あさぴーのおいしい独り言

石川を中心に西日本のグルメネタを気ままに書きます。(ご注意)あくまでも主観で書いていますので何かありましても責任は負いかねます。参考にされる場合はご留意を。また内容は訪問当時に知り得た情報(ネット含む)をもとに書いています。なお、コメントは承認後にアップしており、不適切な内容はアップをしませんので、あしからずご了承願います。

カテゴリ: 文化芸術

芸術の秋本番ですね。でもこの3連休のお天気はイマイチでした。

今日は10月下旬に行った美術展とコンサートについて。
金津創作の森美術館
まずは10月下旬の快晴の日。福井県あわら市の「金津創作の森美術館」に「長坂真護展 Still A BLACK STAR」を観に行きました。
金津創作の森美術館 (3)
この展覧会は12月14日まで開かれていて、福井県出身の社会活動家・アーティストの長坂真護さんの故郷福井県内初となる美術館開催による個展となります。
金津創作の森美術館 (7)
月をテーマにした絵画やアート作品が多数展示されていて、その中には社会派としてのインスタレーションもあり、なかなか見ごたえのある展覧会でした。
金津創作の森美術館 (8)
こちらはガーナのスラム街をイメージして作られた部屋。
金津創作の森美術館 (11)
室内展示だけではなく、屋外の水辺の広場にも月をテーマにした大作などが展示されていました。
金津創作の森美術館 (14)
観覧料の一部は、ガーナでの支援活動に活用されるようなので是非皆さんもどうぞ!

金津創作の森美術館
福井県あわら市宮谷57-2-19
TEL 0776-73-7800
長坂真護展 Still A BLACK STAR
2025年10月18日(土)~12月14日(日)
10:00~17:00(最終入場16:30)
月曜休館(祝日の場合開館、翌平日休館)
観覧料一般 300円(200円)、65歳以上・障がい者 150円

お次は金沢の「国立工芸館」で開かれている「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」。
ルーシー・リー展 (2)
「国立工芸館」が東京から移転開館して5周年となるに合わせての記念展です。
ルーシー・リー展 (5)
「ルーシー・リー展」としては2010年のGWに新国立美術館で開催された「ルーシー・リー展」を観に行っています
ルーシー・リー展 (30)
ルーシー・リーはオーストリア・ウィーンで生まれで、20世紀を代表する陶芸家。今回は15年ぶりに日本での展覧会の開催。国立工芸館に寄託された井内コレクションを中心に約120点を見ることができました。
ルーシー・リー展 (28)
彼女の作品は女性らしいフォルムのものが多いのですが、どこかオリエンタルな雰囲気があり、日本人の心をくすぐります。
ルーシー・リー展 (27)

時系列で体系的に展示されていて、彼女の最終の作風に至るまでの経緯を知ることができて楽しめました。

この「ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―」は、11月24日までです。

国立工芸館
石川県金沢市出羽町3-2
9:30~17:30
※入館時間は閉館30分前まで
月曜休館
ルーシー・リー展―東西をつなぐ優美のうつわ―
会期
2025年9月9日〜11月24日
※11月24日は開館
一般:1,200円

最後は、金沢市文化ホールで開催された「マルティン・ガルシア・ガルシア ピアノ・リサイタル」。
ガルシア
「ルーシー・リー展」を見た後で行きました。

金沢市文化ホールでコンサートやリサイタルを聴くのは久しぶりです。

マルティン・ガルシア・ガルシアは第18回ショパン国際ピアノ・コンクールで第3位に入賞した、スペイン出身のピアニスト。

今回の日本公演は2025年の5月~6月に続いて2回目。私としてはピアノのリサイタルは聞いたことがなかったのですが、ちょっとしたご縁があってご招待いただきました。

公演はショパンとリストの曲でしたが、知らない曲ばかり。

しかし素人の私でも高難度の曲だったのはわかりました。超絶技巧のピアノで迫力すごかったです。
ガルシア2
彼のオリジナル曲のアルバム「SILENT MUSIC」を買ったら、リサイタル終了後にご本人がサインをしてくれました。
ガルシア (6)
家に戻って聴いたら、リサイタルの時の演奏とは違って静かな曲ばかりで、BGMとしていい感じでした。

