小松市の「石の文化」は日本遺産に認定されています。
その石の産地の内の一つが「日華石」と言われる石が採石される「観音下(かながそ)」。「日華石」は北陸新幹線の小松駅舎にも使われています。
採れるのは小松でもだいぶ山あいに入ったエリアで、残念ながら現在は採石は終わっています。
採石跡には見学ルートが出来ていて展望台まで上ることが出来るようになっていました。
展望台からは、英国人アーティストのジュリー・ブルークさんの「上昇」と名付けた作品を見ることが出来ます。

こちらの作品は石切り場に「日華石」を階段状に積み上げた作品で、人が旅に出るような高揚感を表しているようです。
話を戻しますが、昔は「日華石」により栄えた「観音下」も、ご多聞の漏れず過疎化が進み、地区にあった西尾小学校が廃校になったのが2018年のこと。
その後、小松市が主体となり滞在交流施設としてリノベーション。2022年7月にオープンしたのが「Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)」なのです。
オーベルジュの計画が決定した当時、個人的には小松市にオーベルジュなんて!と思っていましたが、1年ほどで全国的に知られるほど有名になりました。
私はオープン前に一度、中を見学させていただいたり、オープン後に1階にあるカフェにお邪魔して、こちらで紹介しています。小学校の各教室が見事に客室やレストランに変貌を遂げていてびっくりしました。
さて、小松市に住む私は小松市の宿泊施設を利用することは基本ありませんが、北陸応援割の時期にオーフ独自割プラン一人20,000円オフというキャンペーンをやっていて非常にお得だったので、そちらを利用。今回初めてオーベルジュとしての「オーフ」に宿泊することができました。
今日は、その施設・朝食編として紹介したいと思います。
施設については前述のカフェに行ったときにも紹介していますが、改めて今回利用した部屋などを中心に書きます。
中に入ると、ホテルのフロントとロビーになっていて、カウンターには「日華石」がふんだんに使われていました。

チェックインもこちらで行います。ウエルカムドリンクは加賀棒茶でした。小菓子が美味しかったです。
建物は小学校の時ほぼそのままをリノベーションしていて、当時の教室などを活かしたレイアウトになっていました。
また、中には現代芸術家の小川 貴一郎氏の作品が数多く飾られています。飾られている作品は、この建物の中や観音下の町中で描かれた絵で、すべて買い求めることが出来ます。数店がすでに売却済みでした。
宿泊したのはデラックスツイン。元は音楽室だったところです。
シンプルでナチュラルなインテリア。客室にテレビはありませんでした。
ドレスルームとバスルーム。
ベットの上にも小川 貴一郎氏の作品が。
館内にはアミューズメント的な設備もなく、館外にももちろんそのような施設がないので、文字通りオーベルジュとしてディナーを楽しむことに特化した宿泊施設です。
そんなディナーについては、明日紹介しますが、今日は朝食について書きます。
ディナーは、いわゆるイノベーティブなフュージョン料理を楽しむことが出来ますが、朝食は純和食でした。これは意外でした。

朝食は「麹朝食」と銘打たれていて、朝の柔らかな陽ざしを一杯感じながら食べることが出来ます。
出されたのがこちら。左上の白いコップに入れられているのは「甘酒」。その下には「蕪煮」。ご飯は小松の蛍米でした。
こちらは「だし巻き卵」「お浸し」「治部煮(筑前煮)」「ぬか漬け」。上品な味付けで、懐かしいおふくろの味とも言えます。味噌汁は白山市の木滑なめこ、通称「でけえなめこ」の味噌汁。麹の風味がきいた味噌汁でした。
この「鰆の麹漬け焼き」は上品な塩気で麹のうま味が出ていました。

