糸魚川の旅の最後のネタで、今回行ったときに買い求めたパンを紹介します。
糸魚川は新潟の上越地方に位置していて、豪雪地帯のため歩道には雪よけのための雁木が設置されているところがあります。
買い求めたのはそんな商店街の中にある「リーベル・イノヤ」。昔から何かの商店だったのでしょうか、古い建物にありました。
8年前の大火の時は幸いにもこちらまで火はまわらなかったようですね。
調べてみると、昔はドイツパン&ドイツ菓子のお店だったようですが、いまは違いました。
売られていたのでは、ドイツパンと違って柔らかいパンが中心です。

お店の看板商品はこちらの「牛乳パン(218円)」。
長野県民のソウルフードとして「ケンミンショー」などでも取り上げられていましたが、長野だけではなく甲信越地域の広いエリアで昔から親しまれてきたパンなのです。
パッケージデザインは違いますが、大手パン会社が売り出した記憶があります。
現在、糸魚川市内では、こちらだけが製造しているようで、60年以上も変わらない味とレトロなパッケージで地元の人にも支持されているようです。
「牛乳パン」をカットするとこんな感じです。中には自家製バタークリームが挟まれていました。
ほんのりミルキーな感じで味のほうも柔らかです。
あと、こちらの「トマトピザ(248円)」も買っています。
半分にカットするとこんな感じです。
中にはフレッシュトマトとチーズがサンドされていました。
「牛乳パン」は、石川県でいえば昔からある「頭脳パン」のような位置づけで、今後も多くの人の口に入ることでしょう。ご馳走様でした。
リーベル・イノヤ
新潟県糸魚川市本町6-8
TEL 025-552-0260
8:30~19:00
日曜休