久しぶりの道の駅の紹介は、津幡町にある「道の駅 倶利伽羅源平の郷」です。
今から840年ほど前の平安時代末期寿永2年5月11日(1183年)6月2日に、この地倶利伽羅峠で源氏と平家が戦っています。
それが「倶利伽羅峠の合戦」で「砺波山の戦い(となみやまのたたかい)」とも呼ばれます。
「倶利伽羅峠の合戦」では、源氏の木曽義仲軍が「火牛の計」と言われる奇襲で平氏を破ったことが語り継がれているわけですが、数百頭の牛の角に松明をくくりつけて敵中に向け放つということが実際可能だったかどうかなど疑問を呈する学者もいるようです。
さて、そんな合戦の記憶を偲べる施設が「道の駅 倶利伽羅源平の郷」なのです。
先月、津幡町に行ったついでに立ち寄りました。
こちらは津幡町の見どころを紹介する情報棟。
入口には「火牛の計」をモチーフにした大きな牛のモニュメントが飾られていました。
中には戦の様子が描かれた屏風など、倶利伽羅峠の今昔や歴史を、パネルや映像で紹介したり、町の概要がわかる品々が展示されています。
そして「倶利伽羅塾」という宿泊が出来る施設と、中には宿泊客以外も利用できる入浴施設「源平の湯」があります。その右側には飲食が出来る食堂「源平茶屋」が併設されています。
「源平の湯」は残念ながら天然温泉ではなく「別府温泉(湯の華)」の湯質感を再現した自然派の人口温泉でした。
こちらには入浴客などがくつろげるスペースがありました。
これだけ入っていて150円と安かったショウガを買い求めました。
「ハルディン」という単語、調べてもわかりませんでしたが、お店か何かでしょうか??
ちなみに「チキンケバブロール」は私はチキンが苦手なので食べていませんが、クミン・コリアンダー・キャラウェイなどの香辛料が使われていたようです。
皮は全粒粉で作られたものでした。
日本の中世の歴史に興味がある人にとっては興味深い道の駅ですね。
道の駅 倶利伽羅源平の郷
石川県河北郡津幡町字竹橋西239-14
TEL 076-288-1054
24時間営業