食後はコーヒー。紅茶もチョイス可能です。
明日、ディナーについて紹介しますが、この朝食とは全く違う料理だったので、朝食の純和食が光り輝いてみえました。ご馳走様でした。
Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)
石川県小松市観音下町口48
12:00~15:00(L.O.12:30)
※ランチは土日祝のみ営業
17:30~22:00(L.O.18:30)
月~水曜休(祝日の場合は営業)
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その石の産地の内の一つが「日華石」と言われる石が採石される「観音下(かながそ)」。「日華石」は北陸新幹線の小松駅舎にも使われています。
採れるのは小松でもだいぶ山あいに入ったエリアで、残念ながら現在は採石は終わっています。
採石跡には見学ルートが出来ていて展望台まで上ることが出来るようになっていました。
展望台からは、英国人アーティストのジュリー・ブルークさんの「上昇」と名付けた作品を見ることが出来ます。

こちらの作品は石切り場に「日華石」を階段状に積み上げた作品で、人が旅に出るような高揚感を表しているようです。
話を戻しますが、昔は「日華石」により栄えた「観音下」も、ご多聞の漏れず過疎化が進み、地区にあった西尾小学校が廃校になったのが2018年のこと。
その後、小松市が主体となり滞在交流施設としてリノベーション。2022年7月にオープンしたのが「Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)」なのです。
オーベルジュの計画が決定した当時、個人的には小松市にオーベルジュなんて!と思っていましたが、1年ほどで全国的に知られるほど有名になりました。
私はオープン前に一度、中を見学させていただいたり、オープン後に1階にあるカフェにお邪魔して、こちらで紹介しています。小学校の各教室が見事に客室やレストランに変貌を遂げていてびっくりしました。
さて、小松市に住む私は小松市の宿泊施設を利用することは基本ありませんが、北陸応援割の時期にオーフ独自割プラン一人20,000円オフというキャンペーンをやっていて非常にお得だったので、そちらを利用。今回初めてオーベルジュとしての「オーフ」に宿泊することができました。
今日は、その施設・朝食編として紹介したいと思います。
施設については前述のカフェに行ったときにも紹介していますが、改めて今回利用した部屋などを中心に書きます。
中に入ると、ホテルのフロントとロビーになっていて、カウンターには「日華石」がふんだんに使われていました。

チェックインもこちらで行います。ウエルカムドリンクは加賀棒茶でした。小菓子が美味しかったです。
建物は小学校の時ほぼそのままをリノベーションしていて、当時の教室などを活かしたレイアウトになっていました。
また、中には現代芸術家の小川 貴一郎氏の作品が数多く飾られています。飾られている作品は、この建物の中や観音下の町中で描かれた絵で、すべて買い求めることが出来ます。数店がすでに売却済みでした。
宿泊したのはデラックスツイン。元は音楽室だったところです。
シンプルでナチュラルなインテリア。客室にテレビはありませんでした。
ドレスルームとバスルーム。
ベットの上にも小川 貴一郎氏の作品が。
館内にはアミューズメント的な設備もなく、館外にももちろんそのような施設がないので、文字通りオーベルジュとしてディナーを楽しむことに特化した宿泊施設です。
そんなディナーについては、明日紹介しますが、今日は朝食について書きます。
ディナーは、いわゆるイノベーティブなフュージョン料理を楽しむことが出来ますが、朝食は純和食でした。これは意外でした。

朝食は「麹朝食」と銘打たれていて、朝の柔らかな陽ざしを一杯感じながら食べることが出来ます。
出されたのがこちら。左上の白いコップに入れられているのは「甘酒」。その下には「蕪煮」。ご飯は小松の蛍米でした。
こちらは「だし巻き卵」「お浸し」「治部煮(筑前煮)」「ぬか漬け」。上品な味付けで、懐かしいおふくろの味とも言えます。味噌汁は白山市の木滑なめこ、通称「でけえなめこ」の味噌汁。麹の風味がきいた味噌汁でした。
この「鰆の麹漬け焼き」は上品な塩気で麹のうま味が出ていました。

食後はコーヒー。紅茶もチョイス可能です。
明日、ディナーについて紹介しますが、この朝食とは全く違う料理だったので、朝食の純和食が光り輝いてみえました。ご馳走様でした。
Auberge "eaufeu" (オーベルジュ オーフ)
石川県小松市観音下町口48
12:00~15:00(L.O.12:30)
※ランチは土日祝のみ営業
17:30~22:00(L.O.18:30)
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