この日は目と耳を保養することができてよかったです。ありがとうございました。

毎年10月19日は「いしかわ文化の日」となっていて、その日は石川県内の103の文化施設で県民の入場料が無料になっています。

石川県は工芸王国と言われていて、漆器(輪島塗・山中漆器)や陶磁器(九谷焼)、染織(加賀友禅、牛首紬)、金工などが全国的に知られていて、日本で唯一の国立工芸館が2020年10月に金沢に移転オープンしていますね。

そんな芸術の秋に義弟がこちらに遊びに来ました。そこで、工芸の一端を紹介するために南加賀にある九谷焼に関する施設を「いしかわ文化の日」とその前日に巡ってみることにしたわけです。
石川県九谷焼美術館 (2)
まず最初は加賀市にある「石川県九谷焼美術館」。
石川県九谷焼美術館 (9)
名前の通り九谷焼に関する美術館で、九谷焼の歴史や所蔵する九谷焼の逸品を見ることができます。
石川県九谷焼美術館 (5)
私自身は何度かお邪魔したことがありましたが、今回幸いにボランティアガイドの方の説明を聞きながら見てまわることができたので、より深く九谷焼のことを知ることができてよかったです。
石川県九谷焼美術館 (3)
入り口には私もよく存じ上げている陶芸家の山下一三さんの傘立てが置かれています。

2階のフロアはカフェと地元の作家を中心に九谷焼を買い求めることもできます。

展示物以外にも建物自体がユニークな設計で楽しめますよ。

石川県九谷焼美術館
石川県加賀市大聖寺地方町1-10-13
TEL 0761-72-7466
9:00~17:00 (月曜日休館)

大聖寺に行ったので義弟が「日本百名山」の著者、深田久弥に興味があるということで「深田久弥 山の文化館」にも立ち寄っています。
深田久弥 山の文化館
山登りをしない人にとってはなじみがないかもしれませんが、深田久弥は大聖寺生まれの作家。登山家にはよく知られていているのです。
深田久弥 山の文化館 (2)
ここは、絹織物工場「山長」の事務所・石蔵・門を修築したところを活用していました。

深田久弥 山の文化館
加賀市大聖寺番場町18-2
0761-72-3313
9:00~17:00
火曜休

お次は小松市にある「九谷セラミック・ラボラトリー」。通称「セラボクタニ」。
九谷ラボ
ちょうど、行った10月19日に團十郎芸術劇場うららで、こちらの設計を手掛けた隈 研吾氏が講演会を開いていた、まさにその時間帯にお邪魔しました。

九谷焼で使われる陶石はほぼすべてが小松市で産出されているのですが、その陶石を九谷焼で使用できるように加工する工程のお勉強でした。

九谷セラミック・ラボラトリー
石川県小松市若杉町ア91番地
TEL 0761-48-4235
10:00〜17:00
休館日
12月~3月 火曜・水曜・年末年始
4月~11月 水曜
※祝日の場合は開館、翌平日休館

その足で能美市で開かれていた「九谷陶芸村まつり」に寄りました。

ここでは写真を写していませんが、予想よりは非常に多くの人が来て賑わっていました。

義弟はここで九谷焼の小物を買い求めていました。

そして、隣接の「能美市九谷焼美術館 五彩館」に入ります。
能美市九谷焼美術館
こちらへも何度も来ていますが、体系的に九谷焼のことを知るのにはいい施設です。

能美市九谷焼美術館 五彩館
石川県能美市泉台町南56
TEL 0761-58-6100
9:00~17:00
受付終了は16:30まで
月曜、12/29~1/3休館
※月曜祝日の場合は開館翌日代休

北陸新幹線をポイ活で貯めたポイントで3日間乗り放題旅!の2回目です。

「芸術の秋」ということで、2日目は富山で美術館巡り。「富山県美術館」でポップ・アートを堪能し、「富山市ガラス美術館」では開館10周年記念展を見てきました。
富山県美術館 (2)
朝、北陸新幹線で富山まで移動して、歩いて「富山県美術館」まで向かいます。
富山県美術館 (12)
現在やっている企画展は「ポップ・アート 時代を変えた4人」。

