あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: バー・お酒

私のブログでも登場回数が多い「バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)」ですが、前回紹介してから1年近く間が空きました。
エスメラルダ

最近、昔ほど夜の小松の街に出かけなくなってこともありますが、実は昨年夏に行っているのですが、色々なタイミングで紹介できかったのです。

この日は会社の人と「魚菜工房 壱」で一献やった後、一人でお店に向かいました。

1月末は寒気が南下していたときで、夜の冷たい雨に降られて寒かったです。

平日だったのでそれほど混雑はしていませんでした。
エスメラルダ (2)

チャームです。

そして季節限定のフルーツカクテルメニューです。
エスメラルダ (3)

寒い日はカクテルも温かいものが飲みたいと思い、まずは加賀棒茶のホットカクテルで「KAGA tea」とネーミングされたカクテルを頼むことにしました。
エスメラルダ1

カシスとピーチのリキュールと加賀棒茶の組み合わせで、ほんのり甘口ですが加賀棒茶の風味がやさしく感じられたカクテルで、体が温まりました。浮いているのは金箔です。

2杯目は「金柑とジンのロングカクテル」。こちらもホットができましたが冷たいのをお願いしています。
エスメラルダ (14)

ジンはサントリーのクラフトジン「六(ROKU)」。

金柑を擦りつぶしてあるので口当たりは甘いのですが、ジンのすっきりとした飲み口が加わっておいしかったです。

ここまでが1月末に行った時のことで、この後、簡単に昨年夏に妻と行った時に飲んだカクテルについても紹介しておきます。
エスメラルダ (4)

こちらはミントを使ったカクテルの中でも有名な「モヒート」。夏のカクテルとして人気で私も好きなカクテルです。

そして、フローズンカクテルを2種類。
エスメラルダ (6)

これは「フローズン・ダイキリ」。ラムをベースとするショートドリンクである「ダイキリ」のフローズン版で、すっきとした飲み口です。
エスメラルダ (8)

これは何だったかな?昔のことなので忘れましたがデザート系だったかな。汗

小松でオーセンティックバーといえばここの名前が挙がりますが、たまにはしっとりとバーで飲むのもいいですよ!ご馳走様でした。

バー・エスメラルダ(Bar Esmeralda)
石川県小松市土居原町339-1
TEL 0761-23-1283
月・水・木 18:00~26:00
金・土 18:00~27:00
日・祝 18:00~25:00
火曜・元旦休
※不定休あり

北陸新幹線の加賀温泉駅に12月1日オープンした施設「ゆのまち加賀」。

前に「cafeよつばハウス ゆのまち加賀店」を紹介しましたが、今日は施設内のもう一つの飲食店である「オリエンタルブルーイング加賀店」の紹介になります。
オリエンタルブルーイング加賀店 (12)

オリエンタルブルーイング」は地元のブリュワリーとして、主に金沢市内に数店展開していますが、今回初めて加賀市に出店したわけです。

行ったのは大学入学共通テストがあった土曜日。

隣接するアビオシティ加賀や加賀温泉駅には加賀温泉への旅行客がたくさんいらっしゃいました。
オリエンタルブルーイング加賀店 (3)

しかし到着の11:40頃、店内に先客はいません。
オリエンタルブルーイング加賀店 (4)

こちらは自社醸造ドラフトビールのメニュー。見ると飲みたくなります。
オリエンタルブルーイング加賀店 (2)

クラフトビール以外のドリンク。
オリエンタルブルーイング加賀店 (5)

サイドメニューにデザート。

この日は車でランチを食べに来たので頼むのはピザです。
オリエンタルブルーイング加賀店 (9)

オーダーはQRコードを読み込んで行います。
オリエンタルブルーイング加賀店

メニューには4種類が設定されていましたが、私は過去に頼んだ記憶がないと思われる「シシリアーナ(Siciliana)」を頼むことにしました。

出されたのがこちら。
オリエンタルブルーイング加賀店 (10)

ここのはナポリピザということでしたが、比較的生地は薄めでした。

具はアンチョビ、オリーブ、ケッパー。ニンニクがきいていてビールが欲しくなるピザでした。ただチーズがかけられていないのがtちょっと残念かも。

そして、せっかくオリエンタルブルーイングというブリュワリー直営店なのでクラフトビールの味を楽しみたいと思い、久しぶりにノンアルコールビールを飲んでみることにしました。
オリエンタルブルーイング加賀店 (6)

ビールはこちらのタップから注がれます。

少し話は脱線しますが、皆さんはノンアルコールビールをお店で頼むことはあるでしょうか?

