覧のように半地下にひっそり佇む隠れ家的なお店で、中はウッド調でアンティークな雰囲気があって素敵です。
バルデビス (12)

平日夜だったのですが、我々が入った18時以降、徐々に混みだしてきてほぼ満席に。人気なのですね。

まぁ、石川県のお店と違い席と席の間が狭いのとテーブルも狭いことが石川のお店とは違いますが…。

メニューです。
バルデビス (7)

スペイン料理と言えばタパスとピンチョス、そしてアヒージョ。
バルデビス (13)

黒板メニュー。
バルデビス (10)

ワイン。
バルデビス (6)

ほかドリンク。

では、頼んだものを紹介していきますが、料理は友人夫妻にある程度お任せしたので、内容が間違ってたらごめんなさいです。
バルデビス (14)

まずは、スペインのトレベレス地方のハモンイベリコ。36か月熟成でした。塩気がきいていました。

そしてタパス料理を何皿か頼んでいます。
バルデビス (15)

「ポテトサラダ」。スペイン風のアリオリポテトサラダで濃厚でした。
バルデビス (16)

「鶏白レバーのパテ」。私は食べていません。
バルデビス (17)

クロケッタというスペイン風クリームコロッケ。生ハム入りで中は厚厚とろ~りのクリーミー。
バルデビス (18)

こちらは「魚介のセビーチェ」だったかな?ペルー生まれのマリネです。
バルデビス (19)

スペイン料理のおつまみの定番でタコとセロリをワインビネガーでマリネした「タコのガリシア風」。タコが高値で高級食材になりましたね。
バルデビス (20)

アヒージョはメニューに「アヒージョの王様」と書かれていた「天使のエビのアヒージョ」です。

熱々で注意が必要。あとこれを書くために調べてわかったのですが、天使のエビは殻が柔らかいのでそのまま食べることができたようです。おいしかったです。
バルデビス (21)

うま味が溶け込んだオリーブオイルはパンを浸して食べます。
バルデビス (22)

こちらは「グラスフェッドビーフのサーロインステーキ」。炭火で焼かれていて、ピカンテソースとヴェルデソースの2種類のソースで食べましたが、炭火の香ばしい風味がまとわりついて酸味・辛味・うま味が揃ったソースと相性が良かったです。

ちなみにグラスフェッドビーフとは基本的に牧草のみを食べて育った牛肉を指していて、こちらはアンガス牛だそうです。
バルデビス (24)

締めは「イカスミのパエリア」。イカスミ料理が好きなのでおいしくいただけました。
バルデビス (11)

最後にワインですが、4人だったのでスパークリング・白・赤をボトルで頼んで飲んでいます。
バルデビス (23)

赤はこちらの「Bela Joven Ribera del Duero(ベラ・ホベン・リベラ・デル・ドゥエロ)」でした。

以上を飲み食いして一人8,500円ほどだったかな?おいしい料理とワインでお腹はいっぱいになりました。

毎年、東京と石川で2回お会いするお二人とは年末に金沢で再開します。ご馳走様でした。

バルデビス(BARDEBIS)
東京都渋谷区恵比寿1-22-14
 石井ビルB1F
TEL 050-5589-7882
17:00~23:00(L.O.22:30)
無休

大阪から小松に戻る前に夕食を食べて帰りました。
8TH SEA OYSTER Bar (25)

食べたのは阪急グランドビルの31階にある「8TH SEA OYSTER Bar 阪急グランドビル店」というところ。
8TH SEA OYSTER Bar (3)

牡蠣をメインにした料理を楽しめるお店なのですが、ちょうど季節のオイスター30ピースセット半額セールというのをやっていたのでチョイスしました。
8TH SEA OYSTER Bar (11)

まぁ、牡蠣と言えば「Rがつかない月は食べない方がいい」とも言われていて、5~8月は季節的に痛みやすく、また牡蠣の産卵期で味が落ちることからきているようです。

しかし、岩牡蠣は6~8月が旬だし、現代は冷蔵・冷凍技術が発達しているので、年中美味しい牡蠣を食べることが出来るようになりました。
8TH SEA OYSTER Bar (6)

この日、17時のオープン時間にお店に入りました。
8TH SEA OYSTER Bar (7)

中は高級感あるインテリアで、31階なので大阪の北東側の街並みを眺めながら楽しむことが出来ます。
8TH SEA OYSTER Bar (9)

高級感があって、高級食材でもある牡蠣専門店なので、お高いと思うかもしれませんが、お腹一杯になって二人で13,000円ほど。リーズナブルだと思いました。

季節のオイスター30ピースのセットは通常2人で15,378円のところ半額の7,689円となり、内容は以下の通りでした。お店のHPからの転載です。
8TH SEA OYSTER Bar (19)

なお、産地は岩手県釜石産(尾崎牡蠣)と宮城県志津川産の真牡蠣のものでした。

まず冷製のもの。
8TH SEA OYSTER Bar (13)

旬の生牡蠣 / オイスターカクテル 赤海老&ウニソース / オイスターカクテル アボカドとトマトサルサ /オイスターカクテル フレッシュトマトとペイザンヌドレッシング /オイスターカクテル 魚介とトマトソース /オイスターカクテル レモンソースとイクラ /オイスターカクテル ローストビーフとわさび

温製のもは3皿に分けて出されます。
8TH SEA OYSTER Bar (21)
8TH SEA OYSTER Bar (20)

牡蠣の素焼き / カキフライ / 牡蠣の揚げだし / 牡蠣のバターソテー / グリルドオイスター ガーリックソースの香草パン粉 /グリルドオイスター オイスターロックフェラー~オランデーズソースとホウレン草~ /グリルドオイスター トマトとバジルソース
8TH SEA OYSTER Bar (23)

最後に出てきたのは、牡蠣とムール貝のレモンクリーム蒸しでした。
8TH SEA OYSTER Bar (24)

セットにはスープも付いています。
8TH SEA OYSTER Bar (22)

こちらは別に頼んだ「あおさのゼッポリーネ(693円)」ですが、一人牡蠣15個でここまでボリュームがあると思わなかったので必要なかったです。食べきれずに残してしまいました。汗
8TH SEA OYSTER Bar (12)

なお、アルコールは牡蠣だったので、ちょっと贅沢にシャンパンの「マム・グラン・コルドン」をグラス(1,650円)で1杯と、白ワインを1杯ずつ(シャルドネ&ソーヴィニヨン・ブラン)飲んでいます。前日夜が飲み放題だったので控えました。ご馳走様でした。

8TH SEA OYSTER Bar 阪急グランドビル店
大阪府大阪市北区角田町8-47
 阪急グランドビル31F
TEL 050-3647-0324
月・火・水・木
11:00~15:30(L.O.15:00)
17:00~22:00(L.O.21:00)
金・土・日・祝日
11:00~16:00(L.O.15:30)
17:00~23:00(L.O.2200)
無休

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