あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:洋食系 > フレンチ・ビストロ

ビストロ&ワインバー BARIN」が4月6日(日)に閉店する事になりました。
バリン

城南のクッチーナの2月閉店に続けてのことで、これで小松からイタリアン・フレンチの店が2軒も消えることになります。残念であると同時に寂しいですね。

シェフの林さんは小松の「ミュー・レ・ミュー」を皮切りに、東山の「とどろき亭」などで修業をされ独立。こちらの「ビストロ&ワインバー BARIN」を2013年6月にオープンしています。なので約12年間営業していたことになります。

私はオープン後しばらくでお邪魔して、そのあとは4回ぐらいしか行けてませんが、前回はこちらで紹介しています

印象としてはお得なランチセットが人気だったということです。

最後のランチを食べに妻と出かけてきました。
バリン (2)

BARINランチセットは1,650円とリーズナブル。昨年と値段が変わっていませんでした。
バリン (3)

こちらは期間限定メニュー。

我々はBARINランチセットで、こちらはサラダ・フォカッチャ・メイン・デザート・ドリンクが付いています。

まずはこちらのセットが出されました。サラダとフォカッチャ、そしてオリーブオイルです。
バリン (4)

フォカッチャは優しい味でした。

そしてメインは、パスタ3種・オムハヤシ・ステーキの5種類からのチョイス。
バリン (6)

私はパスタで「オイルサーデン・オリーブ・ボローニャソーセージのスパゲッティ」です。
バリン (7)

スープパスタで和のテイストが入り、オリーブとオイルサーデンでオイリーな風味。おいしかったです。

妻は+770円の「US産 牛ミスジステーキ(150g)」。限定10食です、トリュフ風味の茶わん蒸しが添えられていました。
バリン (5)

赤身で柔らかくておいしかったそうです。
バリン (8)

デザートとコーヒー。プラスサービスで生チョコを出してくれました。ありがとうございます。

食事後に林シェフに少しお話をお聞きしたら、閉店後は別な仕事に就くとのこと。飲食関係はいったんやめますが、将来的にはまた戻るかもしれないと話されていました。

長い間ありがとうございました。そして今後のご活躍をお祈りいたします。ご馳走様でした。

ビストロ&ワインバー BARIN
石川県小松市浮城町76-2 
 ソシアルビル1F
TEL 0761-58-1728
ランチ 11:30~14:30L.O.
ディナー 18:00~23:30L.O
※土日祝は17:30~
月曜、第2火曜休

木村拓哉さんが主演の映画「グランメゾンパリ」を観た人はいらっしゃるでしょう。

グルメブロガーとしてもやはり観なければということで正月休み後に行ってきました。

過去、グランメゾンで食べた経験はないので、あの映画の内容について何ら書くことはできないのですが、その後妻と二人ともフランス料理を食べたくなり、小松で一番正統なフランス料理を食べさせてくれると思っている丸の内町にある「ミュー・レ・ミュー」へ行くことに。
ミュー・レ・ミュー

お邪魔したのは三連休の最後の日。いいお天気でした。

前回お邪魔した内容を確認すると、偶然にも3年前の成人の日に行っていますね。奇遇でした。

「ミュー・レ・ミュー」といえば、石川県のフランス料理界の重鎮である清水シェフのお店ですが、この日はお店にいらっしゃいませんでした。お元気なのでしょうか。

いいお天気だったのでだいぶ時間はかかりましたが、歩いてお店まで向かいます。それはワインを飲むため。笑

「グランメゾンパリ」でもワインと料理のマリアージュが取り上げられていたので、少しでも映画の余韻に浸りたかったのです。
ミュー・レ・ミュー (4)

外観は「メゾン=家」。「グランメゾン」ではありませんが、カジュアルでもないので、服装は少々注意した方がいいかもしれません。

ただそれほど敷居が高いわけでもなく気軽に入ることができるレストランです。
ミュー・レ・ミュー (3)

外に出されてメニュー。ランチのコースはA~Cとステーキの4種類、そしてシェフのお任せコースがありました。

前回はBコースにしていますが、年とともに食が細くなってきたので、今回はワインも飲むこともあってAコースでお願いしています。

内容はオードブル・季節のポタージュ・メイン料理(肉か魚どちらかをチョイス)・デザート・コーヒーという内容で2,970円とリーズナブル。
ミュー・レ・ミュー (9)

まず出されたのは「冷製のオードブル」で車鯛のクスクスサラダ。お安いコースでもビジュアルもしっかりした盛り付けでおいしいです。
ミュー・レ・ミュー (12)

