あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 石川県

金沢フォーラスの6階は飲食店街です。
金沢フォーラス (2)
もうだいぶ前のことになってしまいましたが、10月5日の時点ではこのような仮囲いがいっぱいの状態でした。この日は日曜日でやっているお店については順番待ちができていましたが、確かに金沢フォーラス6階の飲食店街に平日行くとお店によってはガラガラの状態のところもありました。

どうなのでしょう?金沢駅前という立地がいいところなので賃料は相当高いと思います。それに見合うだけ集客していかないと採算が合わなくなり撤退となるわけです。
石田組 (2)
さて、この日は14時から県立音楽堂コンサートホールで石田組のコンサートがあり、その前にランチを食べに金沢フォーラスの6階に行ったわけです。

入ったのは「海老天丼 こし」。
天丼こし (2)
石川県では天丼のお店って意外に少なくて、こちらも前から一度は行ってみたいと思っていたお店でした。

人気店なので混雑していて、入るまでに20分ほどかかりました。
天丼こし (12)
店内は広くゆったりできる感じでした。
天丼こし (15)
お品書きです。
天丼こし (16)
天丼専門店ということで、当然のことながら天丼ばかりですが、サンプルケースにはうどんや牡蛎のサンプルも見えますね。

何を食べようかしばし思案。
天丼こし (14)
せっかくなので普段食べたことがないようなものにしようということで、こちらに出ていた「塩天丼」を頼むことにしました。
天丼こし (9)
少し待って出されたのがこちら。
天丼こし (8)
「能登塩香る、サクッと香ばしい夏の一杯。」と書かれていたので夏季限定かもしれませんが、今もあるのかな?

海老・イカ・キス・海苔・さつまいも・ししとう・みょうが・かぼちゃ・半熟卵。色々なものが乗せられれていました。これで1,430円は安いかもしれません。
天丼こし (7)
これらを添えられていた能登塩で食べます。

天ぷら屋さんではカウンターに出された揚げたての天ぷらをあら塩や抹茶塩で食べることはありますが。天丼ではあまり見かけないかもしれません。

食べてみて、確かに天ぷらに能登塩を変えることによりうま味が増すように感じました。しかしながら、途中で飽きてくるんですね。
天丼こし (5)
そんな時に、こちらにある天丼のタレをかけて、いわゆる味変をして食べました。
天丼こし (3)
また、半熟卵もいい役を果たしてくれたと思います。
天丼こし (6)
大きな器のみそ汁もついていました。

金沢フォーラス6階の飲食店に来られるお客さんは、地元の人よりも観光客が多いので、メニュー構成も石川県や金沢らしさが求められるのかもしれません。ご馳走様でした。

海老天丼 こし
石川県金沢市堀川新町3-1
 金沢フォーラス6F
TEL 076-265-8275
11:00~23:00
不定休
※金沢フォーラスに準ずる

山代温泉にある旅館「あらや滔々庵」。

石川県では3軒しかないミシュランの1キーに認定されている名旅館です。

実は私も20数年前。今の永井社長のご両親が社長と女将さんだったころ何度かハレの日などでお世話になったことがあります

その後、私が福岡と大阪に転居したり、また小松に戻ってきたあと、新しく建てられた半露天風呂付新館に宿泊したことがありますが、残念ながらブログでは紹介していません。

しかし、それ以降はお値段もだんだん上がり行けなくなりました。汗

そんな「あらや滔々庵」が2023年9月にモンブランのお店を旅館のすぐ近くに出しています。

個人的に甘いものネタは敬遠していたので紹介できずにいましたが、最近甘いものにも幅を広げてきたので、遅くなりましたが紹介したいと思います。

お店の名前は「Monta-Yu(モンターユ)」。フランス語の「Montagne=山」と「Yu=湯・遊・癒」をプラスした造語です。
モンターユ

なかなか立派な建物ですが、店内で基本イートインをするスペースはありませんでした。
モンターユ (4)

ウリは地元特産の加賀野菜・五郎島金時芋を使用して作られるスイーツ。モンブランとさつまいもスイーツがメインとなっているようです。
モンターユ (5)

店内に入ると、新しいので当然ですが明るくて清潔なお店でした。
モンターユ (6)