もちろん、アルコールを飲めない、飲まない方は飲む機会があるとは思いますが、私個人としてはお店でノンアルコールビールを頼むことはありません。

運転のため飲めない場合はウーロン茶など、他のノンアルコールのドリンクを頼みます。理由はビールは酔うからいいのであって、そうでなければ苦いドリンクにそれほど欲求がわかないからです。

あと。ノンアルコールビールを飲んでもなぜかしばらく酔った気になるのですが、皆さんはそうはならないでしょうか…?

話を戻しますが、オリエンタルブルーイングには自社で醸造している「シトラフリー」というノンアルコールビールがあるのですが、メニューにあったのは「ヴェリタスブロイ(550円)」というドイツからの輸入ビールでした。
オリエンタルブルーイング加賀店 (7)

いわゆるピルスナービールでアルコールは0.00%。さきほどノンアルコールビールを飲まないと書きましたが、味的にはホップの心地よい苦みがあり美味しいと思いました。

お店のお客さんは、私がいる間にもう一組、たぶん観光客だと思いますが家族連れが入ってきました。

しかし、加賀温泉駅を利用する観光客は温泉旅館に宿泊して夕食は旅館で取るし、二次会でわざわざ駅まで来ることはないと思います。ターゲット客層がどこなのか?土曜のランチタイムでこの状況は老婆心ながら少し心配してしまいました。ご馳走様でした。

オリエンタルブルーイング加賀店
石川県加賀市作見町ヲ6-2
 加賀温泉駅 にぎわい交流施設「ゆのまち加賀」
昼10:00-15:00
夜16:00-19:00
無休

今回の富山旅は酒尽くしになってしまいました。汗

富山駅に戻って、小松までの新幹線に乗る前に軽く食事をすることに。
バール・デ・美富味 (8)

来る前から予約してあった「バール・デ・美富味」というお店です。富山駅前の「MAROOT」1階にあります。

17時の予約でしたが、駅に早めに着いたので16:30ごろ店内に入りました。

お店は通し営業で17時からはお通し料金がかかるのですが、結果的にかからなかったのでラッキー!

後で紹介しますが、平日ランチのみのメニューもオーダー可能だったので、こちらのほうもお得でした。

お店は、富山の地酒が勢揃いしている日本酒バルです。

東京の会社がプロデュースしているようで、地元のまちづくり会社であるTOYAMATOというところが運営していました。
バール・デ・美富味 (9)

店内はオープンなスペースにゆったりとテーブルが置かれていて、
バール・デ・美富味 (10)

ご覧の日本酒のリキュール醸造設備が設置されていました。この設備は富山県初だそうです。

いま流行りのセルオーダーのキャッシュレスのみ対応。オーダーは2次元バーコードから入る注文用のページから行います。
バール・デ・美富味 (4)

メニューです。日本酒。
バール・デ・美富味 (3)

その他アルコール。
バール・デ・美富味 (2)

料理。
バール・デ・美富味

富山県酒造組合と連携し、加盟する富山県内19の蔵元より日本酒を仕入れているようで、メニューには富山県の多くの種類の日本酒が掲載されていました。

ただ、これだけ多いと選ぶのは相当面倒で、私は結局「富山×全国!飲み比べ4種(1,500)」を頼んでしまいました。
バール・デ・美富味 (15)

まぁ、お任せで、各30mlという少量を飲み比べするわけですが、たくさんの種類を他にも楽しみたい方には、まずはお試し的にいいセットかもしれません。
バール・デ・美富味 (13)

内容的には、富山県以外の1種類は愛媛県今治市の「山丹正宗」の吟醸。口当たりがよく飲みやすいお酒でした。

残りの3種類の富山県のお酒は、この日は「羽根屋」「千代鶴」「林」というラインナップでした。味のほうは記憶がないのですが、どちらもクセの少ない感じだったと思います。
バール・デ・美富味 (35)

カウンターの後ろにはタップが設置されていましたが、こちらは使っているのかな…?

