あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 地域・旅行

先日、「EXPO 2025 大阪・関西万博」に行ってきたことはこちらで紹介しました

今日は、そこで紹介しきれなかったところについて書きます。

この万博は「並ばない万博」を掲げて電子チケットと事前予約制を原則としていますが、掛け声とは裏腹に、いたるところに行列ができていました。
大阪・関西万博 (64)
前回も書きましたが、ゲートから入場するのに1時間。パビリオンもこちらのイタリア館の3時間を筆頭に
大阪・関西万博 (195)
アメリカ館90分、フランス館60分といった具合です。

厄介なのは、待っているときに日差しを遮るものがない場合が多かったこと。これからの季節は辛いものがあります。
casa
今回、我々は事前に雑誌「Casa BRUTUS」を買って予習。この月のテーマが「万博と建築」で、こちらに目を通して各施設や展示の特徴などを知った上で会場に行っています。

半年間という短い期間のあと取り壊される運命にある建築物ですが、個々に輝きを放っていて、著名建築家が設計を手掛けているものも多々ありました。

前回は実際に入場したパビリオンについて紹介していますが、今回は入っていないけど個人的にパビリオン自体を見ておきたかったところの紹介になります。
大阪・関西万博 (127)
まずゲート中に入って最初に向かったポルトガル館。
大阪・関西万博 (9)
設計は国立競技場の設計でも知られている隈研吾氏。1万本のロープがぶら下げられているファサードが特徴的でした。
大阪・関西万博 (50)
隈研吾氏はこちらのカタール館も手掛けています。
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これは石黒浩氏がプロデュースしているシグネチャーパビリオンの一つ「いのちと未来」館です。

同じくシグネチャー
大阪・関西万博 (93)
パビリオンで金沢21世紀美術館の設計で知られる妹島和世+西沢立衛/SANAA が設計した宮田裕章氏が手掛ける「Better Co-Being」。キャノピーを架けただけのパビリオンでした。
大阪・関西万博 (100)
これは落合陽一氏プロデュースの「null2(ヌルヌル)」パビリオン。キューブの穴の中に映像が流れえている変わったパビリオンでした。
大阪・関西万博 (5)
「ウーマンズパビリオン」の裏側のところ。
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夕方になり陽が傾いてくると夕焼けが会場から見ることができました。

パビリオンも昼間とは違った顔を見せてくれています。
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人気のガンダムパビリオン「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」にある実物大ガンダム立像。
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よしもとのパビリオン。

55年前の大阪万博にも行きましたが、感動したといえば55年前のほうが上でしょう。しかし、今回も見る価値はあります。

「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに開催中の「大阪・関西万博」へは皆さんいかれましたか?

私は先週行ってきました。

前売り券を4月1日に手に入れて予約を入れましたが、すべてネットで完結させる必要があるので、スマホアプリの操作に不慣れな方にとっては敷居が高いかもしれません。

基本、主要なパビリオンやイベントは予約制で、事前に2か月前・7日前・3日前の予約ができたので、このうち2か月前で日本館、7日前でブルーオーシャンドームの予約をゲットしてありました。

この2か月前・7日前は抽選なので確実にゲットしておくのが当日の予定を組むためにはとても重要です。3日前予約は日付が変わりすぐ開始となる先着順なので相当難易度が高いです。

例年なら6月初旬の梅雨入りのタイミングが気になりましたが、さすが晴れ男の私。一日中快晴!よかったです。
大阪・関西万博
小松からの移動だったので11時入場で予約して東ゲートに着いたのが11時10分ほど前。すでにゲート前にはだいぶ順番待ちの列ができていました。
大阪・関西万博 (3)
この待つ間が一番つらかったです。1時間炎天下に並んで待つのはさすがにしんどい。これからの季節、帽子・サングラス・日傘(+モバイルバッテリー)など必須です。でも順番を待っているとき前の女性の日傘が非常に邪魔で何度も目に刺さりそうな怖い経験をしました。

あと、水筒に冷たい飲み物入れて持って行ったほうがいいでしょう。私は待っている間にすべて飲み干してしましました。
大阪・関西万博 (10)
会場にはご覧の給水機が設置されていますがそれほど冷たい水ではありません。自販機で買って補充のほうがいいと思います。