こちらが現在の商品ラインナップ。
モンターユ (2)

表には写真入りのものがありました。

10月に入っても蒸し暑い日が続いていたので、どちらかと言えば冷たいスイーツを食べたかった我々ですが、やはりウリのスイーツも食べておかねば!という思いで頼んだのが、「モンブランケーキ(700円)」と「モンブランソフトクリーム(550円)」の2つ。
モンターユ (12)

外は蒸し暑かったので店内で食べさせていただきました。
モンターユ (11)

こちらは日本三名山の一つ「白山」をイメージして作られている「モンブランケーキ」。「白山」はフランス語で「Mont Blanc(モンブラン)」。ということで、自社のビジネスに取り入れていこうという白山愛を感じます。
モンターユ (7)

オーダーを受けてから「五郎島金時」を使用したモンブランクリームを絞り始めます。最初少し搾り、その上に生クリームのメレンゲを凍らせたものを乗せ、再度モンブランクリームを絞り、トッピングを乗せて出来上がり。
モンターユ (13)

モンブランクリームは確かに濃厚で甘いのですが。上品な甘さで後口がよかったです。

もう一つの「モンブランソフトクリーム」のほうは、こちらも「五郎島金時」を使用した自家製のソフトクリーム。
モンターユ (10)

そして前述のモンブランクリームでデコレーションされています。

蒸し暑い日だったので、この日は「モンブランソフトクリーム」のほうが個人的には美味しかったかな。

お店では山代温泉に訪れる温泉客向けのお土産として「焼き芋モンブラン」という焼き菓子などが売られているので、そちらのほうもいいかもしれません。ご馳走様でした。

Monta-Yu(モンターユ)
石川県加賀市山代温泉18-108-2
TEL 0761-71-0257
9:30~17:00
木曜休※
臨時休業あり

芸術の秋本番ですね。でもこの3連休のお天気はイマイチでした。

今日は10月下旬に行った美術展とコンサートについて。
金津創作の森美術館
まずは10月下旬の快晴の日。福井県あわら市の「金津創作の森美術館」に「長坂真護展 Still A BLACK STAR」を観に行きました。
金津創作の森美術館 (3)
この展覧会は12月14日まで開かれていて、福井県出身の社会活動家・アーティストの長坂真護さんの故郷福井県内初となる美術館開催による個展となります。
金津創作の森美術館 (7)
月をテーマにした絵画やアート作品が多数展示されていて、その中には社会派としてのインスタレーションもあり、なかなか見ごたえのある展覧会でした。
金津創作の森美術館 (8)
こちらはガーナのスラム街をイメージして作られた部屋。
金津創作の森美術館 (11)
室内展示だけではなく、屋外の水辺の広場にも月をテーマにした大作などが展示されていました。
金津創作の森美術館 (14)
観覧料の一部は、ガーナでの支援活動に活用されるようなので是非皆さんもどうぞ!

金津創作の森美術館
福井県あわら市宮谷57-2-19
TEL 0776-73-7800
長坂真護展 Still A BLACK STAR
2025年10月18日(土)~12月14日(日)
10:00~17:00(最終入場16:30)
月曜休館(祝日の場合開館、翌平日休館)
観覧料一般 300円(200円)、65歳以上・障がい者 150円

お次は金沢の「国立工芸館」で開かれている「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」。
ルーシー・リー展 (2)
「国立工芸館」が東京から移転開館して5周年となるに合わせての記念展です。
ルーシー・リー展 (5)
「ルーシー・リー展」としては2010年のGWに新国立美術館で開催された「ルーシー・リー展」を観に行っています
ルーシー・リー展 (30)
ルーシー・リーはオーストリア・ウィーンで生まれで、20世紀を代表する陶芸家。今回は15年ぶりに日本での展覧会の開催。国立工芸館に寄託された井内コレクションを中心に約120点を見ることができました。
ルーシー・リー展 (28)
彼女の作品は女性らしいフォルムのものが多いのですが、どこかオリエンタルな雰囲気があり、日本人の心をくすぐります。
ルーシー・リー展 (27)

