イオンモール白山の1Fにあるグランシェフズキッチン。
イオンモール白山オープンと同時に、有名シェフが監修した料理を楽しめることで鳴り物入りでオープンしたのが約2年前。
しかしながら、オープン当初から残っているのは七尾市出身の辻口博啓シェフの「カフェ ドゥ アッシュ」と金沢の有名中華料理店「招龍亭」、そして「学生のパン屋さん」の3店のみ。
他は残念ながら閉店して、その後もなかなか長続きしないところが多いようです。
今回、新たにオープンしたのは、フレンチの鉄人としても知られている坂井宏行シェフ監修のお店「ILE DE RE(イル・ド・レ)」のあと、「ゴールデンエッグ ロカヴォール(GOLDENEGG LOCAVORE)」という国際調理専門学校の生徒さんが運営を担っていたお店が出来ましたが、しばらくで閉店になっていました。
今回その場所に6月28日に新たにオープンしたのが、今日紹介する「ラ・パイユ(La paille)」です。
「Paille(パイユ)」とは、フランス語で「藁(わら)」という意味だそうです。
その名の通り藁の香りで焼き上げた料理を楽しむことが出来るお店で、ジャンル的には洋食です。
調べてみると、東京八丁堀にある人気の天ぷら店「てんぷら小野」がプロデュースされているようですが、天ぷら屋さんがなぜ洋食で、かつわら焼きのお店?と思いますが、まぁ、そんなことはさておき、7月初旬のとある日曜日。梅雨空でしたが辛うじて雨が降っていない早めの時間に到着。
11:10ごろで先客は私の直前に入った1組だけ。この日は一人だったのでカウンター席に座ります。
インテリアや家具類は「ILE DE RE(イル・ド・レ)」のときから変わっていません。
入り口付近に出されていたメニューです。
私はこの中から、ホワイトボードに一日限定100食と書かれていて、たぶん一番のウリであろうと思われる「わら焼きハンバーグ」を頼むことに。150gで1,480円です。
キッチンを見ると、すでに焼かれたハンバーグが積まれていました。「わら焼き」と書かれていますが、わらだけではハンバーグをうまく焼くあげることはできません。わら焼きは最後の香り付けですね。
そしてメニューには300g、450g、600gという設定があったので、ハンバーグ1個が150gで、300gは2個が付いてくるというわけです。
まずサラダとスープが出されました。サラダとスープはお代わり自由はありがたいです。
料理が出されるのに時間が少しかかったので、サラダをお代わりして待ちます。
見ていると、シェフ以外のスタッフの多くは国際調理専門学校の生徒さんが担っているようで、オープンしてから10日ほどしか経過していないのでまだ慣れていないようでしたが、一所懸命やっておられるのは伝わりました。
そして出されたのがこちら。
熱々の鉄板の上にハンバーグと付け合わせの野菜グリルが乗せられて、その上でトマト系のソースがかけられていました。
肝心のハンバーグは確かにわらの香りが食欲を増すような気がしました。個人的には何となく和風のソースも合うのではないかと思いました。ソースが選べるのもありかなとも思います。
ライスかパンがチョイス出来、私はライスを頼んでいます。
ボリューム・コスパ的には納得かな?
見ていると調理は男性シェフがほとんど一人でこなしていました。運営面での課題は少しありそうでしたが、国際調理専門学校の生徒さん共々頑張って欲しいですね。ご馳走様でした。
ラ・パイユ(La paille)
石川県白山市横江町横江町5001
イオンモール白山1Fグランシェフズキッチン
TEL 076-259-5237
11:00~22:00(L.O.21:00)
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