ちょうど招待券があったためということもあるのですが、7月に鳥取県立美術館に行き目玉収録作品であるアンディー・ウォーホルの「ブリロの箱」を見てきたこともあって出かけてみることにしました。

「富山県美術館」へ行くのは4回目かな?内藤廣氏の設計で2017年に開館。素敵な建築です。
富山県美術館 (5)
「ポップ・アート 時代を変えた4人」は全国の美術館を巡回している展覧会で、「富山県美術館」では10月26日までの開催となっています。

展示品は写真撮影NGでしたが、同時に開催されていた「国立美術館 コレクション・プラス」の展示のほうはokでした。
富山県美術館 (9)

写真は、アンディー・ウォーホルの「キャンベル・スープI」とトム・ウェッセルマンの「スモーカー #26」。

ポップ・アートは身近なポスターや漫画としても見ることができるので、興味のある方は是非行ってみてください。

富山県美術館
富山県富山市木場町3-20
TEL 076-431-2711

「富山県美術館」を見てから、ランチとお茶をした後向かったのが、久しぶりの「富山市ガラス美術館」。
富山市ガラス美術館 (28)
ご存じ、隈研吾氏の設計でリノベーションされた建築は、ガラス美術館の名に適した外観に、
富山市ガラス美術館 (3)
内部もお得意の木を多用した開放的な空間を実現しています。

「富山市ガラス美術館」は今年が開館10周年ということで、その記念企画展「Livesライブズ―富山市ガラス美術館所蔵品選」を見ることができました。
富山市ガラス美術館 (4)
余談ですが、こちらのポスター見て「リーバイス」と言ったY婦がいました。笑

6階から順番に下に降りてきて2・3階の展示室1-3が企画展「Livesライブズ―富山市ガラス美術館所蔵品選」の会場になっていました。
富山市ガラス美術館 (26)
2・3階の写真撮影はokだったので、写した写真の一部ですがご覧のような感じ。

動画はNGだったので動きや音を伝えることが出来なくて残念ですが、こちらは「光陰矢の如し」という作品です。
富山市ガラス美術館 (27)
ガラスの腕がガラスをたたいて音を出していて、血のような赤色のガラスにカラスが群がっていたりとちょっとグロテスクな感じも。

そのほかこれがガラス!?と思えるような作品に見入ってしまい、楽しめました。

この記念企画展「Livesライブズ―富山市ガラス美術館所蔵品選」は10月13日までなので、興味がある方は是非どうぞ!

富山市ガラス美術館
富山県富山市西町5−1
TEL 076-461-3100

最後に紹介するのは、1日目に行った宇奈月温泉にある「黒部市芸術創造センター セレネ美術館」。
セレネ美術館 (2)
こちらは高岡市の「創 建築事務所」が設計を担当していて、外観や建物内部は曲線を多用したデザイン。
セレネ美術館 (8)
完成が1993年7月ということで30年以上経っていますが、元々は国際会議場として建てられた建物のようですが、段々と使用目的が変化。

内部はホールと会議室などがあって、その2階に「セレネ美術館」があります。
セレネ美術館 (10)
「セレネ美術館」の基本理念は「黒部峡谷の大自然を、絵画芸術を通して未来へ伝える」ことで、その実現のために開館時点から平山郁夫など現代における日本画壇を代表する画家に作品の制作を依頼していて、行った日はそれらの絵画が展示されていました。

大自然の雄大さを二次元のキャンパスにいかに表現するか、各作家の想いと努力が伝わってきました。
セレネ美術館 (5)
写真撮影はNGでしたが、こちらの戸出喜信氏の「黒部川」という作品のみok。大作でした。

宇奈月温泉に行かれたら立ち寄ってはいかがでしょう。

黒部市芸術創造センター セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL 0765-62-2000
4月1日~10月31日 9:00~17:30 無休
11月1日~3月31日 9:00~17:30
 火曜、12/29〜12/31休館

