6月、梅雨に入りだんだんと湿度も高くなってきたが、雨はそれほど日中に降ることが少なかった。
恒例の未公開編。まず最初はオーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演について。
6月24日の夜。小松芸術劇場うららにおいて、春の定期公演が開催された。オーケストラアンサンブル金沢の小松定期公演は初めてだった。
共演は、ソプラノ歌手の木村綾子さん、テノールは笛田さん、バリトンは小林さん。
その中のソプラノ歌手の木村綾子さんとは、GWの「ラフォルジュルネ金沢」でも、一緒に写真に写ったご縁もあって、今回の小松公演を聴きに行くことにしたのだ。
指揮は柳澤寿男氏で、お父さまが小松に本社があるとある会社ともご縁があるようだ。
今回の公演は歌劇(オペラ)がテーマ。千住明氏の歌劇「滝の白糸」は、金沢の文豪、泉鏡花の小説「義血侠血」を原作としている。またプッチーニの「蝶々夫人」、ビゼーの「カルメン」、ヴェルディの「椿姫」などおなじみの曲を中心に演奏と歌を聴くことが出来た。
オペラ歌手に限らずだが本物はやはり生で聴くに限る。もちろん、オーケストラアンサンブル金沢の演奏も素晴らしかった。
お次は、6月9日のロックの日に金沢に一部エリアが無料オープンした「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」について。
「ロックの殿堂ジャパンミュージアム」は、米オハイオ州にある本家のミュージアムの日本版で、アメリカを除いては初の進出となる。
石川県にはロックミュージックのイメージはあまりないと思うが、石川県の「石川県観光ブランドプロデューサー」であるユーミンこと松任谷由美さん肝入りでの誘致となったようだ。
場所は、金沢21世紀美術館にもほど近く、旧うつのみや柿木畠本店が入っていたビルを丸ごと改装して作る予定のミュージアムである。
いまはプレオープンということで、1階のエントランスとお土産コーナー、4階の特設コーナーのみ見ることが出来る。
装飾品や内容デザインで、至るところにギターの造形やイラストが描かれている。
ギターのペイントがされたエレベーターで4階に上がると、レコードジャケットが展示されている。これは、金沢工業大学のライブラリーにあるものを展示しているようで、私も中学から大学卒業後、社会人になってからも10年ほどは洋楽ファンだったので、本当に懐かしい。
グランドオープンは8月の予定となっている。
どんな内容になるのか、ファンも待ち遠しいのではないだろうか?
ロックの殿堂ミュージアムジャパン
石川県金沢市広坂1-1-30(旧うつのみや書店ビル)
無料一般公開中(1F MUSIC SHOP、4F MUSIC EVENTのみ)
4F イベントスペース10:00~18:00
1F ショップ 10:00~19:00
水曜休
最後は小松市の酒蔵、東酒造の夏の酒の紹介である。
写真の左側が新発売された純米吟醸生。日本酒の瓶とは違うデザインで夏らしいボトルである。、
右は期間限定の純米大吟醸の無濾過生原酒。神泉の純米大吟醸は私の一番好きな銘柄である。
初めて飲んだ純米吟醸生は、夏用の冷酒で、石川県産の酒造好適米「石川門」を100%使用している純米吟醸酒。税込で1,296円とお手頃の値段設定である。
一切、加熱処理していない珍しいお酒で、少し甘味を感じるすっきりした味わいでした。
コメント