この日の入場者数は13万3000人だったようですが、パビリオン前はどこも行列があり、短いところで10数分。空いているといわれたコモンズ館やトイレ、それにコンビニにも行列。なんだかなぁ~、といった感じで、飲食店の順番待ちですらせいぜい10分限界の私にとっては試練の場でした。
大阪・関西万博 (125)
そんな中でも期待以上でよかったのは大屋根リングです。
大阪・関西万博 (51)
1周2km以上の超巨大な木造建築。ギネス登録されているということで、リング上からの眺望、下は炎天下の日陰として重宝して会場内で存在感がありました。
大阪・関西万博 (62)
ミャクミャクも意外とかわいい…。

パビリオンは全部で7カ所入りました。

予約で入ったのが3カ所で、残りは順番待ちして入りました。約8時間の滞在でまぁまぁ納得できる感じかな?
万博評価
パビリオンごとの個別の説明をしていると長くなるので、ガイドブックやあふれているネット情報を参考にしてほしいですが、一応、我々夫婦ともアトラクション的な展示は避けて建築やデザイン的に興味のあるところを中心に選択していました。そのような情報を入れ込んだ、一覧で私の個人的な感想などをまとめたものを参考になるかわかりませんが張り付けておきます。(注:表に記載している点数は行く前の期待値と行った後の満足度を合算したもので満点は100と考えてください。しかしあくまでも個人の主観に基づくものです。)
大阪・関西万博 (144)
一番よかったのはフランス館。
大阪・関西万博 (2)
さすがフランス、très bien!でしたね。
大阪・関西万博 (184)
アートやファッション、
大阪・関西万博 (150)
大阪・関西万博 (164)
そしてヴィトン一杯!笑
大阪・関西万博 (11)
日本館は再利用される木材が多数使われていて、
大阪・関西万博 (48)
「火星の石」が目玉?思ったより大きな石でした。
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スペイン館は唯一順番待ちがなかったところでしたが、
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さすが「情熱の国」と呼ばれるだけあってビビットな色使いが印象に残りました。
大阪・関西万博 (196)
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館内のショップで、こちらのオリーブオイルを買っています。
大阪・関西万博 (243)
「オロ・デル・デシエルト」で100mlで2,800円でした。

7日前予約してあった、能登の復旧にも尽力されている建築家の坂茂氏が設計を担当したブルーオーシャンドームと、
大阪・関西万博 (235)
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シグネチャーパビリオンの一つで小山薫堂氏がテーマ事業プロデューサーの「EARTH MART」は啓蒙的な展示でした。
大阪・関西万博 (97)
大阪・関西万博 (109)
「EARTH MART」は「食を通じていのちを考える」ということで、グルメブロガーとしては心に刻んでいきたいと思います。
大阪・関西万博 (222)
赤い球体の「ドリーム・スフィア」をモチーフにしたシンガポールのパビリオン。
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シンガポールへは2度行ったことがあって、展示内容を見て思い出したのが「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」といういわゆる植物園のスーパーツリーグローブのことでした。
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大阪・関西万博 (141)
UAE館はナツメヤシの葉軸を使った柱が特徴です。
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あと、「夜の地球 Earth at Night」という、輪島塗技術保存会が5年の歳月をかけて制作した地球儀を見ることができる館もありました。
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順番待ちもなく自由に入ることができるので、輪島の漆芸美術館に行ったことがない人は見ておいたほうがいいと思います。

最後に万博のグルメについてですが、食べたお店は後日紹介するとして、今回一番困ったのがランチでした。

日本の食べ物のお店はたくさん会場内にはあるのですが、せっかく万国博覧会に来たからには海外の本場の味を楽しむため、海外パビリオンのレストランで作られた料理を食べたいと考えていました。