昨日、金沢で行われていた2つの展覧会を観てきました。

石川県立美術館の「足立美術館所蔵 横山大観と北大路魯山人展」と山ノ上ギャラリーの「山下 一三 展」です。

私の行きたい美術館の一つとして島根県安来市にある足立美術館があります。前にNHKスペシャルで足立美術館の庭師にフォーカスした番組を観たとき、内容がいたく気に入って是非、アメリカの日本庭園専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」のランキングで22年連続日本一に選ばれている日本庭園を見たいとずっと思っていたのです。
足立美術館展 (8)
しかし、場所は石川県からは遠く離れているので行くにも相当時間がかかり、なかなか躊躇していましたが、とある理由で4日ほど山陰を巡る機会ができ、その途中で足立美術館を行程に入れたわけなのです。
足立美術館展 (2)
今回は地元での足立美術館がテーマのちょうどいいタイミングでの展覧会。予行練習として観てきました。
足立美術館展 (9)
特別展としての開催で「足立美術館所蔵 横山大観と北大路魯山人展 -近代日本画の名品とともに-」と銘打たれています。
足立美術館展 (5)
個人的には日本画はそれほど好きではありませんし、横山大観についても近代日本画壇の巨匠としての名前と作品の少しを知っているぐらいです。なので、素晴らしい!といった感想ぐらいしか書けないのですが、北大路魯山人については石川県、特に山代温泉との深いかかわりと、天と地ほどの差がありますが同じグルメ仲間としての親近感を持っています。笑

素晴らしい作品の数々。「食器は料理のきもの」という彼の言葉にあるように、この器で食べたらさぞや美味しいだろう…、と思える品々でした。

これで足立美術館へ行く前の予習になったと思います。

ちなみに会期は8月17日(日)までとなっています。

足立美術館所蔵 横山大観と北大路魯山人展
石川県金沢市出羽町2-1
 石川県立美術館
076-231-7580

お次は、その足で向かった金沢市山の上町の山ノ上ギャラリーで開催されている「山下 一三 展」。
山ノ上ギャラリー (2)
山下一三さんは私もよく存じ上げている九谷焼の作家さんです。
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ご本人はいたってまじめで、少し失礼な言い方にはなるかもしれませんが、ユニークな作品を作られている方で、我が家にもいくつかの食器があります
山ノ上ギャラリー (4)
ギャラリーは卯辰山の中腹にあり駐車場からは金沢市内を一望できました。
山ノ上ギャラリー (11)
それほど大きなギャラリーではありませんが、落ち着いて作品を見ることができます。
山ノ上ギャラリー (5)
展示されているものには実用的なものがほとんどですが、今日紹介するのは少し変わった2品。
山ノ上ギャラリー (9)
こちらは「氷琴窟」。日本庭園などで使われる、水滴が地中に設けた空洞に落ちる際に反響する音を楽しむための仕掛けである「水琴窟」は知られていますが、これは上に乗せた氷が解けて水滴が下に落ちたら空洞内で音が反響する仕掛けになっています。
山ノ上ギャラリー (10)
こちらは「二つのホルン」と名付けられた巨大な作品で、実際にホルンのような音が鳴ります。

売れるのかな…?笑

興味のある方はぜひお買い上げを!

会期は7月20日までとなっています。

山下 一三 展
石川県金沢市山の上町25-8
 山ノ上ギャラリー
TEL .076-251-7411
11:00~

そろそろ梅雨本番ですが、今週大阪へ1泊2日で出かけてきました。

大阪には毎年行っていますが、今年は万博開催の年。やはり万博は見ておかねばならないイベントです。

万博のことは明後日紹介する予定ですが、今日は大人の修学旅行としてテーマ「グルメとアートで世界を知る」を掲げ巡った展覧会2題について書きます。

今回の大阪行きの際にぜひ見ておきたかった展覧会が「大阪市立美術館」で開催されている「日本国宝展」と、新しく整備されたグラングリーン大阪うめきた公園ノースパークにある「VS.(ヴイエス)」で開催されている「安藤忠雄展 青春」でした。