おつまみのほうは、事前に調べてあった「美富味プレート(1,800円)」を頼んでいます。
バール・デ・美富味 (17)

出されたのがこちら。インスタ映えするプレートになっているので人気の一品。
バール・デ・美富味 (28)

上段は左から甘エビのピンチョス・里芋クロケット・鱒のタルタルソースとバケット。
バール・デ・美富味 (22)

下段はホタルイカのピンチョス、
バール・デ・美富味 (23)

ホタテのピンチョス・ローストビーフのピンチョス・蒲鉾のピンチョスとなっていました。

左手でお猪口で日本酒を飲みながら、ピンチョスなので右手ワンフィンガーで食べることが出来て便利です。

あと、「富山おでん」も頼んでいます。「金沢おでん」は知っていましたが、「富山おでん」は初耳でした。日本酒のお店らしく、おでん出汁には使用されているのは酒粕です。
バール・デ・美富味 (34)

大根、玉子、車麩、こんにゃく、ごぼう天の5種類で、
バール・デ・美富味 (33)

これらの薬味を付けて食べます。富山らしくとろろ昆布があるのが特徴ですね。

妻はお昼のクラフトビール&地酒で、珍しくあまり日本酒が飲みたくなかったようで、
バール・デ・美富味 (12)

こちらのメニューに出ていた平日限定の「地酒の酒粕をたっぷり使用したとん汁定食」を頼んでいました。これで500円なのでとてもお得です。
バール・デ・美富味 (26)

とん汁には、各蔵元から仕入れた富山の地酒の酒粕をたっぷり使用していて、具の野菜がたっぷり、美味しかったと言っていました。
バール・デ・美富味 (27)

私も飲みすぎないように、「富山×全国!飲み比べ4種」のみ頼んだだけでしたが、こんなお店が駅近くにあると、出張などで富山に来る人にとってはうれしいですね。ご馳走様でした。

バール・デ・美富味
富山県富山市明輪町1-231
 MAROOT1F
TEL 076-482-4799
月・火・水・木・祝後日
11:00~21:00
L.O. 料理20:00 ドリンク20:30
金・土・日・祝日・祝前日
11:00~22:00
L.O. 料理21:00 ドリンク21:30
休みはMAROOTの休館日に準ずる

今回の富山行の目的の一つが富山県の桝田酒造店直営の「満寿泉 沙石」へ行くことでした。
満寿泉 沙石

「満寿泉」といえば富山で人気の銘柄で、石川県のお店でもよく置かれています。

「満寿泉 沙石」では、普段は飲めないような満寿泉のプレミアムな銘柄などを飲むことができるのです。

一昨日紹介した「KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)」でクラフトビールを楽しんだ後、こちらに移動しました。

こちらのお店のまわりには、日本料理・イタリアン・フレンチ・鮨・蕎麦などの人気店があったりして、食文化の集積度が高くなっている印象で、桝田酒造店の桝田隆一郎社長の街づくりへの情熱が伝わるエリアになっていました。
満寿泉 沙石 (3)

こちらの「満寿泉 沙石」の裏側にもイタリアンレストランがありますが、彼が岩瀬のまちづくりに力を注いだ成果の一つで、どのお店も遠くからわざわざ人が来るような人気店ばかりです。
満寿泉 沙石 (16)

中に入ると、広いスペースの大木が置かれ、壁の周りにはアートがいろいろ飾られていました。
満寿泉 沙石 (13)

さて、「満寿泉 沙石」には桝田酒造店が作っているお酒が全部揃っていて、それらを1杯から時間制で何杯でも飲むことができるのです。
満寿泉 沙石 (2)

システムは、こちらに書かれている通り。今回は千円で15分飲み放題にしています。
満寿泉 沙石 (7)

タイマーと小さめのお猪口を受け取り、こちらの冷蔵庫から飲みたいボトルをテーブルに持ってきて、自分で好きなだけ注いで飲むセルフ立ち飲みスタイルでした。
満寿泉 沙石 (8)

全部は紹介しませんが、まずはシャンパーニュ・ハウスのアンリ・ジローでワインの寿空制に使用した樫樽で、満寿泉の純米大吟醸酒を6ヵ月寝かせ「アンリ・ジロー×満寿泉」。
満寿泉 沙石 (5)

写真に写っているおつまみは「おつまみセット3種盛合せ(300円)」。「つりや」のほたるいかの素干しなど3種類です。なおミネラルウォーターは15分では100円かかりました。
満寿泉 沙石 (18)

こちらはシーバスリーガルのオーク樽で熟成した満寿泉の純米大吟醸「リンク8888(6,050円)」。
満寿泉 沙石 (20)

こちらは沙石オリジナルのお酒で「MV-01 (5,500円)」。
満寿泉 沙石 (19)