入場したのが11:50と思ったより時間がかかったので、当初考えていた候補の中でテイクアウト可能なポルトガル館にしようと速攻で向かいました。

ところがそこそこの順番待ちの列。最初並びましたが列の進み具合をみたら12:50の日本館の予約時間に間に合いそうもなかったため途中であきらめました、

日本館の後も、予約時間の合間で食べられるようなところがなく結局レストランに入ることができたのが16時過ぎのこと。

今後行かれる人は小腹を満たすものを少しバッグに入れておいたほうがいいと思います。
大阪・関西万博 (241)
会場を出る前はちょうどマジックアワーの時間帯できれいでした。

しかし、19時40分に東ゲートから退出するときの混雑がすごかったです。後から知りましたが夜のショーがレジオネラ属菌が検出されたことで中止になったため早く家路につく人が多かったのではないかと思います。
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なお、時間の関係で会場でお土産を買うことができなかったので、帰りの大阪駅のショップでこれらのものを買っています。ミャクミャクばかりですね。

最後に総合的な感想ですが、予想していたよりは予約も取れて内容的にもいい感じでした。しかし、これからますます混雑することが予想されるので、混むところが嫌いな私はもう自腹で行くことはないかな…?汗

昨日小松は30度に迫る気温で暑かったですね!?
お旅まつり (7)

そんな中行われている「お旅まつり」は久しぶりに賑わっていました。

中日の昨日は、見どころの各町会の曳山が一同に揃う「曳山曳揃え」が行われました。
お旅まつり

昨年は悪天候で中止になり、その前はコロナ禍で規模や内容も縮小を余儀なくされる期間が続いていましたが、今年は7年ぶりの8基すべての曳山が勢揃い!本当に久しぶりでした。
お旅まつり (4)

夕方、龍助町の演目を観るために出かけて、最後までは観られませんでしたが。子供たちの熱のこもった演技に観客も魅了されていましたね。
お旅まつり (9)

一方、縁日の露店についても久しぶりに道路の両脇にびっしりと出店。多くの人出で賑わっていて夕方の時間帯は歩くのにも苦労するほどでした。

そしてインバウンドの外国人の観光客?もちらほら。小松にも波が押し寄せているのでしょうか…?

子供のころ「お旅まつり」は学校が時限短縮になることもあって楽しみな期間でした。

露店の内容は当時とは様変わりしていますが、時代が変われど楽しい期間であることは変わりませんね。

「お旅まつり」は今日も開催中です。

さて、話は変わりますが、昨日紹介した能美市鍋谷町の複合施設「302番地」。

そちらで頼んだクタニソーダに使われていたグラスの制作を行った寺井の清峰堂に行ってみました。
清峰堂

我が家には日本酒グラスがあるのですが、大きめのがなかったので、今回こちらの品を買い求めました。
九谷和グラス (7)

まんまるストライプグラスの「こまブルー」と「こまレッド」です。

これでおいしいお酒が飲めます。

清峰堂(株)
本社ショップ&ショールーム ギャラリー陶創館
石川県能美市新保町ヲ48
TEL 0761-57-2133
9:00~12:00
13:00~17:00
土・日・祝・年末年始、夏季休み

皆さん、3日からのGW後半を思い思い過ごされていることでしょう。

私はGWや正月・お盆など超混雑期は泊りがけの旅行へは行きません。料金が高いのとどこへ行っても混雑しているからです。

そんな今年のGWは、近場のイベントをはしごしています。

2日と3日に行ってきたところについて今日は紹介します。

まずは2日。この日から始まった毎年恒例の「上出長右衛門窯 窯まつり」。今年が18回目です。
上出長右エ門 (9)

ここ最近は毎年お邪魔して、お買い得品を探して買い求めています。
上出長右エ門 (2)

2日はあいにくの雨でしたが、午前中の早めの時間は降り出す前で大丈夫でした。そして人出もそれほどでもなく快適に買い物ができました。
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この日買い求めたのは、こちらのご飯茶碗と、
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妻が買い求めた「クタニシール」ブランドとして、伊勢丹新宿店と雑誌「SPUR」のコラボイベントでイラストレーターAKKOさんとコラボレーションしたときのSPUR HOTELシリーズの皿です。これで4色揃ったようです。

