最近、石川県でもそばの新しいお店が増えているような気がする。

昔から石川県は、そばよりもうどんのほうが好まれていると思うが、そばの専門店は数あれど、うどんの専門店というのは少ないのではないだろうか?

また、うどん店の場合、うどんだけではなくそばや丼物なども提供しているところが多いので、何となくうどんの影が薄くなるのかな?
楠庵

さて、今日紹介するのは、片山津温泉の総湯の近くに出来た手打そばのお店「楠庵」。いつのまにオープンしたんだろう?
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梅雨が明けて夏真っ盛りの、とある土曜、やはり冷たいそばだな!と思いランチに出かけてきた。こちらのお店は営業は15時までなので夜の営業はやっていないので注意してほしい。
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店内は意外と広い。そばは北海道産を主に使っているようで、奥にはお店の中にはそばを打つ部屋もあった。
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メニューはこんな感じ。それほど多くの種類はない。まぁ、夜の営業がないので、つまみ系も必要ないからかな?

さて、この中から私が選んだのは「白山ぶっかけそば(税込1,000円)」。
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これは、そばの上に大根のスライス、花がつお、ネギ、そしてそば米の揚げたものが乗せられているそばである。

そして、またその上に乗せられているのは、焼き味噌とわさび。これが食べる上でのアクセントになるのだ。

まずは、つゆをぶっかけて、そばと大根のスライス、花がつお、ネギ、そば米の揚げたものを混ぜて食べる。そばの場合は、大根は大体がおろして使うと思うが、こちらのお店では、ほぼそばの太さでスライスされていて、混ぜることによってそばの食感とは違った食感が加わり面白い。そして、そば米の揚げたものもサクッとした食感を加えてくれ、何種類もの食感の違いが口の中で融合していく感じがする。
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そば自体は細打ち。ぶっかけなのでそばの香りを楽しむというわけにはいかないが、このぶっかけにはあう気がする。

焼き味噌とわさびを溶きながら食べることによって、味の変化も楽しめる。面白いそばだ。

ちなみに「そば米」とは、そばの実をゆでてから乾燥させ、皮を取り除いたものなのだそうだ。
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最後にそば湯が運ばれてきたが、私が最初のお客だったからかもしれないが、超サラッとしたそば湯だった。

総湯に訪れる客をターゲットにしているのかもしれないが、営業時間も短いので、営業的にはどうなのかな?とも勝手に思ってしまった。

「白山ぶっかけそば」はなかなか面白いそばだと思うので、末永く営業していただきたいものである。ご馳走様でした。

手打そば 楠庵
石川県加賀市片山津温泉乙68-3
TEL 0761-74-0002
11:30~15:00
木曜・第2,4金曜休


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