「セイズファーム×満寿泉」TYPE-RでSAYSFARMメルローの樽を使用し熟成された純米大吟醸。薄いピンク色で芳香な純米大吟醸に赤ワインのテイストです。

満寿泉 沙石 (21)

赤いラベルのボトルは「満寿泉 純米大吟醸 R KIMOTO」。生酛作りで買うと4合瓶で10,000円以上するようです。

あと3杯くらい、計8杯飲んでいますが、たぶん、飲食店で飲むと1万円ぐらいはかかっているのではないでしょうか。

まぁ、これも話のネタということで、本当はじっくり味わいながら飲みたいですね。ご馳走様でした。

満寿泉 沙石
富山県富山市東岩瀬町93
TEL 080-2962-6683
10:00~18:00(最終受付17:15)
火曜休

岩瀬エリアを散策したときにランチを食べに入ったのが「KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)」です。
KOBO Brewery (2)

ここは「KOBO Brewery」という、チェコ出身のコティネック・ジリ氏が醸造しているブリュワリーに併設されたパブです。
KOBO Brewery (4)

彼はこちらに来る前は能登の日本海倶楽部でビールづくりをしていました。

経営は岩瀬まちづくり(株)。社長は満寿泉のブランドで知られる桝田酒造店の桝田隆一郎社長です。
KOBO Brewery (12)

オープン時間の11時ちょうどに店内に入りました。
KOBO Brewery (7)

一昨日紹介した「北前船主廻船問屋 旧馬場家」の米蔵だったところをリノベーションしていますが、雰囲気を残しながらいい空間に変えています。
KOBO Brewery (9)

真ん中に醸造施設があるという思い切った作り。チェコの伝統スタイルで仕込むビールをメインに提供していて、ご覧の巨大な杉の一枚板のテーブルで味わうことができるのです。
KOBO Brewery (13)

まず、こちらのカウンターでオーダーをして料金を支払います。

ビールはその場で渡され、料理はテーブルまで運んでくれます。
KOBO Brewery (25)

なお、ビールはこちらの注ぎ口から出てきました。
KOBO Brewery (21)

ビールのラインナップ。
KOBO Brewery (20)

料理メニュー。
KOBO Brewery (19)

そして、たぶん、ほとんどの人が頼むであろう「テイスティングセット(1,500円)」がこちら。

ネットではAとBの2種類設定されている情報だったのですが、この日はこちらの1種類のみでした。

4種類のクラフトビールを飲み比べることが出来て、「プレミアント ピルスナー」「奥能登伝説」「3A ラガー」「IPA」、
KOBO Brewery (18)

左から、「プレミアント ピルスナー」はホップの香りが爽やかで飲みやすいです。「奥能登伝説」は、日本海倶楽部のビールで味とコクやキレのバランスが良かったです。「3A ラガー」はほどよい苦みでビール本来の味を楽しめました。「IPA」は一番苦みを感じますが、ホップの風味が心地よいビールでした。

あと追加で頼んだのが「タイタンピルス(800円)」と「トットピヴォ(900円)」の2杯。
KOBO Brewery (26)

「タイタンピルス」は東京大塚にあるタイタンズの8周年記念として作られたアニバーサリービールで苦味を抑えてある飲みやすいビールでした。

「トットピヴォ」は3種の麦を使用した7%と高めのアルコール度数。3種のホップの香りに包まれるような飲み心地で、カナダ・トロントのGodspeed Breweryの7周年アニバーサリーコラボビールだそうです。

おつまみ兼ランチとして食べたのは、まずは「ソーセージセット(1,600円)」。ザワークラウトも添えられていて、富山の「メツゲライ・イケダ」の手づくりソーセージ。
KOBO Brewery (24)

ホワイトソーセージなど3種はこちらでしか食べられないオリジナルレシピだそうです。ハーブがきいていて、ジューシーでシャキッとした噛み応えでおいしかったです。
KOBO Brewery (23)

「フライドポテト(600円)」は揚げたてで、添えられていたオリジナルディップがおいしい。
KOBO Brewery (22)

あとは「自家製ピクルス(600円)」。3品ともビールに合いました。

富山では車来ることが多く、その場合はアルコールは飲めなかったのですが、今回は新幹線での旅で昼間から美味しいビールを堪能することができてよかったです。ご馳走様でした。

KOBO Brew Pub(コボ ブルーパブ)
富山県富山市東岩瀬町107-2
TEL 080-3047-9916
11:00~18:00
火曜休

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