「上出長右衛門窯 窯まつり」は5日までです。

第18回 上出長右衛門窯 窯まつり
5日(月・祝)まで開催
9:00〜17:00(5日は16:00まで) 
上出長右衛門窯
石川県能美市吉光町ホ65(寺井高校近く)
TEL 0761-57-3344
入場無料

お次は今日から開催の「山中漆器祭」について。

こちらも午前中お邪魔してきました。
山中漆器まつり

着いたときは曇り空でしたが、その後昨日とはうって変わってのいいお天気になり会場は賑わっていました。

「山中漆器祭」へ来たのはほんと久しぶりでした。
山中漆器まつり (9)

この日買い求めたのは、まずは我戸幹男商店
山中漆器まつり (6)

山中漆器といえば木地ろくろ挽の技術が優れていること。その中でもここは特に技術的デザイン的にも評価されているお店です。
山中漆器まつり (10)

夫婦用の汁椀を買い求めました。あと白い漆が塗られた鉢型の椀も。

ここで売られているものは少々訳ありのものですが、早めの時間だったので目立たなくていい品があり、お値段も4割ほどお得になっっているのかな?

手触りがとてもいい器でした。
山中漆器まつり (14)

そして妻は、彼女が存じ上げているお店「あさだ漆器工芸」で、漆のスプーンを買い求めていました。

漆器は温かみがあり食事もおいしくなりますね。

山中漆器祭は明日17:00まで開催されています。皆さんもぜひ行ってみてください!

山中漆器祭
石川県加賀市山中温泉薬師町 山中座 菊の湯前広場
4日 9:00~17:00まで

(株)我戸幹男商店
石川県加賀市山中温泉上原町ヨ 58-1
TEL 0761 78 4421

3月末の初夏並みの暖かさの日に妻と2人で金沢へ。前回、東京からの友人夫妻をアテンドしたとき以来です。

コロナ禍までは金沢の街中には毎月のように行っていました。

しかしコロナ禍や自身の年齢が積み重なっていったこともあって、数か月に1度くらいのペースに落ちてきました。

そして、金沢に行くと、精力的に色々なところを見てまわるのも控えるようになり、時間があると椅子に座って休むように。年は取りたくないものです。涙

「時間があると椅子に座って休むように」と書きましたが、この日の歩数は2万歩越え。普段から毎日8千歩ほどは歩くように心がけてはあますが、2万歩を超えるとさすがに疲れました。

さて、この4月から私のブログを少し変化させていくことは前に書きました。その一環として今後は県内の見どころなどについても紹介していこうと考えています。

今回訪れたのは、金沢観光でもベタなところばかりです。
金沢21世紀美術館 (2)

金沢の施設で世の中的に一番有名だと思える「金沢21世紀美術館」。
金沢21世紀美術館 (5)

この日はコレクション展3が行われていいました。5月11日(日)までです。
金沢21世紀美術館 (3)

インバウンドの観光客よりも春休みの学生と思われる人が多かったですね。
しいのき迎賓館 (3)

近くの「しいのき迎賓館」では「令和6年度石川県立九谷焼技術研修所 卒業・修了制作展 九谷卒展」を見学。
しいのき迎賓館

なかなかの力作ぞろいでした。こちらはすでに終了しています。
長町武家屋敷 (2)

そして長町エリアに移動。こちらのエリアは海外からの観光客がほとんど。一昔前とは様変わりですね。

金沢には昔からある用水がいくつも流れていて、「長町武家屋敷」の近くの野庄用水と鞍月用水は土塀の景観と合わせて風情を感じます。

この日は、「前田土佐守家資料館」と「老舗記念館」を見学しました。両方とも20年以上ぶりでした。
長町武家屋敷 (6)

「前田土佐守家資料館」は前田利家の次男前田利政を家祖とする前田土佐守家に関する歴史資料の展示を行っている資料館です。
長町武家屋敷 (8)
長町武家屋敷 (13)

「老舗記念館」は、江戸時代からの薬種商「中屋薬舗」の建物を移築したもので、1階は当時の店先を再現していて、

長町武家屋敷 (18)
2階は金沢老舗百年会による展示になっています。

桜はそろそろ散ってしまいますが、これからの観光シーズン。より観光客で賑わうでしょうね。

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