「かぼちゃのポタージュスープ」は上品な甘さにミルクたっぷりの風味。
ミュー・レ・ミュー (13)

バゲットが出されます。

そしてメインは私は魚で「鯛のヴァプール」。ヴァプールとはフランス語で「蒸気」という意味で蒸し料理のことですね。フタつきの皿に盛られて運ばれてきたものを目の前で蓋を取ると湯気が立ち上ります。
ミュー・レ・ミュー (16)

ソテーではなく蒸し料理なので油気が少なく、鯛はふっくらしっとりとした食感に仕上がっていました。ホタテの貝柱とエビも大きく食べ応えがありました。

添えられていたパンと、別に出されたバゲットをスープに浸してスープもきれいに平らげました。

妻のメインは肉で、この日はポークの黒ビール煮込み料理の「カルボナード」。
ミュー・レ・ミュー (15)


私は食べていないのですが、妻曰く「肉が柔らかくてソースも美味しかった」と言っていました。
ミュー・レ・ミュー (18)

デザートは私のほうは「栗のムースとジェラート」。
ミュー・レ・ミュー (17)

妻は「チョコレートムース(?)とジェラート」。両方ともフルーツ添えでした。
ミュー・レ・ミュー (19)

ドリンクは2人ともコーヒーを頼んでいます。
ミュー・レ・ミュー (6)

あと、冒頭に書いた通りグラスワインを2杯ずつ飲んでいるのでそちらの紹介も。ドリンクメニューはこちら。
ミュー・レ・ミュー (7)

まず最初はスパークリング。すっきり辛口。
ミュー・レ・ミュー (14)

2杯目は私は魚料理なので白を。妻は肉料理なので赤を頼んでいます。すべて1杯1,100円でした。

一番安い2,970円のコースでもオードブルやメイン料理の手を抜いていないシェフの気持ちが伝わってくる内容でした。満足です。そしてご馳走様でした。

ミュー・レ・ミュー
石川県小松市丸の内町2丁目225-2
TEL 0761-21-2165
Lunch12:00~14:30 (14:00 L.O)  
Dineer18:00~20:30 (20:00 L.O)
水曜休(不定休あり HPで要確認)

「あさぴーのおいしい独り言」では登場回数が多い「ビストロ ラ・ヴィーヴ(La Vieve)」。前回はこちらで紹介しています。
ラ・ヴィーヴ

片山津温泉の「かぼちゃ村」にあって、ここを卒業して一国一城の主として独立していった方がたくさんいらっしゃいます。

また、小中シェフのことも昔からよく存じ上げているので時々はお邪魔するようにしていますが、人気のお店なので週末は混雑していることが多く予約していった方がいいですね。

正月明けの三連休の土曜日、行く前に電話して空いているか確認した上で出かけました。
ラ・ヴィーヴ (4)

12時少し前でしたがそれほどの混雑ではありません。天候が回復してきたので三連休どこか出かけている人が多かったのかもしれません。
ラ・ヴィーヴ (5)

パスタとピザのランチメニューです。
ラ・ヴィーヴ (7)

メイン料理のランチ。
ラ・ヴィーヴ (3)

そして「ラ・ヴィーヴ」のスペシャリテの一つである「香箱蟹のトマトクリームソーススパゲッティ(2,000円)」。

私は「パスタランチ(1,680円)」で、1月10日からは「チキンと白菜の豆乳和風スパゲッティ」「真鱈のガーリックトマトスパゲッティ」の2種類からチョイスでき、私は「真鱈のガーリックトマトスパゲッティ」にしています。
ラ・ヴィーヴ (8)

まず、サラダとスープが運ばれてきました。

そして「真鱈のガーリックトマトスパゲッティ」。ボリュームがありました。
ラ・ヴィーヴ (11)

ガーリックが程よくきいていてトマトソースの酸味が合わさって美味しかったです。
 
妻は「香箱蟹のトマトクリームソーススパゲッティ」の生パスタ(+280円)で、さらにセット(+550円)にしています。すでに北陸では香箱蟹漁は終わっていましたが大丈夫でした。
ラ・ヴィーヴ (10)

トマトクリームソースは能登の魚醤である「いしる」を煮込んだ濃厚なソースです。
ラ・ヴィーヴ (9)

パンも付いていました。
ラ・ヴィーヴ (13)