両方とも見ごたえがありました。
タイムアウトマーケット大阪 (19)
まずは「大阪市立美術館」で開催されている「日本国宝展」。
大阪市立美術館 (2)
会期が6月15日までと迫ってきた中での訪問。
大阪市立美術館
土日祝は事前予約制だったのですが平日は予約がいらないということで直接「大阪市立美術館」へ行きました。
大阪市立美術館 (10)
しかし、10:25ごろに到着するとすごい列ができていて60分待ち!汗

しょうがないので列に並んで中に入ることに。想定通りちょうど1時間で館内に案内されました。
大阪市立美術館 (4)
ちなみに「大阪市立美術館」は2年以上に及ぶ全面改修を経て3月1日にリニューアルオープンしたばかりで、「日本国宝展」の正式名は「特別展.大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展.日本国宝展」となっています、およそ130件もの国宝が一堂に集まる展覧会はなかなかありません。日本人としては見ておかねば!といった思いでした。

展示室内は撮影禁止でしたが、こちらの1点のみ撮影可となっていて、これは「薬師寺東塔 水煙」です。
大阪市立美術館 (5)
水煙は2009年から2021年にかけて行われた東塔の保存修理で新調されたため、ここで見ることができるわけですね。

館内は当然のこと超混雑。たぶん順番をついてじっくり見ていくと丸1日でも見終わることができないと思います。

そうそう!石川県立美術館所蔵の野々村仁清「色絵雉香炉」が展示されていました。

我々は、1時間ほどで巡ってきましたが、やはり国宝は存在感が違いましたね。

教科書や印刷物でしか見ることができない実物が目の前にあるのは興奮します。

6月15日まで会期なので興味のある方はぜひ行ってみてください。

特別展.大阪・関西万博開催記念 大阪市立美術館リニューアル記念特別展.日本国宝展
2025年(令和7年)4月26日(土)~6月15日(日)
平日:午前9時30分~午後6時30分(最終入館:午後5時30分)
土日:午前9時30分~午後7時30分(最終入館:午後6時30分)

お次はグラングリーン大阪うめきた公園ノースパークにある「VS.(ヴイエス)」で開催されている「安藤忠雄展 青春」。
安藤忠雄展 (5)
安藤忠雄氏の建築は何カ所か見ていますが、知る人ぞ知る建築界の重鎮。83歳の今も日本や海外を精力的にまわって色々な建築を手掛けていて、今回のテーマ「青春」を満喫していらっしゃいます。。
安藤忠雄展 (7)
安藤忠雄展については、2017年に国立新美術館で行われた「安藤忠雄展ー挑戦ー」にも行っています
安藤忠雄展 (10)
今回の会場は彼自身が設計監修した建物で行われていて、過去40年にわたり手掛けた建築の模型やスケッチ、ドローイングなどをたっぷり堪能することができました。
安藤忠雄展 (28)
そんな展示を見ているとアナウンスがあり、この後安藤忠雄氏本人が会場に来るとのこと。びっくりしましたが、ミーハーな妻はミュージアムショップで著書とエコバッグを買ってサインをもらっています。我が家には彼のサインが書かれたものが色々あります。笑
安藤忠雄展 (26)
サイン会の後は講演会です。ちなみに昔は本人の写真撮影okでしたが現在はNG。
安藤忠雄展 (24)
18年前に行った瀬戸内海に浮かぶアートな島「直島」には彼の作品が多くあり、今年新しい美術館を手掛けたようです。最後までいなかったのでわかりませんが、今回の講演は直島のコーナーで行われたので、この辺りがテーマになっているのかもしれません。

我々が聞いていた15分ほどの時間は、大阪人らしい?毒舌とユーモアで日本の将来に向けての現在の課題・問題を指摘していました。

あと、こちらは北海道トマムの「水の教会」を原寸大で完全再現したコーナーです。
安藤忠雄展 (18)
背景は映像ですが、「水の教会」の中にいるような感覚になりました。

7月21日まで開催されているので是非どうぞ!

安藤忠雄展 青春
大阪府大阪市北区大深町6-86
グラングリーン大阪 うめきた公園 ノースパーク VS(ヴイエス)
2025年3月20日(木)~7月21日(月)
10:00~18:00
※入場は閉館の30分前まで
※金曜日・土曜日・祝前日は20:00まで開館
月曜休館(祝月は営業)

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