コロナ禍がだいぶ落ち着いて、今年のGWは3年間鳴りを潜めていた民族大移動が戻ってきました。
混雑時期は私の場合、宿泊を伴う移動をしないことにしているので、基本近場で過ごしています。。
そんなGWが終わってしばらくして、泊りがけの旅行に行ってきました。
行った場所は大阪。
小松の前は福岡と大阪に住んでいたことがあるので、コロナ禍までは福岡と大阪を春の時期交互に1泊旅行するのが恒例でした。
前回大阪に行ったのがコロナ禍前の2019年。実はこの時はGWだった10連休に行っています。
この2019年の5月1日と言えば、平成から令和に変わる即位の日。さすがに10連休もあると合間に遠出することにしたわけですが、今回の大阪は、それ以外のプライベートでの大阪を目的とする旅行でした。
朝に小松駅からサンダーバードで大阪へ移動。
まず向かったのは「こども本の森 中之島」。
安藤忠雄氏が設計寄贈した子供の図書館で、名誉館長にノーベル賞受賞の山中伸弥氏が就任しています。
メインターゲットは乳幼児から中学生までですが、大人も利用・見学は可能。各回定員100名・完全入れ替え制で事前に予約が必要となっていました。
さすが安藤忠雄氏が設計しているだけあって、各所に彼独特の特徴が見られます。
外観はコンクリート打ちっぱなしで、曲線を多用したオーバル(楕円)の造形。
このようなスペースがあって、石川県西田幾多郎記念哲学館を連想しました。
外には、大きな青リングのオブジェが置かれていました。こちらは米国の詩人サムエル・ウルマンの「青春」をモチーフにしたものだそうで、制作は安藤忠雄氏です。
館内に入ると、壁麺には約2万冊の蔵書がぎっしりと。
ミーハーにも、ショップで安藤忠雄氏の書籍で、ご本人のサインが入っているものがあったので買い求めました。汗
階段や渡り通路などが縦横無尽に作られていて、歩きながら色々な読みたい図書を探したり、意外な発見に出会う楽しさがあるかもしれません。
こども本の森 中之島
大阪市北区中之島1-1-28
9:30~18:00
月曜休(月曜が祝日の場合は開館、翌平日休館)蔵書整理期間・年末年始休
乳幼児から中学生までをメインターゲットにしています。
入館料 無料
その後、京阪電車で渡辺橋まで移動して、「大阪中之島美術館」へ。
「大阪中之島美術館」は2022年2月2日に開館している19世紀後半から21世紀の現代までの近代美術・現代美術を収集・保管・展示する美術館で、公共施設等運営事業「コンセッション方式」を日本で初めて導入した美術館でもあります
大阪に集積する家電企業・住宅建材企業などの工業デザイン製品の「記憶」(黎明期・発展期の家電デザイン関係者のオーラルヒストリー)と「記録」(製品の情報)を蓄積・紹介する「インダストリアルデザイン・アーカイブズ研究プロジェクト」(IDAP)を推進している
外からエントランスの途中にあるこちらは大阪高槻市在住の造形アーティストであるヤノベケンジさんの作品「SHIP’S CA(Muse)」。
守り神になるよう願いが込められているようです。
開館1周年記念展「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」と、もう一つ「佐伯祐三 ー 自画像としての風景」という展示会が開催されていましたが、我々は今回「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」のみを見学しました。
チケットを買ってエスカレーターで4階まで移動。
すぎに目に飛び込むのはこちらの「ジャイアント・トらやん」。「SHIP’S CA(Muse)」と同じくヤノベケンジさんの作品です。3.7mもある巨大な作品で存在感が半端なかったです。
有料展示の「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」は一部写真撮影が可能な展示もありました。
アートとデザインを両方の視点から見ることが出来る展示で、家具から昔の家電、そしてポスター・イラスト・絵画など、色々なジャンルのものが展示されていました。
「デザインに恋したアート♡アートに嫉妬したデザイン」は、6月18日(日)まで開催されています。
2階には「エルメスのpetit hープティ アッシュ」をいうフリーの展示もあって、こちらの方も観て来ました。
いわゆるSDGs的なエルメスの試みをアピールしている感じの展示でしたが、さすがエルメス。センスがあります。
大阪中之島美術館
大阪府大阪市北区中之島四丁目3番1号
TEL 06-6479-0550
月曜休館
10:00~17:00(入場は16:30まで)
その後、ホテルにチェックインして、妻がホテルで少し仕事をするということで、一人でぶらりと出かけたのが「難波八阪(なんばやさか)神社」です。
海外からの観光客のほうが多く賑わっていました。
インスタ映えするのかな?
難波八阪神社
大阪府大阪市浪速区元町2-9-19 MAP
TEL 06-6641-1149
翌日、朝はホテルでゆっくりしてから向かったのは「靭公園バラ園」です。
大阪に住んでいた時、いつも利用しているスーパーへ買い物に行く途中、ぶらり通り抜けすることが多かった公園です。
この公園のバラ園には170品種3400株 のバラが植えられています。
見頃は例年だと5月の下旬のようですが、今年は1週間ぐらい開花が早くて、我々が行った日ぐらいから5月20,21日に開催された「靱公園バラ祭〜くらしとみどりフェスタ2023〜」までが見頃だったようです。
平日でしたが、園内のベンチで昼食を取る会社員が多くいて、家族連れなど多くの人で賑わっていました。
靭公園
大阪府大阪市西区靱本町1丁目9
この後は「大阪城公園」に向かいました。
大阪に住んでいた時、休みの日に毎週のようにウォーキングで訪れたいたエリアです。
五月晴れで多くの人が居ましたが、海外からの観光客が半数以上。言葉を聞いていると特に韓国からの人が多かったような気がします。
今回、大阪城の内部には入りませんでしたが、大阪に住んでいた時のひと時を思い出しながら、しばしの時間懐かしみました。
大阪城公園
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