石川県では金沢カレーのお店が幅を利かせています。

ご当地グルメの雄として全国的に知名度が上がることはいいと思うのですが、個人的には「カレーの市民 アルバ」以外へはあまり行くことがありません。

個人の好みの違いかもしれませんが、南加賀でも金沢カレー以外を食べさせてくれるところがもっとあったらうれしいです。残念ながら閉店になった「小松西町食堂aniki no curry」が本当に懐かしいです。

さて、1月の最終の土曜日に妻と2人で福井へ行ってきました。

今日はその時にランチに食べたカレーの話題です。
PANGAEA(パンゲア)

お邪魔したのは坂井市春江にある「スパイス食堂 PANGAEA(パンゲア)」。3年2か月ほど前にオープンしたスパイスカレーのお店です。

​お店のHPを見ると「バックパッカー時代に出会った異国のスパイス料理に感銘を受け、国境にとらわれない独自性のあるスパイス料理を目指しています。」と書かれていました。

お店の開店時間の11:30の数分前に到着。駐車場にはすでに2台の車が停車中。すぐにお店の前に並んで待ちました。そしてオープン時間には7組の順番待ちが出来ていました。人気なのですね。
PANGAEA(パンゲア) (14)

店舗は船舶用だと思いますが大型のコンテナを改造していて、カウンター6席とテーブル席16席。たぶんご夫婦でしょう?男女お2人で切り盛りされていました。
PANGAEA(パンゲア) (6)

メニューです。カレー以外にもありますが、基本スパイス料理です。
PANGAEA(パンゲア) (5)

こちらはドリンクです。
PANGAEA(パンゲア) (8)

私はこの中から「赤海老と浅利のサザンカレー(1,450円)」を頼むことにしました。
PANGAEA(パンゲア) (10)

出されたのがこちら。いいビジュアルです。刻まれたパクチーはオーダーの時大丈夫か聞いてくれました。

スープカレーのように水分多め。肝心の味のほうは、メニューには「海老と浅利出汁にココナッツミルク、ナンプラーを合わせた東南アジアテイストなカレー」と書かれていて、まさにそんな感じ。

スパイスがきいた辛さの中にフェンネル(ウイキョウ)だと思いますが、ココナッツミルクとともに甘みが引き出されていて、バランスのいい味のカレーに仕上がっていました。もちろん海老と浅利の出汁もいい仕事しています。

付け合わせには、「インドネシアのサンバルマタをオマージュした柚子香る付け合わせ」と書かれていましたが、エシャロット?玉ねぎ?のピクルス的な感じの付け合わせでした。

妻はパンゲアの原点と書かれていた「ホームメイドチキンカレー(1,100円)」にしています。こちらはライス小サイズです。
PANGAEA(パンゲア) (11)

チキンが大きな塊ではなく食べやすく、スパイシーなカレーに仕上げられていて美味しかったと言っていました。

小松にもこんなカレー屋さんがあったらうれしいな…。再訪したくなるお店でした。ご馳走様でした。

スパイス食堂 PANGAEA(パンゲア)
福井県坂井市春江町江留下宇和江23-1
TEL 0776-92-0580
11:30~14:00
月曜、第1,3日曜休