時系列で体系的に展示されていて、彼女の最終の作風に至るまでの経緯を知ることができて楽しめました。

この「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」は、11月24日までです。

国立工芸館
石川県金沢市出羽町3-2
9:30~17:30
※入館時間は閉館30分前まで
月曜休館
ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
会期
2025年9月9日〜11月24日
※11月24日は開館
一般:1,200円

最後は、金沢市文化ホールで開催された「マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ・リサイタル」。
ガルシア
「ルーシー・リー展」を見た後で行きました。

金沢市文化ホールでコンサートやリサイタルを聴くのは久しぶりです。

マルティン・ガルシア・ガルシアは第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞した、スペイン出身のピアニスト。

今回の日本公演は2025年の5月~6月に続いて2回目。私としてはピアノのリサイタルは聞いたことがなかったのですが、ちょっとしたご縁があってご招待いただきました。

公演はショパンとリストの曲でしたが、知らない曲ばかり。

しかし素人の私でも高難度の曲だったのはわかりました。超絶技巧のピアノで迫力すごかったです。
ガルシア2
彼のオリジナル曲のアルバム「SILENT MUSIC」を買ったら、リサイタル終了後にご本人がサインをしてくれました。
ガルシア (6)
家に戻って聴いたら、リサイタルの時の演奏とは違って静かな曲ばかりで、BGMとしていい感じでした。

この日は目と耳を保養することができてよかったです。ありがとうございました。

大規模リニューアルした「アル・プラザ小松」が10月24日にグランドオープンしました。
アル・プラザ小松
長男が生まれてほどなくして誕生した「アル・プラザ小松」にはよく子供たちを連れて行ったものです。

しかし、1991年12月に「ジャスコ新小松店」(現イオン小松店)がオープンしたり、その後、食品スーパーが周辺にも次々に出来ることにより、お客さんは段々と少なくなってきていました。

週に1~2度は買い物に行っていますが、昔の駐車場の混雑を知るものとしては寂しさを感じていました。

今回、オープンした週末を避けて様子見もかねて初訪問。平日でしたが10時の開店時間には多くのお客さんが開店を待っていました。

このリニューアルで何がうれしいかというと「無印良品」や「ロフト」がテナントとして入ったことです。

これまでは金沢や白山市まで行かないと、これらの店舗がありませんでしたが。小松で買えるのはこの上ない喜びです。

まぁ、この辺りは私のブログのテーマではないのでこの辺でやめますが、一通り館内を見てまわった後、グルメ系のお店をじっくりと見てまわりました。
アル・プラザ小松 (8)
一度ですべてのお店を利用できないので、この日はフードコートでランチを食べて「こまつマルシェ」で夕食で食べるおかずとデザートを買い求めました。

で、今日はその夕食で食べるおかずとデザートについて紹介します。
アル・プラザ小松 (6)
こちらは「ふくふくパンチャンの家」という韓国料理のテイクアウト専門店で買った「タコキムチ(975円)」です。
アル・プラザ小松 (14)
アル・プラザ小松 (13)
「ふくふくパンチャンの家」は金沢市山科にある韓国家庭料理のお店で、サムギョプサルとスンドゥブがウリなようです。
アル・プラザ小松 (12)
一応、テイクアウトのみとなっていましたが、スペースにはスタンドテーブルが置かれていたので、今後はイートインが可能になるかもしれません。
アル・プラザ小松 (15)
少しお高いと感じましたが、買い求めました。タコは世界的に需要が増大していて今や高級食材の仲間入りですね。
アル・プラザ小松 (16)
真っ赤な色なのでさぞや辛口かと思いきや、それほどでもなく食べやすい辛さで、酒のつまみになりました。
ソボクニシフォン (2)
そのあと「ふくふくパンチャンの家」の前にポップアップストアのスペースがあり、そこで期間限定で開設されていた「ソボクニシフォン」に寄りました。
ソボクニシフォン (3)
ここは本店が福井市にあって「そば粉のお菓子」を販売しているお店です。

米粉のお菓子はよく見るようになりましたが、そば粉のは珍しいですね。
ソボクニシフォン
買ったのはシフォンケーキではなく、こちらの冷蔵ケースに入れられていた「バスクチーズケーキ(530円)」と「レモンケーキ(530円)」です。
ソボクニシフォン (4)
サイズは小ぶりで1個1個しっかりとパッケージされていました。

