あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ:和食系 > 日本料理・割烹

3月末で引退し退職すると寂しい気持ちがしばらく続くのかと思っていましたが、色々やることがありそうでもありませんでした。

そして、桜満開のころに送別会をしてもらいました。

お店は小松市沖町にある「四季彩 粋庵(すいあん)」。
粋庵

「粋庵」は全室個室で、ハレの日に他のお客さんに邪魔されず静かに楽しむことができるのがいいです。

前回は2023年のお盆に家族でお邪魔していて、こちらで紹介しています

退職時点では少人数の部署だったのですが、幹事が昔一緒に働いたことがある仲間に声をかけてくれてサプライズの送別会になり感激しました。幹事のNさん!ありがとうございました。

こちらが卯月(4月)のお品書きです。色々話をしながらだったので、料理の説明はこちらで確認願います。

まずは生ビールで乾杯。
粋庵 (3)

先付けです。小松の東山もいまが旬ですね。今年は裏年なのでお値段高めかもしれません。
粋庵 (4)

お造り。
粋庵 (5)

焼き物は桜鱒。桜の季節にマッチしています。
粋庵 (6)

強肴は合鴨とトマト旨煮。
粋庵 (7)

揚げ物は季節の天ぷら。山独活(やまうど)、タラの芽やこごみなどの山菜の苦みが心地いいです。
粋庵 (8)

締めの食事は桜海老・菜種・佐の川園の舞茸などを使い釜炊きされた炊き込みご飯。土鍋で炊きあげられています。上品な味でおいしかったです。
粋庵 (9)

水菓子も桜の季節の桜餅。

料理は春を感じさせてくれる品々で、さすがの味でした。

これまでは送別するほうが多かったですが、会社で送別会に参加するのはこれが最後になるかもしれません。そう思うと寂しい気がします。ご馳走様でした。

四季彩 粋庵(すいあん)
石川県小松市沖町ナ23
TEL 0761-24-5960
月~土17:00~23:00(L.O.22:30)
日曜休

加賀百万石の城下町である金沢は昔から美食の街でした。

北陸新幹線が金沢に延伸した10年前以降、国内外から観光客がより多く訪れるようになりました。

私がグルメブログを始めた20年前。最初のころ夜に行って紹介したことがある金沢の繁華街片町に隣接する場所にある「味処 大工町 よし村」を紹介しています。

今回、20年ぶりに行ってランチタイムにお昼のコースを食べてきました。ちなみにランチは予約のみの営業で4,400円からとなっています。
よし村

建物の間口はそれほど広くはありません。

店内に入るとカウンター席があり、奥と2階に個室がある割烹料理店です。
よし村 (5)

文字が全く見えないと思いますが、カウンター越しの上のほうに色々な加賀料理が書かれたお品書きが貼られていますが、これは毎日書かれているとのことでした。品数もさることながら毎日とはすごいですね。
よし村 (8)

最初に出てきたのが、先付けの品。春を感じる内容です。
よし村 (9)

「旬のホタルイカの鍋仕立て」は熱々でプリプリのホタルイカがおいしかったです。
よし村 (10)

これらを見て飲まないわけにはいきません。生ビールを1杯だけ頼みました。
よし村 (11)

お造りはガスエビ・カジキ・ほうぼう。
よし村 (12)

蒸し物は「蓮蒸し」。もちっとした食感で滋味を楽しめるので大好きです。ゆり根が張り付けられていました。
よし村 (13)

焼き物は「桜マスの幽庵焼き」。ふきみそで食べさせてくれました。

そして目の前で上げてくれる天ぷら。まず稚鮎です。
よし村 (14)

私も初めて知りましたが、川を遡上する前の稚鮎は七尾湾に住んでいるとのこと。それが網に入ってきたものらしいです。味的にはワカサギのような感じでした。
よし村 (15)