セットにはドリンクが付いていて、私は紅茶、妻はコーヒーを頼んでいます。
ラ・ヴィーヴ (12)

あと、久しぶりだったので小中シェフがいらっしゃるかお聞きしたら、わざわざテーブルまで挨拶に来てくださり、さらには、こちらのクリームブリュレと生チョコのデザートまでサービスで出してくれました。ありがとうございました。お元気そうで何よりでした。

スペシャリテの「香箱蟹のトマトクリームソーススパゲッティ」はもちろん、「パスタランチ」もコスパよくお得でおすすめです。ご馳走様でした。

ビストロ ラ・ヴィーヴ(La Vieve)
石川県加賀市片山津温泉丁12-1
 かぼちゃ村ビル
TEL 0761-74-8566
11:30~14:30(L.O.)
17:30~21:00(L.O.)
月曜休(祝日の場合は翌日)

石川県にもクラフトビールとかワイナリーなどの醸造所が増えてきました。

酒税法の改正などがあり、小さな醸造施設でも法律上可能になったことなどが増えた要因の一つで、それに伴って街中の狭いスペースでもお酒を造るところが増えたのが大きいですね。

今日は、そんな金沢市尾張町にある金沢ワイナリー直営のフレンチ「アラフェルムドゥシンジロウ(A la ferme de Shinjiro)」を紹介します。
アラフェルムドゥシンジロウ (3)

この日は妻の誕生日で、平日でしたが金沢までバースデーグルメ旅。

到着して向かったのがランチを食べるためにこちらへ。
アラフェルムドゥシンジロウ (2)

金沢町家をリノベーションしていて、1階がワイナリー、2階がレストランになっていました。

ワイナリー併設のレストランに行くことはあまりないので、楽しみにしていました。

席に座る前にワイナリーを見学させてただきました。
アラフェルムドゥシンジロウ (9)

本当にコンパクトなワイナリーで、ちょうど、ぶどうの収穫時期ということもあって、これから仕込みに入るということです。
アラフェルムドゥシンジロウ (8)

能登のぶどうが地震の影響もあって、この日置かれていたのは加賀の森農園さんのデラウェアでした。
アラフェルムドゥシンジロウ (13)

2階のレストランです。それほど広いスペースではありませんが、町家の落ち着いた雰囲気を活かした作りになっています。

ランチは5,500円と8,800円の2種類。我々は今回5,500円にしています。
アラフェルムドゥシンジロウ (17)

こちらはワインリストです。

内容はスープ・前菜盛り合わせ・メイン・デザート・ドリンクとなっていました。

そして、せっかくワイナリー直営なので、妻はワインをペアリングで頼んでいます。
アラフェルムドゥシンジロウ (22)

私は昼からあまり飲むと眠くなるので、最初の乾杯用として「MIEKO キャンベルアーリー 2023 スパークリング」を1杯のみ飲みました。こちらは金沢ワイナリーのフラッグシップワインで、オーナーのお母さまの名前を冠しています。
アラフェルムドゥシンジロウ (20)

比較的軽やかな飲み口でスッキリとした味わいでした。

妻のは金沢ワイナリー初の能登産ぶどう「セイベル」を使ったスパークリングワイン「NOTO セイベル 9110 2020」。

さて料理の方ですが、最初のスープは「香土カボチャの冷製スープ 赤しそジュレ」。
アラフェルムドゥシンジロウ (23)

香土カボチャの上品な甘さと、赤しそジュレを混ぜながら食べると、その赤しそジュレがアクセントになりました。

前菜盛り合わせは、九谷焼の大皿に盛られて出されました。鮮やかな柄に負けないほど色とりどりの前菜。
アラフェルムドゥシンジロウ (25)

能登・金沢の旬の食材を使った前菜で、色々な味を楽しめてよかったです。
アラフェルムドゥシンジロウ (30)

バゲットが出されます。金沢大地国産オーガニック小麦のパンでした。

メインは以下の4種類からのセレクト。

能登の市場直送 お魚料理 シェフの想い
本州鹿のローストタイムの香りのソース
北海道産オーガニック日本短角牛のロースト 赤ワインソース(+1,000円)
A5プレミアム能登牛のロースト 赤ワインソース(+2,000円)
アラフェルムドゥシンジロウ (34)

私は魚で「能登の市場直送 お魚料理 シェフの想い」。この日はスズキのポワレでした。たくさんの野菜が添えられていて、味の方もGood!
アラフェルムドゥシンジロウ (35)