しっかりとパッケージされていることはいいのですが、ケーキを出すときに上にコーティングされているレモンケーキのアイシングがどうしてもはがれてしまいます。
ソボクニシフォン (5)
なので写真の見栄えが少々きたなくなっていることはご容赦願います。
ソボクニシフォン (7)
また.「バスクチーズケーキ」には、細かく砕いたそば粉のクッキーが添えられていて、それをかけて食べました。

両方ともしっとりした食感で、ほんのりそばの風味を楽しめるおいしいケーキでした。

さて、周辺には食品スーパーや、食品にも力を入れてきているドラッグストアなど乱立意味。「アル・プラザ小松」のご健闘をお祈りしております。ご馳走様でした。

アル・プラザ小松
石川県小松市園町八23-1
TEL 0761-23-1211
10:00~20:00
不定休

小松市では山間地方の廃校になった学校を活用した取り組みが行われています。

有名なのが旧西尾小学校をリノベーションしてできたオーベルジュ「Auberge eaufeu(オーベルジュオーフ)」。

今では県外からもお客さんが利用する人気のオーベルジュ&レストランとなっています。

そんな成功体験を再度実現させようとしたのか、今度は旧波佐谷小学校を活用したプロジェクトが行われているのです。
ホームメイドアップルパイmiy (23)
小松市の地域の交流拠点「CHABU HASADANI(ちゃぶ・はさだに)」として株式会社COMMONが運営を担当していますが、やまとグループの一員で親会社は株式会社大和で9月25日にオープンしています
ホームメイドアップルパイmiy
ちなみに、小松中央通り商店街に2月オープンした「BEAT TACOS(ビートタコス)小松本店」も、同じグループとなっています。

さて、「CHABU HASADANI(ちゃぶ・はさだに)」については、こちらのページを見ていたくのが一番いいと思います。私もざっと見てみました。「『ちゃぶ台』を囲むように集まる場所」といった理念や理想は大事だと思いますが、何を事業として最終的に目指しているのかがイマイチ理解できませんでした。
ホームメイドアップルパイmiy (7)
その旧波佐谷小学校のグラウンドだったところに今日紹介する「ホームメイドアップルパイmiy(ミイ)」があります。
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アップルパイ専門店で、前はキッチンカーでイベントなどで出店していたようです。

あまり甘いものが好きではないので、これまでアップルパイを食べたことがほぼありませんが、ドリンクと一緒にイートインできると聞いて出かけてきました。
ホームメイドアップルパイmiy (6)
いいお天気でグランドエリアに敷かれた芝生が映えていました。
ホームメイドアップルパイmiy (4)
こちらが「ホームメイドアップルパイmiy(ミイ)」です。メルヘンチックな建物でリンゴをイメージしているのでしょう、赤色?エンジ色?を多用しています。
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店内も同じくで、奥のほうがイートインコーナー。
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カウンター下のタイルやオーブンの色まで同系統というこだわりです。
ホームメイドアップルパイmiy (11)
売られているのは、アップルパイのみ。ほかにドリンクが3種類設定されていました。
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私は暖かい日だったので冷たい「焼きリンゴほうじ茶(400円)」を頼んでみました。
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肝心のアップルパイですが、HPには「フランス産発酵バターをたっぷりと使用した256層の生地は風味豊かなサクホロ食感」と書かれていました。
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しかし、私の子供のころはおやつにアップルパイなんてお洒落なものは出てこなかったので、ほとんどアップルパイを食べたことがありません。よって評価というか感想は書きませんが、それほど甘くなくよかったです。
ホームメイドアップルパイmiy (18)
「焼きリンゴほうじ茶」のほうもほんのりとした甘さでほうじ茶との組み合わせがいい感じでした。

私がお邪魔したのはオープンした2週間ぐらい経過した平日でしたが、次から次へとお客さんが来ました。ほとんどがテイクアウトのお客さんです。

少し気になったのが営業時間が9:30~13:00ということで、テイクアウトの場合はいいと思うのですが、食後のイートインでの利用は難しいと思いました。この営業時間には何か意味があるのでしょうか?ご馳走様でした。

ホームメイドアップルパイmiy(ミイ)
石川県小松市波佐谷町子27
 CHABU HASADANI内
9:30~13:00
月曜休

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