あと、春の山菜の行者ニンニク・こごみ・ふきのとうも出されました。

旬を感じる季節の一品、それも稚鮎は偶然に獲れたものという貴重品ですね。
よし村 (16)

酢の物は能登のもずく。
よし村 (17)

締めの食事は細めのうどんでした。氷見うどんかな?
よし村 (18)

デザートはブラッドオレンジとマンゴーゼリー。

板場で働いている料理人が3名で手際よく次々に出される料理の数々。値段以上の満足を得ることができるお店でおすすめです。ご馳走様でした。

味処 大工町 よし村
石川県金沢市大工町22番地
TEL:076-232-3001
11:30~14:00(昼食時要予約)
17:00~21:30(L.O.21:00)
日曜休
※日・月曜連休の場合は月曜休業

収入が減った4月以降は割烹料理店へあまり行けなくなるかもしれないです。

今日はそんな割烹料理店「亀吉(かめよし)」がやっているコスパのいいランチの紹介です。
亀吉

前回は私一人で食べに行っているので、今回は妻にカレーを食べてもらおうと一緒に再訪してきました。
亀吉 (2)

私はランチタイムにしか行ったことがないので、夜の体制がどうなっているのかは知りませんが、ランチは女将さんに男性の方が1人という2人体制です。
亀吉 (4)

カレーメニューです。
亀吉 (3)

こちらは定食メニュー。肉系ばかりですね。すべて千円でした。想像ですがランチの調理担当の男性は洋食のコックさんだったのだと思います。

私は今回「ハンバーグ定食」を頼むことに。
亀吉 (5)

まず、こちらのセットが出されます。ご飯は小盛でお願いしています。
亀吉 (8)

カレーも少量ですが添えられていたので、ご飯にぶっかけて食べています。あと、デザートとして水ようかん。
亀吉 (6)

そしてハンバーグはボリュームがそこそこあって、デミグラスソースがたっぷりとかけられていました。
亀吉 (7)

半分にカットすると中はこんな感じです。これで千円は満足ですね。
亀吉 (9)

妻は前回私が食べたカレーランチにしています。超スパイシーなスープカレーですよ!
亀吉 (10)

最後に、こちらの焼き菓子の切れ端?がサービスで出されました。前回もそうでした。

伺ったのが3月最初の日曜日12時少し前でしたが、我々が食べ終わりお店を出るころにお一人入ってきただけでした。

皆さん、ランチ営業しているのを知らないのかな…?ご馳走様でした。

亀吉(かめよし)
石川県能美市寺井町ロ75-1
TEL 090-7743-5894
11:30~14:00、17:00~23:00
無休

今シーズンの加能ガニ漁は好調だそうです。

この季節、シケの日が多く漁に出る漁師さんも大変ですが、収入が比較的多くなるカニ漁が好調だとうれしいですね。

さて、一昨日紹介した「鮨 志の助」でお昼を食べた後、東京からの友人を案内して金沢と小松を巡ってからのディナータイム。

この季節なのでカニを食べたいというリクエストからチョイスしたのが「日本料理 梶助」。こちらへは7年半ほど前に親戚の法事でお邪魔して以来です。

14時ごろまで志の助にて食べている予定だったので、お腹がまだ空いていないと予想。本来雄のズワイと雌の香箱が各1杯付くコース(税サ込43,250円)ではなく、ズワイのみ一人半杯のコース(税サ込20,000円)でご飯とデザートなしでお願いしてありました。これが正解でした。

予定が早めに終わり、17:30にお店に到着。こちらのカウンター4名定員の部屋に案内されます。
梶助

こちらのお店は昔からある割烹で、数年前までは昔ながらの宴会対応の部屋が何部屋かあったのですが、コロナ禍にリニューアルされて家族や少人数グループにも対応可能なお店にシフトしています。
梶助 (4)

まずは生ビールと最初に出された「たらの白子」。ランチでも食べています。
梶助 (5)