妻のほうは「北海道産オーガニック日本短角牛のロースト 赤ワインソース(+1,000円)」。

こちらも美味しかったようです。

デザートは「マンゴーのパンナコッタと季節のフルーツ、アイス」。
アラフェルムドゥシンジロウ (41)

妻のは誕生日プレートにしていただいています。
アラフェルムドゥシンジロウ (42)

ドリンクは私はハーブティー。
アラフェルムドゥシンジロウ (43)

妻はコーヒーです。

最後に妻が飲んでいるペアリングワインについて。
アラフェルムドゥシンジロウ (33)

白は「KAGA デラウェア ホワイト」。
アラフェルムドゥシンジロウ (39)

赤は「OKUNOTO メルロー 2022」。珠洲の珪藻土で育ったぶどうで作られた、ワイナリーのファーストヴィンテージワインでした。

以上飲み食いして二人で17,000円。

ワイナリー直営レストランということもあって、ワインと料理のマリアージュを楽しむことが出来ました。ご馳走様でした。

アラフェルムドゥシンジロウ(A la ferme de Shinjiro)
石川県金沢市尾張町1-9-9
TEL 076-221-8818
11:30~15:00(L.O.13:30)
18:00~22:00(L.O.20:30)
水曜、第2・4火曜休

野菜ソムリエであり、雑誌「婦人画報」などでフードライター、地元TV局でコメンテーターを務めているつぐまたかこさん。
つぐまたかこ (5)

彼女のお誕生会があり参加してきました。

コロナ禍のときはお会いする機会がありませんでしたが、久しぶりにお顔を拝見でき、お元気な姿を見られてよかったです。

さて、そのお誕生会の会場が金沢市片町にある「フランス料理 PARIGOT(パリゴ)」でした。
フランス料理 PARIGOT

こちらへは、お店がオープンしたばかりの頃にランチにお邪魔していて、味とコスパに感動した記憶があります。そのことはこちらで紹介しています

約7年半ぶりになるわけですね。

パリゴは20席ほどの小さなレストランでこの日の日曜日は通常はお休み。貸し切りでの利用となっています。今回、グルメ系の参加者ばかりの皆さんが一推しのフランス料理店です。

参加者は11名。私が幹事ではなかったのでいくらのコースだったかはわかりませんが、主役のつぐまさん分含めて飲み放題で一人8千円の会費でした。

お店のHPを見ると「宴会コース(7,200円)」というのがあったので、たぶん、こちらではないかと思います。
フランス料理 PARIGOT (4)

ちなみに飲み放題は、こちらの内容となっています。

久しぶりだったので積もる話で盛り上がり料理の説明をぜんぶ聞いていませんでした。間違ったこを書くわけにはいかないので詳しくは割愛し、説明が間違っているかもしれないことについてもご了解願います。結論はすべての料理が美味しくて満足でした。
フランス料理 PARIGOT (7)

最初にこちらの2皿が出されました。どちらも冷製の魚の前菜で、こちらは「イワシのマリネのサラダ仕立て」的な感じ。
フランス料理 PARIGOT (6)

こちらは「サーモンとトマト」です。
フランス料理 PARIGOT (8)

お次にはこちらのサワラ(カジキ)だったと思いますが色々な野菜と一緒に。
フランス料理 PARIGOT (9)

そして最初の肉系。何ハムでしたか…。
フランス料理 PARIGOT (10)

続いて、メインになるのでしょう、ヒラマサのグリル。
フランス料理 PARIGOT (11)

肉料理の方は私は食べていません。肉が苦手ということが幹事から伝わっていたのでしょう、一番手前に置かれていたサーモンに変えてくれていました。お手数をおかけしました。
フランス料理 PARIGOT (5)

パンもだされます。

以上の、どの料理も美味しかったです。
つぐまたかこ (4)

こちらはパティシエのシェフの奥様が作ってくださったバースデーケーキです。マカロンと色々なフルーツがたっぷり。
フランス料理 PARIGOT (13)

セレモニー終了後、お店の方でカットして出してくれました。

デザートは桃のコンポートも出てきました。

アルコールもだいぶ飲みましたね。満足です。

久しぶりにお会いした方がほとんどだったので、あっという間に時間が過ぎてしまいとても楽しいひと時でした。つぐまさん!いつまでもお元気でご活躍を!ご馳走様でした。

フランス料理 PARIGOT(パリゴ)
石川県金沢市片町2-31-27 駒井ビル1F
TEL 050-5487-8474
12:00~23:00
日曜休

このページのトップヘ