「お造り」は甘えび・ブリ・ヒラメ。鮮度がいいです。
梶助 (7)

そして、これから捌かれる活カニがお披露目。

この日の2日前まで悪天候で漁に出られなかったのですが、前日がいいお天気でちょうどいいのが入ったということでした。ラッキーです。
梶助 (9)

まずは氷で締めて生(カニ刺し)で食べます。

なかなか生のカニを食べることはないので、客人は喜んでいました。
梶助 (10)

この後、カニの調理の待ち時間に出された「ぶりかま」を食べながら一杯。脂がのっていました。
梶助 (11)

爪は「焼きガニ」で。
梶助 (13)

甲羅の部分もです。ミソがたっぷりで濃厚!
梶助 (14)

最後に足2本と胴体が蒸しガニで出されました。
梶助 (15)

そして、この後、天ぷらが出されて料理は終わりです。お腹がちょうど満腹になりました。
梶助 (2)

最後に生ビールの後飲んだお酒について。ドリンクメニューはこちら。
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「神泉 純米吟醸ブルーラベル(3,025円)」はうま味と酸味、後味がスッキリした辛口です。
梶助 (12)

「農口 純米吟醸無濾過生原酒(5,445円)」は石川県の五百万石の有機米を使用した純米酒で優しい口当たりで飲みやすいお酒でした。

私以外の3人は昼から飲んでいて、さらに、こちらに来る前に神泉の東酒造でも試飲を何杯かしているので、この2本は半分くらい私が飲みました。

普段家ではカニと言えば香箱以外食べることはほとんどありませんが、オスの加能ガニは身がたっぷりあるので色々な調理法を楽しむことができるのでいいですね。

以上を飲み食いして一人23,000円強。満足です。ご馳走様でした。
 
日本料理 梶助
石川県小松市大和町141番地
TEL 0761-22-8314
11:30~14:00(L.O.13:30)
17:30~22:00(L.O.21:30)
水曜休
日曜日営業は要予約

南加賀ではリゾートホテルの先駆けとして知られるホテルアローレ。
竹翠

経営が何度か変わったりして紆余曲折がありました。

私も1度だけ宿泊したことがあり、また、ランチタイムにはホテル内のレストランで食事をしたことが10回程度はあります。

今回久しぶりに、11月の3連休の秋晴れの日に地下にある「日本料理 竹翠」へ妻とランチを食べに出かけました。
竹翠 (2)

竹翠 (13)

エントランスにはもうクリスマスツリーが飾られていました。

さすがに建ってから年数が経過しているため、外観やインテリアも古く感じるところがあります。
竹翠 (3)

店内はとても広いです。

3連休最後の祝日だったからか、12時少し前の時間帯で先客は一組だけでした。
竹翠 (8)

窓からはホテルの人工池や芝生の庭がきれいに眺めることができます。

ランチメニューは御膳物4種とおろしそばがありました。
竹翠 (5)

この日は天ぷら御膳と唐揚げができないということで、我々はこちらに出ていた「竹翠膳(2,200円)」を頼むことに。

出されたのがこちら。
竹翠 (10)

刺身・天ぷら・煮物・金時草の酢の物。ごま豆腐・生麩・みそ汁・香の物・ごはん・みそ汁と、和食として一通りのラインアップでした。
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こちらのほうの天ぷらは大丈夫だったのですね…?エビの天ぷらが付いていなかったので、エビがなかったのかもしれません。
竹翠 (12)

御膳にはデザートが付いていて、この日は豆乳プリンでした。プリンプリンでパンナコッタのような感じです。

日本料理のお店としては豪華版ではない気がしますが、値段がお手頃で個人的にはヘルシーでよかったです。ご馳走様でした。

日本料理 竹翠
石川県加賀市柴山町と5-1
ホテルアローレB1
TEL 0761-75-8000
11:30~15:00(L.O.14:00)
17:30~22:00(L.O.21:30)
無休

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